川越の史跡名勝
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■百万灯夏まつり初日の28日、蓮馨寺境内には午後の日盛りを避けてくつろぐ人が大勢いた。この界隈で夏の強い日差しを遮るまとまった木立があるのは、ここがいちばんと思う。桜の枝が四方にのびて天井のようになっている本堂前はかなり涼しい。 秋の川越祭りと比べれば数は少ないが、境内には露店も並んで客寄せに余念が無い。中央通りの方角からはお囃子が心地よく境内に届いてきた。 ◆蓮馨寺参道の露店。暑いのでふらふら〜とかき氷を食べてしまった。シロップが2種類選べるということで、イチゴとコーラにした。 ◆祭りなんて関係ないよと本堂脇でひたすら昼寝をむさぼるニャンコ様。動物は涼しい場所をよく知ってますね。 ◆いきなり鐘が鳴り響いた。いい音色である。時計を見たらずいぶん半端な時間だった。自由に突いてよかったのかも知れない。明治26年の川越大火による焼失をまぬがれた歴史ある鐘楼。
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◆墓所入口 ■川越百万灯夏まつりは、川越藩主松平斉典公逝去を悲しんだ家臣三田村源八の娘魚子(ななこ)が、家の軒先に切子灯篭をかかげて冥福を祈ったことがはじまり。 松平斉典(まつだいらなりつね)は目安箱の設置、水害再発防止策、藩校開校など地域の繁栄に尽くした殿様。川越藩最高の石高17万石は斉典公時代であり、現在も残る川越城本丸御殿の建築もこの時代に行われた。 喜多院本堂裏手に松平大和守墓所がある。川越で亡くなった五人の殿様の墓があり、門を入ると正面に並んだ四つの墓のいちばん左が斉典公である。石門をくぐると大きな五輪塔と頒徳碑がある。 祭り当日、お参りする人でもあるのんと思ったらそのような気配は無し。日差しを遮る樹木の中の墓所は、セミ時雨の中でひんやりとした空気に包まれていた。 ◆五輪塔と頒徳碑 ◆墓所から見た喜多院本堂裏側 ◆とんぼがたくさん飛んでいました。 【参考資料】
川越市の文化財 川越市文化財研究会 昭和47年 川越大辞典 川越大辞典編纂会 昭和63年 |



