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☆さやかさんからいただいたコメントで、来年のNHK朝ドラ「つばさ」が川越を舞台にした作品だと知りました。 さっそくNHKのドラマサイトを見たところ24日新着情報で紹介されていました。 とうとう(・∀・)キターっ!て感じですか。朝ドラの長い歴史の中で埼玉県が舞台になるのははじめてだそうで、川越市をメインに長瀞・さいたま市も舞台になるとのこと。古い街並み以外の川越風景も登場させてほしいものです。 川越が川越として登場する連続ドラマは・・・1982年のフジテレビ「夕映え天使」以来でしょうか??主演の松坂慶子が一番街からバスに乗るシーンを今も覚えています。
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映画・演劇他
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詳細
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市川監督作品「古都(1980年)」は山口百恵の引退映画で、川越ホームラン劇場で見た。公開に先立って川越ホームランでは、特別試写会を開催したので応募したが見事にハズレ。その代りに公開後の入場料割引ハガキが送られてきた。お正月映画で12月中旬からの封切だったが、川越ホームランは東映作品優先のため東宝作品「古都」は年明け3日からの上映だった。しかし「古都」がヒットしたため急遽年末から上映したのである。 当時の私は、歌手よりも女優としての山口百恵を素晴らしいと思っていた。市川監督も彼女の女優としての資質を見ぬいていて、何度か自作への出演を打診してる。有名なのが幻の映画となった「牢獄の花嫁」である。三船敏郎&山口百恵主演で企画された時代劇だった。金田一シリーズでも出演依頼したことがあったが事務所に断わられていたらしい。 長年の願いは『山口百恵の引退映画「古都」を市川監督で』との依頼で叶ったが、川端康成の原作を読んでもその映画化にはまったく気乗りできなかっという。それでもこれはなにかの縁だなと割り切って、女優山口百恵の代表作にふさわしい奥深い作品に仕立てあげたところはやはり名匠である。 百恵映画はリバイバル作品が多かったが、「古都」も昭和37年に中村登監督・岩下志麻主演で映画化されている。岩下志麻は京都の老舗の上品な娘を格調高く演じて秀逸だった。では百恵ちゃんはいかに?というと、演じた二役のどちらにも非常に人間臭さが漂って前作以上の出来映えだったのである。これはやはり市川監督の演出力も相当あるだろう。製作当時のキネマ旬報のインタビューで女優としての山口百恵をたいへん褒めていたが、10数年後のインタビューでも市川監督の山口百恵に対する評価は変わらなかった。彼女が引退しなかったら、その後の自作に出演させていたかも知れない。 「古都」は山口百恵の両親役を演じた岸恵子と実川延若もじつによかった。 【古都】 昭和55年 東宝作品 出演/山口百恵・三浦友和・岸恵子・実川延若・沖雅也・北詰友樹・三条美紀・加藤武 |
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成瀬巳喜男監督による昭和41年作品で、当時社会問題化していた交通事故を取り上げた内容です。 寡婦高峰秀子は中華街で働きながら幼い息子を育てているのですが、ある日息子がひき逃げされてしまいます。自動車メーカーの重役宅の運転手が自首してすべてが片付きますが、ある日高峰は息子をひき逃げしたのは女性だったとの目撃者の証言を耳にします。警察に訴えますが相手にしてくれません。 高峰は重役宅に派遣家政婦となって住みこみ真実を探ります。そして重役の年若い妻司葉子には密かに愛人がおり、情事の帰りに自分の息子をひき逃げしたことを突き止めるのです。 私と同じ目に遭わせてやるんだと、高峰は司の幼子を何度も殺そうとしますが、その子に懐かれて決心が鈍ります。心を鬼にして司の寝室に忍び込むと、司と息子は死んでいました。犯人として警察に連行された高峰は無実を叫びますが、様々な状況は高峰に不利でした。しかし司の遺書が見つかったことから疑いは晴れて釈放されたもの、その時高峰は精神に異常をきたしているのです。 気がふれた高峰が、毎日ひたすら交差点で小学生たちを保護して横断させているラストシーンに、哀れさがにじみでて悲しみを感じずにはいられません。 はじめてこの作品を見たときは高峰の演技を少しオーバーに思ったのですが、繰り返しこの作品を見ていると、戦争で親を失い戦後は夜の女をしつつ、底辺で懸命に生きぬいてきた主人公の生きざまを咀嚼して演技を組みたてていることがよくわかり、最近の女優とはやはり違うなと唸らせてくれます。ブルジョア夫人役の司葉子と先輩家政婦賀原夏子の演技も光っています。 成瀬巳喜男の映画は無駄なセリフやカットがなくて、またすべてを説明せずに観客に考えさせるところがいいのです。佐藤勝の音楽も素晴らしいです。 【ひき逃げ】
