●第32話●「外戚ミン家の終焉」
ミン兄弟を遠島に送り服毒刑にするよう世子が命じ、太宗がマルセンからそれを聞く→
( 前半はあったような気もしますけど〜〜。

敬寧かっこいいから載せます♪)
刑場から戻る世子、孝嬪と敬寧親子に出会う。敬寧がたちどまって、母に
「先にお帰り下さい」
「敬寧、今日は何も言うな」振り切って世子のほうに向かう敬寧。尚宮が心配する。
「お引止めしたほうが」
「行こう」一瞥し、踵を返す孝嬪
敬寧が世子に近づいて一礼する。世子が睨みつけながら
「少なくとも今日のような日は、そっとしておくのが人の道ではないか?お前らのせいで
叔父上がどうなったか」
「我々のせいではありません。幼い頃から可愛がってくれた外戚を、守りきれなかったのは世子様です。
守る価値がある人物とは思えませんがね。今後は側近も慎重に選ぶべきです」
怒りに身を震わせて、思わず敬寧に飛び掛り胸倉をつかむ世子
「死にたいのか」
「構いません」
内官が必死でとめる
「世子様。おやめください」
一向に動じず敬寧が
「この手を放してください。お付きの者が困っていますよ」手を離す世子。襟元を整える敬寧 。
「覚悟しろ。いつか殺してやる」
「構いませんよ。どうせ私は生ける屍です。私には失うものなどありません。世子様とは違います。
叔父だけでなく、弟の私まで殺したとなれば、民の信頼を得るのは難しいでしょうね」
「今すぐ消えうせろ」世子の怒りの言葉にもにやりと笑って答える敬寧。
「それはできません。これから王后様のお見舞いに。私のことが憎いでしょうが王后様は私にとっても母上です。母を見舞うのは当然でしょう」
言葉が出ない世子は、一瞥して、そのまま敬寧に背を向け立ち去る。その後姿をほくそ笑んで見送る敬寧。
→よろめく王后を孝寧と誠寧が支えて歩いている。世子妃、忠寧妃らも心配そうに寄り添っている。
そこに世子が出くわす。立ち止まり頭を垂れ、静かに母に近づく世子。
「母上…母上には何と言ったらいいのか…」
王后が世子を必死で見上げながら、とぎれとぎれに言葉を搾り出す。
「もう少し……時が経ったら…私からお呼びします」
「しかし…」
「お許しください…この哀れな母には…心の準備が…まだ…できていないのです」
じっと母を見つめる世子。目を逸らし「行くぞ」と声をかけて、孝寧たちに支えられながら通り過ぎる王后。
→東宮殿に戻る世子。部屋に入るなり行灯を放り上げ、棚の上のものを片端から払いのける。
太宗が入ってくるが気づかない。壷を取り上げ両手で頭上に持ち上げたところで、目の前の父に気づく。
太宗が落ち着いた表情で声をかける。
「続けろ。それで気が済むのなら、東宮殿を壊しても構わん」
掲げていた両手をゆっくりと下げ、息を整える世子。王は続ける。
「悔しさや怒りは紛らわしても、2人に死を命じたことは決して忘れてはならん。今後はむやみに心を開き
側近を置くな。友も作るな。王にはかなわぬ夢だ。友のいない孤独に打ち勝てる者。それが王なのだ」
うつむいた世子の眼から涙がこぼれ落ちる。太宗の眼にも涙が光る。
→遠地に送られるミン兄弟のシーンへ
※※※
世子に臆せず思い切ったことを言う敬寧は、ある意味、達観しているところがあって、もうあれこれ隠し立てしたり
繕ったりする気もなくなっています。この後、彼は鏡城の忠寧を訪れて、ミン兄弟の一件を伝え、秘めていた心のうちを暴露するのですね。
世子の強烈な器物損壊シーン、カットされていたように思いますが、どうでしょうか。。
これを見逃すのはもったいないかも(笑)
太宗が世子に教え諭すシーン、どんどん父の想いが切実になっていきます。こういう言葉が世子の心に少しずつ響いていく。そして余計に彼を苦しめることになる。
太宗は、世子にも忠寧=世宗にも、王の孤独や王の境遇についての本音の部分を言葉にして教えていきます。
その言葉が、、どれもいいんです


●第33話●「女真族の攻撃」
太宗が忠寧の謀反の可能性ありとの報告を受け、敬寧に様子を探りに行くシーンから→
( ここもあったような気もしますが〜イ・チョン素敵なので(笑)アップします)
鏡城。ユンドク将軍の助言を聞いて、矢を作るヨンシル。イ・チョン将軍が通りかかり、入ってくるなりヨンシルの胸倉をつかむ。
「誰が矢を作れと命令した」手を離し厳しい語気で続けるイ・チョン。
「今日中に、火筒の訓練記録を整理しろと命じたはずだ」イ・チョンを見上げて反論するヨンシル
「女真との戦いには細箭が最適です。チェ将軍も細箭が有利だと。戦を免れぬなら、1人でも多く助けなければ」
「奴婢の意見は聞いておらん。私の命令どおりにやれ」
「嫌です」
「何だと?貴様!」
ヨンシルを打とうとするイ・チョンの手を掴んで止める忠寧。
