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GWは単なる週末でした。

創世記の絵画

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イサクとベリカ。

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アブラハムの長男はイシュマエルでしたが、妾腹の子なので、
晩年の子イサクが跡を継ぎます。
出産をあきらめていたサラは、ハガルにイシュマエルを生ませました。
ハガルは子供を産むと主人のサラを軽視するようになり、
イサクをイシュマエルがからかったり、サラはアブラハムに母子を追い出すように求めます。
ハガルとイシュマエル母子は放浪しつつも、泉を見つけて安堵。
アラブ人はこのイシュマエルを祖とするイシュマエル人の子孫と称し、
イスラム教ではイサクよりもイシュマエルが重視されてます。
ほんで、アブラハムは年頃になったイサクの結婚相手を探す為、
故郷メソポタミアへ忠実な下僕エリエゼルを旅にだします。

僕は主人のらくだの中から十頭を選び、主人から預かった高価な贈り物を多く携え、
アラム・ナハライムのナホルの町に向かって出発した。
女たちが水くみに来る夕方、彼は、らくだを町外れの井戸の傍らに休ませて、祈った。
「主人アブラハムの神、主よ。
どうか、今日、わたしを顧みて、主人アブラハムに慈しみを示してください。
わたしは今、御覧のように、泉の傍らに立っています。
この町に住む人の娘たちが水をくみに来たとき、
その一人に、『どうか、水がめを傾けて、飲ませてください』と頼んでみます。
その娘が、『どうぞ、お飲みください。らくだにも飲ませてあげましょう』と答えれば、
彼女こそ、あなたがあなたの僕イサクの嫁としてお決めになったものとさせてください。
そのことによってわたしは、あなたが主人に慈しみを示されたのを知るでしょう。」
僕がまだ祈り終わらないうちに、見よ、リベカが水がめを肩に載せてやって来た。
僕は駆け寄り、彼女に向かい合って語りかけた。
「水がめの水を少し飲ませてください。」

旅の末に到着したナホルの井戸端で下僕エリエゼルは、
水を与えてくれる優し〜い女性に会わせて欲しいって祈ります。
願いは実現し、水を汲みに訪れていた多くの女性の中から、
リベカが水瓶から、彼とラクダに水をくれました。
エリエゼルはリベカこそ神が選んだ女性であると確信。
イサクに引き合わせるのです。

画像1:Bartolome Esteban Murillo 1617-1682の『Rebeca y Eliezer』1650-1655年頃108×152cm 油彩・画布 プラド美術館

アブラハムの時代にあった飢饉とは別に、この地方にまた飢饉があったので、
イサクはゲラルにいるペリシテ人の王アビメレクのところへ行った。
そのとき、主がイサクに現れて言われた。
「エジプトへ下って行ってはならない。わたしが命じる土地に滞在しなさい。
あなたがこの土地に寄留するならば、わたしはあなたと共にいてあなたを祝福し、
これらの土地をすべてあなたとその子孫に与え、
あなたの父アブラハムに誓ったわたしの誓いを成就する。
わたしはあなたの子孫を天の星のように増やし、
これらの土地をすべてあなたの子孫に与える。
地上の諸国民はすべて、あなたの子孫によって祝福を得る。
アブラハムがわたしの声に聞き従い、
わたしの戒めや命令、掟や教えを守ったからである。」
そこで、イサクはゲラルに住んだ。
その土地の人たちがイサクの妻のことを尋ねたとき、
彼は、自分の妻だと言うのを恐れて、
「わたしの妹です」と答えた。
リベカが美しかったので、
土地の者たちがリベカのゆえに自分を殺すのではないかと思ったからである。
イサクは長く滞在していたが、あるとき、ペリシテ人の王アビメレクが窓から下を眺めると、
イサクが妻のリベカと戯れていた。

画像2:Rembrandt Harmensz, van Rijn 1606-1669の『The Jewish Bride 'Isaac and Rebecca'』1660年代121.5×166.5cm 油彩・画布 アムステルダム国立美術館。レンブラントの息子ティトゥスとその妻マクダレナ・ファン・ローがモデルって説も唱えられてるけど、確証はなし。

アビメレクは早速イサクを呼びつけて言った。
「あの女は、本当はあなたの妻ではないか。
それなのになぜ、『わたしの妹です』などと言ったのか。」
「彼女のゆえにわたしは死ぬことになるかもしれないと思ったからです」
とイサクは答えると、
アビメレクは言った。
「あなたは何ということをしたのだ。
民のだれかがあなたの妻と寝たら、あなたは我々を罪に陥れるところであった。」

イサクが自分たちペリシテ人を疑い偽ったことを批難?

