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やはり、文字を創製するというのは、簡単なことではないのですね〜〜〜。世宗の最大の功績となる新たな挑戦は、かなり厳しい状況からのスタートだった模様です。 王宮の鋳字所。新たな書物が印刷され、出来栄えに満足げなイ・チョン、ヘサン、ヨンシルら。世宗の前にも並べられる。どれも音韻学に関わる本ばかり。「慣れない分野だな」と研究に意欲を見せる父に、晋陽はなぜ集賢殿に任せないのかと。まずは彼らの様子を見てからだ、と慎重な王。 集賢殿学士らも新しい書に興味津々。誤字がないか調べる、と手にしたマルリは不審がる。分野が韻書に偏っている。何故かと首を傾げる学士たち。領議政も、お忍びから帰った王が今度は韻書ばかり編纂されたと知り、王の真意をはかろうとユン・フェを探すが。 そのユン・フェは行方知れず。驚いた王が宮中を探し、空の酒瓶と共に床に転がり泥酔している大提学を発見する。大声で「大提学!」と呼ぶ王の声に目覚め恐縮するユン・フェ。人払いを命じ厳しい顔で叱責する王。 「余が焦っているのが分からぬか、朝鮮の文字を作り上げるのは遊びではない」 怠けるな!と処罰を口にする王。 その王が下した処罰とは。差し出した小さな銀杯、酒はこれに一日3杯までにしておけ、と。 冗談でしょう、と苦笑いのユン・フェ、禁酒されたいか、受けないなら朝鮮全土に禁酒令を出す公文書を書くぞ、と筆を執って構える王に、さすがのユン・フェも仰天。世宗の言いつけに従うことに…
水刺間スラッカンで王后の誕生日の料理を作る世子妃。そこに側室が。身支度もしていない、と側室を叱る世子妃。王后は尚宮から、世子妃が宴を催そうと心を砕いていることを聞いても心が晴れない。息子の悩みさえ解決してやることもできない自分に、祝ってもらう資格などない、と。そして問題を起こした女官らを始末しようという尚膳と尚宮の計画を、白紙に戻せと命じる。人の命を粗末にするべきではない、他の策を探せと。 しかし尚宮は王室を守るのが自分たちの役目だと、尚膳に計画続行の決意を告げる。侍令塾手(男性調理人)の家で始末する、と尚膳。尚宮は二人を呼び出し、塾手の家に使いに出そうとするが、拒否する女官ら。問い詰める尚宮に、自分たちを始末しようとするなら、これが町にばらまかれる、と脅す女官。差し出すのは王后との密通の様子を描いた絵…唖然とする尚宮。 王族たちが王后の誕生日を祝う宴が開かれる。誕生日を忘れてばかりの夫に今までよく耐えてくれた、と微笑みかける世宗。王子たちも祝いの言葉を口にする。世宗は世子に、心配かけないことが一番の贈り物だ、早く孫を抱かせてやれ、と。上機嫌の王、一方、世子と世子妃の一件を知る晋陽、尚膳、尚宮らが冷や冷やしながら見守るなか、世子妃は「お義父様もご協力下さい」と申し出る。世子様は政務に追われて妻を顧みる時間がない…。失礼だぞ、と声を荒げる世子。その世子を諌める王は、王となる者は多忙なもの、理解してやってくれ、と世子妃をなだめる。 世子と学士らを前に、国中に法典を配布したい、そのために吏読イドゥ(漢字の音と韻を借りた朝鮮独自の表記法)で翻訳せよ、と持ちかける世宗。吏読イドゥは下級役人のための文字であって、集賢殿では扱えない、民には難しいのも変わりない、と懸念するマルリたち。世宗は、「ならばより簡単な文字を開発せよ」、と。突然の王の言葉に面食らい、言葉をなくす学士たち。 部屋の外では学士らの反応を、心配気に見守る晋陽大君とユン・フェ。 案の定学士らの反論が始まる。「冗談はおやめ下さい「」とマルリ。民に法を教えるのは危険過ぎる。町であった奴婢の一件は役人の資質に問題があっただけ。法典や翻訳よりも人事の規律を正すべきだ、と。天と仰ぐ民を無視するのかと問う王に、民を過大評価してはいけないと手厳しいマルリ。 「民心は天心といいますが、現実味のない夢にすぎません」 黙っていた世子が、その夢を実現させるのが政治だ、と父を擁護する。孟子の性善説の通り民は善良なはず。しかし曲げないマルリ。町には利己的な欲望が渦巻き、それを統制するのが政治だ、と。それを受けた世宗が強調する。 「余は民の一人ひとりに、欲望を自制できるような政治の主体となってもらいた。その第一歩は己を守る権利を持つことだ」 申聞鼓の前に立つ王と世子。これを叩いて政治を志して25年。民は昔と変わっていない。振り返り世子を見つめて言葉を続ける王。 「王たるものにとって一刀両断は許されぬ行為だ」 内政、経済、安全保障と外交のどれをも疎かにはできない。同盟による自主か国力強化に基づく自主かは時間をかけて議論すべき問題である、と。 父上に反論ばかりする自分が憎くないかと尋ねる世子に、 「納得するまで反対しろ。政治とはそういうものだ」 笑顔で答える世宗。 世子は最期を迎える祖父太宗と交わした会話を思い出す。意見が対立したらどうしようと案ずる世子に、心行くまで反対すればよい。それでもお前に対する父の愛情は変わらぬ、と微笑んでくれた祖父…。