「この者は奴婢である前に技術者だ。指揮官なら才能を大事にしろ」
その手を振りほどき王子を睨み返す イ・チョン。
「才能を大事にしろ?」一旦呼吸を整えてから続ける。
「攻撃してきた女真族は200名。接戦に必要な細箭はもう確保しています。今後は連続発射のできる銃筒が 必要になります。矢を撃てる火筒を作るために実験を命じたのです」
忠寧もヨンシルもその言葉にはっとする。
「…ですが。こいつの矢は重すぎる。あの重さでは火筒につけられません」
将軍の言葉に得心して黙っている王子。ヨンシルを見て続けるイ・チョン
「忘れるな。身分ではなく才能が乏しいから大事にできんのだ。分ったか」
言い捨てて、作業部屋を出ていく将軍。
ため息をつくヨンシルに忠寧が声をかける。
「おい」
顔をあげ、忠寧に背を向けたまま答えるヨンシル
「今回は、、私の負けです」
イ・チョンの行った方に目を向け黙っている忠寧大君。
→太宗に忠寧の様子を聞かれた敬寧を、ユン・フェ、イ・スら忠寧派の面々が待ち受けるシーンへ
※※※
イ・チョン将軍の魅力的な一面がしっかり出ています。奴婢、と蔑むような言葉をかけつつも、ちゃんと
一人前の部下としてヨンシルに接しています。
それと銃筒に関しては右に出るものはいない、とチェ・ヘサンに言わしめる、専門家だという裏づけにもなるシーンです。
世子に協力しているのは、利害関係なしで純粋に軍人として政策に賛同しているから。
しかしその政策の誤りに、忠寧によって気づかされることになります。
こんにちは。保管編をUPして下さって有難うございます。
kiokioさんのご尽力のおかげで昨夜も不完全だった大王世宗が見事に蘇りました。
毎回カットは仕方ないにしてもサンデレビは放送シーンすら、その殆どが微妙に削られてますし、
そのせいで重要なキーポイントで辻褄が合わなかったりと残念でなりません。
ノーカット版を視聴された方々にはひしひしと重く伝わる忠寧の苦悩や心情も
サンテレビでは全く伝わらずこれからも望めそうにありません。
その空白をkiokioさんの保管編が見事に満たしてくださって感謝・感激です。
じっくりと何度も読ませて頂きました(♥◕∀◕)ノ凸ポチッ♫
[ shiho_bin ]
2011/10/25(火) 午後 4:16
もう大部分を忘れてしまっているのですが、記事を読んで
親子の情愛に胸を打たれます。
「龍の涙」を見ていると、自分の子供なのに、なんでそんなに嫌うの?と疑問ばかりだし、第一王子の乱は太祖の失策もあるんじゃないの〜と…なんで末っ子を太子にしたのか?理解できなくて…
太宗がメインだから、太宗にいいように作られているとは思うのですが…
「大王世宗」のページに「龍の涙」の不満をぶつけてしまいました^^ゞごめんなさい
2011/10/25(火) 午後 8:11
shiho binさん、こんばんは♪
いつもポチありがとうございます(^^)
サンテレビさんの削り方は日テレさんとはまた違っているのでしょうか。同じBS局でも、局によって確かに放映スタイルって微妙に違いますよね。カットするにしてもCMとの繋ぎ具合とか配慮が欲しいですね。
私も一度完全版を視聴してしまっているのでカットされていたのかどうかもはや怪しくなっています。自分の書いたレビューだけが頼りです^_^;
きっと今、カットされているものを視聴したら、物足りなさに怒りがこみ上げてくると思います。
shiho binさんはまさにそんなお気持ちなんでしょうね〜。。
その怒りが私のアップで多少なりとも緩和できれば、本当に嬉しいです(*^_^*)
これからもこの調子で頑張りますね。消化不良が少しでもおさまりますように〜。。(~o~)
2011/10/25(火) 午後 9:44
ruriさん、こんばんは♪
そうですよね。このドラマって本当に親子の情愛についても丁寧に書かれていますよね。
「龍の涙」へのご不満、興味深いです^_^;
なにしろ沢山視聴しているので、1週間に3〜4話視聴が精一杯。かなり遅れをとってしまいました。
私も末っ子を太子にした動機をすごく知りたかったんですが…理解できないレベルでしか描かれていませんか。う〜ん、残念です。確かに太宗側から書かれているのでそうなってしまうところはあるでしょうね。
大王世宗、あらためてこうして台詞を集めていると、やっぱりどの人にもスポットが当てられていて、こちら側からの見方だけ、ではなくて、その人の立場からの意見が台詞に込められているので理解しやすかったんだな〜と思います。
世子の描き方にしても、決して理解不可能じゃないですもんね。
「広開土太王」も実は龍の涙と同じく、一方方向からしか見えない部分が多くて。なんかつまらないな〜と思いつつ視聴消化しています(-"-)近肖古王はどうなんでしょうね〜。。
