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GWは単なる週末でした。

ヨブ記

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第22&23章

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第22章
テマン人エリファズは答えた。
人間が神にとって有益でありえようか。
賢い人でさえ、有益でありえようか。
あなたが正しいからといって全能者が喜び
完全な道を歩むからといって
 神の利益になるだろうか。
あなたが神を畏れ敬っているのに
 神があなたを責め
あなたを裁きの座に引き出されるだろうか。
あなたは甚だしく悪を行い
限りもなく不正を行ったのではないか。
あなたは兄弟から質草を取って何も与えず
既に裸の人からなお着物をはぎ取った。
渇き果てた人に水を与えず
飢えた人に食べ物を拒んだ。
腕力を振るう者が土地をわがものとし
もてはやされている者がそこに住む。
あなたはやもめに何も与えず追い払い
みなしごの腕を折った。
だからこそ
あなたの周りには至るところに罠があり
突然の恐れにあなたはおびえる。
また、暗黒に包まれて何も見えず
洪水があなたを覆っているので
あなたは言う。
「神がいますのは高い天の上で
見よ、あのように高い星の群れの頭なのだ。」
だからあなたは言う。
「神が何を知っておられるものか。
濃霧の向こうから裁くことができようか。
雲に遮られて見ることもできず
天の丸天井を行き来されるだけだ」と。
あなたは昔からの道に
悪を行う者の歩んだ道に気をつけよ。
彼らは時ならずして、取り去られ
流れがその基までぬぐい去った。
神に向かって彼らは言っていた。
「ほうっておいてくれ
 全能者と呼ばれる者に何ができる。」
それに対してあなたは言った。
「神はその彼らの家を富で満たされる。
神に逆らう者の考えはわたしから遠い。」
神に従う人なら見抜いて喜び
罪のない人なら嘲笑って言うであろう。
「彼らの財産は確かに無に帰し
残ったものも火になめ尽くされる。」
神に従い、神と和解しなさい。
そうすれば、あなたは幸せになるだろう。
神が口ずから授ける教えを受け
その言葉を心に納めなさい。
もし、全能者のもとに立ち帰り
あなたの天幕から不正を遠ざけるなら
 あなたは元どおりにしていただける。
黄金を塵の中に
オフィルの金を川床に置くがよい。
全能者こそがあなたの黄金
あなたにとっての最高の銀となり
あなたは全能者によって喜びを得
神に向かって顔を上げ
あなたが祈れば聞き入れられ
満願の献げ物をすることもできるだろう。
あなたが決意することは成就し
歩む道には光が輝くことだろう。
倒れている者に、立ち上がれとあなたが言えば
目を伏せていた者は救われる。
清くない者すら
あなたの手の潔白によって救われる。

画像:DÜRER, Albrecht 1471-1528
『Job and His Wife』1504

第23章
ヨブは答えた。
今日も、わたしは苦しみ嘆き
呻きのために、わたしの手は重い。
どうしたら、その方を見いだせるのか。
おられるところに行けるのか。
その方にわたしの訴えを差し出し
思う存分わたしの言い分を述べたいのに。
答えてくださるなら、それを悟り
話しかけてくださるなら、理解しよう。
その方は強い力を振るって
 わたしと争われるだろうか。
いや、わたしを顧みてくださるだろう。
そうすれば、わたしは神の前に正しいとされ
わたしの訴えはとこしえに解決できるだろう。
だが、東に行ってもその方はおられず
西に行っても見定められない。
北にひそんでおられて、とらえることはできず
南に身を覆っておられて、見いだせない。
しかし、神はわたしの歩む道を
 知っておられるはずだ。
わたしを試してくだされば
 金のようであることが分かるはずだ。
わたしの足はその方に従って歩み
その道を守って、離れたことはない。
その唇が与えた命令に背かず
その口が語った言葉を胸に納めた。
神がいったん定められたなら
 だれも翻すことはできない。
神は望むがままに行われる。
わたしのために定めたことを実行し
ほかにも多くのことを定めておられる。
それゆえ、わたしは御顔におびえ
考えれば考えるほど、恐れる。
神はわたしの勇気を失わせ
全能者はわたしをおびえさせる。
わたしは暗黒を前にし
目の前には闇が立ちこめているのに
なぜ、滅ぼし尽くされずにいるのか。