昭和41年 東宝作品 監督・成瀬巳喜男 脚本・松山善三 出演 高峰秀子・司葉子・小沢栄太郎・中山仁・黒沢年男・賀原夏子・浦辺粂子 |
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■1983年10月15日は川越まつりだった。当時川越市内でバイトをしていて、この日も喜多院に近いバイト先にいた。 一緒に働くバイトの女の子が、小走りで飛び込んできて興奮気味に「今、マッチ(近藤真彦)見ちゃった!!」 マッチが山車に乗っていたというのである。なにかの撮影らしいとのこと。撮影を見てみたかったが、バイトを脱け出すわけにも行かずあきらめた。 翌日だかの新聞の埼玉版にロケ記事が載った。正月映画「エル・オー・ヴィ・愛・N・G」の撮影だったのである。近藤真彦は極秘のうちに連雀町の山車に乗りこみ撮影が行われたが、見物客がすぐに気づいて大騒ぎになったという。 じつはこの作品は未見。なにしろたのきん映画である。封切を見に行くのはかなり気恥ずかしい。テレビ放映を期待したが、たのきん映画は1作目の「スニーカーぶる〜す」以外は放映されたことがなく、ビデオソフトも発売されなかった。名画座にかかることもなくとうとう観る機会を失った。 画像はパンフレットの表紙。たのきん映画とはいえ、これは田原俊彦主演でマッチは助演だったらしい。野村のヨっちゃんは出演せず。多岐川裕美・丹波哲郎・小林桂樹・萬田久子・美保純・本田博太郎などなかなかの顔ぶれ。 連雀町の山車に乗っているマッチの写真が小さく掲載されている。 たのきんトリオは当時全盛時代。内容はお粗末でも映画は毎回ヒットしたらしい。川越の映画館ではしょっちゅうたのきん映画3本立てを上映して、またかよと苦々しく思った覚えがある。 今、この文を書いていて思い出したが、この頃自分の高校に田原俊彦が取材でやったきたこともあった。 今年の川越まつりは10月20日(土)21日(日)、あと半月ほどである。
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■映画館で映画をよく見るようになったのは高校1年の時である。小遣いは乏しいからロードショーは無縁。もっぱら名画座での旧作鑑賞ばかり。350円均一だった池袋文芸座へは、学校帰りによく寄った。 月刊だった「ぴあ」をめくって見たい作品を探すのだが、映画館だけでなく図書館等での無料上映も利用した。女子高校生が自由を求めて四国を一周する「旅の重さ(1972年/松竹)」などは新宿の図書館で見たのである。 秋になると無料上映が目白押しだった。すなわち大学学園祭での映研主催による映画上映。これはよいチャンスと、出かけたのが川越市内の国際商科大学。現在の東京国際大学である。 窓を黒幕で覆った階段教室で見たの映画は「八月の濡れた砂(1971年/日活)」だった。大学学園祭では当時よく上映された作品。高校生たちの無軌道な青春を、ギラギラした真夏の湘南を背景に描いたもので、封切時は若者にずいぶん支持された作品だったらしい。公開が10年近く過ぎているのに、学園祭でよく上映されたのはテーマが色褪せることなく共感を持たれていたためと思う。今見ても新鮮かもしれない。 主人公(村野武範)が誰もいない校庭の真ん中で、ニヤリと微笑んでサッカーボールを校舎の窓へ向かって蹴り上げる、ファーストシーンを今でも強烈に覚えている。高校1年の自分にはただ刺激が強いだけだった。石川セリの主題曲が印象に残った。 監督は藤田敏八。この監督の作品はあまり見ていないが、「帰らざる日々(1978年/日活)や「天使を誘惑(1979年/東宝)」もいい作品。 ★↓YouTube「八月の濡れた砂」衝撃のラストシーン(5分) ★↓YouTube石川セリ「八月の濡れた砂」 |




