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画像:Antoine Watteau (1684-1721)
『Das Urteil des Paris』1720
黄金のリンゴはウェヌスがGET!
鎧を着て盾を持ってるのミネルヴァ。
雲に乗ってるユノー。
両者の怒った顔が面白っ。
リンゴを持つパリス。
見届人のメルクリウス。
――肉づきのよい裸体はたしかにルーベンスを思わせるが、ルーベンスのように健康的な野性美にあふれてはいない。このウェヌスの裸体は、いかにもロココ文化の花咲いたフランスの十八世紀にふさわしく、桃色のセーブル磁器みたいにつやつやしていて、粋な感じがする。
――セーブル磁器とは、うまいことをいう。おれには、なにか香水瓶みたいな感じがして仕方がないんだ。丸々としたお尻を中心として、からだ全体が紡錘形をしているようには見えないかい。
――なるほど、香水瓶か。これはいい得て妙だ。香水瓶なればこそ、このウェヌスのまわりには、むせかえるようなエロティシズムの香りが立ちこめているわけだな。両足をそろえて不安定に立っているところなども、香水瓶のもろさを思わせる。神話の主題を扱ってはいるけれども、このウェヌスはまさにロココの女だな。
中略&後略。。。
両氏は林達夫氏や三島由紀夫氏もワットーのファンだとして、ウォルター・ペイターやフェリーニのカサノバ&サドに触れ、とどめはデカルトの逸話で締めくくる。。。
なんだかなぁ〜?難しくて脳幹が消化不良を起こしそう。。。
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