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互いへの想いを押さえた二人の静かな演技に 胸が熱くなった今回の展開でした。 それでは行ってみましょう。 布に覆われた血まみれの右手。ホンドを呼び寄せた正祖には、 そこまでする気持ちが理解できない。 その王に、ホンドは必死でユンボクの暴挙の釈明を。 朱砂が変色していたこと、容器に銀粉が付着していたこと。 それは御真の完成を妨げる者がいたことを示す。 結果、ヨンボクに顔料製作を頼み、 その無理がたたりヨンボクは命を落とし、 ユンボクには、命を犠牲にした兄の顔料を侮辱されたことは 耐え難かったのだと。 それでも正祖にとっては御真を破られた言い訳にはならない。 「私にとってあれは絵以上であった」 ホンドは言う。 「ユンボクにとって、あれは御真であると同時に 一人の人間の魂を込めた絵だったのです」 その言葉を聞いた王の表情に変化が…。 チョンヒャンはユンボクを救うためにある決意をする。 庭の鳥かごから2羽のうちの1羽を放つチョンヒャン。 それは主人キム・ジョニョンに心を開くことを意味していた。 獄中のユンボクを訪れるホンド。 弟子を気遣う師に健気に笑みを返すユンボク。 右手の包帯に気づき、自分のせいなのではと案じる弟子に 「そうではない」微笑むホンド。 ホンドへの感謝、大それたことをしでかしたことへの侘び。 「お前は弟子以上だった。私はいい師匠だったか?」 涙をふいてやりながら尋ねるホンド、 ユンボクの想いは言葉にならず、ただうなだれるばかり。 獄舎の柵越しに不自由な右手を添えながら ユンボクの細い肩をしっかりと抱き寄せてやる。 「ずっと共に絵を描きたかった…」 チョンヒャンの突然の心境の変化に、喜びつついぶかしげな大行首。 「初恋は忘れました、大行首が最後の想い人です」とチョンヒャン。 すっかりいい気分の大行首。チョンヒャンは思い出したように、 御真を描き死罪になる若い絵師のことを尋ねる。 稀有なその才能、失うのは惜しいと漏らす大行首。 チョンヒャンはすかさず、それほどならば私画署に招けばよかったのに、 と持ちかける。なるほど、だがもう遅いのでは。 ジョニョンはしかし、逸材好きの食指を大いに動かされる。 ユンボクの画を見ながら感嘆する大行首。 その筆線や色使いの見事さは、以前に市場で手に入れた絵と同じ。 絵の作者「日月山人イルォルサニン」とユンボクが 同一人物であると気づくジョニョン。 (ユンボクが生徒時代にこっそりバイトで売っていた絵ですね。 ちなみにユンボクの父の号がイロォルタン。 ユンボクは父にちなんだ名を使っていたんですね〜) 正祖の脳裏にはホンドの言葉が響く。 「“一人の人間の魂を込めた絵”か…」 侍講堂に向かう重臣たちは、 通路に広げられたあの御真を前に立ち往生。 そこを通らねば侍講堂には行けない。 破られているとはいえ竜顔を踏みつけるわけには…。 躊躇する大臣らにしたり顔の右相。 これは殿下が自分たちを試している。 「この絵を踏まなければ、奉審で我らが御真としての 正統性を認めなかったことの根拠がなくなるのだ」 自ら踏みしめて手本を示す右相。 おっかなびっくりの大臣たちも意を決し、 次々に御真を踏み渡っていく。 その一部始終を見届けたクギョンが王に報告。 思惑通りと笑みを浮かべる正祖。 集まる見物人たちの中にはホンドの姿も。 不安げに師を見つめるユンボク。 ことのなりゆきを見つめるのは図画署の旧友たち、 大行首、そしてチョンヒャンの侍女も。 侍講場に集まった重臣たちに、絵を踏んだのは誰かと尋ねる王。 「大臣全員でございます」すまし顔で答える右相。 正祖が理由を問うと勇んで答える。 「臣らはあの絵の御真としての価値を認められないと申し上げました。 それを体で証明できるか否かを試されたのでは?」 だから踏んできたという右相に 「あれは御真ではないのだな」と確認する王。 「御真ではありませぬ」きっぱり答える右相。 となると、若い画工が破ったのは御真ではないことになる。 画工の命を奪う必要は無いはず。王の言葉に動揺する老論。 「あれは御真か、御真でないのか」 御真でないならば画工は無実の罪で処刑に。 御真ならば刑場にいるべきは御真をこき下ろした右相。 またも一本正祖に取られた老論。詰め寄られては 「御真ではございません!」そう答えるほかない。 刑をやめさせよ、もし執行されていたらその首をはねる! 王の剣幕に早馬が刑場に走る。 涙を流しながら身を震わせおののくユンボク。 ホンドも思わず目をそらす。 そこへ「王命だ!」 (お決まりのパターンではありますが 「王命」の一言の威力に一緒に平伏したくなった私です(^^ゞ) 皆がひれ伏すなか、王の温情が下されたことが 読み上げられる。引き返す官吏たち、見物人たち。 縄を解かれ呆然と伏したままの弟子を静かに抱き寄せるホンド。 旧友たちも涙で見守る。 大妃は激怒。一杯食わされたという右相も情けなさそうな顔。 知らせは父シン氏・チョンヒャンにも。 ホンドは無罪となり図画署に復帰できるが、 ユンボクは図画署絵師の資格を剥奪される。 シン氏を訪れたキム・ジョニョンは大金を差し出し ユンボクを私画署に迎え入れたいと申しでる。 