アビメレクはすべての民に命令を下した。
「この人、またはその妻に危害を加える者は、必ず死刑に処せられる。」

夫を殺して妻を略奪?
なぁ〜んて心配も徒労に終わり、イサク&ベリカはメデタシ!
旧約の登場人物として、一夫一妻の鴛鴦夫婦は珍しいぃ〜。

注:私のHPでは絵画主題としての旧約聖書を取り上げたいと思いますので、
物語の整合性は求めていません。
絵画を読み解く知的遊戯ってことで御理解下さいませ。

ソドム

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二人の御使いが夕方ソドムに着いたとき、ロトはソドムの門の所に座っていた。
ロトは彼らを見ると、立ち上がって迎え、地にひれ伏して、言った。
 「皆様方、どうぞ僕の家に立ち寄り、足を洗ってお泊まりください。
そして、明日の朝早く起きて出立なさってください。」
彼らは言った。
 「いや、結構です。わたしたちはこの広場で夜を過ごします。」
しかし、ロトがぜひにと勧めたので、彼らはロトの所に立ち寄ることにし、彼の家を訪ねた。
ロトは、酵母を入れないパンを焼いて食事を供し、彼らをもてなした。
彼らがまだ床に就かないうちに、ソドムの町の男たちが、若者も年寄りもこぞって押しかけ、
家を取り囲んで、わめきたてた。

ソドムを滅ぼしに来た二人の御使いは、アブラハムの甥ロトの家に宿泊。
「今夜、お前のところへ来た連中はどこにいる。ここへ連れて来い。なぶりものにしてやるから。」
古い口語訳(新改訳1982版) では、
「今夜お前のところに来た男たちはどこにいるのか。ここに連れ出せ。彼らをよく知りたいのだ。」
ソドムの町は、背徳の町。
即ち、「知りたい」=「姦りたい」。
獣姦者とか少年愛を「ソドミー」って言うのは、このソドムが由来。
砂漠の民は禁酒・禁欲的な生活を維持。
これがヤーウェの神の宗教倫理?

二人の客はロトに言った。
 「ほかに、あなたの身内の人がこの町にいますか。
  あなたの婿や息子や娘などを皆連れてここから逃げなさい。
  実は、わたしたちはこの町を滅ぼしに来たのです。
  大きな叫びが主のもとに届いたので、
  主は、この町を滅ぼすためにわたしたちを遣わされたのです。」

画像1: DÜRER, Albrecht (1471-1528)『Lot Fleeing with his Daughters from Sodom』1498
 Oil and tempera on panel, 52 x 41 cm  National Gallery of Art, Washington
画面奥の人影が塩の柱になっちゃったロトの妻。

ソドムの町と共に滅亡する運命だったロトは、妻は失いつつも助かります。
そして街に住むのを恐れて(また滅せられる?)二人の娘と山の洞窟の中に住みます。
めでたし?
うんにゃ、うんにゃ。

彼は洞穴に二人の娘と住んだ。姉は妹に言った。
 「父も年老いてきました。
  この辺りには、世のしきたりに従って、わたしたちのところへ来てくれる男の人はいません。
  さあ、父にぶどう酒を飲ませ、床を共にし、父から子種を受けましょう。」
娘たちはその夜、父親にぶどう酒を飲ませ、姉がまず、父親のところへ入って寝た。
父親は、娘が寝に来たのも立ち去ったのも気がつかなかった。
あくる日、姉は妹に言った。
 「わたしは夕べ父と寝ました。今晩も父にぶどう酒を飲ませて、あなたが行って父と床を共にし、父か
  ら子種をいただきましょう。」

