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スカラ座のゴールデンウィーク時別企画「デジタルで愉しむ 小津安二郎」
で「東京物語」「お早よう」「秋日和」「秋刀魚の味」の4本が上映され、
「東京物語」を見てきました。いずれの作品もデジタル技術によって劣化部
分等が修復されています。
テレビやDVDで馴染んでいる名作ですが、映画館で見るのは1983年の池
袋文芸地下以来なので33年ぶり。大きいスクリーンだとやはり感動も大きく、
原節子と東山千栄子のやりとりに暗闇で気持ちがジンとしました。
スカラ座では木下恵介や成瀬巳喜男作品などをこれまでに上映していますが、
これからも邦画の優れた旧作を上映してくれるとうれしいですね。
「東京物語」デジタルリマスター版予告編
【客席】 本編上映までは灯りを落とさず、予告編は音
声無しで流れていました。右奥の壁にはスカラ座運営に
賛助した人たちの名前が書かれた木札がずらりと掛けて
あります。自分の木札もどこかにあるはず・・・
れていたことでしょう。今は平屋ですが、かつては2階
席もある映画館でした。
【通路】 突き当たりがトイレ。しばらく前にトイレ修復
工事費用捻出のことが新聞などで報道されて気になって
いましたが、まだ募金箱が設置されていたのでほんの少
しですが募金させていただきました。トイレ工事中は休
館になるようです。
映画の前に食事をするつもりが適当な店が見当たらず、
市役所そばの「もとやだんご店」で購入。だんごと芋よう
かんで知られる店ですが、おにぎりなどもあるのです。
おにぎり鮭が120円、海苔巻きが40円、いなりが60円だ
ったと思います。予告編見ながらつまみました。
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川越スカラ座
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詳細
コメント(4)
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川越スカラ座に往年の邦画名作がかかります。
平成25年度優秀映画鑑賞推進事業「ナツカシ〜成瀬巳喜男傑作選」
成瀬巳喜男は黒澤明や小津安二郎とともに海外でも評価の高い監督です。
スカラ座賛助会員だったのは何年も前のことだけれど、成瀬巳喜男監督作品は個人的にも好きなものが多く、 川越で4本も鑑賞できる好企画なので簡単に紹介しちゃいましょう。
チラシはこちら↓
■【めし】
1951年/東宝/モノクロ
出演・原節子、上原謙、島崎雪子、杉葉 子、杉村春子、小林桂樹、浦辺粂子 他
○大阪に暮らす倦怠期モードの夫婦(原、上原)のもとに東京から家出してきた 姪(島崎)が転がり込んできて、夫婦間にさざなみが立つ。1953年作品「妻」は亀裂の入った夫婦を冷酷に裂いてしまうが、「めし」は円満のラスト。原作は林芙美子の絶筆だが死ななかったらどんな完結になったのだろう。全体的にほんわかと筋が流れていく。やつれ気味の原節子もいいが、上原謙の好演も見逃せない。
1952年/新東宝/モノクロ
出演・田中絹代、香川京子、岡田英次、
中北千枝子、加東大介 片山明彦 他
○東京場末でクリーニング店を営む一家の物語。亭主と長男に死なれ、おかあさんは懸命に生活をささえる努力をするが次女も養女に出すことになってしまう。暗い出来事が続くが、ユーモラスな場面も随所にあり庶民生活の哀歌が見事に描写されている。療養所にいた長男がおかあさん恋しさに逃げもどって庭先にたたずんでいるのにおかあさんが気づくシーンが忘れられない。おかあさんを演じた田中絹代がすごくいい。家族で鑑賞できる作品。
1955年/東宝/モノクロ
出演・高峰秀子、森雅之、岡田茉莉子、
加東大介、中北千枝子、北村和夫 他
○林芙美子の代表作の映画化。戦地で出会った男女がずるずると何度もくっつい たり離れたりするさまを戦後の混沌とした中に描いたキネマ旬報ベストテン第1位作品。生活にも女にもだらしない男に愛想をつかしながらも忘れることができない心の動きを高峰秀子が抑えた演技で表現している。
1967年/東宝/カラー
出演・司葉子、加山雄三、浜美枝、森光 子、加東大介、草笛光子、土屋嘉男 他
○夫を交通事故で失った女性と、加害者
である男性との間に芽生える愛情。気持ちを打ち明けた男性を最初は強く拒否していたが、いつしか自分も真摯な相手に愛情を持っていることに気づく。しかし・・
青森十和田湖を舞台に許されない愛を描いた今回の上映作品の中での鑑賞イチオシ作品! 武満徹の音楽がいい!
「乱れ雲」の予告編をどうぞ!
