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川越市立博物館企画展
建築家保岡勝也設計による建物のひとつが「旧山吉デパート」
(川越市仲町 現保刈歯科医院)
大正時代に造られた木造三階建て洋館に、昭和11年に増築されたのがこの鉄筋コンクリートの建物。一階は1日中電燈が点けられていたが、二階と三階は夕方からだったという。暮れ時に全館に灯った照明はさぞかし美しかったのではないだろうか? 夕刻に家路を急ぐ女生徒が、多賀町の通り(時の鐘のある通り)から南町通り(一番街)へ出たとき、山吉デパートのある鍛冶町あたりがとても明るかったと書き残している。
建物が完成したときはすでに戦争の足音が聞こえていた時代。まもなく物資の不足が目立ちはじめ、太平洋戦争がはじまると百貨店営業は休業せざるを得なかった。80年近い建物の歴史の中で、山吉デパートの華やかな時代はたいへん短かった。
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博物館・資料館など
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▲企画展チラシ
市制施行90周年記念 川越市立博物館第37回企画展
三菱の丸の内ビルヂングを手がけるなど、戦前に活躍した建築家保岡勝也(やすおかかつや 1877−1942)は、川越でも確認されているだけで五棟の建物を設計しています。そのうち三棟の建物が今も残ることから、保岡勝也を知るにはかかせない町でもあります。
その三棟、旧第八十五銀行本店(現埼玉りそな銀行川越支店)・旧山吉デパート(現保刈歯科医院)・旧山崎家別邸を軸に、建築家保岡勝也の軌跡を追った企画展です。
私も遥か後方裏方部隊で、この企画展に協力させていただきました。ぜひお時間ございましたらご覧になってください。
保岡勝也が総指揮となって完成させた東京丸の内一丁倫敦
保岡勝也が設計を手がけたビルのひとつ「三菱廿一号館」
*三菱合資会社地所部発行「丸の内絵葉書」より
(博物館展示資料ではありません) |
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■福袋
川越市立博物館「むかしの勉強・むかしの遊び展」を、たまたま見る機会がありました。小学生の授業に合わせて毎年開催されている展示ですが。数年ぶりに見たらずいぶんと内容が充実していました。
昭和30年代の住宅内を復元した隣に、駄菓子屋コーナーあるのですが、これは市内南通町にあった駄菓子店が廃業のおりに、陳列什器や商品を博物館に寄贈したものだそうです。どうりでリアル感があると思いました。見ていてとても懐かしかったです。
小学生の頃は近隣の駄菓子屋へよく行きました。三坪くらいの土間にたくさんの商品が並べられ、方隅ではもんじゃ焼き(自分たちは「おもんじ」と言っていた)もやっていました。
凧とか飛行機とか、火薬を仕込んで高いところから垂直に落として、パーン!と鳴らすロケット型の玩具とか買ったのを覚えています。
でもこの店でいちばんの楽しみは「福袋」 売れ残った子供向け雑誌の附録などを、新聞紙で作った袋に詰めて売っているのです。50円くらいだったでしょうか。袋の外側からさわった感触で、これはいいものが入っているかもしれないと狙って買うのですが・・・開けてみると女の子向けの品だったり、つまらない品だったり・・ それでもそれを利用してあれこれ遊んだものです。隣の文房具店で一枚一円の画用紙もよく買いました。今のコピー紙みたいなペラペラな紙でしたけど、友達と100枚買って陽の当たる縁側でクレヨンを走らせましたね。
駄菓子屋コーナー見ていてそんなことを思い出しましたが、他のコーナーにはこれまたさんざ馴染んだラジカセ・ステレオ、ついひと昔前まで使っていたワープロとかあって、ある意味ショックでした(笑)
▲店はもうやっていないようですが、いつも店前にガチャガチャが置かれています。 小仙波町二丁目で。
昨年訪れた市内小堤の食堂にあったもの。
昔はデパートの食堂や、ドライブインにありました。
*川越市立博物館「むかしの勉強・むかしの遊び展」は、3月4日まで開催中です。 |



