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■昔の正月売り出し広告
1967年(昭和42年)のまるひろデパート広告。
仲町から新富町へ移転して3年が過ぎたばかりでした。
当時の店舗は地下一階地上4階で、現在の五分の一の規模でしたが、食料品・衣料品・身の回り品を扱う川越最大の大型店でした。
4階建てだったことはかすかに覚えています。この翌年に六階まで増築し、さらに数年後に東側に増築して地方百貨店としても有数の規模を誇ります。地方百貨店の雄として「東の丸広、西のトキハ(大分市の百貨店)と称されたのもこの頃のこと。県内では1981年に伊勢丹浦和店がオープンするまで、県下最大の売場面積でした。
昭和40年代の自分のまるひろの記憶というと・・
地下にあったゆっくり回転する円形キャンディー売場、一階入口端にあった地下へのエスカレーター(現在はない)、埼玉県下初といわれたマクドナルドがあったこと、寄木細工の床、屋上遊園地とペット売場、そして地下でいつもアメリカンドックを食べさせてもらったことでしょうか。
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川越の資料
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お正月なので、川越のすごろくを紹介します。
「川越市勉強家双六」と題されたすごろくで、市内のたくさん
の商家が載っています。「勉強家」には商売熱心でサービスも
よい店といったニュアンスが含まれているようです。
双六全体像です。発行所や発行年の記載がありませんが、おそらくは昭和10年前後発行と思われます。振り出しは今も立門前にある渡井写真館で、上がりは武州銀行です。武州銀行は現在の埼玉りそな銀行の前身のひとつで、仲町の現川越商工会議所の建物が川越支店でした。配布されたのか販売されたのかは不明ですが、こういう双六は広告宣伝の意味もあって、商店名を配した双六は各地の町で作られました。川越では昭和初年にもうひとつ同じような双六が作られています。
武州銀行(上がり)
和服と洋服の女性が描かれています。断髪の
モガですね。でも絵のタッチが明治っぽい雰囲気
です。
太陽軒
今もスカラ座隣にあります。支店は中央通り連馨寺前にありま
した。洋食店ですが図案は和食。当時はメニューに和食もあっ
たのでしょうか。
初音屋
市役所そばに盛業中の料亭です。なん
ともレトロで味わいがあります。 |
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■臭い話
食前食後の方は読まないでください・・・苦笑
昨日、勤務先のビルの廊下に、異臭を放つ一握りの固形物が落ちて?いた・・・
たまたま廊下を通りかかった私めが急いで片付けたが、鼻がもげそうになった。
5分くらい前に同僚が通ったときには異変は無かったという。その同僚はトイレへ行ったので、彼に疑惑が向けられたが(笑)、「俺じゃないもーん」と尻を突き出したのですかさず手に持っていた消臭剤をシューッと噴射してやった。
いったい誰の仕業なのか・・・・
そこで、今回はこんな資料?を
▲川越市役所発行 ふん尿汲取り券
おそらくは昭和30年前後のもの。裏面には注意事項があって、紛失しても再発行しないとか、他の人に譲渡禁止とか、汲取り人に金銭物品等をあげないで下さいとか箇条書きされている。
我が家の水洗化は昭和51年。それ以前はおなじみのバキュームカーがやってきた。室内にいても臭いで「あっ来た!」とわかる。しかめっ面をしながらもついつい見物してしまうときがあった。汲取りが終わると、ゴムホース先に野球ボールをつけて次の家へ行ってしまうが、あのボールもったいないなとよく思ったものである。
汲取り作業はよく見たが、汲取り券は見たことなかった。あとで集金に来たらしい。当時我が家は外便所で脇に汲取り用のフタがあった。小学校のクラスメート女子が「伯父さんがトイレ入ったときに、汲取り口から竹の棒で突っ突いてやった。キャハハハ」と話していたことがあったが、いったにナニを突っ突いたのだろう・・・
バキュームカーが来ると飼い猫の機嫌が悪くなって、あるとき門柱の上から汲取り人の頭にドサリと飛び降りたことがあって騒動になったという想い出話が向田邦子の随筆にも出てくる。
お釣り式便所やバキュームカーに想い出を持つ方は多いのじゃないだろうか。
おまけ話だが、社会人になったばかりの頃、高原のリゾートホテルへ友人らと出かけたことがあった。同じフロアに団体客がいて、夜更けても隣室が大騒ぎして眠るどころじゃなかった。
むかついたのでいたづらしてやれと、東急ハンズのおもしろグッズコーナーで買った「う○ちの素」(なぜか旅行に持ってきていた)を、隣室の入口に仕掛けてやった。スプレー式でゆっくり腕を回しながら噴射すればたちまち見事なとぐろ芸術の出来上がり。
様子を伺っていたらしばらくして誰かが気づいたらしい。たちまちどんちゃん騒ぎが静まって、廊下が控え目に騒がしくなった・・・
