|
画像1:Robert Mapplethorpe 1946-1989 『Selfportrait』1988
メープルソープの最後のセルフポートレートは髑髏の杖を握り、闇の中に自分のやつれた顔を浮き上がらせた。
右手に握られたドクロだけにピントが合わされ、自身の顔はソフトフォーカス。
画像2:説明省略。メイプルソープに影響を受けた漫画家?だと思います。
昔、日本は性には大らかだった。
大蛇を退治に行くのにヤマトタケルは女装してGO。
織田信長と森蘭丸の話は日本史の時間に裏話として聞いた。
近代以前はけっこう日常的行為?だったらしい?
女形が演じる歌舞伎も古来から続く日本の古典芸能だし。。。
人間には性別で管理しきれない豊かな可能性があるのに、明治維新後に政府が隠蔽?
隠蔽され続けた性を、メディアが白日の下に晒したってこと?
計算マコちゃん、信吾ママ、ゴリエちゃんは男が純女を演じたからHITしたのだろか?
ホントにいそうな女性を『男』が演じる『ギャグ』?
ゴリエちゃんが純女であったならば、シンデレラ&サクセスストーリー。
ほんでっ、ゴリエちゃんが美女であったならば、男なら誰でも欲しがる『理想の女性』に違いないっ。
私は自分が笑う&笑わせるのは好きだけど。。。
しかし、こいつを見るたび私はニコニコ笑えない。
芸人さんが奇抜なヘアースタイル&ファッションでTVに登場。
売れる為にはなんでもあり?
ほんとっ、コイツは笑えないし違和感ヒシヒシ。
『フー!』
『フゥー!』
『フォー!!』
って、三段活用しやがる世間の話題の人物。
そのうち、は行ふ段の五段活用にレベルUP?
まさにトレンド人物で商品?
今年も生き残れるのかぁ?
ホモフォビア(同性愛恐怖症)を煽っているだけにも感じられる。
マジョリティの嫌悪感を刺激したから人気?
1981年6月、アメリカ国立防疫センター(CDC)の機関誌上で、医学の常識を破る新しい病気が発見され発表。
ロサンゼルスで発見された患者は五人。カリニ肺炎という非常に珍しい病気にかかってて、患者が全て同性愛者だったことが謎を深めた。
1年後、正体不明の病気はアメリカ中に広がり患者は551人に増加。
82年9月、CDCはこの病気をエイズと命名。
人間には侵入してくる細菌やウイルスから、体を守る免疫があって、免疫によって健康が保たれてる。
しかし、エイズウイルス(HIV)は人間の免疫機能を破壊。
免疫を失った人間は様々な病気に感染、やがて死に至る。
これがAIDS!
最初に発見された患者がゲイだったことによって、保守的な性モラルを振りかざす人達が勢い付いた。
エイズ=セクシャルマイノリティという差別的な視線。
ゲイのアーティスト達は次々とエイズで死んでって、性表現にもエイズの影が落ちてく。
性は絵画から写真へと、科学の発展に伴い様々なメディアで表現されてる。
ビデオ・DVD・CPUの画面でも性が氾濫。
アーティスト達は果敢に社会に問いかけた。
性は『生命と死!』
私の敬愛する写真家ロバート・メイプルソープはAIDSで亡くなったマイノリティアーテストの一人。
自らを被写体にした肖像写真。
自らの可能性が見えはじめた七十年代半ばには、腕を広げて微笑んでる。
うっすら口紅とマスカラが浮かび上がったセルフポートレート。
メイプルソープの全米女性ボディビルダー初代チャンピオンのリサ・ライオンを写したポートレートは美しい。
アートとしての人間の体の美しい機能美。
メイプルソープの花のシリーズも美しい、花びら一枚一枚が官能的。
ハードゲイの存在証明のように、お尻の穴に鞭の柄を突き立てて堕天使のようにカメラを見据えてる。
筋肉弛緩剤を使用してのフィストファック。
お尻の穴は血管まで浮き上がり、相手の腕を肘までめりこませてる。
ネズミ捕りのような器具にくくりつけられた血だらけのペニス。
ゴムのスーツを着た男はスカルセックスのために跪く。
内臓を内側からもみしだかれる男や、恋人の体の内部に顔を埋めるために呼吸用の細い管の付いたマスクを被る男が写ってる。
Xポートレートシリーズを見たら、セックスも命がけ。
これって、もう戻れない母体回帰願望のプレイ?
自分は産まれてきちゃいけなかったと思ってるの?
記憶の無い胎児の頃に戻りたいのっ?
メイプルソープはエイズの天使。
NY闇の世界の司祭。
性のあり方が多様だから、アートとポルノってジャンルを設定すること自体が困難。
性と生命の間に起きている現実を巻き込んでしまったエイズが、エイズに感染したアーティスト達が、この事を教えてくれた。
エイズに感染したアーティスト達は『エイズは神への冒瀆に対する罰などでは決してない』と啓蒙活動を展開し、素晴らしい作品を残して死んでった。
死を意識することで生と性を意識できたのっ?
私は教科書に名前を残せる人物になりたいとは思わないけど、自分の作品で人に快感を与えてみたい。
デモーニシュな作品で不快感を与える有名なアーティストもいるけどさぁ。
例えるなら映画監督の世界観。
一流料理人の気遣い。漫画家の笑える作品。
服飾デザイナーのセンス。
素晴らしいシナリオ。
一流建築家の建物。
これは性別を、人種を、全てを越え、共振・共鳴・共感を与える。
自分の才能を眠らせるなっ、夢を諦めるなっ、認められなくても作品を生み続けろっ!
マイノリティを強烈に嫌悪するマジョリティに、、、
こんな生き方いがっぺですか?って、問いかけてみたい。
|