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GWは単なる週末でした。

ギリシャ12神

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痩身のヴィーナス。

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画像1&2:CRANACH, Lucas the Elder 1472−1553
『Venus Standing in a Landscape』1529
透ける衣、痩身って言うか虚弱?
湖に映り込む建物。
はて?水浴び終了後か?
『Cupid Complaining to Venus』1530
リンゴの木を揺らして、蜂の巣が落ちてキューピッドにストライク?
冷たい表情のヴィーナスにキューピッドは、蜂の巣を手に持ち、
『気を付けてよっ!』

16世紀(東)ドイツの人気画家が描いたヴィーナス。
ルネッサンス巨匠の、ボッ・キュ・ボンッのグラマラスボディとは違って、、、
スレンダーボディのビーナス。
まぁ、この時代の画家はエロティック裸婦像を描く口実として神話に基づく画題としてビーナスを好んだ。
やはり、現代の男性が「巨乳派」or「貧乳派」って別れてるように、
この時代の画家の描く女性も自己の好みの女性美を描いたに違いない。

足るを知れ?

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画像1:Christian August Lorentzen 1749-1828
『Flora and Ceres』1811
どっちがどっち?

画像2:JORDAENS, Jacob 1593−1678
『Offering to Ceres, Goddess of Harvest』 1618-20
ケレスに感謝せねば、大地の恵み無しではあらゆる生物は生きられない。

画像3:Jean-Antoine Watteau 1684-1721
『Ceres (Summer)』 1712
華美でゴージャス。

ケレスorデメテルは恵みの女神。
大地の恵み無しではあらゆる生物は生存不能。
ハデスにペルセポネが攫われた時は飢饉。
ペルセポネを地上に返して貰うものの、、、
ペルセポネが地上にいない時期は、実りをもたらすのを止めた。
優しいんだけれども、厳しいエピソードも存在。

国王エリュシクトンはデメテルの聖木を伐採。
止めるように制する人の言葉を聞かずに乱伐。
森に住むニンフ&老樹の精ドリュアスが絶命。
ご近所のニンフが喪服を着て、デメテルに直訴。

『エリュシクトンを罰して下さい』

当然、エリュシクトンに神罰が下される。
北の果てに住む飢餓の神がエリュシクトンの胃中に居住。
空腹感、、、食べても食べても満腹感は得られない。
エリュシクトンはモリモリ。。。
しかし、食べても食べても底無し。
財産&国の食料までモリモリ。。。
国王を国民は見捨てた。
とうとうエリュシクトンは一人だけ残った娘を販売。
娘は奴隷の身に落ちるのを悲観。
ポセイドンの寵愛を受けた程の娘メストラーは、両手をさしのべ海神に御願い。
「救ってください!」
ポセイドンは願いを聞きメストラーに変身の術を授けた。
メストラーは売られては、男に化けて逃走&帰宅。
変身の術があるのを知ったエリュシクトンはメストラーを再度売却。
変身して逃走&帰宅。
再販売。。。
娘が稼いだ御金でエリュシクトンはモリモリ。

そして、ついに、ある日。。。
メストラーは売られたまま、帰宅しなかった。
飢えは臨界突破、自己の肉をモリモリ。
エリュシクトンは南無。。。
めでたくなし。
めでたくなし。

この逸話は『神域を侵犯するな』&『足るを知れ』ってコトなのだろうと身勝手に解釈。
う〜ん、やっぱり売られるのが嫌だったら逃げるしかないかなぁ。
『ヤダッ!』
って言ったら、モリモリ?
んでもって、エンディングは、、、
娘は優し〜い夫と幸福に暮らしましたとさ、
めでたし。
めでたし。
がいいかなぁ。

ヴィーナスの構図

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さて、次に紹介する裸婦画の類似は、、、。

画像1:Giorgione 1477-1510
『Sleeping Venus』1510頃
ヴェネツィア貴族ジェロラモ・マルチェロ邸が旧蔵していたとされる本作。
イタリア盛期ルネサンスのヴェネツィア派の画家。
若くして亡くなり、発見時は未完の作品だったけど、
後にティツィアーノが、背景&キューピッドの姿を描き完成させた。
現在キューピッドは塗りつぶされてて、X線でしか見ることができない。

