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現代もの記事ばかり、とりあえず仕上げちゃおうってことで、お次はこれを〜。
『女の香り』で高得点だったオム・ギジュン氏、『ファントム』(そういえば娘と一緒に観ていて、時間があわなくなって今中断してるのだった。面白いのに〜続きは一人で観ちゃおうかな〜、娘よ、ごめん)でのこわ〜いキャラも好演されていて、こちらは主演なので飛びついちゃいました。今回はアクションシーン多々で体を張っての名演でした!
 
ドラマの中身は、その名の通り正体不明のウイルス発生のパニックサスペンス。韓国ではお初なのだとか。
ケーブルテレビ制作で視聴率狙いではない完成度の高さを感じました。全10話、一気に見せる高密度なドラマです。お気に入り度は
 
『ザ・ウイルス』 全10話 KNTV 番組HP→KNTV HP
イメージ 1
画像はKNTVさんからお借りしました
作品紹介
■ⓒCJ E&M CORPORATION 制作: 2013年3月〜2013年5月 全10話
 
■出演:
オム・ギジュン『ファントム』
イ・ソジョン『MY DREAM(マイドリーム)』 イ・ギウ『スタンバイ』
ヒョヌ『おバカちゃん注意報〜ありったけの愛〜』
ユビン『Wonder Girls』 ほか
 
■演出:チェ・ヨンス
■脚本:イ・ミョンスク「オレのことスキでしょ。」
 
イメージ 2

■KNTVHPよりセールスポイント(一部)
↓とても上手くまとまっているので抜粋してみました。
演技力抜群!! ミュージカル界のトップスター オム・ギジュン4年ぶりの主演作! 主人公を演じるのは、ミュージカル界で不動の人気を誇る、オム・ギジュン。
「ジャック・ザ・リッパー」を筆頭に、「ヘドウィグ」「若きウェルテルの悩み」「モンテ・クリスト」など多数の名作に主演し、多くの観客を魅了。これまで演じてきた個性的なキャラクターとは180度違い、本作ではタフでストイックな男の魅力が光る。

感染拡大のパニックに加えて、ウイルスの感染源とその拡散意図を探るサスペンス要素も盛り込んだ、韓国初のパニック・サスペンスドラマ。大統領府をも巻き込んだ水面下の政治的駆け引きや、奔走する主人公たちとウイルス拡散を目論む者たちの緊張感あふれる攻防がテンポ良く展開。既存の韓国ドラマとは一線を画したスタイリッシュな映像も相まって、スピーディーに展開するストーリーから目が離せない!
■あらすじ(KNTVHPより転載)
ある日、精神科病院で火災が発生し、その消火に関わった消防士とその家族が短時間で死に至る。調査にあたった特殊感染病危機対策班の班長であるイ・ミョンヒョン(オム・ギジュン)は、ナサン病院の感染内科専門医キム・セジン(イ・ギウ)に、死因となったウイルスの分析を依頼する。分析の結果判明したのは、治療薬のない新種のウイルスで、感染すれば3日以内にほぼ100%の確率で死に至るという驚愕の事実。その強い感染力によって感染は拡大し続け、日を追うごとに死亡者数は増幅していく。ミョンヒョンは調査を進める中で、感染源となったウイルスキャリアがキム・インチョル(ヒョヌ)という青年であることを発見する。キャリアの確保に乗り出すミョンヒョンたちだが、その度に予期せぬトラブルが起こり、すんでところで取り逃がしてしまう。 そんな中、火災を調べていた新聞記者チョン・ウジン(オ・ヨン)に、差出人不明のメールが届く。
感想 ネタバレなし
上のセールスポイント抜粋が端的にドラマの魅力を言い表してます。
実は気になるアメリカ映画があって→ 『アウトブレイク』
気になりつつ視聴逃したので正確に比べられないのですが。発想は似ているかな〜と思います。
それはさておき、もしこんなことがおこったらどうしよう〜って危機感たっぷりのモチーフなので、現実的な怖さはひとしおでした〜。
ちょうど今はインフルエンザ最高潮の時期ですしねぇ。
(昨年のいまごろ、母娘でインフルエンザA&Bと戦っていたのだわ…)
 
まずは初回冒頭のシーンに度肝をぬかれます。
なぜか警察に追われている主人公。追い詰められた彼が、突然、目や耳鼻から出血して倒れてしまう!
いったいなんだなんだ!?、と、ここでどっぷり引き込まれます。
 
実はこれは新型ウイルスから派生したと思しきウイルスに感染したときの症状。その死にざまが、アウトブレイクよろしく目や鼻からの多量出血で無残なありさまで。。
そこから、物語がさかのぼって前半の謎を解明していきます。
ギジュン氏演じる、CDC特殊感染センター危機対策班の班長は、かつて新型ウイルスのため愛娘を亡くしていて、しかも今度は妻がこの正体不明ウイルスに感染。使命感と最愛の妻のために、必死に原因解明に奔走していて。。
 