ソドムに生まれ育った姉妹だから?淡々とした近親相姦の記述。子孫を残すという行為の正当化?
娘たちはその夜もまた、父親にぶどう酒を飲ませ、妹が父親のところへ行って寝た。
父親は、娘が寝に来たのも立ち去ったのも気がつかなかった。
「父親は、娘が寝に来たのも立ち去ったのも気がつかなかった。」と同じセンテンスの繰り返し。
姦淫の意識がなかったとの強調でしょうか?
記憶が無いってことはやってないってことでしょうか?
私には違和感がヒシヒシ。
・・・・・・。

画像2:Orazio Gentileschi 1563-1639『Lot and his Daughters』 1621 Oil on canvas Thyssen-Bornemisza Collection, Madrid
彼方を指差し見る姉妹。いったい何がみえるのでしょうか?
画面左下、ワインの入ったビンに杯。娘の膝で眠ってしまったロト。
この絵画からは過度の淫らさは感じられません。

このようにして、ロトの二人の娘は父の子を身ごもり、
やがて、姉は男の子を産み、モアブ(父親より)と名付けた。
彼は今日のモアブ人の先祖である。
妹もまた男の子を産み、ベン・アミ(わたしの肉親の子)と名付けた。
彼は今日のアンモンの人々の先祖である。

ユダヤ教&イスラム教で、夫婦の性交渉以外は『悪いこと』であるという厳しい掟。
性的倫理の厳しい宗教。旧約聖書で性的不始末の話は必ず相手を貶める時。
差別を合理化する旧悪として、
 『お前の先祖は人倫の道を外れたんだよっ!』
まぁ、対立人種の悪口の正当化ってことでしょうねぇ。

さて、同一主題ながら全く違った印象の絵画があります。
画像3: Hendrick Goltzius(1558 - 1617)『 Lot and his daughters』 Oil on canvas Rijksmuseum, Amsterdam 全裸の姉妹に挟まれて杯を持った赤ら顔のロト。

教会という宗教的権威の成熟したルネッサンス期。
教会はお金の寄進&土地の寄付を受け、人々を支配する領主としての性格を持った。
富裕化した聖職者は堕落。
祈りや儀式は形骸化し、罪が金銭により贖われるとされ、
聖職売買や聖職者の妻帯など多くの腐敗がうまれた。
特権階級者の邸宅や居室を彩った絵画。
特権階級者とはすなわちパトロン。
豊かだからこそ画家を援助し、飾れた絵画。
私も欲しいパトロン。
写真の無い時代、権力者は画家に絵画を注文。
世界中の富を収奪して豊かだったから、ルネッサンス美術は耽美で華麗&淫猥。
旧約聖書のエピソードの神話的寓意画は造形的な美しさで人々の目を楽しませると共に、
視覚化された難解な寓意を読み解く知的遊戯によって、人々の知性をも楽しませたハズ。
収蔵者の審美眼&教養の誇示。
ほんで、聖書のエピソードをポルノ化。
う〜ん、男の権力者って奴はぁ、理解しやすい。
この時代の絵画は現代人のブランドバックや高級腕時計とか高級外車と同じもの。
イスラム美術では教義で偶像崇拝を禁じたために、絵画・彫刻は発達せず唐草文・装飾文様のアラベスクが中心。
イスラム社会では女性は顔をもベールで隠す。
キリスト教国だからこそ美術が、エロスが発達したんでしょうねぇ。

注.私のブログでは絵画主題としての旧約聖書を取り上げたいと思いますので、
物語の整合性は求めていません。絵画を読み解く知的遊戯ってことで御理解下さいませ。

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洪水後のノア

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さて、ノアは農夫となり、ぶどう畑を作った。
あるとき、ノアはぶどう酒を飲んで酔い、天幕の中で裸になっていた。
カナンの父ハムは、自分の父の裸を見て、外にいた二人の兄弟に告げた。
セムとヤフェトは着物を取って自分たちの肩に掛け、後ろ向きに歩いて行き、父の裸を覆った。
二人は顔を背けたままで、父の裸を見なかった。

ラリパッパの父を笑った?
他の兄弟は父に敬意をはらった?
先祖のアダムがイチジクの葉で隠した恥ずかしい場所を見なかった?