画像2:Tiziano Vecellio (Titian) 1488-1576
『The Venus of Urbino』 1538
兄弟子ジョルジョーネの『眠れるヴィーナス』をティツィアーノが完成させた25年後、
同様の構図で制作。
違いを比較するならば、前者は想像&空想上のビーナスであるのに、
後者はなぁ〜んか俗っぽい。
前者は目を閉じまどろんでるけど、、、
後者は目覚めたばかりで、メイドが着せる服を慌ててゴソゴソ。
メイドがノタノタしてたら、、、
「早く持ってきなさいよっ!」
なぁ〜んて、犬にあたりそう。
犬は「従順」の象徴だと考えられてるけどねぇ、
鑑賞者に向けられるキツイ目は、私には何だか違和感。
女神だとは思いたくない。
後にアングルの『グランド・オダリスク』や、
カバネルの『ヴィーナスの誕生』などの新古典主義者へ、
多大な影響を与えることになったらしい。
つまり、裸婦像を描く上での基準作で雛形。

画像3:Edouard Manet 1832-1883
『Olympia』1863
フランス印象派マネの1865年のサロン入選作だけれども、物議&大批判。
ルネッサンス期の前者の作品より、さらにっ俗っぽい。
オランピアは当時の娼婦によくあった源氏名。
チョーカー&ブレスで飾られた裸体。
まさに商品としての体。。。
片足だけ脱げたサンダルは処女性の欠如&尾を立てた黒猫は滾る性欲。
なぁ〜んて、フロイト流の解説者はかく語りぬ。

私的な好み(性指向ぢゃなく描く)で選択するのならば、
ジョルジョーネの『眠れるヴィーナス』だねぇ。
他者が楽しめるArtなら、
世俗離れしたフィクション&ファンタジーが必要であろうと、、、
私感ながら思う。
先人の作品にケチを付けるのは嫌いなのだけれども、、、
やっぱ、美は女性だけの独占なんだわ。
って、かなりモヤモヤ不快感。
トランス的な考え?
自分でも微〜妙な価値観。

注.私のHPでは絵画主題としてのギリシャ神話を取り上げたいと思いますので、
物語の整合性は求めていません。
絵画を読み解く知的遊戯ってことで御理解下さいませ。

アポロン

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医学&数学、音楽の守り神。
ゼウスやポセイドンは中年から老人の姿で描かれるのに、
アポロンは若い肉体を持つ神として描かれる。

画像:Alexander Ivanov 1806-1858
『Apollo, Hyacinthus and Cyparissus Singing and Playing Music』1831-1834

笛の音に聞き入るアポロン&ヒュアキントス。
ヒュアキントスはもちろん、ヒアシンス。
吹奏してるのは糸杉にトランスしたキュバリッソス。
槍に貫かれたキュバリッソスをアポロンは糸杉に変えた。
糸杉は自然に涙の雫みたいな樹液を流す。
だから、哀しい木だとギリシャ時代は思われた?
時代は変化、糸杉のイメージも変容。
ゴッホの『糸杉』を見ると、私は不安にかられる。
現代では街路樹に植えられるような樹木ではな〜い。
私の糸杉の印象は、ホラー映画の風景&墓地。
で〜も、この絵画は不幸な別離が訪れる前の、アポロンの幸福なショタ耽美な時間の断片。
あまり、めでたくなし。
めでたくなし。。。

なぁ〜んて、強制オチで終わらせるつもりはないです。
この画家は、かなり男性裸体画を描いている。
http://www.abcgallery.com/I/ivanov/ivanov.html
でっ、私は今年の1月のlivedoorニュースを記憶の引き出しからゴソゴソ。