第20&21章

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第20章
ナアマ人ツォファルは答えた。
さまざまな思いがわたしを興奮させるので
わたしは反論せざるをえない。
あなたの説はわたしに対する非難と聞こえる。
明らかにすることを望んで、答えよう。
あなたも知っているだろうが
昔、人が地上に置かれたときから
神に逆らう者の喜びは、はかなく
神を無視する者の楽しみは、つかの間にすぎない。
たとえ彼が天に達するほど
頭が雲に達するほど上って行っても
自分の汚物と同様、永久に失われ
探す者は、「どこへ行ってしまったのか」
 と言わなければならなくなる。
夢のように飛び去り
夜の幻のように消えうせ
だれも見いだすことはないだろう。
彼を見ていた目はもう彼を見ることなく
彼のいた所も二度と彼を見ない。
その子らは貧しい人々に償いをし
子孫は奪った富を返済しなければならない。
若さがその骨に溢れていたが
それも彼と共に塵の上に伏すことになろう。
悪が口に甘いからと
舌で抑えて隠しておき
惜しんで吐き出さず
口の中に含んでいれば
そのパンは胃の中に入って
 コブラの毒と変わる。
呑み込んだ富は吐き出さなければならない。
神は彼の腹からそれを取り上げられる。
彼の飲んだのはコブラの毒。
蝮の舌が彼を殺す。
彼は蜂蜜と乳脂の流れる川の
その流れを見ることはない。
労して獲たものをも呑み込まずに返し
商いで富を得ても楽しむことはない。
なぜなら、貧しい人々を虐げ見捨て
自ら建てもしない家を奪い取ったから。
その腹は満足することを知らず
欲望から逃れられず
食い尽くして、何も残さない。
それゆえ、彼の繁栄は長くは続かず
豊かさの極みにあって欠乏に陥り
すべて労苦する手が彼を襲う。
腹を満たそうとすれば
神は燃える怒りを注ぎ
それをパンとして彼に浴びせかける。
鉄の武器から逃れても
青銅の弓が彼を射抜き
矢は彼を貫いて背中に出る。
それは胆汁にぬれて光り
神の威力が彼を圧倒する。
暗黒が彼の宝を待ち構え
吹き起こされたのでもない火が彼をなめ尽くし
天幕に残っているものをも滅ぼし尽くす。
天は彼の罪を暴き
地は彼に対して立ち上がる。
神の怒りの日に、洪水が起こり
大水は彼の家をぬぐい去る。
神に逆らう者が神から受ける分
神の命令による嗣業はこれだ。

画像:DORÉ, Gustave  1832–1883
『Job hearing of his ruin』1865

第21章
ヨブは答えた。
どうか、わたしの言葉を聞いてくれ。
聞いてもらうことがわたしの慰めなのだ。
我慢して、わたしに話をさせてくれ。
わたしが話してから、嘲笑うがいい。
わたしは人間に向かって訴えているのだろうか。
なぜ、我慢しなければならないのか。
わたしに顔を向けてくれ。
そして驚き、口に手を当てるがよい。
わたし自身、これを思うと慄然とし
身震いが止まらない。
なぜ、神に逆らう者が生き永らえ
年を重ねてなお、力を増し加えるのか。
子孫は彼らを囲んで確かに続き
その末を目の前に見ることができる。
その家は平和で、何の恐れもなく
神の鞭が彼らに下ることはない。
彼らの雄牛は常に子をはらませ
雌牛は子を産んで、死なせることはない。
彼らは羊の群れのように子供を送り出し
その子らは踊り跳ね
太鼓や竪琴に合わせて歌い
笛を吹いて楽しむ。
彼らは幸せに人生を送り
安らかに陰府に赴く。
彼らは神に向かって言う。
「ほうっておいてください。
あなたに従う道など知りたくもない。
なぜ、全能者に仕えなければならないのか。
神に祈って何になるのか。」
だが、彼らは財産を手にしているではないか。
神に逆らう者の考えはわたしから遠い。
神に逆らう者の灯が消され、災いが襲い
神が怒って破滅を下したことが何度あろうか。
藁のように風に吹き散らされ
もみ殻のように
 突風に吹き飛ばされたことがあろうか。
神は彼への罰を
 その子らの代にまで延ばしておかれるのか。
彼自身を罰して
 思い知らせてくださればよいのに。
自分の目で自分の不幸を見
全能者の怒りを飲み干せばよいのだ。
人生の年月が尽きてしまえば
残された家はどうなってもよいのだから。
「人が神に知識を授けえようか。
彼は高きにいまし、裁きを行われる」と言う。
ある人は、死に至るまで不自由なく
安泰、平穏の一生を送る。
彼はまるまると太り
骨の髄まで潤っている。
また、ある人は死に至るまで悩み嘆き
幸せを味わうこともない。
だが、どちらも塵に横たわれば
等しく、蛆に覆われるではないか。
あなたたちの考えはよく分かっている。
わたしに対して不法にも悪をたくらんでいるのだ。
「あの高潔な人の館はどうなり
この神に逆らう者の住まいとした天幕は
 どうなったのか」とあなたたちは問う。
通りかかる人々に尋ねなかったのか。
両者の残した証しを
 否定することはできないであろう。
悪人が災いの日を免れ
怒りの日を逃れているのに
誰が面と向かってその歩んできた道を暴き
誰がその仕業を罰するだろうか。
彼は葬式の行列によって運ばれ
その墓には番人も立ち
谷間の土くれさえ彼には快さそうだ。
人は皆彼の後に続き
彼の前にも、人は数えきれない。
それなのに空しい言葉で
 どのようにわたしを慰めるつもりか。
あなたたちの反論は欺きにすぎない。

