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都に残るというセリョン。
その肩の傷あとに口付けるスンユ。
「俺の妻になってくれるか」
指輪を見つめ顔をあげて答えるセリョン。
「私の夫になってくださいますか」
王女は一つを外し子息の指にはめて答える。
「死ぬまで私たちは一つです」
互いに腕をのばし抱き締めあう二人…
目覚めるとスンユがいない。
外に出る王女は馬の支度をする子息を見つける。
愛おしさを込めてほほえみ交わす二人。
来たときとは違い、愛する人の駆る馬に揺られながら
幸せに満ちた笑みをたたえる王女。
セリョンを下ろし、指輪をはめたその手をとるスンユ。
互いに無言のまま握り合い見つめ合う。
やがて名残惜しげに絡ませた指が離れていく。
私邸に戻る王女をヨリが出迎える。
階段を上りながら子息を振り返り、笑顔を向けて
セリョンは私邸に消える。
弟のやつれた顔を涙ぐみながら覗き込む王女。
スンは私邸に戻った姉が子息と別れたのかと心配する。
首を振り、離れていても心はひとつよと微笑むセリョン。
隠れ家に1人で戻った子息を迎えるソクチュは
よく決意した、二人とも偉いぞと励ます。
指輪を見つめながらまた会えると答えるスンユ。
王女が戻ったと副官から聞くミョンは、私邸にかけつける。
弟の薬を用意する王女に、謀反人スンユはどこだと質す。
「あの方は私の夫です」冷たく答える王女。
指輪に気づきその手首をとって、どういうことかと迫るも
動じず毅然とした王女に当惑する。
二人になにがあったのか、一夜を共にしたのか。
心は得られずとも体は私のものだと語気を荒げる判官。
厳しく制する声に驚き身を放す。
そこには内官に支えられ立つ世子が。
一礼して立ち去るミョン。
判官は私が追い払います。
弱々しく微笑む弟に頷き返すセリョン。
娘にキムの行方を問い質すという世祖を、王后は必死にとめる。
姉のために世子が起き上がった。キムのことなど忘れ
世子のためを思って欲しいと泣き伏す王后に、気をくじかれる世祖。
隠れ家に義姉親子を残し、咸吉道に発つ準備をするスンユら。
いつまた会えるかと問う姪に、千文字を全部覚える頃だと微笑むスンユ。
毎日100字教えてと母に泣きつくアガン。
スンユはキョンヘ王女を訪ねる。
使用人とはいえ厚遇されていると知り、安堵する子息。
共に咸吉道にと誘うが王女は断る。
夫が寂しがらぬよう残りたいと。
必ず大義を果たして欲しいと頼み
セリョンはどうするのかと問う。
寂しげに口をつぐむ子息。
王夫妻は私邸の娘と対面する。
娘を気遣いつつ世子寝所に急ぐ王后。
戻ったのは父を殺そうとしたのを後悔したからかとなじる。
殺そうと思ったことなどないと答えるセリョン。
以前のお姿に戻られることを願っただけ。
「この世で最も慈悲深いお父様に戻って欲しかったのです」
娘の涙に動揺しつつも世祖は答える。
「昔の姿も今の姿も私だ」
駆けつけた父母に、文宗大王と上王さまが手招きなさっていると
朦朧としながら手を上げる世子。
あそこに、と指差す息子に青ざめる両親の前で
その手はだらりと落ちる。
息を引き取った子息の名を呼び泣き伏す王と王后。
立ちすくむセリョンも弟を悼み涙を流す。
王宮。位牌の前に座る王は、訪れた娘を睨み上げる。
お前がキム子息と組み弟を死に追いやったのだと。
承旨を呼びつけ、セリョンに関する記録をすべて消去せよと命じる世祖。
その存在を消し去れ。私の娘は1人だ。
驚きに声の出ない一同。王后は娘までも失いたいのかと
夫をとめるが、聞く耳持たぬ王の前に口を閉ざす。
無言で父の意を受けるセリョンを、ミョンも呆然と見つめる。
不安げに外で待つヨリは赤子の産声に顔を輝かせる。
女官が男の子だと告げ喜び合う二人。
男と書かれたジョンの残した紙を
女官が王女に広げて見せる。
そこには「ミス」と。赤子に呼びかけるキョンヘ。
父上が胸を裂かれる思いでつけた名だと涙ぐむ。
判官の屋敷で使用人として働くセリョンにヨリが男の子だと教える。
喜ぶセリョンに、王妃様のお許しも得た、これからはお傍にいますと。
下男が判官の帰宅を知らせ、使用人らと共に出迎えるセリョン。
王女が出かけていないかと下男に確認する判官。
厳しい監視にうつむいたまま耐える王女。
