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市内の書店へ行ったところ大量陳列されていたので、なんだろうと見てみたら
1986年生まれの川越在住の著者による、川越スカラ座をモデルにした青春小説なのでした。
昨日から少しずつ読んでいます。
著者/地元草子
イラスト/usi
発行/ポニーキャニオン
ぽにきゃんBOOKS
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書籍
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詳細
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■夏のあねさんたち
おそらくは多摩川あたりでの鮎漁の際に撮影されたと思われる1枚。時代は大正の終わりから昭和のはじめ、ポーズも様になっている女性たちは芸妓だろう。涼しげな格好とはいえ、夏の陽射しを遮るものもない河原ではさぞかし暑かったのでは。姉さまかぶりがなんともいい。
鮎漁といえば多摩川が有名だが、戦前は入間川などでも盛んで、東上線や西武線のパンフなどでもよく紹介されていた。狭山あたりの入間川畔で川越の商家の従業員たちが鮎漁を楽しむ写真も残っている。
山峡の宿の夕食膳に鮎の塩焼きが出されたことが何度かあるが、個人的にはそれほどおいしいとは思わなかった・・
さて、先日必要があって一部分を読み返したのが林真理子の小説「花」
文庫版が出たときに買っておいたのが書棚に見当たらず、市内の書店へ買いに行ってしまった。
主人公は母親と祖母が芸妓だったことを恥じていたが、祖母が死んで彼女が残した手記の存在を知り、祖母や母の壮絶な人生を知ることとなる・・
祖母は川越芸妓で戦前の川越花柳界や町の様子が描かれている。林真理子は執筆のため川越へ取材に来ているが、昭和40年代に記録された川越芸妓の花柳界よもやま話が、この小説の内容に反映されている。
お時間あったらぜひ一読を。
花 林真理子 中公文庫
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■川越登場のマンガ
「川越近辺が登場するマンガです」と手描きされた書店のポップに
気づいて手に取りました。2009年からヤングマガジンに連載中だそう
です。第二巻に川越まつりが登場。この第三巻には「南古谷駅」登場
とのことで買ってみました。リアルに登場しております南古谷駅。
これといって取り柄のない男子高校生が主人公。あるきっかけから
バイクに興味を持って、いろいろと世界が広がっていく物語のようです。
三巻では学校休んで鴻巣の免許センターへ行ったりしています。主人
公のバイト先がファミレス「デミーズ」(笑) ほんの少し読んだだけでは
わかりませんが、青々とした稲穂を揺らす爽やかな風のような青春物
のような印象です。
ちなみに南古谷駅のシーンは、主人公の仲間たちがギャルをナンパ
して「もっと大きい駅行ってナンパすればー?」と軽くいなされるシーン。
めげることなく「明日は川越(駅)まで行ってみっかー!」
▼埼玉発!バイク青春グラフティ「ケッチン」 ヤンマガ紹介サイト
自分の時代のバイクマンガは「750ライダー」 高校生が喫茶店でコーヒー飲む
のがあこがれでした。
高校生を主人公にしたマンガは「翔んだカップル」←毎週立ち読みしてました。
最初はギャグ満載でしたが、途中から重い話になってしまうんですよね。
川越登場のマンガは「クレージー放送局」 高校生時代にバイトしていた川越
郵便局の休憩室でたまたま読んだマガジンの増刊号だかに出ていた読みき
り物。ギャグマンガでした。
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■温泉探訪の本
職場のアルバイトAとBは大学三年生。大学は違うが高校が同じ。年明けとともに二人は男女8名で妙高高原へスノボにでかけたが、年末からスノボが楽しみで楽しみでもう狂乱状態であった。口を開けば「早く行きたいよー」「雨だったらどうしよう」「夜行バスで眠れるかな」とかピーチクパーチクやかましい。でも自分だって学生時代に旅行へ行く前は同じザマだったので彼らの気持ちはよくわかる。ましてや年明けから就活本格化で、遠出の遊びは当分お預けな彼らなのである。
