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昨年は「鳥獣戯画」、今年は「ポンペイの壁画」に心奪われた。日本に居な
がらにして実物が観賞できるとは思いもよらなかった。間近で見る色彩と筆致
の素晴らしさにひたすら感動のため息。会場はそれほど混んでなく、各作品が
じっくりと観賞できたのがうれしかった。
ポンペイについては子どもの頃にテレビで「ポンペイ最後の日」というスペ
クタル映画を何度か見たことがあり、のちに少年向け雑誌だかでポンペイの悲
劇が事実であることを知ったと思う。緻密な都市計画によって様々な設備を備
えた古代都市のレベルの高さに驚いたが、そこでの生活形態はたまたま昨年読
んだポンペイ遺跡の書籍で知ったばかり。
今回の展示は線路端の大型告知ポスターを山手線から見かけて知り、コンビ
ニの端末でチケットを購入した。ポンペイへ行くことなどまず叶わないが、壁
画の実物を見ることができただけで大満足であった。
会場は六本木ヒルズ・森タワー52階「森アーツ
センターギャラリー」で、7月3日まで開催中。
六本木ヒルズって初めて行った(笑)
館内の作品はもちろん撮影禁止。このスポットでの記念撮影のみオーケー。
出口では様々なグッズを販売中。図録だけ購入した。
時間に余裕があったので、500円払って屋上へ。曇天でも眺望は素晴らしいが
500円はちょっと高い〜
外へ出ると雨。隣接のノースタワー地下飲食店街で遅い昼食。
目当ての「とんかつ豚組食堂」が混雑していたので、「sakura食堂」へ。おし
ゃれな雰囲気に躊躇したが。のぞくと空いているし男性一人客もちらほら。
魚メインの定食を注文。ブリ西京焼きとさばの糀漬焼きだったと思う。ご飯
は玄米でカロリー控えめのヘルシーメニュー。
メインメニュー+サラダセットか惣菜セットが選択できるる。画像は惣菜セ
ット。でも頼んだのはサラダセットだったんだけどね・・・
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博物館・資料館など
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コメント(5)
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川越市立博物館で開催中の第25回収蔵品展「モノクローム
の追憶」を見てきました。
博物館に寄贈され収蔵されているカメラと川越を写した写
真の展示です。
珍しかったのは入口に展示してある幻燈写真とガラス乾板。
左側が幻燈写真。川越大火以前の時の鐘と高沢橋を撮影した
ものが含まれています。どちらも「ふるさとの思いで 写真集
明治・大正・昭和 川越(昭和53年)」に掲載されたこがあっ
て、以後の原版の保存はどうなっているのだろうと常々思って
いたのですが、博物館に収蔵保管されているとわかって安心し
ました。川越大火以前の川越を写した写真は少ないだけにたい
へん貴重なものです。
右のガラス乾板は川越の鍛冶町通りと新河岸川を撮影したも
の。鍛冶町通りは夏の情景で、大正13年3月発行「川越案内」
の口絵写真に使われているので、おそらく前年あたりに撮った
ものと思われます。
この乾板の旧蔵者は知人でしたが、昭和40年代頃に危うく廃
棄処分になるところを知人が気づいて保管したものでした。
これは鍛冶町(現仲町)にあった燃料商の店先の写真。店舗中
央の軒先上部に突き出したところに設置されているのは、なん
とガソリン給油機。昭和初年の小田原市街の写真に今と変わら
ぬガソリンスタンドが写っているのを見たことがあるのですが、
川越のガソリンスタンドはこんな簡易な形式だったのですね。
場所は現在の鍛冶町公園のあるところ。左の洋館は山吉デパ
ートの洋服部だった建物。ウインドーに山吉のポスターが貼っ
てあるのですが、この頃はなにに使用されていたのか。現在は
仏具店になっています。
上の写真から街灯部分を拡大したもの。柱に
は「鍛冶町」と入っています。なかなかモダン。
昭和31年に行われた大名行列の写真で鍛
治町で撮影されたもの。左は丸広百貨店の
前身だった丸木百貨店。
ほぼ同じ位置で撮影した写真が我が家に
もあります。大名に扮した市長が馬に乗っ
ている構図で、当時我が家にカメラなぞは
無く、近所の方から焼き増ししてもらった
とのこと。
昭和11年頃に撮影された川越駅に到着する貨物列車で、右後
方の建物が川越駅西口前にあった少年刑務所と説明が付けられ
ているのですが・・・刑務所じゃないと思いますね。位置を推
定すると川越駅のすぐ池袋寄りの踏切あたりと思われるのです
が、これも裏付けの余地をかなり残します。
さてホントウに川越駅近くなのか・・・
展示写真はいろいろありましたが、あと珍品だったのは新宿
町にあった川越競馬場の写真。観客スタンド裏を撮影したもの
で、スタンド下を利用して観客目当ての飲食店が出店していま
す。市役所近くにあった料理店「八百勘」が出張していたこと
がわかってこれもまた貴重な写真でした。
カメラには興味ないのでさらりと流してしまいましたが、レ
トロな写真とカメラが好きな方には見逃せない企画展示です。
5月8日まで開催中です。
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川越市立博物館の企画展「妖怪ー闇にひそむ不可思議なるものー」を見たのは
先月のこと。
