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中国「反日デモ」の深層という本があります。
扶桑社新書です。
中国人でさえ一筋縄ではいかない国家。
デモに隠された民意。
一読の価値ありです。
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読書
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毎朝の通勤は車ですが、ラジオのパーソナリティーが面白そうといって勧めていた本がこれです。
大手広告代理店の役員で定年退職した男の「毎日が日曜日」の状況をコミカルに描いてあります。
2時間もあれば読める本で、大手企業で偉かったら世間でも偉いとの思い違いをした男でもある主人公の
姿は時折「さもありなん」と思わせるものです。
私は大企業で一筋に生きた男ではありませんから、この主人公との共通性は殆どありません。50を過ぎて
4年の単身赴任も経験しましたし、今年も孫の誕生でカミサン不在を3ヶ月半経験したのですが、この主人公
ほど「男は偉い」と思っていませんので、大して痛痒は感じませんでした。
とはいえ、間もなく定年を迎え、「悠々自適」という印象を持っている人は一読の価値ありと思わせる本です。
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小生は女性作家の本はほとんど読みません。これは一度どこかで書きました。
ところが、随分前に書かれた宮部の「火車」を読んで、なかなか面白い書き方をするなあ、と感心しました。
以前に、「理由」を読んだ記憶がありますが、そのときはそう特別な印象は持たなかったので、「火車」を
読んでみて、ちょっと嵌ってみようかと考え中(笑)。
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その日本航空のつまずきが、小倉寛太郎だった。小倉寛太郎は山崎豊子の「沈まぬ太陽」の
主人公のモデルで、作中では恩地元という名前で出ている。この男は東京大学に在籍しながら
三越の女店員をアジって三越紛争を起した、確信犯的な革命分子だ。
彼はそんな経歴を隠して日本航空へ入り、「共産主義で真っ赤な組合」を築いた。
彼が組合委員長のとき、日本航空社長の松尾静磨の長女が白血病で死の床にあった。
小倉は弱みにつけ込む絶好のチャンスと、徹夜で団体交渉をした。いくら赤い組合とはいえ、
こんな非道はない。結局、松尾は長女の死に目に会えなかった。
山崎豊子は小倉寛太郎を英雄のように描くが、彼は骨の髄まで革命を信じる共産主義者で
ようやく飛び立とうとした日航に食らいつき、組合の勢力を伸ばして結果的に日本航空を
つぶした張本人と言っていい。松尾の長女の一件で組合に愛想をつかされ会社にも居づらくなり、
カラチ、テヘランで豪遊して回る。
日本に帰国できなかったのは、自分が蒔いた種だった。山崎豊子の小説は誤解を生む。
長くなりましたが、上記の文章は「『官僚は犯罪者』は世界の常識(高山正之著)」の一節です。
山崎豊子の「沈まぬ太陽」を読んだ人は多いと思うが、日航の関係者以外でこの裏を知って
読んだ人はどの位いるのだろう。
日航に関する本は、日航が会社更生法を申請してからも幾つか出たようだが、生々しい
裏話はそれほど書かれていないように思われます。
元旅行業界で働いた者としての日航への印象もまた別にあるが、高山氏のように
鋭い分析を用いて書くほどの内容ではない・・・・。
政治家、官僚に翻弄され、組合に牛耳られてはまともな経営など出来ようもないと
改めて思います。
それにしても、30年前の日航のスチュワーデス(これもキャビンアテンダントと言い換えましたが)は
全員ではないにしても、実に慇懃無礼だったなあ・・・・エコノミーの客には。
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本屋でふと目に留まった1冊。 |


