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■小布施の「蔵部」
岩松寺から小布施の町へ戻ると11時半。乗るべき電車の発車時刻まで1時間ほど。
小布施観光のメインともいえる「北斎館」と「高井鴻山記念館」の見学は割愛することに。
小布施は新緑や晩秋の色彩のはっきりした時期に来たほうがいいように感じます。
またの機会のために見どころは残しておくことに。
でも高井鴻山記念館は心残り。
高井鴻山記念館の小路
北斎館 モグラ退治のため薬剤散布中の看板が。
小布施名産である栗を使用した和菓子店が数店集まるあたり
「外はみんなのもの、中は自分たちのもの」 これを基本にして小布施の景観は修景されたとのこと。
新しい建築も落ち着いたデザインが多く、敷地に花などを植えている家が多いのです。中学校も鉄筋
ながら外観は木造校舎風。
小雨に濡れる陣屋小路
駅近くの商家 生活感にじみでてます。観光エリアからちょっと外れていますが、古い家屋が点在しています。
昭和初年の小布施付近絵図(部分) このころの小布施は村。町制施行は戦後の昭和29年のこと。1970年代に北斎館が開館したことが、観光地への道を歩むきっかけとなったようです。
【平穏温泉及び付近名勝案内(長野電鉄沿線温泉名所交通鳥瞰図)】 吉田初三郎画 昭和5年 枡一市村酒造場
枡一市村酒造場が手掛ける和食店がこの「蔵部」 酒造場の裏手にあります。
その昔、酒造りの職人たちに出した「寄り付き料理」をコンセプトに、「焼く・煮る・蒸す」の素朴な食事を出す店です。
満つるさんのブログ「満つるの部屋」で何度か取り上げられたのを見て、行ってみたいなと思っていたのですが、意外にも早く実現しました。
外観は一見さんお断りの雰囲気漂う造り、お値段もなかなかですが、ランチメニューがあるのがうれしいところ。四種類くらいの中から選べます。
日祭日などの昼時は予約しないと入れない人気の店だそうですが、平日で悪天候とあっては店前で待つ姿もなし。店内も空いていました。
店内はカウンター席とテーブル席に分かれます。どちらにしますかと聞かれてテーブル席にしましたが、座ってからカウンター席にすればよかったと後悔。カウンターだと料理しているところが全部見られるのです。ごはんは昔ながらの大きいカマドに薪をくべて炊いています。
テーブル席からは通路を隔てて、大きい一枚
ガラス越しに庭園が見渡せます。
かぶりつき(カウンター席)の一部。左に折れて奥まで続いて
います。カウンター内ま厨房からは威勢のよい声がここまで聞
こえてきます。
ランチは「季節の焼魚」のセット。ご飯は「栗おこわ」にしました。
右は食前酒 この日は「白金(はっきん)」 純米酒山廃桶仕込み
左はワサビの茎のおひたし。ツーンと鼻にきます。
魚のおいしいこと。
栗の産地だけあって、おこわの栗も言うことなし。
味噌汁の具は魚のアラですが、これはちょっと微妙かな・・
量はこのくらいがちょうどよし。
店内は居心地よい雰囲気。
働く人がすべて若い男性で、きびきびと動いています。
デザートはいちご たしか「紅ほっぺ」とい品種だと言っていた
ような・・・
観光地の店だけにネット検索でいろいろ読むと、評価はかなり分
かれるようですが、ランチメニューはとてもいいと感じました。
珈琲もつけてくれるとうれしかったりして・・・笑
料亭のような外観なので、入りづらい雰囲気がありますが、そん
ことはまったくありません。気軽に食事ができます。
のんびりしていたら駅へ向かう時間がせまってきました。
(つづく)
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旅行
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7:20発の埼京線で川越出発。同48分大宮発新幹線あさま号で一気に長野へ。途中上田のみ停車の速達タイプなので、61分で終点長野着。
今回は長野電鉄を利用するため、電鉄HPで見つけた「ぶらり北信濃ひな巡りフリー切符」を窓口で購入。1日有効で全線乗り降り自由。ひな巡り切符を男が買うのはちょっとハズカシイ(笑) でも、あとで計算したら300円得してしてました。ちなみに2日間有効のフリーパスもありますが、こちらは2500円くらい。
雨と雪まみれの、信濃路てくてく歩きスタート!