咸吉道。
官軍を全滅させ節制使を一刀で斬り伏せるスンユ。
勝利の雄たけびを挙げる反乱軍。
イ・シエ将軍も満足し、南への進撃に士気が上がる。
咸興を落とせば咸吉道全土が手に入る。
新たに派遣される節制使を討てるかが勝利の鍵と
次なる戦いに決意を固める。
根城に戻る軍をチョヒら女達が迎え出る。
ひとり部屋に入り座ったまま目を閉じるスンユ。
目覚めると、首に吊り下げた
指輪を取り出し見つめる。
膝を組み
薬指の指輪をそっと唇に当て
涙をこぼす。
王宮。
咸興を除く会寧以北は落ちたとの報告に、首謀者は誰かと憤る王。
会寧府使イ・シエとキム・スンユとの答えに
またもキムかと憤然として判官を睨み据える。
始末できずにきたお前の責任。これが最後の機会だ。
咸吉道節制使として鎮圧に向かえと。
ミョンフェを残し側近たちを下がらせる世祖は
判官の後を官軍を率いて追えと命じる。
必要ならば判官を犠牲にしてでも好機を逃さずキムを討て。
猟犬も役に立たねば捨てるまでと、王に頷くミョンフェ。
キョンヘの子のため刺繍をするセリョンに、ヨリが時間になったと知らせる。
毎夜布団の支度をさせる判官に腹を立てる侍女を残し
王女はミョン居室に向かう。
帰宅した息子をスクチュが迎える。
ミョンフェが咸吉道に兵を率いていく。お前は王様の信頼を失った。
今度こそキムを始末せよと。
二人の会話を聞いて立ちすくむセリョン。
寝所に向かう王女を見ながら、どうするつもりかと問う父に
使用人として好きにすると答えるミョン。
布団を敷いているセリョンに、咸吉道に行きたいかと尋ねる。
傍にいなくても心は一緒だと答える王女。
かっとしてその手を掴みあげ、必ず連れて行くと迫る判官。
「あいつの死にゆく姿を目に焼き付けるがいい」
夫は簡単に捕まらないと気丈に返す王女。
心配して待つヨリにセリョンは告げる。
あの方はご無事に違いない。
「相手を怖気づかせ追い詰めているわ」
判官はセリョンを戦場に連れて行くのではないかと案じる王后。
くれてやったものなどしらぬと取り合わぬ王に
涙ぐみつつ毅然と告げる。娘まで失いたくないと。
「万一セリョンに何かあったら、王様を絶対に許しません」
子を守るためなら何でもすると言い放ち出て行く王后。
酔った目で妻を見送る王は、やり場のなり怒りに酒膳をひっくり返す。
庭に出てミスをあやすキョンヘ。
近づく王后の姿に驚き目を疑うように見つめる。
宮殿に戻るようキョンヘに勧める。
王にも身分回復を願い出ると。
王女はそっけなく断るが王后は引き下がらない。
母になったからには子を第一に考えるべき。
なぜ今さらと怪訝な王女に答える。
許しを請いに来たと。
咸吉道に発つ娘の無事を願う一人の母として、願いを聞いて欲しい。
王后の涙に心動かされるキョンヘ。
出立の準備に追われる判官の屋敷を、子を抱いたキョンヘが訪れる。
ジョンの子かと名を問うミョンだが王女は教えぬと拒む。
寂しげに笑うミョン。
赤子を嬉しそうに抱くセリョンに王后の申し出を明かすキョンヘ。
子のために受け入れ僧法寺に行くと。
喜ぶセリョンは、咸吉道でキム子息に会うのかと問われ微笑む。
会えずともいつも身近に感じている。
キョンヘもまた墓に行くたび夫の姿が見えるようだと。
同じ想いを分かち合う二人。
咸吉道に入るミョン一行。
新しい節制使がシン・ミョンだと知らせを受ける反乱軍。
かつての友が来る。知り合いかとイ・シエに問われ
首陽の忠僕だと答えるスンユ。
官庁に到着したミョンは反乱軍の拠点を暴くため斥候を送る。
セリョンに皮肉をぶつけるミョン。
夫とやらに密告するなら伝えよ。すぐにお前の父親の
もとに送ってやると。涙をにじませ答えぬセリョン。
ここは故郷だと素性を明かす。
ジョンソ将軍がこの地を開拓し
使用人だった両親を解放して与えてくれた。
父は将軍を王より崇めて暮らしたと。
「息子の俺が恩返しするときが来たな」
笑いかけるソクチュに感慨深げに頷くスンユ。
森に潜み官軍の斥候を始末するスンユたち。
官庁の副官は馬に乗せられ戻った斥候の死体に息を呑む。
同じ頃、部屋で荷物を解きながら吐き気に悩まされるセリョン。
斥候が殺されたと聞き眉を潜める判官の元に
到着したミョンフェが現れ、拠点が山奥にあるなら
引きずり出せばよいと笑う。