ノアは酔いからさめると、末の息子がしたことを知り、こう言った。
 「カナンは呪われよ 奴隷の奴隷となり、兄たちに仕えよ。」

なぜに孫を呪うのか?
恥ずかしい場所を見られたという羞恥心が怒りに変化?
壁画『最後の審判』の裸体が礼拝堂には不敬であるとの法王庁のクレームに対して、
神が自身の姿に似せて造られた人間の裸体のどこが不敬であり不浄であるのか?
とミケランジャロが反論。
史上最大の検閲。
ミケランジャロの生前にダニエーレ・ダ・ヴォルテッラの手で、
数百人が裸体で描かれていた『最後の審判』に性器を隠蔽する下着や布が描き込まれた。
ダニエーレ自身も優れた画家だけど、
この作業に従事したため『パンツ屋』っていう蔑称を背負う。
恥ずかしい場所を見るのは不敬?

また言った。
 「セムの神、主をたたえよ。カナンはセムの奴隷となれ。
  神がヤフェトの土地を広げ(ヤフェト)セムの天幕に住まわせカナンはその奴隷となれ。」

かなり怒り心頭です。
酔って恥ずかしい場所を見せ付けた反省はノアにはないのでしょうか?
このノアの過剰な激怒について、
息子ハムが父に同性愛的な欲情を燃やしたからだという説や、
ノアが泥酔して自堕落になったという説も、ありますが未だ謎のままです。
神聖な場所をみだりに見ることは許されないというタブー?
旧約聖書で性的不始末の出てくる話は、必ず相手を貶める時。
ほんで、対立人種の悪口の正当化ってことでしょうねぇ。

画像:BELLINI, Giovanni『Drunkennes of Noah』 1515 Oil on canvas, 103 x 157 cm、Musee des Beaux-Arts, Besancon

注1.私のHPでは絵画主題としての旧約聖書を取り上げたいと思いますので、
物語の整合性は求めていません。
絵画を読み解く知的遊戯ってことで御理解下さいませ。

注2.絵画の著作権について。私の自己判断。
http://blogs.yahoo.co.jp/makinomasaki2281/32234016.html

カイン&アベル。

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お仕事はそれぞれ、農耕&牧羊。
人類初の殺人事件!

さて、アダムは妻エバを知った。
彼女は身ごもってカインを産み、
 「わたしは主によって男子を得た」と言った。
彼女はまたその弟アベルを産んだ。
アベルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。
時を経て、カインは土の実りを主のもとに献げ物として持って来た。
アベルは羊の群れの中から肥えた初子を持って来た。
主はアベルとその献げ物に目を留められたが、
カインとその献げ物には目を留められなかった。
カインは激しく怒って顔を伏せた。
主はカインに言われた。
 「どうして怒るのか。どうして顔を伏せるのか。
  もしお前が正しいのなら、顔を上げられるはずではないか。
  正しくないなら、罪は戸口で待ち伏せており、お前を求める。
  お前はそれを支配せねばならない。」
カインが弟アベルに言葉をかけ、二人が野原に着いたとき、
カインは弟アベルを襲って殺した。

カインの神の愛を得られなかった怒りは、嫉妬となってアベルに向った。
でも、神の愛こそ平等に兄弟へ注がれるべきではないだろうか?

主はカインに言われた。
 「お前の弟アベルは、どこにいるのか。」
カインは答えた。
 「知りません。わたしは弟の番人でしょうか。」

全〜部、お見通しの神に、カインのふてぶてしい回答。
親の愛を欲しがる駄々っ子状態。

主は言われた。
 「何ということをしたのか。お前の弟の血が土の中からわたしに向かって叫んでいる。
  今、お前は呪われる者となった。
  お前が流した弟の血を、口を開けて飲み込んだ土よりもなお、呪われる。
  土を耕しても、土はもはやお前のために作物を産み出すことはない。
  お前は地上をさまよい、さすらう者となる。」