2011/10/25(火) 午後 9:57
はじめまして。kiokioさんはすごいですね。ハングルを習っているアジュマですが、この感動した大王世宗を誰も見ていないという有り様で、失礼しちゃいます。今ようやくこちらにたどり着いて、共有できる人がいることに、気持ちが晴れ晴れしています。昨日やっと、k,willのCDを購入し、主題歌のソウォンなど覚えてみようかと、動画と歌を見たところ、また昨日のごとく蘇ってきて、また感動の涙をこぼしてしまいました。このドラマは私にとって、浄化作用がある感じです。ドロドロ歴史ドラマもおもしろいし、恋愛ものも、医療ものも好きですが、世宗最高ですね。出演者の誰をとってもいいんですね。ススルニムもすばらしい!銭の戦争のマー社長役の人も。取り巻きのあのおやじ軍団も。忠寧の子役のあの子も。あのときの内官との悲しいことも。それはそれはきりがないですね。じっくり読ませてもらってもう一度最初から見たい衝動にかられます。日本の政治もこれを見習えよって腹の底から思いますよ。感謝の心をこめて、ハングルの勉強して、教室に行ってきます。
[ かよ ]
2011/10/26(水) 午後 10:07
かよさん、はじめまして。
ご訪問ありがとうございます。世宗の検索からいらしてくださったんですね。とても嬉しいです(*^_^*)
韓国語習っていらっしゃるのですか〜。私も教室を探しているのですがなかなか見付かりません。羨ましい限りです。
私の周りの韓ドラファンも世宗を観られた方がいないんです。語りたいのにできなくて寂しい思いをブログにぶつけています(笑)
>浄化作用がある感じです。
本当ですね。
>出演者の誰をとってもいいんです
>日本の政治もこれを見習えよって腹の底から思いますよ
こちらにいらっしゃってくださる世宗ファンの皆さん、同意見です(笑)本当に出演者すべて、あの人も、このひとも、となってきりがないですし、現役の政治家さんたちにしっかり観てお勉強していただきたいですよね。
2011/10/27(木) 午前 9:24
「ソウォン」心が洗われる名曲ですね〜。ハングルが分らないままに覚えてしまって(笑)車の中で口ずさんでいます。
沢山書いてもまだまだ足りない世宗です。長文ばかりの記事ですが少しでも世宗ワールドフラッシュバックのお手伝いになりましたら嬉しいです♪
お教室も世宗を思えばぐんぐん上達されると思います☆応援しております^^v
2011/10/27(木) 午前 9:25
貴重な世子の器物損壊場面、サンテレビではカットされていました!ひどい!私の好きな場面なのに〜
(^o^;)
世子の色事の場面よりも破壊的場面のほうが好き……
それに、イチョン将軍が武器について優れた見解を示す場面も省略されていました。チャンヨンシルの才能も認めていたなんて。そういう場面がなかったから、なんか急にイチョン将軍がいいひとみたいになっちゃって、あれれ?とわけわかんなかったんです。
ちょっと他の方のブログで勉強してみると、イチョン将軍とチャンヨンシルとは、史実でも、後に協力して研究して発明をしているようですね。
>大王世宗、あらためてこうして台詞を集めていると、やっぱりどの人にもスポットが当てられていて、こちら側からの見方だけ、ではなくて、その人の立場からの意見が台詞に込められているので理解しやすかったんだな〜と思います。
ほんとにそのとおりだと思います!このドラマの脚本はすばらしい。日本でも、こういうドラマを作ってほしいです。
[ saihikarunogo ]
2011/11/1(火) 午後 9:49
saihikarunogoさん、こんにちは。
器物損壊シーン、やっぱりなかったですか(>_<)
お好きなんですよね、世子の器物損壊(笑)。う、動画アップの仕方がわかったら、載せて差し上げたいくらいです。。
パク・サンミン氏=世子は色事のシーンが多いですよね。実際にも世子はそうだったようなので、役得ですが、目の保養にはちょっとキツイかも"^_^"器物損壊は太宗もダイナミックですね。こんなところもよく似ている二人です(笑)
イ・チョン将軍、そうなんですよねー、こういうシーンがないと、急にいい人になっちゃって変ですよね。ドラマ後半でも、開発能力が優れていること、ヨンシルと仲のいい様子などが描かれています。史実上も勿論そうだったんですね。
カットする側には、カットしても差し支えないような台詞やシーンのように思われるのかもしれないけれど、これだけ人物描写が丁寧なドラマにはやはり痛いです。その人物の魅力が半減してしまいますもの。
>このドラマの脚本はすばらしい。日本でも、こういうドラマを作ってほしいです
同感です!
2011/11/2(水) 午前 11:06