キムさえ討てば決着は早い。格好の餌をもっていようと。
それが王女と知り顔色を変える判官に笑って続ける。
会寧に書状を送り、武装せず一人で来いとおびき出せ。
他の手をと拒否するミョンに冷たく告げる。
王様の逆鱗に触れたくなければ、手段を選ばず始末すべきと。
王女の薬を取りに出たヨリが密談を聞き、急ぎ伝えに走る。
危険を知らせるには自ら行くしかないと決意するセリョン。
密かに馬を手に入れ、官庁から走り出る。
気づいた副官が遮ろうと立ちはだかるが、構わず走り去る王女。
副官の知らせに驚くミョンフェと判官。
ヨリに詰め寄りスンユのところへ行ったのかと質すが
白を切り通す侍女に業を煮やすミョン。
憤りにまかせ、会寧に向かうと副官に告げる。
日も暮れ心細さと戦いながら必死に拠点を探す王女、
その前に義兵が現われる。
キム・スンユさまにお伝えしたいことがあると告げるが
義兵は節制使の行列にいた使用人だと気づく。
斥候の次は女の密偵を送り込んだかと笑い
セリョンを捕らえる義兵たち。
反乱軍幕舎。
ミョンフェの率いる大軍に危機感を持ち
先制攻撃をすべきと進言するスンユに頷くイ・シエ。
軍議を終え席をはずすスンユらに続き
義兵が、密偵を捕らえたと知らせに入る。
殺して送り返すかと問われ、そうしろと命じるイ・シエ。
外に出て夜の空気を吸い込むスンユらに近づき
節制使の使用人の女が来たが殺せと命じたと告げる。
そなたに話があると馬で乗り込んだらしいと。
ミョンの使用人、馬、と聞きセリョンと気づいたスンユは
ものも言わず走り去る。
怪訝な顔の将軍になんでもないと笑うソクチュも
事態を察し顔を曇らせる。
指輪を見せれば分ると食い下がるのにも構わず
目隠しをして座らせる。
必死に訴えるセリョン。節制使の書状にだまされては
ならない。あの方に伝えて欲しい。
将軍の許可を得た兵が戻り観念しろと見下ろす。
妻を救おうと必死に馬を飛ばすスンユ。
震えるセリョンに、大人しくあの世に行けと刀を振りかざす義兵。
その刀をスンユの刀が遮る。
なぜと驚く義兵らに目で合図し、下がらせる子息。
どなたか知らぬが、スンユ殿に伝えてくれと訴え続ける。
「あの方の命が危ういのです」
その姿を信じられぬ思いで
見下ろしながら、言葉の出ないスンユ。
腰をおろしそっと妻の頬に指を触れる。
驚いて身を引くセリョン。
覚えのあるその手の温もりに動きをとめ
息をころしてつぶやく。
「もしや…」 ゆっくりと妻に視線を合わせる。
目の前に現れた愛しいひとの顔。
言葉もないまま見つめう二人…
感想記事こちら→最終話感想その1
「互いの影になろう」
は13話のセリョンの言葉
「私があの方の影になりあの方が私の影になることを望んだ」
を受けていますね。スンユ、ちゃんと覚えていたんですね子を失い母として子を守る立場で王に反旗を翻す王后。
説話の通りセリョンを守るため立ち上がります。
あと残り一話。。頑張ります
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初めまして♪1話からず〜っとこちらのあらすじを拝読している者です。韓ドラ視聴歴は2年足らず、中でも史劇はほんの数本しか見ていないのですが、『王女の男』には見事に激ハマりしました〜!まずリアル視聴で感動し、更にその後こちらのあらすじや感想をじっくり拝読してはまた感動を新たにし…と、その繰り返しで、この数ヶ月幸福な時間を過ごさせて頂きました!遅ればせながら、お礼を申し上げます。kiokio様にとってはおそろしく大変な作業だった事とお察しますが、とても丁寧な描写のおかげで、様々なシーンや登場人物の心情までもがしっかり心に届き、なおかつ刻み込まれました。今回の23話分では『夫』『妻』という表現を使われている事にジーンとしました。私の中では未だ恋人同士のようなイメージで主役2人を見続けていた事に気付かされました。確かにこの回から、離れていても既にしっかり夫婦の絆で結ばれていた2人でしたよね!残り1話のあらすじも楽しみにお待ちしております。
[ 横顔フェチ ]
2012/4/6(金) 午前 1:02
23話・・あらすじお疲れさまでした〜。
お見事です・・・まだまだ冷めやらぬ…そんな感じですね〜(笑)
ポチ!!
