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衛星劇場「王女の男」
全24話中14話まで終了。後半に突入です。
ここまでの視聴を振り返って見ると。。。
パク・シフ氏のキム・スンユにすっかり魅了され、応援している自分がいます(笑)
もう〜、シフ君、
最優秀演技者賞は当然の熱演です 序盤で見せた明るく陽気な御曹司姿。
これは彼独特の、粋で品のいい持ち味そのものですね。
王女と思っていた謎の女性に翻弄されながらも
心を奪われていく辺りは
必死に本心をさらけ出さないように抑える理性的な面と、抑えきれず恋に走る情熱的な面の、
相克する感情表現に切なさがたっぷりでした。
そして一転、政変で家族を失ってからの壮絶さは、鳥肌が立つくらいの気迫が
びしびし伝わる演技に圧倒されました。
一方のヒロイン=ムン・チェウォンちゃんも同賞を受賞していますね。
序盤は清らかで気丈さも持ち合わせた、健康的なお嬢様。
スンユを慕うようになってからは血文字を書いたり、刀を首にかざしたりと、
こちらもまた凄まじい恋情を熱演しています。
その一途さは回が進むごとに磨きがかかっています。
この二人、キム・スンユとイ・セリョン。
敵同士で愛し合う悲恋の主人公、とはいえ14話までの二人の感情の間には
かなりな温度差がありますね〜。
ってことで、今回はそのあたりについて色々と考えてみました。
まずは、kiokioがすっかり心奪われている(笑)シフ氏のキム・スンユ。
ここまでのセリョンへの気持ちの変化を整理してみると。。
はじめは、宗学を馬鹿にする王女さまってどんな奴だ、ちょっとを懲らしめてやろう、
くらいの軽い気持ちで接する。
その王女が、予想外に聡明で、馬に乗ったりブランコで遊んだりと、
奔放で自由な気質も持っていて、少しずつ惹かれていく。
さらには結婚相手と決まり、夫として守ろうという自覚もできる。
ところが実は王女ではなく、女官だったと知る。
でもその頃には、命をかけてもいいくらいに心を奪われていることに気づく。
この辺りから、スンユはキム・ジョンソの子息として首陽大君への敵対心を高めていく。
父の辞任という犠牲で罪を免れたという自責の気持ちで、一旦は女人を忘れようとする。
でも再会し再び接するうちに、自分の気持ちを誤魔化せなくなり。
束の間、相愛の仲となり、身分を越えても貫こうと決意したその晩に悲劇が…
戻ってから再会するまでは生きるのに必死で女人どころじゃない。
ところが復讐しようと狙った仇の娘が、その女人だった、とここでようやく正体を知る。
つまり〜〜、首陽への憎しみが最高潮に達したときに、その娘との一連の恋を
思い出し振り返らされる羽目になるんですねー。
とすると、今までのことって、全部仕組まれていたのか、と思いたくもなりますわね、スンユ…
全ては色仕掛けで自分や一族を追い込もうとした、首陽の手だったのか、って。
ということで、13・14話では文字通り復讐の鬼と化しています。
その執念たるやすさまじいばかり。シフくんの、非情さ冷徹さの演技がまたお見事。
今のスンユの周りには冷たく凍りついた空気しか流れていないかのようで
ここにはセリョンとの恋はもう、入り込む余地もない。
と、一見見えますが〜〜、
でも敢えて封印しているところも、本当はあるはず。(と、思いたい)
13話冒頭で、運命の日の自分の足取りをたどりながら首陽大君の家の前に立ち
門扉を見上げていたスンユは、確かにセリョンのことを想っていた、ように見えました。
でも、ミョンとセリョンを目撃してしまう。
二人の会話をどこまで聞いていたのか、がよく分かりません。
あらすじ記事をおこすときにもう一度視聴し直しますが、確かセリョンへの
セリフの中で触れていたような…。ミョンとの婚約もすべて仕組まれていた、と
受け止めている感じがしました。
もうすっかり疑心暗鬼になってしまっているんですね。
何度もだまされてきたスンユなので、セリョンを簡単には信じなくなって
しまっているのは仕方ありません。
ではセリョンはどうなのでしょう〜。
まず、相手を意識したのはセリョンのほうが先です。
婚約相手と知って、会ってみたいと思って王女と入れ替わったんですから。
もともと親の決めた政略結婚には逆らえない深窓の令嬢。
相手が少しでも気に入れば前向きに考えよう、と初めから積極的なところがある。
話したり会ったりするうち、最初はただの女垂らしの軟派男と見えたのが暴走する馬から助けてくれたり、足をこっそり手当てしてくれたり。
乗馬を教わる頃にはもうかなり心惹かれている。
王女に言ったように、夫婦の縁を結んでもいいと思っている。