カインに罪の重さを自覚させる言葉。

カインは主に言った。
 「わたしの罪は重すぎて負いきれません。
  今日、あなたがわたしをこの土地から追放なさり、わたしが御顔から隠されて、
  地上をさまよい、さすらう者となってしまえば、
  わたしに出会う者はだれであれ、わたしを殺すでしょう。」

反省するカイン。

主はカインに言われた。
 「いや、それゆえカインを殺す者は、だれであれ七倍の復讐を受けるであろう。」
主はカインに出会う者がだれも彼を撃つことのないように、
カインにしるしを付けられた。
カインは主の前を去り、エデンの東、ノド(さすらい)の地に住んだ。

罪びとのカインに救済のしるしを与えた?
絵画主題としての「カインとアベル」は見つからないです。
そんなこんなの主題が殺人だけに、依頼主も画家も描かなかったのでしょうねぇ。

画像は以下。
http://www.fujiso.com/main7.html
↑絵葉書美術館へGO。

アブラハム

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ノアの洪水後、アブラハム (Abhraham) は神に神に選ばれ祝福された最初の預言者。

アブラムが九十九歳になったとき、主はアブラムに現れて言われた。
 「わたしは全能の神である。あなたはわたしに従って歩み、全き者となりなさい。
  わたしは、あなたとの間にわたしの契約を立て、あなたをますます増やすであろう。」
アブラムはひれ伏した。神は更に、語りかけて言われた。
 「これがあなたと結ぶわたしの契約である。
  あなたは多くの国民の父となる。
  あなたは、もはやアブラムではなく、アブラハムと名乗りなさい。
  あなたを多くの国民の父とするからである。
  わたしは、あなたをますます繁栄させ、諸国民の父とする。
  王となる者たちがあなたから出るであろう。
  わたしは、あなたとの間に、また後に続く子孫との間に契約を立て、
  それを永遠の契約とする。
  そして、あなたとあなたの子孫の神となる。
  わたしは、あなたが滞在しているこのカナンのすべての土地を、あなたとその子孫に、
  永久の所有地として与える。わたしは彼らの神となる。」

子々孫々まで及ぶ、神から永久の祝福。
アブラハムは、まさに神に選ばれたスーパースター。
ユダヤ教は唯一神ヤハウェを信仰する厳格な一神教で聖典は旧約聖書。
旧約聖書って呼び名を使わない。
でも、旧約聖書はキリスト教でも聖典。
旧約聖書にイエス・キリストが予表され、新約聖書に救済者&完成者としてのイエス・キリストが表されてるらしい。
一方、イスラム教の考え方ではイスラム教の立場では、アブラハムとはユダヤ教もキリスト教も存在しない時代に唯一神を信じ帰依した完全に純粋な一神教徒。
アブラハムはユダヤ教・キリスト教・イスラム教を信じる聖典の民の始祖。
でっ、「信仰の父」とも呼ばれる。
アラブ人はアブラハムとイシュマエル(アブラハムの妾腹の息子)を先祖としてる。イスラム教徒は、ユダヤ教とキリスト教がアブラハムの信仰から逸脱し不完全な一神教に堕ちた時代に、アブラハムの純粋な一神教を再興した教えだと考えてる。
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教は、
神がアブラハムを人類救済のため最初に選んだ預言者として祝福する。
そのため、これらの三宗教はアブラハムの宗教とも呼ばれる。
始祖が同じなのに仲が悪いんだなぁ。

神はまた、アブラハムに言われた。
 「だからあなたも、わたしの契約を守りなさい、あなたも後に続く子孫も。
  あなたたち、およびあなたの後に続く子孫と、わたしとの間で守るべき契約はこれである。
  すなわち、あなたたちの男子はすべて、割礼を受ける。
  包皮の部分を切り取りなさい。
  これが、わたしとあなたたちとの間の契約のしるしとなる。
  いつの時代でも、あなたたちの男子はすべて、直系の子孫はもちろんのこと、
  家で生まれた奴隷も、外国人から買い取った奴隷であなたの子孫でない者も皆、
  生まれてから八日目に割礼を受けなければならない。
  あなたの家で生まれた奴隷も、買い取った奴隷も、必ず割礼を受けなければならない。
  それによって、わたしの契約はあなたの体に記されて永遠の契約となる。
  包皮の部分を切り取らない無割礼の男がいたなら、その人は民の間から断たれる。
  わたしの契約を破ったからである。」

契約印を己の肉体に刻みつける。
親が子に割礼を施さなかったら、契約違反?