子ども連れの家族でにぎわっていたけれど、展示内容はわりと固いので子ども
にはちょっと物足らないかも。喜多町広済寺蔵の大きい天狗のお面が興味深か
った。(企画展は8月30日(日)まで)
妖怪でいちばん好きだったのは「から傘のおばけ」である。
子どものころは夏になるとテレビで怪談映画がよく放映された。
そのひとつに大映作品「妖怪百物語(1968年)」があって、何度か見た記憶が
あるから毎年放映されていたのかもしれない。悪徳商人や役人が善良な人々を
苦しめ、妖怪たちに成敗される筋立てだったと思う。
「油すまし」や「ろくろ首」など数多の妖怪が登場するが、その中でおとなし
くて緩慢な動作の「から傘のお化け」に親しみを覚えた。ルーキー新一扮する
商家のぼんくら息子が自室に匿っているのだが、家の者たちは気づかないユー
モラスな場面だったと思う。
新聞の折込チラシの裏側白紙部分などによくから傘お化けの絵を描いたりして
いた。クラス文集のカットに描いた覚えもある。
善良なお化けと思っていたが、テレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」に登場したか
ら傘のおぱけはとんでもない悪玉でショックだった。
大映映画「妖怪百物語」予告編
監督/安田公義 出演/高田美和・藤巻潤・坪内ミキ子 他
↓から傘のおばけも見れます。
「髪切り」という妖怪も忘れられない。
明治の東京で、便所に入っていた鈴木ぎんという女性が妖怪髪切りにバサリと
髪を切られたという話を、小学校高学年頃に本で読んだのだが、それからほど
なくして川越市内を歩いていたら、あるお宅の門柱に「鈴木ぎん」の表札を見
つけてびっくりした。無関係であることはもちろん理解していたが、その家の
前を通るたびに妖怪髪切りを思い出した。今はもうその家も取り払われ
しまい、ウィキで妖怪髪切りの項目を読んだところ、鈴木という家で女中奉公
をしていたぎんさんであった。
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最後尾に並んでひたすら牛歩。1時間40分後にようやく「鳥獣戯画 甲巻」
がガラス一枚隔てたすぐ向こうに姿を現した。
ザンネンながら立ち止ることできないので、じっくり見ることはできない。
長い絵巻はゆっくり歩んでもわずか3分ほどで視界から去ってしまった・・・
それでも、墨絵の素晴らしさ、タッチの躍動感は充分感じ取れ、平安時代末
期に作成された絵巻の実物を見ることができて深い感動に包まれた。
「鳥獣戯画」は甲・乙・丙・丁の四巻から成り、描いた人や製作年代が異な
るが、やはり甲巻がとてもよかった。展示は前期と後期で違うため甲巻も実物
は半分だけ。有名な「蛙と兎の相撲」が含まれていたのはラッキーだった。描
かれているなかでは「蛙」にいちばん魅力を感じた。
甲巻を見終えてから、並ばずに見ることができる断簡・丁巻・丙巻・乙巻を
見、別室で鳥獣戯画が伝わった京都高山寺の至宝を見た。
このコーナーは撮影OKで、ツイッターやブログに掲載してくださいと
あった。とてもかわいい子犬である。アップで撮ればよかった。
展示室にあった鹿の木彫りも見ごたえがあった。
で見かけた「宝島別冊 鳥獣戯画の謎」を川越に帰ってから購入。自分みたく
たいした知識のない者にとっては、とてもわかりやすくていい内容。
博物館のミュージアムコーナーでは図録の他におびただしい種類の鳥獣戯
画グッズが販売されていたが、売場はごった返しレジは長蛇の列だったので、
のぞかずに帰ってきた。
傘を持っていなかったので、またまたビニ傘を買うはめに・・
リーフレットに「誰もが一度は目にしたことのある鳥獣戯画」とあったが、自分
がはじめて見たのは小学生低学年のときである。テレビドラマのタイトルバック
に使われていたのである。蛙や兎の戯画は子どもの自分にはどことなく異様に思
えた。もちろん「鳥獣戯画」であることを知ったのはずっと後のこと。ドラマの
タイトルは覚えていないが、堺正章が出ていたホームドラマだった。主題歌の一
部はよく覚えている。♪きやきやぽん〜きやきやぽん〜きやきやきやきやきやっ
ぱっ♪ コミカルな曲だったが、これを口ずさむとなぜか母親に「やめなさい」
と叱られた。1970年前後のドラマだと思う。
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じっくりと見てきました。
子どもたちの豊かな表情もさることながら、いっしょに写っている都会や農村
の今では消滅した風景にも目を奪われます。
印象に残ったのは、四国の山中で深い谷川に渡した小さな吊り籠に乗って対岸
小学校へ通学する子どもたちの写真でした。大人もおらず、籠の先頭の子ども
がおそらくワイヤーを手繰っているのだと思います。
木村伊兵衛、熊谷元一、桑原甲子雄、土門拳など19名の写真家が写した昭和時
代の子どもたち。「特別展 写真家が捉えた 昭和のこども」は6月14日(日)
まで川越市立美術館で開催中です。
昭和ではありませんが、明治の川越のこどもたちの写真をご紹介。
明治末期頃の撮影と推定される一枚で、「川越の日曜学校」と英文で説明され
ています。
掲載画像はトリミングしてあるもので、実際の写真には端に大人もいます。
民家の前で撮影されたものですが、残念ながら川越のどこであるかは不明です。
みんな真面目な表情で写っていますね。
アメリカから里帰りした一枚です。
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