今週は小学館文庫「青春とは笑える−想い出の70年代ー(柴門ふみ)」を再読して楽しんでいたのだが、負けずと自分たちもアホなことをしていたのであった。しかし、うちらげっひーん。
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■むかしの川越市街地図
明治から昭和戦前にかけて川越市街図は多種類発行されていますが、ここに紹介する「最新川越市街全図」はちょっと異色な地図なのです。
その特徴は手書きの製図を印刷発行したという点。役所などが簡易に手書きで印刷した地図は多いですが、販売された市街図で手書きのものは少ないんじゃないでしょうか。
初版は大正13年で、発行所は本町(現元町)にあった書店。画像は昭和13年に発行された昭和14年版。何度か版を重ねているようで、昭和初年に川越市南部仙波地区が区画整理されたため、昭和14年版は訂正が施されています。しかし細部を見るとかなりいいかげんで、記された情報なども今日となっては不確かなものも多く、なにかの研究などで参考にするには注意が必要でしょう。
あまり実用的ではないと思うのですが、版を重ねたということは、当時売れたということなのでしょうか。
手書きであることの他、民間で出版した川越の地図として珍しいです。戦前の川越市街図は行政が出したものが多く、民間では昭和3年に連雀町吉田謙受堂書店が発行した市街図が確認されているくらいです。
地図の一部分を拡大して紹介しましょう。
▲東上線川越駅付近
昭和15年に開通する国鉄川越線がすでに書き込まれています。実際はもっと早期に開通する予定でしたが、さまざまな理由で遅れていました。「大飯線」とありますが、大宮と飯能を結ぶことから仮称がつけられていました。川越線開通までは川越駅は「川越西町駅」でした。
「第三尋常小学校」は現在の仙波小学校です。
▲東上線川越市駅付近
川越線の川越以西のルートは八高線のどの駅に連絡するかで、かなり揉めて難航したそうです。川越線にも川越市駅が掲示されているのは、作者の勘違いなのか当時は駅を作る予定があったのか・・・
▲西武新宿線本川越駅付近
国鉄川越線が開通するまでは、本川越駅が「川越駅」でした。このあたりは新田町とも称したので、古くは「新田町駅」という人が多かったようです。駅前ロータリーから川越街道にぬける道筋は拡張されましたが、20年くらい前までは車に注意して歩かなければならない通りでした。地図の記載にもあるように黒門町という粋な名称。亡くなった大正生まれの私の叔母は、この黒門町に住んでいてのちに引越しましたが、いつまでも「黒門町の叔母さん」でした。
「第二尋常小学校」は現在の中央小学校。その東側は瀬尾町といいましたが、これもいい名称です。
▲喜多院付近
喜多院の北側の駐車場の位置が「百花園」になっています。その名のとおりたくさんの植物が植えられた園地でした。いつまであったのか・・
喜多院西側のところに「富士見町」とありますが、おそらく俗称なのでしょう。どろぼう橋の南側あたりですが、当時は人家もほとんどなくて畑地だったと思われます。彼方に富士山が望めたからだと思います。国鉄川越線の開通とともに廃止となる大宮行きチンチン電車の「川越久保町駅」があります。昭和14年の時刻表によると、運転本数は激減して、バスが1時間に数本運転されています。現在より便利ですね。
▲本丸御殿付近
浮島神社北側に「七つ釜」の記載があります。現在市水道局があるあたりですが、太古から湿地帯だったところで、川越の昔話にもここを題材にした悲話がありますね。グランドは戦後に市営球場が造られる位置。現在の市立博物館のところが商業学校になっています。その右上に「樹木町」とありますが、これも俗称なのでしょう。 |
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■川越だより
広報川越最新号に、広報川越が発刊されてから60年との記事があった。最初は「市政だより」のタイトルだつたそうである。その後「広報かわごえ」「広報川越」と変遷するのだが、私は「広報川越」しか知らない。市から配布された表紙付バインダーに、昭和45年前後の広報が綴じこまれて家のどこかにあるはずである。表紙には川越市街地を空撮した写真が印刷されていた。
さて、ご紹介するのは昭和15年9月発行の「川越だより」
発行は川越市役所内銃後奉公会で、軍事的内容を柱としたタブロイド版四ページ仕立てになっている。防空訓練や勤労奉仕の記事とともに、国鉄川越線開通・川越大宮間チンチン電車廃止・林間図書館や戦時下自粛のお盆の様子も伝えられている。小学生らの作文も多数掲載され、幅広い年齢層に読ませるための工夫がされている。現在確認されているのは一部のみだが、どこかにまとまって残されているなら、戦時下の川越を様子を知るに貴重な資料になるに違いない。
川越だよりに掲載されている写真
現在の川越一番街での防空訓練の様子。左上に時計店の看板があるが、つい近頃まで法善寺入口にあった「近亀時計店」である。印刷が粗悪でわかりずらいが、時計店か隣接する建物に梯子をかけ、バケツリレーをやっている様子らしい、
一番街から仲町・中央通り本川越駅方向を見た写真。大きい洋館は山吉デパート。 |