神はアブラハムに言われた。
 「あなたの妻サライは、名前をサライではなく、サラと呼びなさい。
  わたしは彼女を祝福し、彼女によってあなたに男の子を与えよう。
  わたしは彼女を祝福し、諸国民の母とする。
  諸民族の王となる者たちが彼女から出る。」
アブラハムはひれ伏した。
しかし笑って、ひそかに言った。
 「百歳の男に子供が生まれるだろうか。九十歳のサラに子供が産めるだろうか。」
アブラハムは神に言った。
 「どうか、イシュマエルが御前に生き永らえますように。」
神は言われた。
 「いや、あなたの妻サラがあなたとの間に男の子を産む。
  その子をイサク(彼は笑う)と名付けなさい。
  わたしは彼と契約を立て、彼の子孫のために永遠の契約とする。
  イシュマエルについての願いも聞き入れよう。
  必ず、わたしは彼を祝福し、大いに子供を増やし繁栄させる。
  彼は十二人の首長の父となろう。
  わたしは彼を大いなる国民とする。
  しかし、わたしの契約は、来年の今ごろ、サラがあなたとの間に産むイサクと立てる。」
神はこう語り終えると、アブラハムを離れて昇って行かれた。
アブラハムは、息子のイシュマエルをはじめ、家で生まれた奴隷や買い取った奴隷など、
自分の家にいる人々のうち、男子を皆集めて、すぐその日に、
神が命じられたとおり包皮に割礼を施した。
アブラハムが包皮に割礼を受けたのは、九十九歳、
息子イシュマエルが包皮に割礼を受けたのは、十三歳であった。
アブラハムと息子のイシュマエルは、すぐその日に割礼を受けた。
アブラハムの家の男子は、家で生まれた奴隷も外国人から買い取った奴隷も皆、
共に割礼を受けた。

神とアブラハム契約のしるしは『割礼』。
アブラハムを太祖とするイスラエル民族のしるしが、『割礼』。

主はマムレの樫の木の所でアブラハムに現れた。
暑い真昼に、アブラハムは天幕の入り口に座っていた。
目を上げて見ると、三人の人が彼に向かって立っていた。
アブラハムはすぐに天幕の入り口から走り出て迎え、地にひれ伏して、言った。
 「お客様、よろしければ、どうか、僕のもとを通り過ぎないでください。
  水を少々持って来させますから、足を洗って、木陰でどうぞひと休みなさってください。
  何か召し上がるものを調えますので、疲れをいやしてから、お出かけください。
  せっかく、僕の所の近くをお通りになったのですから。」
その人たちは言った。
 「では、お言葉どおりにしましょう。」
アブラハムは急いで天幕に戻り、サラのところに来て言った。
 「早く、上等の小麦粉を三セアほどこねて、パン菓子をこしらえなさい。」
アブラハムは牛の群れのところへ走って行き、柔らかくておいしそうな子牛を選び、
召し使いに渡し、急いで料理させた。
アブラハムは、凝乳、乳、出来立ての子牛の料理などを運び、彼らの前に並べた。
そして、彼らが木陰で食事をしている間、そばに立って給仕をした。
彼らはアブラハムに尋ねた。
 「あなたの妻のサラはどこにいますか。」
 「はい、天幕の中におります」
とアブラハムが答えると、
彼らの一人が言った。
 「わたしは来年の今ごろ、必ずここにまた来ますが、そのころには、
  あなたの妻のサラに男の子が生まれているでしょう。」
サラは、すぐ後ろの天幕の入り口で聞いていた。
アブラハムもサラも多くの日を重ねて老人になっており、
しかもサラは月のものがとうになくなっていた。
サラはひそかに笑った。
自分は年をとり、もはや楽しみがあるはずもなし、主人も年老いているのに、
と思ったのである。
主はアブラハムに言われた。
 「なぜサラは笑ったのか。
  なぜ年をとった自分に子供が生まれるはずがないと思ったのだ。
  主に不可能なことがあろうか。来年の今ごろ、わたしはここに戻ってくる。
  そのころ、サラには必ず男の子が生まれている。」