新幹線を下りると思ったほど寒くない。長野電鉄は駅前地下か
ら発着。
9:06発の湯田中行き「特急スノーモンキー」
どこかで見たことがあるなと思ったら、元JRの成田エクスプレス
なんですね。特急券100円で乗れます。全席自由。東上線のTJ
ライナーよりいい! 平日のせいか空いていてビジネス客利用が
多いようです。
わずか23分で「小布施」着。
小布施駅舎
併設の観光案内所でパンフ類を物色。お探しのところあったら
お教えしますよとの親切に、某店の位置を確認。
まずは最初の目的地「岩松寺」へ。
歩いて約2キロです。
皇大神社 木造の鳥居は埼玉あたりではあまり見かけないように思います。
釜飯おぎのやの支店。冬季は休業中。
焚き火の煙幕が盛大にたなびく田園。
天気予報では午後から雨マークだったのに、午前から霧雨が。
静かな里道を歩いていきます。
廃屋
歩いて30分弱で曹洞宗海洞山岩松院(がんしょういん)到着。
駅に「スニーカーで歩く町小布施(たしかこんな文)」のポスターだかがあったけど、今日はしっかり革靴。足を疲れさせないため、のんびりと小雨の中歩いてたどり着きました。ちなみにシャトルバスもあるけれど、本数少なし。
本堂前の三角の鉄パイプ組は参詣のための落雪よけ。境内には寄せた残雪があちこちに。
お参りを済ませてから、本堂右手寄りにある玄関へ。券売機で300円の切符を買い、ガラガラと戸を開けて
本堂内へ。受付の女性が愛想よく迎えてくれます。
この寺には葛飾北斎の晩年の作品である天井絵「八方睨み鳳凰図」があるのです。
冷え冷えとした本堂の中を、天井画のある室へすすみます。ベンチが置かれていて、ここに座って存分に鑑賞することができます。
天井いっぱい(畳21畳分サイズ)に描かれたた絵が、迫力を持って迫ってきます。
保存状態はきわめて最良で、彩色の鮮やかさはつい最近描いたように感じられます。
とても150年以上経過しているとは思えません。北斎89歳の作品だそうです。
絵画は撮影は禁止なので、こちら岩松寺HPでご覧ください(クリックするとHPへ)
見学者は自分ひとり。
しんしんと冷える本堂で高い天井の絵画を見ていると、気持ちがとても落ち着くのです。
寺の裏には蛙合戦の池と呼ばれる小さな池があります。ひき蛙が産卵時になるとたくさん集まり、メスの産卵を手伝うオスが、少ないメスの争奪戦を繰り広げるそうです。本堂の一室からガラス戸越しに眺められる池は、白く氷が張りつめていて、傍らに小林一茶の句碑があります。池を望む室にはたくさんの蛙グッズが飾られています。ガラス戸には「猿が現れるので危険注意」の張り紙が。
境内のかけひから落下する水。
本堂前ではリンゴ販売中。料金箱に入れる
仕組み。
本降り模様となってきた中、小布施の町へ引き返します。
(つづく) |
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元気でハデハデのおばちゃん(奈良井で)
奈良井宿のパンフを見たら、何軒か蕎麦店があるんで、浅間温泉新そばまつり会場で食べるのを控え目にし、適度な空腹で奈良井着。
まずは古い宿場の家並みをじっくり堪能してから蕎麦をと考えたのだが・・
15時近くになって、さてさて蕎麦をと思ったところ・・・
あら・・・
ええっ・・・・
どこもみな終了状態・・・
一軒営業中があったけれど、店頭にメニューもなく・・なんだか高そうな雰囲気に怯んでパス。
とりあえず小腹を満たそうと食べたのは、
人気の店のようで買い求める人が大勢。
信州名物のおやきや五平餅にはあまりそそられないので、ぽたぽた餅と焼きだんごを。みたらしもあるけれど、焼きだんごがあるからにはやはりこっち。