第18&19章

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第18章
シュア人ビルダドは答えた。
いつまで言葉の罠の掛け合いをしているのか。
まず理解せよ、それから話し合おうではないか。
なぜ、わたしたちを獣のように見なすのか。
その目に愚か者とするのか。
怒りによって自らを引き裂く者よ
あなたのために地が見捨てられ
岩がその場所から移されるだろうか。
神に逆らう者の灯はやがて消え
その火の炎はもはや輝かず
その天幕の灯は暗黒となり
彼を照らす光は消える。
彼の力強い歩みも弱まり
自分自身の策略に倒れる。
足は網に捕えられ
落とし穴に踏み込む。
かかとは罠にかかり
仕掛けられた網に捕まる。
綱が地に隠されて張り巡らされ
行く道に仕掛けが待ち伏せている。
破滅が四方から彼を脅かし
彼の足を追い立てる。
その子は飢え
妻は災いに遭う。
死の初子が彼の肢体をむしばみ
その手足をむしばむ。
彼はよりどころとする天幕から引き出され
破滅の王に向かって一歩一歩引き寄せられる。
彼の天幕には他人が住み
その住みかには硫黄がまかれる。
下ではその根が枯れ
上では枝がしおれる。
彼の思い出は地上から失われ
その名はもう地の面にはない。
彼は光から暗黒へと追いやられ
この世から追放される。
子孫はその民の内に残らず
住んだ所には何ひとつ残らない。
未来の人々は彼の運命に慄然とし
過去になった人々すら
 身の毛のよだつ思いをする。
ああ、これが不正を行った者の住まい
これが神を知らぬ者のいた所か、と。

画像1&2:BLAKE, William 1757-1827
1)『Job rebuked by his friends』1823-26
2) 『Book of Job』の一部 1823-26