でもそこにセリョンの知らない政争が絡んでくる。せっかく受け入れようとした相手が
自分ではなく従姉妹の王女の婿に変えられ、手の届かない人になってしまうんですねー。
このとき自分から、だました事実を打ち明け侘びようとしたセリョンですが、
王女が横恋慕と嫉妬から、女官だと偽ってスンユに教えて、
セリョンが打ち明ける機会を奪ってしまう。これがセリョンの不幸の始まり。
王女さまが余計なことをしなかったら、二人は違った方向に進んでいたはずです。
捕らえられたスンユのために釈明しようとする機会も、王女に取られてしまう。
やっぱり王女さまですから簡単には逆らえないし、まさか自分を嫉妬して
余計なマネをしている、とは思わないような純真さも持っているセリョンです。
ま、王女様のほうもこのときは、単なる嫉妬ではなくて父王と弟を守るため、
首陽の娘を牽制していた、ということもありますが。。
さらに重要なのが、
出会った頃はセリョンは父の陰謀など全く知らなかった、ということ。
世間知らずで大事に育てられ、父には馬に乗るのも暗黙に認めてもらっていたりして
気が合うというか似たところがあるというか、要するに仲のよい父娘だったわけで。
余談ですがこの姉妹、セリョンはお父さん子、妹セギョンはお母さん子、って感じがする(笑)
それなのに、王女の結婚話をきっかけに、父が王座を狙う野心家だと疑うようになっていく。
面と向かって王座を奪うつもりか、と聞けるくらいだから、信頼関係はとても厚かったはず。
自分のために投獄されたスンユに二度目に打ち明けに行こうとすると、今度は
その父に見付かって、名乗るなと約束させられてしまう。
ここではまだ父親を信じているし、裏切るマネはしたくない。
それに周囲の状況が、どんどん打ち明け難い方向になっているということも
はっきり認識しているわけではない。
(その状況を悪化させたのが首陽ではなくジョンソのほう、というのがまた皮肉です。
スンユを王女と一緒にしようと画策したのはジョンソですからね。)
自分で打ち明ける機会を逃して残念だったのは、お寺で過ごしたとき。
あそこで言うのがベストだったでしょうね〜〜
父とジョンソのことを知らないままだったら、無邪気に言えたでしょうに。
幸せを壊したくないと思う乙女心も分るし、また会えるとも思っていたはずです。 彼女の気持ちと周囲の状況がずれてしまっていたのが不幸でした。
で、その乙女心を父首陽は利用してしまう。
ここから、命懸けで助けようと何度も身を投げ出すことになります。
ボロボロになって父に従うと約束して、ようやく救ったのに、そのスンユの死を
知らされればもう、生きる気力なんかなくなりますね、セリョン。
14話では当のスンユから、船の沈没すら首陽の手引きだったことを知らされます。
父親が彼女が知る以上に残酷な人物だと、ここでやっと思い知るセリョンです。
で、二人の気持ちの温度差って話です。
スンユとセリョン、こうして思いの変遷をたどると、セリョンのほうがずっと相手への恋慕が深い。
伴侶として意識したのも先だし、相手が誰かを知ったのも先。
それでも気持ちを断ち切れない「敵対する相手を愛する」苦悩は、
セリョンのほうが深く長いってことです。
スンユは前半は、ほとんど、敵の娘としては意識していなかった。
せいぜい女官を伴侶にできるかどうかという、身分違いの恋の悩み程度。
だから今のところは復讐に重きを置いて、自分を利用した、と娘を憎むこともできるんですよね。
それから、セリョンのほうは自分の意思に関わらず加害者側に属している。
スンユのほうは被害者側にいる。
仇討ちというのは大義名分が通っているので、気持ちを維持しやすいけれど、
自分が一族というだけで、手を下していなくても加害者側と同類視されるセリョンのほうは
もっとずっとつらいはずです。
なんでこんなに細かい分析をしたくなったかというと、今回の13・14話ではセリョンが
今までで一番痛々しく、哀れで、健気に思えたから。
まーそれは14話ラストに集約されてるんですが。。
これまでこのドラマ、胸打たれるシーンは多くても涙がそんなに出なかったんです、実は(笑)
思わず泣いてしまったのは、ずっと厳しいことばかり言っていた大君夫人が娘を抱きしめたところ。
完全に母の気持ちに同情しての涙でした(笑)
それが、今回、セリョンに王女があの指輪を渡すところで〜〜〜泣けたーー
あの指輪のことはセリョン、全く知らなかったんですよね。
彼女にとっては唯一の恋しい人の遺品。
それを王女から渡されるなんて、思いもよらなかったでしょうし、嬉しかったでしょう。
そして余計に悲しみも募ったことでしょう。
その指輪をスンユが壊すっていうのも、むごいですけどね!
