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昔、むかぁ〜し、非〜常に美しい御姫様三姉妹がグローイングUP!
中でも末の姫君プシュケの美貌は女神アフロディテを凌ぐと。。。
アフロディテはプンプン。
プシュケは姉二人が結婚した後も、縁談がないまま行けず後家。
『宅の娘がなんでぇ…』
パパ&ママは神様に質問。
『怪物の人身御供とするべしっ!』
もちろん、アフロディテの思惑。
ほんで、プシュケの寝所にエロスを差し向ける。
『弓矢で化物に恋をさせなさい!』
計画着々。
エロスは忍び足ソロソロ。
『なんて美しいんだい?』
プシュケの寝顔にエロスはウットリ、自分の金の矢を誤って自分をチクッ。
両親はメソメソ、娘にウエディングドレスを着せて山に放置。
プシュケは不安でプルプル。
突然、西風の神ゼピュロスに拉致。
ゼピュロスはエロスの宮殿にプシュケを運搬(ブーブローのプシュケ)。
この宮殿では扉は自動ドア。
美しい庭園付き宮殿は、姿を見せない召使がプシュケに仕えた。
そ〜して夜毎、エロスはプシュケを訪問。
エロスの姿を見たことは無かったものの、幸せに暮らしました。
めでたし?
うんにゃ!
愛されてても、顔も見れなければ、プシュケの寂しさはヒシヒシ。
生贄にされたと思い込んでる家族を安心させてあげたい。
『面会させてください』
エロスは渋々承諾。
姉二人を招待。
画像1:FRAGONARD, Jean-Honore 1732-1806
『Psyche showing her Sisters her Gifts from Cupid』 1753
さすがロココのフラゴナールの貴族趣味。
姿が見えないはずの召使をカキカキ。
妹を心配しながらゴージャスな生活にジャラシー。
『旦那様はどんな人なの?』
『顔見てないからわからないの』
『やっぱり怪物なんだから、寝てる時に殺っちゃいなさいな』
『ヴッ、それはそうかも』
姉の言葉に不安が募るプシュケ。
エロスがZZZzzz・・・、ナイフをギュ。
明かりでもって狙い定め・・・
あぁっなんて、美青年なのでせう?
ろうそくだか、灯油だかがポツッ。
『熱つっ!』
『ゴッ、ごめんなさい』
『愛は信頼無しでは存在しない』
エロスは飛ぶ鳥跡を濁さず。。。
プシュケは軽率な自分に自己嫌悪。
『そうよっ、彼を探すのよっ!』
健気なポジティブシンキング。
プシュケはエロス探索の旅にGO。
『猜疑心アリアリで、出てっちゃったの(姉さん達が悪いのよ)』
『頑張って探すのよ(あの宮殿はアタシのものよ)』
『くじけないでねっ(あの豪華な暮らししてみたいわ)』
プシュケと別れた姉達は、山頂からエロスの宮殿目指してジャンプ。
ペシッ&ぺシャ。。。
健気にエロスを探す娘に、神々も同情。
デメテルがプシュケに助言。
『アフロディテの宮殿に行って謝りなさい』
画像2:GIORDANO, Luca 1632−1705
『Venus Punishing Psyche with a Task』 1692-1702
アフロディテはプンプン。
アンタが宅の息子を誑かしたのよ。
『許して欲しいなら、日暮れまでにアレを仕分けなさいな』
プシュケは途〜方に黄昏。
彼女に未練タラタラのエロスは蟻に命令。
『おらっ蟻ども、大麦・小麦・黍って袋に入れろ』
『蟻さん、ありがとうっ』
何万もの蟻がノルマを達成。
アフロディテはムカムカ、カピカピのパンの欠片をプシュケにポイッ。
『明日はもっとキツイわよっ』
『川向こうの羊の毛をとってきなさい』
川に足をポシャ。
『お嬢さん、お待ちなさい』
『金毛の羊は気が荒い、寝てから抜毛を拾いなよ』
川の神様のアドバイスでミッションコンプリート。
『物忘れの泉から水を瓶に汲んできなさい』
登山困難な高山の泉、さらに泉の両側には恐竜が住んでる洞窟。
途方にくれるプシュケにゼウスのペットが、、、。
『ねぇちゃん、その瓶をよこしな』
鷲はバサバサ往復。
画像3:Edward Mathew Hale 1852-1924
『Psyche at the Throne of Venus』1883
まさに嫁イビリ。
『最後の命令よ。ペルセポネから彼女の美しさを分けてもらってきて』
『イイ?絶対に覗かないでね』
箱を渡されたものの、冥界に行くには死ななきゃ。
『お待ちなさい、死んだらダメ。あの洞窟から冥界に行けるわよ』
飛び降りて死ぬために登った塔が教えてくれた。
冥界ではペルセポネがニコニコ。
『はい、ど〜ぞ』
帰り道トボトボ。
『これでカレに会えるわ』
『美しさってなんだろ?』
『キレイじゃないと、カレに嫌われちゃう』
過酷な労働&カピカピのパンだけの食事。
強制ダイエットやつれ!
誘惑に負けて箱をガパッ。
美しさの代わりに「眠り」。
睡魔に襲われ、グ〜スカピッ。
『おら、おらっ、箱に戻りやがれっ』
エロスが眠りを箱に戻し、、、
感動の再会&暑い・熱〜い抱擁。
『箱を届けてきなよ』
エロスはゼウスに仲裁を嘆願。
ゼウスはアフロディテの気持ちを和らげ、
ネクタルを飲んだプシュケは蝶の羽が生えた。
二人の間には「喜び」という名の女の子が誕生。
エロス(性愛)は肉体の愛、プシュケ(精神)と結ばれて、
「喜び」が生まれるのであったぁ〜。
画像4:William Bouguereau 1837-1922
『The First Kiss』 1873
プシュケはギリシャ語で蝶の意味。
絵画でプシュケは周囲に蝶が飛んでたり、背中に蝶の羽が生えてたりします。
めでたし。
めでたし。
注1.私のHPでは絵画主題としてのギリシャ神話を取り上げたいと思いますので、
物語の整合性は求めていません。
絵画を読み解く知的遊戯ってことで御理解下さいませ。
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