空腹だったのでうまかった。荒く搗いて粒がわずかに残っている状態のぽたぽた餅は食感がよく、甘辛いタレが合っていい味。
そして、しっかり蕎麦もあきらめず
松本へ戻ってから、駅一階の蕎麦店へ。店名を忘れてしまった
が、入口横で蕎麦を打っている店。
蕎麦の量が多いのがうれしい。ツユが多いともっとうれしいのだ
が・・ 考えながら食べないとツユが足りなくなってしまう。
店前を通ったら珈琲の香りがとてもよく、店内から響いてくる珈琲茶碗の音に惹かれて、宿場見物のあとにひと休みしようと思ったのですが・・・・ここも準備中の札がぶらーんと。ざんねーん。
奈良井にある寛政五年創業の杉の森酒造。
数量限定の「ひやおろし」を1本おみやげに。
冷蔵庫に入れて一ヶ月くらいの間に飲んでくださいとのこと。
*まだ飲んでません
店頭は観光客向けの品揃えで、店内奥は鮮魚・肉・缶詰め・インスタント食品など地元向けの商品。宿場内にあった地元向けの商店としては唯一だったような。
奈良井宿はあちこちに花が。
奈良井は先頃放送が終了した朝ドラ「おひさま」のロケ地。ほとんど見てなかったので、奈良井に来てはじめて知った。最終回の若尾文子登場シーンだけ見たかったのだけれど・・・
くつろぐお二人。
松本千歳橋上のオブジェ(昼間撮影分)
千歳橋から縄手通り方面 昼間、松本駅ビルで発見した店。「からあげセンター」って・・
もう少し洒落たネーミングのほうが・・
先日、ブログでからあげ店の記事をアップしたこともあって、 な
んだか気になって帰りに買ってしまった。
たしか580円。から揚げのボリュームにびっくり。
帰宅してから温めずに食べたのであまりピンとこなかったが・・
出来立てはかなりおいしいかと。
つまんない駅弁食べるなら、こっちのほがいいかも。
自宅用みやげ。
帰路は中央本線松本発18:35発特急あずさ号で。車内はひたすら爆睡。
立川に20:44着。西国分寺から武蔵野線で北朝霞へ出、朝霞台から東上線で21:50川越駅着。
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重要伝統的建造物群保存地区奈良井宿
■木曽路奈良井宿の魅力
そのため12時41発中央東線小淵沢行きと5、3分発特急しなの名古屋行きが追いついてしまうのだ。
塩尻で30分も停車待ちはいやなので、帰りの時刻などを調べたりしてから小淵沢行きに乗車。塩尻で待っていた電車に乗り換えると、なんと2両編成。しかし車両が新しいのでローカルな雰囲気はほとんど無い。
ワンマン運転で乗り降りは一両目最前のドアからが基本。下車時には運転手に切符を渡す。
13時30分奈良井駅着。
一握りの降車客は連なって跨線橋を渡り改札へ歩いた。
駅舎は木造のひなびた建物。古写真に見る明治時代の本川越駅にそっくりである。
帰りの列車時刻をメモし、窓口が16時で閉まるというので、松本までの切符も買っておく。券売機なんかどこを見ても見当たらない。
駅前に出ると左手100メートル先くらいから奈良井の町並みが連なっている。
長い年月に渡る町並み保存の努力で、中山道の宿場町が見事に残されている。
その素晴らしさは言葉もでないくらい。
奈良井宿の魅力の一部を拙い画像でご堪能ください!!
散策客がいっぱい。でもなぜか人がたくさん歩いているのが心地よかった。なせだろう・・・
▲上問屋資料館内部。 明治天皇が行幸の際に宿泊した部屋がそのまま残る。中庭のある
間取りの多い建物。
15時半くらいなってポツリポツリと雨が落ちてきた。駅へ戻ると時雨れてきて、本格的に降り出すまで時間はかからなかった。
ホームに上屋根はなく、乗客は小さな待合室と跨線橋階段で列車到着を待っていた。
15時59発松本行き鈍行に乗車。木曽路は急速に暮れて、松本へ着くとすっかり日が落ちていた。 |




