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画像:CARRACCI, Annibale 1560―1609
『The Choice of Heracles』 1596
主題は題名通りの『ヘラクレスの選択』。
右手で高みを指差すのが『美徳』。
本を広げるてる男性は知識の象徴。
薄絹を纏った女性は『快楽』。
足元には演劇マスク&譜面に楽器。
楽しむ物がいっぱい。
さてぇ、ヘラクレスはどちらを選んだのでしょうか?
「The Choice of Heracles」は、敢えて苦難の道を歩むことの意味。
「賽は投げられた!ルビコン川を渡れっ!」と同じような慣用句でしょうねぇ。
はてぇ、ヘラクレスはゼウスとアルクメネ(ペルセウスの孫)の子供として誕生。
ゼウスは、アルクメネにフォーリンラブ。
アルクメネはアムピトリオンとの婚約を守り拒絶。
ゼウスはアムピトリオンが戦いに出かけて不在の時、アムピトリオンに変身。
ゼウスの種は百発百中、んでもって子供は絶世の美女or英雄。
アルクメネは次の日に本当の夫を迎え、神の子ヘラクレスと人の子イピクレスの双子を身ごもる。
アルクメネの出産時、
ゼウスは「今日生まれる最初のペルセウスの子孫が全アルゴスの支配者となる」と宣言。
怒ったヘラは出産を司る女神エイレイテュイアに双子の誕生を遅らせ、
もう1人のペルセウスの子孫のエウリュステウスを先に誕生させた。
ゼウスはヘラクレスに不死の効力を持つヘラの乳を与えた。
ヘラクレスが乳首を吸う力が強くて、目覚めたヘラは赤ちゃんのヘラクレスをドンッ。
このとき飛び散ったヘラの乳が天の川。
ヘラは二匹の蛇を双子が寝ている揺り籠にポイッ、赤ちゃんのヘラクレスは素手でギュッ。
女神ヘラの憎しみを背負って、誕生&成長。
出産前から平穏無事な人生なんてありえません。。。
ヘラクレスの偉業に続くぅ〜。
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