第19章
ヨブは答えた。
どこまであなたたちはわたしの魂を苦しめ
言葉をもってわたしを打ち砕くのか。
侮辱はもうこれで十分だ。
わたしを虐げて恥ずかしくないのか。
わたしが過ちを犯したのが事実だとしても 
の過ちはわたし個人にとどまるのみだ。
ところが、あなたたちは
 わたしの受けている辱めを誇張して
論難しようとする。
それならば、知れ。
神がわたしに非道なふるまいをし
わたしの周囲に砦を巡らしていることを。
だから、不法だと叫んでも答えはなく
救いを求めても、裁いてもらえないのだ。
神はわたしの道をふさいで通らせず
行く手に暗黒を置かれた。
わたしの名誉を奪い
頭から冠を取り去られた。
四方から攻められてわたしは消え去る。
木であるかのように
 希望は根こそぎにされてしまった。
神はわたしに向かって怒りを燃やし
わたしを敵とされる。
その軍勢は結集し
襲おうとして道を開き
わたしの天幕を囲んで陣を敷いた。
神は兄弟をわたしから遠ざけ
知人を引き離した。
親族もわたしを見捨て
友だちもわたしを忘れた。
わたしの家に身を寄せている男や女すら
わたしをよそ者と見なし、敵視する。
僕を呼んでも答えず
わたしが彼に憐れみを乞わなければならない。
息は妻に嫌われ
子供にも憎まれる。
幼子もわたしを拒み
わたしが立ち上がると背を向ける。
親友のすべてに忌み嫌われ
愛していた人々にも背かれてしまった。
骨は皮膚と肉とにすがりつき
皮膚と歯ばかりになって
 わたしは生き延びている。
憐れんでくれ、わたしを憐れんでくれ
神の手がわたしに触れたのだ。
あなたたちはわたしの友ではないか。
なぜ、あなたたちまで神と一緒になって
 わたしを追い詰めるのか。
肉を打つだけでは足りないのか。
どうか
 わたしの言葉が書き留められるように
碑文として刻まれるように。
たがねで岩に刻まれ、鉛で黒々と記され
いつまでも残るように。
わたしは知っている
わたしを贖う方は生きておられ
ついには塵の上に立たれるであろう。
この皮膚が損なわれようとも
この身をもって
 わたしは神を仰ぎ見るであろう。
このわたしが仰ぎ見る
ほかならぬこの目で見る。
 の底から焦がれ、はらわたは絶え入る。
「我々が彼を追い詰めたりするだろうか」と
 あなたたちは言う。
この有様の根源がわたし自身にあると
あなたたちは言う。
あなたたちこそ、剣を危惧せよ。
剣による罰は厳しい。
裁きのあることを知るがよい。

第16&17章

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第16章
ヨブは答えた。
そんなことを聞くのはもうたくさんだ。
あなたたちは皆、慰める振りをして苦しめる。
「無駄口はやめよ」とか
「何にいらだって
 そんな答えをするのか」と言う。
わたしがあなたたちの立場にあったなら
 そのようなことを言っただろうか。
あなたたちに対して多くの言葉を連ね
あなたたちに向かって頭を振り
口先で励まし
唇を動かすことをやめなかっただろうか。
語っても苦しみはやまず
黙っていても、それは去りません。
もう、わたしは疲れ果てました。
わたしの一族をあなたは圧倒し
わたしを絞り上げられます。
このわたしの姿が証人となり
 わたしに代わって抗議するでしょう。
神がわたしを餌食として、怒りを表されたので
敵はわたしを憎んで牙をむき、鋭い目を向ける。
彼らは大口を開けて嘲笑い
頬を打って侮辱し
一団となってわたしに向かって来る。
神は悪を行う者にわたしを引き渡し
神に逆らう者の手に任せられた。
平穏に暮らしていたわたしを神は打ち砕き
首を押さえて打ち据え
的として立て
弓を射る者に包囲させられた。
彼らは容赦なく、わたしのはらわたを射抜き
胆汁は地に流れ出た。
神は戦士のように挑みかかり
わたしを打ち破り、なお打ち破る。
わたしは粗布を肌に縫い付け
わたしの角と共に塵の中に倒れ伏した。
泣きはらした顔は赤く
死の闇がまぶたのくまどりとなった。
わたしの手には不法もなく
わたしの祈りは清かったのに。
大地よ、わたしの血を覆うな
わたしの叫びを閉じ込めるな。
このような時にも、見よ
 天にはわたしのために証人があり
高い天には
 わたしを弁護してくださる方がある。
わたしのために執り成す方、わたしの友
神を仰いでわたしの目は涙を流す。
人とその友の間を裁くように
神が御自分とこの男の間を裁いてくださるように。
僅かな年月がたてば
わたしは帰らぬ旅路に就くのだから。

