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ユンボクに言い含めるホンド。 ユンボクも最高の絵を描くと誓う。 勝負の日の朝。正祖は師弟の身を案じる。 対決後、大行首が何をしでかすか分からない、 二人の身を守れ、そして…と言いかけて、クギョンを見る。 老論側はホンドが負けると予測、しかし大妃は慎重。 大行首が失敗したときの策を講じよと指示を。 チョンヒャンを前にして、迫る対決に楽しげなジョニョン。 むごい対決がお遊び種か、と皮肉るチョンヒャン。 「財を増やすことは名人でも、人の心を得る力は雑草にも劣ります」 人の心を掴む者が天下を取るというのに。 いつにも増して辛口のチョンヒャンに、それでも勝負の見極めは確かだと自信ありげなジョニョン。 画事の準備は着々と進み、勝負の行方を見ようと大勢の客が詰めかけ 大賑わいの大行首の屋敷。 画室では画具をそろえる師弟の姿。 一本の筆を取ろうと同時に手を伸ばし、ホンドはそれをユンボクに与える。 「毛質の硬い筆は繊細な線を描くお前に必要だ」と。 なぜ競わねばならないのか未だに分からない、とユンボク。 「互いに勝てばどう道がひらけるのでしょう」 ホンドは、師である自分を信じよ、勝つことが父の敵を討つことだ、と。 右相の前では別堤と大妃の兄が、死闘を楽しもうとこちらも楽しげ。 檀園が負ければ二度と筆をとれないだろう、と笑い合う。 チョンヒャンの前を横切るユンボク。互いに視線を交わす二人。 師弟を声高に紹介し、続いて審査員を明かすジョニョンは得意満面。 ポク院君、礼曹判書、賭けを辞退した戸曹判書も加え6人での審査。 画題が発表される。それは「争闘」。 期限は明日の正午。日没を画評の最終とし、ポク院君が決定権を。 皆の声援を受け、館を後にするホンドとユンボク。 二人の画を前に茶を飲む正祖と大妃。 にこやかに絵師の腕を賞賛する大妃に、何を賭けるかと正祖。 「負けたほうが宮殿を去るというのは?」 一瞬言葉を失う正祖に、たわむれだ、と笑う大妃。 正祖は何事か決意したようす。 画評が始まるまで、暫く休めと指示するジョニョン。 画室で汚れた手を洗う師弟。 右手がまだ不自由な師を見やるユンボクは 師の袖をたくし上げて水をかけ、その手を洗い始める。 静かに微笑み合う師弟。 最善を尽くしたかと問うホンドにうなずくユンボク。 師匠はと問うと、「手が不自由だから足で描いた」と冗談を。 笑い合い、水の中に手を浸し、心を通わせる二人。 薫園は妓生の剣舞の絵。 どちらの絵も躍動感が素晴らしい。 檀園の絵には視点が二つ、下から見上げる客の視点が面白い。 薫園の絵は裾の動きが見事、生き生きと目の前で踊っているよう。 まずは両者に“通”が付けられる。 檀園のほうは人物の表情が豊か、一人として同じ表情がない。 薫園は女人を真ん中にした視点が上手い、思わず踊りに引き付けられる。 「この画工は女人の心を知り尽くしています」と皮肉るジョニョン。 ホンドはその真意を読むが動じない。 両者の“通”は二つに。 檀園の構図は「円」で安定感がある、一方薫園は七五七と横に人物が並ぶ。 これも絶妙、と“通”は3つになり… 両者7つの“通”が出るが決着がつかない。 そこで「決め手が忍ばせてあるかを競っては」とジョニョン。 問われたホンドは自ら解釈を。勝者を知るには 相手を持ち上げている男ではなく、右下の見物人を見よと。 驚き大きな口を開けている、これは持ち上げられた男が 自分たちのほうに飛んでくるのを予測したから。これが決め手だと。 この解釈に一同、さすがは檀園と感心し、8つ目の“通”が。 ユンボクにも決め手があるのか。こちらも自ら解釈を。 決め手はチマの裾にある。赤いチマの妓生はゆったりと動き、 裾の動きも一体になっている。 一方青いチマの妓生は動きが激しく頭の羽と裾の動きが反対。 つまりバランスを崩しており、負けたのは青いチマの妓生と分かる。 ところでここの再現シーン、赤いチマを着た妓生の顔はチョンヒャン。 ということは、チョンヒャンは言葉通りユンボクを助けたということか。 こちらの決め手にも賞賛の声、8つ目の“通”が。 これでは勝負がつかない。二人を見比べ不満そうな顔のジョニョン。 知らせを聞く客たちも、引き分けはなし、どうなるのかと 名勝負の成り行きをうかがう。 まだ決着がつかぬと報告を受ける正祖。 大妃もまた、失敗したときの腹案を考えよと、慎重に待つ。 業をにやした大行首は、絵師らが互いに相手の画評をしては、と提案。 受けて立つホンドは、弟子の絵を眺めて一言。 「難点はありません。朝鮮一の絵です」と。 今度はユンボク、師と同様、完璧だと告げようとしたとき、 師の絵に、あるものを見つけて絶句する。 師を見つめながら脳裏にはその師の言葉が。 「絶対に忘れるな。必ず私に勝て。私も勝つ」 青ざめながらも、この絵にも難点は無いと言おうとするが。 ユンボクの動揺に、その視線からめざとくそれを見つけた ジョニョンが口をはさむ。 檀園の絵には明らかな失敗がある、 言いながら右下の客の手を指差す大行首。 その手は左右があべこべに描かれている。致命的な失敗。 一同俄かに活気づき、この失敗を認めるかとホンドに問いただす。 