↓画面が表示されないようなので、下のタイトル文字をクリックすると映像が見られます。
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■映画 しあわせのパン
▲ちらしとパンフレット
年明けに北海道で先行ロードショーされ、春先に各地で公開された作品。たぶん川越スカラ座にかかるだろうと予想していたら、案の定上映がはじまりました。
北海道の隠れた魅力を知ってもらうために企画された作品とのこと。
洞爺湖近くでオーベルジュ式(宿泊施設のあるレストラン)のパンカフェ「マーに」を営む水嶋夫妻(原田知世・大泉洋)が主人公。
さまざまな事情を抱える人たちが、このカフェを訪れたことによって、人生の新たな方向のきっかけを見出していくストーリー。
個々のエピソードにそれほど感銘はありませんでしたが、ひたすら北の大地の雄大さに惹かれました。洞爺湖畔の四季のうつろいのすばらしいこと。
「好きな場所で、好きな人と、好きなことをして暮らしたかったんです」
大泉洋のセリフがとてもうらやましい。
5月18(金)まで川越スカラ座にて上映中。
▲夜の川越スカラ座 大正10年に開館した歴史ある映画館です。
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■川越スカラ座
【日本映画を彩った女優たち特集】
吉永小百合・岩下志麻・佐久間良子・山本富士子
10月の川越スカラ座では
「平成22年度映画鑑賞推進事業 ナツカシ 日本映画を彩った女優たち集」
が番組編成に御目見え。
どんな作品が上映されるか簡単にご紹介
■伊豆の踊子
1963年 日活
監督/西河克己
出演/吉永小百合・高橋英樹・大阪志郎・浪花千栄子・十朱幸代・宇野重吉
大学の老教授が教え子から紹介された婚約者に、遠い昔に出会った踊子の面影を見い出し回想するという設定で、オープニングの現代シーンはモノクロ。
おっかさん役の浪花千栄子が達者な演技。大学生役の高橋英樹もよし。吉永小百合はひたすら可憐で、ちょっと明るすぎるか・・・ 西河監督がのちにリメイクしたときの主演山口百恵のほうが、表情に暗さがあって踊り子の境遇をよく表していたと思う。
■夜の河
1956年 大映
監督/吉村公三郎
出演/山本富士子・上原謙・川崎敬三
この作品はずいぶん昔に一度見たきりで・・細部をほとんど忘れてしまっているが・・昭和31年度キネマ旬報ベストテン2位となった名作。
京都を舞台に、山本富士子が染織家で、ふと知り合った上原謙が妻子持ちの大学教授。ふたりは恋に落ちるものの、大学教授が病気の妻の死を願っていることを知ると、すっばりと恋をあきらめて染織家の道を精進することを選択する。画面の色彩が際立っていたような印象がある。
夜シリーズ三部作として、銀座マダムふたり(京マチ子・山本富士子)の壮絶な競争を描いた「夜の蝶」、舞踊の世界を舞台にあらゆる手を使ってトップに立とうとする女たち(京マチ子・若尾文子)の駆け引きが見ものの「夜の素顔」があるが、この二本もとてもおもしろい娯楽作品。
■五番町夕霧楼
1963年 東映
監督/田坂具隆
出演/佐久間良子・木暮実千代・河原崎長一郎
はかない純愛の物語。最初はおぼこい田舎娘の佐久間良子が、遊郭で客をとるようになると、妖艶でどこかふてぶてしい雰囲気がにじみ出てくるのがすばらしい。
佐久間良子もいいが、楼主で思いやりにあふれた木暮実千代の存在感も見事。この人は着物姿になると、熟女の艶めかしさが全身から陽炎のように立ち込める。
のちに松坂慶子でリメイクされたが、やはり佐久間版のほうが優れている。
■五瓣の椿(ごべんのつばき)
1964年 松竹
監督/野村芳太郎
出演/岩下志麻・左幸子・加藤嘉・加藤剛・田村高広・伊藤雄之助
上映作品のなかでのイチオシはこれ。
病床にある父親を冷たくあしらい、次々と不貞をはたらく母親。父親が亡くなると、ひとり娘おしのは母親を家ごと焼き殺し、母親と関係のあった男たちに近づいて、かんざしでひとりひとり刺し殺して、最愛の父の無念を晴らしていく。山本周五郎原作の映画化作品。
演技開眼した作品と岩下志麻が自伝で述懐しているだけに、純真な町娘が体を張って復讐にのぞむ、その一途な姿にどんどん引き込まれる。
上映期間は10月9日(土)〜13日(水)
各作品の上映日・上映時間などは、川越スカラ座のHPでご確認ください。
レトロな川越スカラ座内部
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★川越スカラ座で「小津安二郎名作選」 31日(土)まで開催中ですが、上映時間が昼間のみなので、う〜ん私は行きたくとも行けない可能性大です・・ せめて上映作品の1本「秋刀魚の味(1962年)」の予告編で作品の片鱗を。 ずいぶん昔に見ただけなので記憶にある場面は軍艦マーチのシーンくらいです。年頃の娘(岩下志麻)の縁談話を軸に、ユーモアを散らばせた中に父親(笠智衆)の老いていくことへの寂しさつらさを描き出した1962年度キネマ旬報ベストテン第8位の作品。 娘役の岩下志麻の清楚な美しさが際立っています。「古都(1963年)」の二役や、演技することに目覚めた作品とエッセイで語っている時代劇「五弁の椿(1964年)」で、最愛の父を踏みにじった母親とその情夫たちに復讐する娘役など絶品でした。松本清張ものの「影の車(1970年)」「内海の輪(1971年)」のヒロインも気に入ってます。 あと岡田茉莉子も出ていますね。戦前のスター岡田時彦の娘。好みの女優ではないんですが、明日30日に発売される自伝「女優 岡田茉莉子」は買うつもりです。ポレポレ東中野での出演作34本の上映も楽しみ。 *「五弁の椿」の「弁」は正確な文字が出てこないため当て字です。
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