2012/4/6(金) 午前 5:42
横顔フェチさん、はじめまして!コメント嬉しく拝読しました(^^)
1話から読んで下さっていたのですね。では本当にご一緒に感動を共にしながらのこの数ヶ月でしたね^^
こちらこそ、沢山あるあらすじ記事の中から私の拙文を選んで下さって有難うございます♪いつも手探りで記事をアップしていますが、読んで下さっている方の生のお声はなかなか届いてきません。こうして書き込んで下さることほど有り難いことはありません。お言葉一つ一つに感動致しました。宝物のように大切にさせて頂きます(*^_^*)
そして「夫」「妻」に気づいて頂き感涙です!そうなんです。目隠しをされているセリョンを見るシフssiの目が今までとは違い「守るべき伴侶」への眼差し。セリョンの強さにも伴侶を得た自信が伺える。仰る通り夫婦の絆ですね。二人の演技の変化が自然に私にも妻や夫という言葉を選ばせたみたいです。
最後の1話、激励のお言葉に力が湧きました。頑張りますね☆
2012/4/6(金) 午前 9:10
SARASAさん、ありがとうございます〜。
ポチとっても嬉しいです♪
そうですね〜、あらすじを書くために再視聴しているので、まだまだ
冷められません(笑)
教えていただいた動画アップもしたいし〜〜、未視聴の方むけに見どころとか書いてみたいし。
お陰でこの一週間、他のドラマ観てません(笑)まだまだどっぷりは続きそうです〜〜(*^。^*)
2012/4/6(金) 午前 9:14
これだけのあらすじ本当にご苦労様でした。
視聴した後に読み返せてありがたかったです。
この指輪、いいところなのに、ブカブカ。
ちゃんとサイズの合ったのはないのかと、批判的に見ていて、
感動が薄れたので、ここで改めて感動しています。
2012/4/6(金) 午前 11:14
kiokioさん
こんにちは。いつもありがとうございます。
「王女の男」あと、1話。頑張ってくださいね。早く視聴できる日を、期待に胸ふくらませています♪
[ はまった ]
2012/4/6(金) 午前 11:25
ohaさん、いつもコメントくださりありがとうございます!
5000字制限ぎりぎりの長文で恐縮なのですが、視聴後に読んで頂けるのはやはり嬉しいです(*^。^*)
あと1話も頑張ります!
指輪…ぷぷぷ。いつも鋭くてユニークな突っ込みに笑わせて頂いて
おります♪指輪、私はあれを指にはめたままって痛くないのかなーといつも想うんです。結構大きくて立派ですよね〜。指の間が痛くなりそうで(笑)
なんだかんだと、突っ込みどころも多いドラマでした(*^_^*)
書き足りないようなら受け狙いで突っ込みバージョンの記事でもアップしてしまうかもです〜♪
2012/4/6(金) 午後 10:01
はまったさん、こちらこそ〜コメントありがとうございます♪
7月からのNHKはご覧になれますよね。
とにかくシフssiが最高です!首をながーーーーくして待っていてくださいね。
あと残り1話、なかなか進みませんが頑張ります☆
2012/4/6(金) 午後 10:04
☆☆お知らせです〜。
末尾の感想部分をちょっと変更しました。
既読のかた、ご一読を!
今頃気づいたのと言われそうです〜〜(^^ゞ
2012/4/6(金) 午後 10:25