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前略。。。
――つまりね、ニュートンは鞭だの長靴だの黒いコルセットだのといった、いわゆるサド=マゾヒスティックなシンボルを、モード写真の中に初めて導入した人物なんだよ。バロック的な感覚を復活させたという意味でも、ヴィスコンティの美学に通じるんじゃないかな。六十年代の雑誌編集者は、こうしたニュートンの偏愛的嗜好につらぬかれた作品を、忌まわしきナチスの美学を想起させるものとして、しばしば没にすることもあったという。七十年代になって、初めて多くの支持者をえたというわけさ。
後略。。。
『裸婦の中の裸婦』より引用。
画像1:Helmut Newton 1920-2004
『Charlotte Rampling at the Hotel Nord Pinus II, Arles』1973
http://www.artnet.com/artwork/424899381/119012/helmut-newton-charlotte-rampling-at-the-hotel-nord-pinus-ii-arles.html
Wikiによれば、ニュートンはユダヤ系ドイツ人。
1920年10月31日ドイツ(ヴァイマル共和国)の首都ベルリンに、ユダヤ人の衣料工場主の父とアメリカ人の母の間に生まれた。
第二次世界大戦中の1940年から1945年まで、オーストラリア軍で軍務に就き、輸送隊に所属した。
まぁ、私は写真は専門外ではあるのだけれども、
『愛の嵐』をドキドキしながら鑑賞した記憶はある。
主にシャーロット・ランプリングの美しい肢体に注目してて。。。
閑話休題。。。。
でっ、日本では以下の写真集が出版された。
画像2:Helmut Newton 1920-2004
『石田えり 罪―immorale―』1993
1993年3月に出版されると27万部という大ヒット。
“石田エリのヘアヌード”だから売れたわけではなく、ヘルムート・ニュートンの傑作だから?
ニュートンが日本人で写真集を出し、日本で出版した唯一の写真集だから?
氏が存命で、この写真集を眺めたならばどんな感想が聞けたのだろう?
石田えり
1976年「スター・チャレンジ」で芸能界デビュー。
1978年『翼は心につけて』で亜里を演じスクリーンデビュー。
『ウルトラマン80』(1980年)で、UGMの城野エミ隊員を演じ放映途中に殉職し途中降板。
うむっ、何故にニュートンは石田エリを被写体に選んだのか?
謎は?
つっーか、石田エリの魅力がワケワカ?
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この写真集、私は持ってないんですけど、出た当初、周りのみんなが「なんで石田えりやねん!」って言いましたよ。釣りバカ日誌の浜ちゃんの奥さん。。。
石田えり、なんかぱつんぱつんな感じで、農婦のような迫力があるなぁ、と思ってました。一回転したデカダン?ブリューゲルみたいな感じなんでしょうか?
2008/3/23(日) 午後 1:10 [ MoranAoki ]
う〜〜ん、何で石田エリ?
もっと、華奢なモデルであれば、、
デカダンの意味する『世紀末的な耽美的かつ虚無的な態度』って納得できるのですがねぇ。
健康的すぎますねぇ。
2008/3/24(月) 午前 1:14 [ makimakimaki ]
そう、何かどっかゆるんでるとか、たるんでるとか、血色悪いとか、
そういう感じも無いんですよね。
うーん。西洋的な風情がまったく無い体型だから?
どこか村上龍的なヌード、と思った記憶はあるんですけど。
2008/3/24(月) 午後 5:25 [ MoranAoki ]
ぷぷぷっ。
やっぱ、モランさんのセンスは素晴らしい。
最初のコメントの『ぱつんぱつん』で、、、
今度の『村上龍的なヌード』。
私は連想出来なかったですねぇ。
2008/3/24(月) 午後 5:57 [ makimakimaki ]