画像1:PROVOST, Jan 『Abraham, Sarah, and the Angel』Oil on wood、Musee du Louvre, Paris
左から、天使・アブラハム・サラ。子宝約束の絵画。

主は、約束されたとおりサラを顧み、さきに語られたとおりサラのために行われたので、
彼女は身ごもり、年老いたアブラハムとの間に男の子を産んだ。
それは、神が約束されていた時期であった。
アブラハムは、サラが産んだ自分の子をイサクと名付け、
神が命じられたとおり、八日目に、息子イサクに割礼を施した。
息子イサクが生まれたとき、アブラハムは百歳であった。
サラは言った。
 「神はわたしに笑いをお与えになった。
  聞く者は皆、わたしと笑い(イサク)を共にしてくれるでしょう。」

文中からも、サラの喜びが感じられる。
年老いて授かった子だから喜びいっぱいニコニコの笑顔。
だけど、神はアブラハムに試練を与えた。
自己の生命を含めた全てのものは神の支配のもとにあり、
拒否すれば恩恵は期待できない?

これらのことの後で、神はアブラハムを試された。
神が、「アブラハムよ」と呼びかけ、彼が、「はい」と答えると、
神は命じられた。
 「あなたの息子、あなたの愛する独り子イサクを連れて、モリヤの地に行きなさい。
  わたしが命じる山の一つに登り、彼を焼き尽くす献げ物としてささげなさい。」
次の朝早く、アブラハムはろばに鞍を置き、献げ物に用いる薪を割り、
二人の若者と息子イサクを連れ、神の命じられた所に向かって行った。
三日目になって、アブラハムが目を凝らすと、遠くにその場所が見えたので、
アブラハムは若者に言った。
 「お前たちは、ろばと一緒にここで待っていなさい。わたしと息子はあそこへ行って、
  礼拝をして、また戻ってくる。」
アブラハムは、焼き尽くす献げ物に用いる薪を取って、
息子イサクに背負わせ、自分は火と刃物を手に持った。
二人は一緒に歩いて行った。
イサクは父アブラハムに、「わたしのお父さん」と呼びかけた。
彼が、「ここにいる。わたしの子よ」と答えると、イサクは言った。
 「火と薪はここにありますが、焼き尽くす献げ物にする小羊はどこにいるのですか。」
アブラハムは答えた。
 「わたしの子よ、焼き尽くす献げ物の小羊はきっと神が備えてくださる。」
二人は一緒に歩いて行った。
神が命じられた場所に着くと、アブラハムはそこに祭壇を築き、薪を並べ、
息子イサクを縛って祭壇の薪の上に載せた。

アブラハムとイサクはどんな顔をしてたんだろう?
苦悩の顔?
神に召される恍惚の顔?

そしてアブラハムは、手を伸ばして刃物を取り、息子を屠ろうとした。
そのとき、天から主の御使いが、「アブラハム、アブラハム」と呼びかけた。
彼が、「はい」と答えると、
御使いは言った。
 「その子に手を下すな。何もしてはならない。
  あなたが神を畏れる者であることが、今、分かったからだ。
  あなたは、自分の独り子である息子すら、わたしにささげることを惜しまなかった。」

画像2:Caravaggio 『The Sacrifice of Isaac』1605 Oil on canvas, 116 x 173 cm
Piasecka-Johnson Collection, Princeton 
アブラハムとイサク、天使と羊が描かれた神への忠誠の絵画。

アブラハムは目を凝らして見回した。
すると、後ろの木の茂みに一匹の雄羊が角をとられていた。
アブラハムは行ってその雄羊を捕まえ、息子の代わりに焼き尽くす献げ物としてささげた。

神へ忠誠を誓えば祝福を得られるとはいえ、、、
過酷!

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