日本人の前で書を披露し、日本に連れて行けと持ちかけているのは、亡き堤学シン・ジャンの子息シン・スクチュ。しかしそこに義祖父にあたるユン・フェが現れ、自国を捨てて日本になど見送れないぞ、と。慌てて町へ逃げる孫婿を、家来と共に追うユン・フェ。しかし脇腹を押さえて倒れ気を失う。驚いて引き返し、肝積(肝臓がん)を煩う義祖父を案じて必死に呼びあかけるスクチュに、「引っかかったな」と笑いしっかり捕まえるユン・フェ。 酒場で王の銀杯の酒をすすりながら、集賢殿に学士として入れというユン・フェ。お前は教えた日本語や中国語だけでなく、回回語(アラビア語)や安南語(ベトナム語)まで巧みに話す。新しい文字をあっという間に覚えるお前が、王様には必要だ、と。しかし頑として拒むスクチュ。父上やお義祖父様は散々王様にこき使われて、挙句病魔に侵された。王様が憎い、と出ていってしまう。 追うユン・フェは、領議政ファン・ヒがいるのに驚く。韻書や法典、その上外国語に堪能な者が必要とは。 「王様は新たな改革をお考えだな?」と迫る領議政。
ファン・ヒはユン・フェと共に王の御前に。新たな文字を創製するという世宗の決意に仰天する。 民に自らを守る武器を与えたいと言う王。しかしその武器は、王様の任じた 役人に向けられ、民と役人が対立することになる、とその危険性を説く領議政。また、臣下を制圧するために民との意思疎通を望んでいるととられてしまう、とも。役人は民と同じ文字を使いたがらない。 「それは、文字は既得権であり、権力だからです」 王様に賛同する者はいないでしょう… 世宗は、たとえ一人でも、生前に成し遂げられずとも、喜んで命と引き換えにする、と。先王が禅位にこだわったのは、生前に政治を安定させたかったから。その父のためにも進み続けたい。 「朝鮮の民を政治の主体に立たせるためだ。この先何十年、何千年先も永遠に」 決意の揺るがぬ世宗は、以前領議政にした質問を再び投げかける。 「そなたにとって政治とは何だ?」 なぜ杜門洞を出たか、なぜ再び政治の世界に復帰したのか。。 一人になったファン・ヒは王の言葉と共に思い出す。杜門洞にこもり火の中で死んでいった高麗の学者たち。民を捨てるのですかと問うファン・ヒに志は学者の命だ、と答えた師… 杜門洞の跡地。世宗を連れて訪れた領議政は、王に決意を告げる。王様が町で政治を志されたように、ここが私が志を立てた場所です、と。 「政治とは権力者のためにあるのではありません。政治とは本来、弱者を保護するためにあるものです。民のための文字創製は、その礎となるはずです」 それは至難の技。生前には成し遂げられないかもしれない。それでも王様と同じ夢を持ちたいのです。領議政の言葉に安堵と喜びの笑顔を向ける世宗。 便殿に慌てて駆け込むユン・フェ、王の前に座る孫婿イ・スクチュの姿を凝視する。そのスクチュと微笑みを交わす領議政。王に仕える決意をしたスクチュ。何に心を動かされたかと問われ「熱意です」と答える。頷く世宗。 ファン・ヒは文字親制(王が自ら文字を創ること)のためには政務を減らす必要があると進言。王は世子に政務代行させる決意をする。 軍務と人事以外の決裁を世子に任せる。突然の政務交代に驚く重臣たちだが、世子様も帝王学を実践する段階だ、との領議政の言葉に納得する。 一方マルリ、キム・ムン、チャンソンらは、裏になにかある、と確信する。 晋陽に案内されて鋳字所に入る世宗は、用意された隠し部屋に脚を踏み入れる。全てが整えられた部屋を満足げに見回す世宗。
兄世子に近づき、不安ですか、と声をかける晋陽。民の生死を預かる、不安でないはずがない、と漏らす兄に、そのお心がよき王に導くはず、と励ましの言葉をかける晋陽。 夜遅くまで部屋にこもり政務に没頭する世子。額を拭う夫に手ぬぐいを差し出す世子妃。少しお休み下さいと気遣うが、冷淡な態度を崩さず出て行こうとする世子。世子妃は夫に訴える。もう一度やり直したい。待てと言うならいつまででも見守って待つ。 「いつか心を開いてくださいますか。希望を持っていいですか」 思わず振り返って妻を見つめる世子だが。 二人の女官に宝物を渡し詫びながら、宮中を去って欲しいと告げる世子妃。しかし女官は撥ね付け、もし追い出したら、町中に醜聞をバラし世子様共々葬ってやると。女官の脅しに屈し、なすすべの無い世子妃。政務に励む世子を見つめながら決意を固める。 夜遅くに訪れた世子妃を、驚いて迎える世宗。思いつめた世子妃の様子に、世子になにかあったのかと案ずるが。王が予想もしないことを口にする世子妃。 「私を廃妃にして下さい。私は女官と不貞をはたらきました」
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みんな日本語が下手なのにシン・ジャンの息子に話しかけていた書生らしき男だけはやけに日本語がうまかったですね、その代わりハングルが拙い感じがしましたが、あの俳優は誰なんでしょ?
世子妃の様子も変でしたね、のどが真っ赤になってましたが、自殺未遂の跡?まさかね。
2009/12/17(木) 午後 3:54
kitanoさん、早速録画をもう一度見てしまいました〜(笑)
本当にこのひと、自然な日本語でうまい!ハングルは確かに??ですし。
スクチュは、字幕がないと何言ってるのか分からない(爆)
世子妃も気付きませんでした〜メモるのに夢中で(笑)
自殺…ひょっとすると、カット部分にそんな展開があったかもですねぇ…
2009/12/17(木) 午後 6:53