「認めます」檀園の言葉に、8つ目の“通”は消される。 これで両者の“通”は8対7。決着は着いた。 事態の成り行きに当惑し師匠を見つめるユンボク。 しかし静かにホンドが言う。断定はまだ早いと。 礼曹判書は、檀園は自身の負けを認めよ、と語気強く言う。 しかしゆったりと窓辺に近づき、振り返るホンドはあくまで冷静なまま。 ホンドは戸曹判書を見る。その脳裏に甦る戸判とのやりとり… ホンドは戸曹判書にあることを頼んでいた。 「一割の勝率も保障されぬ決め手にかけることはできない」答える戸判。 これが決まれば極悪な大行首の財産を一度に失わせることができるとホンド。 戸判もジョニョンを快くは思っていない、ホンドはその戸判に 大行首を倒すため、自分の秘策に協力して欲しいと頼んだのか… しかし、ジョニョンがホンドの推測通り画評を進める確証はない、 そんな話には乗れない、と断った戸判。 窓を開けるホンド。光がホンドの絵を照らしていく… 同じころ夕陽を見やる正祖は傍らのクギョンに告げる。 「今宵、取り掛かる」 心をお決めですか、その問いにうなずく王。 夕陽の光はホンドの絵に変化をもたらし始める。 驚き見守る一同の前で、絵はオレンジ色の光に包まれ 中央の力士ら二人が輝く光に浮き上がる… 「違う絵を見ているようだ」 「光ひとつでこれほどまでに変わるとは」感動し絵を見つめる一同。 ホンドが静かに語る。全体にだいだい色を塗ったのはこれを計算してのこと。 夕焼けの光を吸収する、このときこそ、争闘が最も争闘らしく見える瞬間だと。 太陽光まで計算した見事な腕前。戸曹判書は高らかに言う。 「消した“通”をもう一度つけなくては!」 この事態に驚き慌てるジョニョン、しかし最終決定権を持つポク院君にさえぎられる。 「やめぬか。約束の日没だ。これを決着とする!」 こうして画事は引き分けと決した。 予想外の結果に憎憎しげにホンドを睨み付けるジョニョン。 一方ユンボクは安堵の表情で師を見つめ、ホンドもまた満足げにうなずき返す… 全てはホンドの予想通りとなったようです。 対決を承諾したときに、この策を思いついたのでしょうか。 おそらくホンドは、二人の絵が互角で決着がつかないこと、 時間が迫り、ジョニョンが絵師同士で批評させようとすること、 を予測していたということでしょう。 だからこそユンボクに、必ず勝てと言ったのでしょう。 期限の日没に逆転、引き分けと決するためには、一度自分が 失点しなければならず、手をあべこべにしたのも故意ということでしょう。 しかしその予測どおりにジョニョンが動くか、戸判はそれを心配したのです。 また光が当たって絵が変わり、それが通の復活になる、というのもとても危険な賭け。 戸判が乗らないのも道理です。 しかし、結果的に絵は光で変貌を遂げ、ホンドの言うとおりの決め手になったのです。 戸判も大満足の“通!”だったでしょうね! (“通”をもう一度、と言ったときの戸判おじいちゃん、嬉しそう〜でした♪) 以上は私の解釈。間違ってたらごめんなさい。。 いよいよ最終話。オープニングのホンドの涙とどう繋がっていくのか。
涙の最終回となるのかも。ちょっと寂しいけれど。楽しみです。 |

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最初は一生懸命に見てましたが、途中でふと我に返りこれは謎解き画の大会か思ったところもありました。
本物見てもやはり手は逆ですね。制作陣の努力が理解できます。
この段階で残り1話ですから展開の早い最終回となりそうですね。
2009/8/21(金) 午前 11:29
画評というのも、辛らつというか、結局は有閑人のお遊びかな〜、
という気がしなくもないです。ドラマ上では面白かったですけど。
描いた本人にしてみれば、放っといてください!って感じかも。
でも古今東西、そういう風に名画って残ってるんですよね。
ジョニョンの説も一理あるのかしら。
檀園のような大絵師でも、手が逆になることあるんですねー!
チェ・ジェゴンの肖像にしろ、画として残っている事実から
こういう展開に繋げるって、確かに製作された方々に脱帽です。
原作はどうなのかしら。原作者の案であれば、そっちにも脱帽です。
2009/8/21(金) 午前 11:53
ostのCDです。私も初めて買いました。ご存じのようにこちらは津波浸水でツタヤ無くなりました。仙台中の蔦屋にもなかったのでアマゾンに注文しました。古いので在庫が少ないようで焦りました。弦楽のアンサンブルがいいなあと思っています。ギターのアルペジオが効いていますが、こちらのブログに投稿されている方のブログで録音風景見たら、やはり主旋律はギターでした。論文仕事は、煮詰まると1行書くのがしんどくなるんです。そうすると仕事にならないので、何か勢いつける方法が必要に。特に好きというわけでもないんですが、いままで使ったのはむっつり磐根のテーマとかスーザンボイル、頭にフレーズが残るのがいいです。今回も少しだけ言葉がわかるのがよくて、終わったら韓国行ってこようと思ってます。ラジオ聞きながらはまったくできませんね。
[ fneko ]
2012/1/21(土) 午後 10:47