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最後尾に並んでひたすら牛歩。1時間40分後にようやく「鳥獣戯画 甲巻」
がガラス一枚隔てたすぐ向こうに姿を現した。
ザンネンながら立ち止ることできないので、じっくり見ることはできない。
長い絵巻はゆっくり歩んでもわずか3分ほどで視界から去ってしまった・・・
それでも、墨絵の素晴らしさ、タッチの躍動感は充分感じ取れ、平安時代末
期に作成された絵巻の実物を見ることができて深い感動に包まれた。
「鳥獣戯画」は甲・乙・丙・丁の四巻から成り、描いた人や製作年代が異な
るが、やはり甲巻がとてもよかった。展示は前期と後期で違うため甲巻も実物
は半分だけ。有名な「蛙と兎の相撲」が含まれていたのはラッキーだった。描
かれているなかでは「蛙」にいちばん魅力を感じた。
甲巻を見終えてから、並ばずに見ることができる断簡・丁巻・丙巻・乙巻を
見、別室で鳥獣戯画が伝わった京都高山寺の至宝を見た。
このコーナーは撮影OKで、ツイッターやブログに掲載してくださいと
あった。とてもかわいい子犬である。アップで撮ればよかった。
展示室にあった鹿の木彫りも見ごたえがあった。
で見かけた「宝島別冊 鳥獣戯画の謎」を川越に帰ってから購入。自分みたく
たいした知識のない者にとっては、とてもわかりやすくていい内容。
博物館のミュージアムコーナーでは図録の他におびただしい種類の鳥獣戯
画グッズが販売されていたが、売場はごった返しレジは長蛇の列だったので、
のぞかずに帰ってきた。
傘を持っていなかったので、またまたビニ傘を買うはめに・・
リーフレットに「誰もが一度は目にしたことのある鳥獣戯画」とあったが、自分
がはじめて見たのは小学生低学年のときである。テレビドラマのタイトルバック
に使われていたのである。蛙や兎の戯画は子どもの自分にはどことなく異様に思
えた。もちろん「鳥獣戯画」であることを知ったのはずっと後のこと。ドラマの
タイトルは覚えていないが、堺正章が出ていたホームドラマだった。主題歌の一
部はよく覚えている。♪きやきやぽん〜きやきやぽん〜きやきやきやきやきやっ
ぱっ♪ コミカルな曲だったが、これを口ずさむとなぜか母親に「やめなさい」
と叱られた。1970年前後のドラマだと思う。
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