画像:Maerten van Heemskerck 1498 - 1574
『The Triumph of Job』 1559

第17章
息は絶え、人生の日は尽きる。
わたしには墓があるばかり。
人々はなお、わたしを嘲り
わたしの目は夜通し彼らの敵意を見ている。
あなた自ら保証人となってください。
ほかの誰が
 わたしの味方をしてくれましょう。
彼らの心を覆って目覚めることのないようにし
彼らを高く上げないでください。
「利益のために友を裏切れば
子孫の目がつぶれる。」
この格言はわたしのことだと人は言う。
わたしは顔につばきされる者。
目は苦悩にかすみ
手足はどれも影のようだ。
正しい人よ、これに驚け。
罪のない人よ
 神を無視する者に対して奮い立て。
神に従う人はその道を守り
手の清い人は更に勇気をもて。
あなたたちは皆、再び集まって来るがよい。
あなたたちの中に知恵ある者はいないのか。
わたしの人生は過ぎ去り
わたしの計画も心の願いも失われた。
夜は昼となり
暗黒の後に光が近づくと人は言うが
わたしは陰府に自分のための家を求め
その暗黒に寝床を整えた。
墓穴に向かって「あなたはわたしの父」と言い
蛆虫に向かって「わたしの母、姉妹」と言う。
どこになお、わたしの希望があるのか。
誰がわたしに希望を見せてくれるのか。
それはことごとく陰府に落ちた。
すべては塵の上に横たわっている。

第15章

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第15章
テマン人エリファズは答えた。
知恵ある者が空虚な意見を述べたり
その腹を東風で満たしたりするであろうか。
無益な言葉をもって論じたり
役に立たない論議を重ねたりするであろうか。
あなたは神を畏れ敬うことを捨て
嘆き訴えることをやめた。
あなたの口は罪に導かれて語り
舌はこざかしい論法を選ぶ。
あなたを罪に定めるのはわたしではなく
 あなた自身の口だ。
あなたの唇があなたに不利な答えをするのだ。
あなたは最初の人間として生まれたのか。
山より先に生まれたのか。
神の奥義を聞き
知恵を自分のものとしたのか。
あなたの知っていることで
 わたしたちの知らないことがあろうか。
わたしたちには及びもつかないことを
 あなたが悟れるというのか。
わたしたちの中には白髪の老人もあり
あなたの父より年上の者もある。
神の慰めなどは取るに足らない
優しい言葉は役に立たない、というのか。
なぜ、あなたは取り乱すのか。
なぜ、あなたの目つきはいらだっているのか。
神に向かって憤りを返し
そんな言葉を口に出すとは何事か。
どうして、人が清くありえよう。
どうして、女から生まれた者が
 正しくありえよう。
神は聖なる人々をも信頼なさらず
天すら、神の目には清くない。
まして人間は、水を飲むように不正を飲む者
憎むべき汚れた者なのだ。
あなたに語ろう、聞きなさい。
わたしに示されたことを告げよう。
それは賢者たちの示したところ
それを彼らの父祖も隠さなかった。
これらの父祖にのみ、この地は与えられており
異国の者が侵すことはなかった。
さて、悪人の一生は不安に満ち
暴虐な者の生きる年数も限られている。
その耳には恐ろしい騒音が響く。
平安のさなかに略奪者が彼を襲うのだ。
暗黒を逃れうるとはもう信じられない。
彼の前には剣が待つのみだ。
彼はパンを求めてどことも知らずにさまよい
暗黒の訪れる時が間近いことを知る。
苦しみと悩みが彼を脅かし
戦いを挑む王のように攻めかかる。
彼は神に手向かい
全能者に対して傲慢にふるまい
厚い盾をかざして
 頑に神に向かって突進した。
顔は脂ぎって
腰にはぜい肉がついていたが
滅ぼされた町、無人となった家
瓦礫となる運命にある所に
 彼は住まねばならないであろう。
再び富むことなく、力も永らえず
その家畜は地に広がらない。
彼は暗黒から逃れられない。
熱風がその若枝を枯らし
神の口の息が吹き払う。
惑わされてむなしいものを信じるな。
その報いはむなしい。
時が来る前に枯れ
枝はその緑を失う。
未熟な実を荒らされるぶどうの木
花を落とすオリーブの木のようになる。
神を無視する者の一族に子は生まれず
賄賂を好む者の天幕は火に焼き尽くされる。
彼は苦しみをはらみ、災いを生む。
その腹は欺きをはぐくむ。

画像1:VALLOTTON, Annie
『The Comfort you give is only tornment』

画像2:MONSMA, Cornelis
『The Advocate』

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