金欲しさに息子の才能を売る親ではないと拒絶するシン氏だが、 才能を最大限に育てるのだという大行首の言葉に決意する。 別れの挨拶に師のもとを訪れるユンボク。 「大して教えてもやれず…」 「お元気で」 別れを惜しみながらも互いに言葉が出てこない。 そこには「惠園ヘウォン」の号。惠草の惠、丘の意味の園。 (惠草=調べてみましたが日本では梅花惠草というのが 一般的なようです。ユリ科の山野草。いい香りでしょう。 韓国のはどうなのかな) 「惠草は華やかではないが香りは百里まで届く。 お前の香りで世を満たすような絵を描け」弟子へのはなむけの言葉。 そしてこれで終わりではない、強くなれ、とも。 実家に戻ったユンボクにシン氏は告げる。 もはや父と呼ばれたくない。大行首の元へ行け。 懺悔する気持ちがあるなら主人の望む絵を描けと。 キム・ジョニョンは問題になる絵ばかり描くユンボクを 「取りざたされるのは能力のある証」と称え 随行絵師として格別な待遇を与える。 心地よい部屋を用意し、私画署を案内し、 絵の競売の様子を見せる。 絵の価値が金で決まるのに眉をひそめるユンボク。 だが大行首は現実を教える。 今や客の眼が肥え、収集家の興味を引く画風の絵師が必要、 それがお前だと。 最高の絵とは財布のひもを緩める絵。 それでも納得できないユンボクを街に連れ出す大行首。 財布のひもを緩めさせるのは人の心。 その心を動かす力がユンボクの絵にはあるのだと。 クギョンら側近を集めた正祖は あることを打ち明ける。 即位式でサド世子の子であると宣言した正祖。 それを畏れて大人しくなるのを期待したが、 老論は傲慢になる一方。 こうなればサド世子を追尊(死後に王の称号を与える)する。 側近らは老論の攻撃を心配するが、正祖は例の秘密、 誰にも明かせないと言っていたあの秘密を明かす。 「先王が残した父の睿真(まだ王になっていない者の肖像)がある」 (第8話レビューの訂正!書かせたのは先王英祖でした(>_< ![]() 大変失礼致しました!m(__)m) これを見せれば先王が、サド世子を死なせたのは自らの過ち と認めていたことが証明できる。 老論もサド世子を罪人呼ばわりできなくなる。 しかしその絵はどこに… 折りしも、図画署の床板をはずし、友の遺した肖像を 見つめているホンド。 この肖像はサド世子のものか… 御真の件で沈んでいるのではと案じるふり。 「危機は状況を見極める目を授けます」と王。 どの者が最後まで味方でどの者が寝首をかく者か。 しかしそんなことより、自分の徳を磨くほうが大事だと 釘を刺すのを忘れない大妃。 正祖も感謝するといいつつ、眼には鋭い光が。 そして絵師らを呼び寄せる決意をする。 チョンヒャンは大行首からユンボクの様子を聞き出す。 「埋もれていた宝だ。檀園をしのぐかもしれぬ」 その言葉に喜びつつ、二人の関係を決して知られては と気を引き締めるチョンヒャン。 町へ出たユンボク、想うのは師と過ごした日々ばかり。 「師匠!」声をかけるも人違い。落胆するユンボクに王の使いが。 「殿下がお呼びです」(ジャンボじゃありませんでした〜(^^ゞ) 図画署のホンドもまた王からの手紙を受けとる。 それぞれ別に王宮に向かう二人。 久しぶりに顔を合わせ、言葉少なに、しかし内心嬉しい様子を 互いに隠せない。(見ているこちらも嬉しい(*^_^*) 御前の師弟に二人を守り切れなかったことを詫びる正祖。 図画署を追われたユンボクを案じながらも、 「若い画工の絵は人の心を揺さぶりすぎるかもしれぬ。 図画署を離れ世を描くのが、その才能を守る道かもしれぬ」と。 御真を傷つけた罪人の自分に才能が…? 半信半疑のユンボクに王は言う。 「師匠が命のような右手を投げ打ち救おうとしたのが なによりの証。檀園の心が私の心まで動かしたのだ」 そして、師弟の深い結びつきは、 二人が描くどの絵よりも強く美しいと。 王の温かく畏れ多い言葉に平伏する師弟。 その二人を近くに来させ、頼みがあると明かす王。 「丙辰年に消えたサド世子の睿真を探せ」 その年に画事はなかったはず、いぶかるホンドに しかし正祖はきっぱりと明言する。 「真実を恐れる者が隠したのだ。確かに画事はあった」と。 大任を仰せつかった二人。
サド世子の肖像を描いたのはユンボクの父と師匠のはず。 ホンドが隠し持っていたあの肖像は…? この困難も無事に乗り越えられますように。。 |

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この危機一髪のシーン。
必ず上からの使いで止めるときに出てくる言葉が「モンチュシヨー!」です。
今回も期待して待っていると・・・やっぱり(笑)
このからが陰謀を暴くシリアスな展開だと期待して見ていますが・・・
2009/8/10(月) 午後 0:55
アイスマンさんこんばんは。え、「モンチュショー!」って言ってるんです?(笑)
私の耳には字幕通り「王命!」でインプットされてます(汗)
今度しっかり録画でチェックしてみます。
陰謀を暴くためにシリアスなはずなんですが。14、15話と
笑いが復活しているのがこのドラマの魅力かも^m^
あ、でも16話以降はいよいよユンボクの正体に迫りそうで、
今度こそシリアスになりそうです…
2009/8/10(月) 午後 7:09