スンユにしてみれば過去の自分の愚かな過ちの象徴みたいに思えたんでしょう。
壊れた破片を一生懸命集めるセリョン。
殺されそうになっても抱きしめて、生きていてくださってありがとう、と泣く。。
セリョンの健気さ一途さに、今回ばかりは涙を誘われました
こんな風に捨て身で、ただただ大切な人の安全を願う、母性に通じる彼女の深い愛が
仇討ちという、チョン・ジョンが言うところの「奴らと同じ手」に走るスンユを、変えていけるのか。
今後は、スンユがどう「敵を愛する」気持ちに向き合い、苦しみ、答えを出していくのか。。
というところに焦点が当てられていきそうです。
あらすじを書いているということもありますが、
制作意図を読んでも、このドラマの扱っているテーマって、
単純な恋愛ものではなく、もっと深いものがあると感じています。
純真な子供たちの情愛と、それを踏みにじる、親の権力欲や王権と重臣たちとの政争。
二人の伝承を振り返ってみても、そこには、
争いではなく愛で通じ合おうとした二世たちの心の美しさ
そんなこともいろいろと考えてしまいますが〜〜。。それは次回に書くことにして。
あらすじ記事に早くとりかからないと。また週明けになってしまうわ… あ、視聴感想としてのつけたしを〜〜。
首陽がやっぱり「父親」としてセリョンを大切に思っているところが
今回は描かれていてほっとしました。
ま、あんなにきっちり鎧を着こんでいくのは、やられるつもりもないってことですが。
ここまでしてきたのに、簡単に復讐されるほど柔な御仁じゃないですもんね。
やられても歴史が変わっちゃうし(笑)
キム・レハ氏のソクチュがスンユに、見損なったと言うシーンもよかったわ
あの妓楼の確執がいまいちよくわかりませんが。。
ソクチュというのは、仁義を重んじる親分なんですね。
スンユを危ぶみながら見守っている彼、セリョンと同じく人道の大切さを
今後スンユに教え諭していってくれるのかな、と踏んでますがーーー。
決裂して去ってしまったスンユ、まさかこのままレハ氏は退場、しないわよね!?
ということで。。あらすじ、頑張ります。。 |

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やっと会えましたよね。
しかし、あのよろいはないだろうと思いました。
頭に矢を打たれりゃ別ですが。
まったく、なんちゅう親だ。
2012/2/29(水) 午後 1:21
こんにちわ。
二人の心の分析さすがkiokioさんです。
いやぁ。盛り上がってきましたよね。
キム・スンユ=パク・シフの渾身の演技素晴らしいです。
初めに見せた御曹司の顔よりこの家族を失い、心を無くし復讐に燃えるスンユの姿に魅了されています。❤
セリョンの愛は深かったですね。
スンユに何をされようと、「あなたが生きていてくれてありがとう」
本当にこのシーンは涙しました。そして14話のラストは凄い事になりますね。
私のもう一つ良かったと思うのは、王女とジョンの二人がようやく信頼しあえる夫婦になったことですね。抱き合った時にはウルウルきました。
早く来週が待ち遠しいです。
これからあらすじも書かれるのですね。
凄いです、頑張ってくださいね。
2012/2/29(水) 午後 4:04
kiokio先生の分析力にはただただ脱帽です。
ユンスが復讐鬼となるのも肯けますし、セリョンの加害者意識。
人間の業の深さでしょうか。
何か救えるものはないのか?感想を読んでいただけで心痛みます。
母性愛は人類、生命誕生から続くものでしょうからパワフルです。
ユンスの凍った心をとかしてほしいですね。
あらすじアジャアジャ、ファイティ〜ン!ポチ☆☆☆
2012/2/29(水) 午後 4:24
ohaさん、こんにちは。
あの鎧には正直笑えました。どこまでも、娘と権力闘争は別、の
首陽です。
頭に矢を打たれりゃ、に爆笑です。
さすがに兜はかぶってませんでしたもんね。
頭って意外に急所じゃないのかもしれませんね(笑)
親のエゴに翻弄されている子供たちが、本当に哀れでなりません(涙
2012/2/29(水) 午後 4:44
tiyotiyoさん、こんにちは。
ありがとうございます。
ちょっと整理してみないと、冷酷さに走っているスンユが理解できなくなりそうだったんです。。
シフ君、素晴らしいですよね!あらすじ書き始めていますが、もう一度見ながら、ぞくぞくする気迫に私も魅了されています。
このスンユの悲しみの沢山詰まった非情さは、シフ君の演技力の賜物ですね。他の俳優さんには出せない味だと思うし、他の方では見たくありません(笑)
セリョンにも泣かされました〜〜。あんな風に抱いて泣けるほどに、
ラストのシーンほどに、深く思っているセリョンのほうが強いんだと思います。
彼女の強さがスンユの凍りついた心を解かしていくところを、これからじっくり見たいですね。
そうそう、やっと抱き合いましたね、ジョンと王女さま!あそこも泣かされました〜。これから苦難の道が二人を待っていると思うと、さらに泣けてしまいます。
もう水曜だなんて、早いですね〜〜。日曜日が楽しみです!
2012/2/29(水) 午後 4:57
お天気お師匠さま、こんにちは。
ありがとうございます。いつもながらのぽち♪励みになります(*^_^*)
そうなんです、ここはセリョンの母性の強さが勝利していくことに
なるんだと思います。
スンユも、きっとセリョンへの思慕は深いし強く持っている、でも
それを復讐心で消そうとしてる。復讐の連鎖という人間の業、なのでしょうね。
仰るとおり、母性愛がその業に縛られているスンユの心を解かしていく様が、これから見られそうで期待しています♪
はい!あらすじ頑張ります〜〜☆☆
2012/2/29(水) 午後 5:05