 男性のヌード画は「汚い」と女性が抗議 画家は芸術作品と反論。
昔から多くの有名画家が、女性の裸体画を描いてきた。フランス印象派のルノワールの描いた裸婦などは、女性の幸せな表情を巧みに描写している。多くの人が、女性の裸体画をわいせつだとあまり過剰な反応を示すことはまれだ。しかし、これが男性のヌード画になるとどうなるのだろうか。米カリフォルニア州南部の小都市エスコンディドで、市内の画廊に展示された男性のヌードの油絵をめぐって、芸術かわいせつかをめぐって論争が起きている。(ベリタ通信=江口惇)
 エスコンディド市は、ロサンゼルスから南へ車で2時間程度の距離にある。ダウンタウンは昔からのたたずまいを残し、年輪を経た建物も多い。秋口に訪れると、真っ青な空と、紅葉した木々のコントラストが、美しい街だ。それもそのはずで、市当局では、エスコンディド市を芸術の町として発展させる努力をしているという。
 論争が起きたのは昨年暮。市内の画廊の2階に男性のヌード絵が街路に向かって陳列されたからだ。この絵を描いたのは、地元ではかなり知られたロバート・ファーガソン氏。
 主に風景画を多く描き、1000点以上の作品を販売してきた。ヌード絵は、男性が片手で頭をささえ横臥しているもので、局部も描かれている。画布には絵ブラシのタッチが残っている。ファーガソン氏の画風である印象派の技巧を用いて描かれており、絵全体の印象は、騒ぎ立てるほど写実的ではないとされる。
 米紙サンディエゴ・ユニオン・トリビューンによると、昨年、1歳半の息子を持つ母親が、画廊のそばを通り、ガラス越しに見える男性のヌード絵を見て、直ちに市に苦情を申し立てた。
 この母親は、1歳半の息子が街中で、こうした作品を目にすれば、悪い影響を受けると主張。「親として子どもを守りたい」と話している。
 市は直ちに調査したが、結果は「作品はポルノではない」として、不問に付すというものだった。
 この間、ファーガソン氏は画廊の勧めで、抗議した母親と直接話し合ったが、母親は「汚い作品」と主張。これに対し、ファーガソン氏は「いや、汚くない」と応酬し、平行線のままだった。
 母親は、市が撤去を含めた何らかの行動を取らなければ、市議会に問題を持ち込むと一歩も引かない構えだ。
 この論争をメディアが報じた後、ファーガソン氏の所に抗議の電子メールなどが殺到した。同氏を「神に背いたホモ」などと決めつけるものが目立った。
 ファーガソン氏は、自分はゲイではないと述べる一方、「芸術に対して誤解がある」と指摘。裸体画は6年前から始め、男性も女性も描いていると話している。しかし、オブジェとしては、男性の持つ筋力や骨格的特徴から、男性を描くほうに魅かれると話している。
 エスコンディド市長は芸術ファンとして知られ、ファーガソン氏の作品を支持しているという。同氏の娘のサーシャさんは、父親の作品を「神に背くもの」と批判する人がいることについて「父は芸術家として仕事をしているだけであり、馬鹿げている」と反発している。

って、。。。
どんな絵だか、ニュースに画像が無いけど、「汚い作品&神に背いたホモ」って批判には?マーク。
世間では男性の裸には拒否反応。
美は女性だけの独占だろうか?
やっぱ、ゲイフォビアかなぁ?
カルバンクラインのブリーフのポスターはデザイナーのセンスがキラッ。
男性の肉体美だって美しいって思う。
で〜も、画家が反骨精神アリアリで描いたら確信犯。
池田満寿夫だって『便所の落書きと言われれば言われるほど、ほくそえんだ』って言ってたしねぇ。
遊び心で描かなきゃ。
人が楽しめるソフトの一種なんだからねぇ。

注.私のHPでは絵画主題としてのギリシャ神話を取り上げたいと思いますので、
物語の整合性は求めていません。
絵画を読み解く知的遊戯ってことで御理解下さいませ。

バッカス

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豊穣とブドウ酒と酩酊の神。
ゼウスとテーバイの王女セメレの子。
ヘラは、夫の浮気相手であるセメレを憎んでそそのかして焼死させてしまう。
バッカス(ディオニュソス)は、月満ちるまでゼウスの腿に縫い込まれた。

画像:CARAVAGGIO 1571−1610
『Sick Bacchus』 1593
虚ろな目っ、何を?誰を?見てる?
若きカラヴァッジョの自画像とされる作品だけあって、病んでる。。。
小説『限りな〜く透明に近いブルー』の主人公の青年のように刹那に惰性で生きてる。
カラヴァッジョが馬に蹴られて病院で描いたって説は否定的。

画像:CARAVAGGIO 1571−1610
『Bacchus』 1596
やっぱり、諦めきった&惰性で生きてる目?
神様としてのバッカスを描いたんぢゃなくて、世の中に覚めて惰性で生きる自分自身の自画像に見える。
当時の知識人達は、左手の小指を立ててワイングラスを薦めるバッカス神を、、、
下品&下卑って、女々しいって評した。

この画家が描くバッカスは、、、
母親を知らない愛情貧乏&乞食。。。

この目は以前に見た事がある。
私も過去に、こんな目をしてたかも?
松田勇作の若い頃の目。
大薮晴彦原作『野獣死すべし』のダ〜ティな主人公の目に近しい。
GyaOで松田優作の主演映画が無料で観れる。
大薮は、この作品で江戸川乱歩に認められた。
冷徹に引金を引く醒め切った主人公は、松田優作のはまり役だとも言えるかも?
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0015784/
ホタテマンの安岡を倒し、己の野望に向けてマッシグラ。
同じく大薮源作『蘇る金狼』
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0015786/
撮影協力でスーパーカーを提供したのは、織X無道。

うんにゃ、こんな目をしてたら早死にしてまう。
過去に、私を『沖X也みたい』って評した恋人がいたけど、、、
すんまそんっ、鳥人間になっちゃった自殺者に似てるって言われても、
全〜然嬉しくなかったです。。。
ヤッパ、孫を抱いてみたいです。

注.私のHPでは絵画主題としてのギリシャ神話を取り上げたいと思いますので、
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