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角川シネマ新宿にて先月からスタートした「若尾文子映画祭 青春」へ。
上映60作品中でこれまでに劇場やテレビで見たことがあるのは30作品。初期の作
品を見たいと思ったが、以前から機会あれば見たかった「秘密(久松静児監督/昭
27年)」は残念ながら上映リストに無し。田中絹代が女中役で出ているホームドラ
マらしいのだが。
「祇園囃子(溝口健二監督/昭28)」と「赤線地帯(溝口健二/昭31)は何度も見てい
るので、デビュー作「死の街を逃れて(小石栄一監督/昭和27)」をと思ったが、時
間の都合で「十代の性典(島耕二監督/昭28)」に。30数年前にテレビで一度見ているが、覚えているのは南田洋子が衝動的に財布を盗んでしまうシーンだけ。
刺激的なタイトルだが、今見るとおとなしい内容。暴漢に襲われた過去がトラウ
マになって恋人とうまく付き合えずに死を選ぶ沢村晶子のエピソードが軸になっている。若尾文子は沢村晶子を「おねえさま〜」と慕う下級生役。おねえさまの後をつけて恋人がいることを知って地団駄踏むシーンは笑える。生理中の情緒不安定から盗みをした南田洋子に近づく不良学生が久保明、若尾文子に恋文を渡す生徒が江原達治とのちに東宝で活躍する人たちはないか!他に東野英二郎・千田是也・小田切みき・長谷部健・小沢栄太郎、冒頭で保健の授業をしている先生は女医の常安田鶴子。
跳ねたり飛んだり元気で溌剌とした若尾ちゃんが見れた一作。
五重塔は上野寛永寺の塔らしい。右上は蓼科湖でのスケートシーンだ
が、実際にはこのシーンに若尾文子は登場しない。
「若尾文子゛宿命の女"なればこそ(若尾文子・述/立花珠樹・著/ワイズ出版
2015)」を購入。
前売券(一回券)を購入したが、数日前に窓口まで出向いて座席指定を受けるのが
ちと面倒。上映日は当日券を求める人で列ができていたが、それでも席に余裕はあつたので、都合があえば「舞妓物語(安田公義監督/昭29)」「婚期(吉村公三郎/昭36)」もぜひ見たい。
上映作品の「花実のない森(富元壮吉監督/昭40)」は松本清張原作のサスペンス。まだ鉄橋だった川越の高沢橋が登場する。
「若尾文子映画祭 青春」は8月14日まで「角川シネマ新宿」にて開催。
【おまけ】 映画が終わったのが12時半。西新宿の小滝橋通りにある「魚人(うおんちゅ)
食堂」へ。魚専門の食堂。刺身定食を食べたけれど、大半のお客さんたちが
食べていた焼き魚系定食のほうがアタリかも・・・隣の席のサラリーマン
が食べていたサンマだかの焼き魚がとても大きかった。
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