ゲレンデには温泉やカラオケなどの施設もあるそうで、悪天候だったらそこで遊ぶんだとニコニコ顔で夜行バスに揺られてでかけて行った。
さて多忙で宿泊遠出できない自分は、電車内読書で温泉三昧をと「いで湯行脚三千湯」を昨日から読み始めた。美坂哲男さんの本は、ずいぶん前に読んだ「山のいで湯行脚」がとてもおもしろく、何度も読み返しているほどたが、この1999年発刊「いで湯行脚三千湯」はつい先ごろ知った。
テレビの温泉番組に出演している美坂さんを観たことがあったが、裸でバケツだかに尻がはまって抜けずに大騒ぎしているシーンで、好好爺まるだしのあたたかい人柄に感じた。しばらく前に亡くなってとても残念であった。
自分も一時期よく温泉へ行ったが、せいぜい10数箇所だと思う。いわゆる秘湯は皆無に近いが、ひなびた一軒宿の温泉はある。
そのひとつが信州蓼科の明治温泉。中央線の茅野から路線バスに揺られて1時間くらいだろうか。昭和20年代の若杉慧の小説「青春前期」にも登場する温泉宿である。
この画像は明治末期から大正初期頃の明治温泉の様子。
でかけたのは1989年の初夏で、学生時代の友人と訪れた。建物はもちろん建て替えられていたが、宿泊した部屋の窓のすぐ向こうが、画像左手の渓流が滝のようになっているところだった。部屋に仰向けに寝転んで渓流の音を聞きながら、窓枠の向こうの青い空を横切っていく雲を眺めたことをよく覚えている。宿屋近くの小さな沼へ散歩に出たら、ムクムクと靄が湧いてきて、たちまち沼を覆い尽くしてしまう幻想の世界を味わった。その様子は8ミリビデオに収めてあるのだが、カメラが故障してしまってもう再生することができない。
時間があればこういう一軒宿へまたでかけてみたい。
ブログを書いている今はすでに丑三つを過ぎてあたりは静まりかえっている。スノボにいちゃんたちも疲れて爆睡しているに違いない。Aは彼女がいるが、Bはクリスマスイブもバイト。「スノボ行ってなにかいいことあるといいね」と言ったら『ゲレンデマジックですか!!起こるといいなー』とひとり妄想の世界に入り込んでいた。そんなBのためにチョー古いけど、そして女の子側からの歌だけれど、まぁ一曲。
この曲を聞くと、スキーをせずにただ温泉につかりに行った信州野沢温泉をなぜか思い出す。
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▲ぴあ終刊号 創刊号(復刻)がおまけでついている。
先月で情報誌ぴあが終刊。はじめて手にしたのは川越サンロード丸井前の黒田書店(現在は川越クレアモール川越モディ前のゲーセン?) の店頭で高校一年のとき。映画を好きになりはじめていた頃で ぴあの情報を利用して最初にでかけたのは、新宿紀伊国屋ホールでの文芸映画上映会。作品は「雁の寺(水上勉原作/川島雄三監督)」「卍(まんじ)(谷崎潤一郎原作/増村保造監督)」で、どちらも若尾文子主演。
以後、ぴあの映画欄を見ては、小遣いを脅かすことのない安い名画座通いがはじまった。池袋文芸地下・大塚鈴本キネマ・立川名画座・銀座並木座・飯田橋佳作座・五反田東映シネマ・三軒茶屋東映・江古田文化・高田馬場パール座などなど。350円くらいで見れた文芸地下は学校帰りによく寄った。「家獣(青山定司監督/1979年)」という自主映画の珍品もここで見ている。ストーリーは忘れてしまったがとても恐かった印象だけある。
高校大学時代の一時期はかかさず買っていたぴあだが、社会人になると映画館へ行く機会は激減、時代の変化で名画座はほとんど閉館してしまった。上映情報はネット検索に頼るようになり、ぴあを買う機会も長いことなかったが、終刊となるとやはり一抹のさびしさを感じる。
▲自宅納戸に保存してある「ぴあ」 20冊ほど残してあとは処分してしまった。最初は月刊で
その後隔週、さらに週刊と発展していたころ。
中段左の表紙は「ブルース・ブラザーズ」で当時珍しくロードショーで観た作品。そのとなりは
「ラ・ブーム」で大人気となった女優ソフィー・マルソー。甘いテーマ曲を思い出す。
残した20冊はこのまま記念にとっておこうと思う。
★映画ラブームテーマ曲 http://youtu.be/vGkCF9NauQY
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