前半のみどころは、感染拡大の原因の究明。その秘密が実は一人だけ生き残った(つまり感染しても死亡しなかった)宿主の存在と分かってさらに怖さが倍増〜。
彼が知らずにあちこち歩き回るために、どんどん感染がひろがっていくという事態に。
宿主を演じるヒョヌくん。彼も正体不明な怖さを上手に演じてました。彼には感染にいたった恐ろしい過去があって、それがねぇ、本当にあるかもしれないからなおさら怖い。
お金を払えないことを理由に闇組織に売り飛ばされちゃうという…
逃げ隠れしないといけない彼、常にフードをかぶって目線もギョロギョロという異常な雰囲気が漂っていて。彼には悪意はまったくなかったのだけれど、はじめのうちはこいつが悪いヤツなのかもって騙されてしまいました(笑)
 
騙されるといえば、あの方にもこの方にも秘密があって、やっぱりアウトブレイクよろしく(しつこい?汗)そこには、人間の欲望や打算が隠されていて。
物語がすすむとともに事態は二転三転。でもだんだんと、隠された陰謀が明らかになり、ええ〜この人が!?って驚く真相も暴かれて。。
 
結局、ウイルス発生は人災だったわけなんですねぇ。恐ろしや…
それも、身勝手な一部のひとたちの解釈からきていて…。
 
自分の名声のため、一般人は切り捨ててもいいと考える身勝手さ
多くの患者を救うことになるのなら、一人くらい犠牲にして実験してもいいという身勝手さ…
果ては、ヨーロッパ社会の平和のためにはアジアの小さい国の一つくらい、実験台にしてもいいという身勝手さ…!? ←これはkiokioのかなりうがった解釈かもですが(汗汗)、でもね、ちょっとそういう意図も感じてしまったラストなのでした。
 
ギジュン氏はもう、自分も感染するわ、刺されるわ、車にはねられるわ、大丈夫なのかと心配したくなるほどのアクションシーンの連続、文字通り体当たりの演技をこなし、でもクールで必死で懐の深い温かみのある班長役を好演されてて、10話視聴もあっという間でした。
 
新境地なドラマを観たいな〜と渇望している向きには特におすすめです!
 
はぁ〜下書きあるとはいっても沢山書くと疲れます。
今日は一日PCとお友達。あ、でももうすぐ『クアムホ・ジュン』が始まるからちょっとここらで一休み♪
昨年中に観終わって書き溜めたままの下書きを、ちょっと頑張って仕上げていこうと思います。まずはこちらから。
『私の恋愛のすべて』全16話 KNTV 番組HP→KNTV
『ブレイン』で魅了されたシン・ハギュン氏の次作、とっても楽しみにしていました。
本国では視聴率低迷で不発だったみたいだけれど、私はもう〜、めちゃめちゃ嵌りました(笑)思いっきりツボにはまって毎回大笑いしながら、楽しく視聴〜
正直、どうして本国で受けなかったのか謎です。
全16話で1話もさほど長くないので、ブラックユーモアお好きな方には特におすすめです
お気に入り度はおまけの
作品紹介
■SBS制作: 2013年4月〜2013年5月 全16話
 
■演出:ソン・ジョンヒョン『ボスを守れ』『天使の誘惑』

■脚本:クォン・キヨン『ボスを守れ』

■出演
シン・ハギュン:『ブレイン』
イ・ミンジョン:『マイダス』『ビッグ〜愛は奇跡<ミラクル>〜』
パク・ヒスン:『いいかげんな興信所』
ハン・チェア:『ウララ・カップル』
 
■あらすじ
保守派与党国会議員のキム・スヨン(シン・ハギュン氏)と、所属議員たった2人の革新派政党の代表ノ・ミニョン(イ・ミンジョンさん)
もと裁判官のスヨン。ある意図から政界に討って出るが、国会の現状にへきえき、1年でさっさと辞職するつもりでいる。ミニョンは、大統領候補まで名声を勝ち取りながら、交通事故で急死した姉の遺志を継いでの国会デビュー。鼻息荒いこの二人、ことごとくぶつかってばかりなのだが、なぜか恋愛関係に発展してしまう。対立する政党議員同士の恋愛などご法度な雰囲気のなか、秘密の交際をはじめる羽目に。スヨンをしつこく追い回す後輩記者・ヒソン、ミニョンの姉の夫の弟であるジュナ(実は初恋の相手)と、絡まる周囲とのごたごたを乗り越え
て果たして結婚までこぎつけられるのか…!?

登場人物紹介(画像はLINE CAMERAアプリで遊んでみました〜)
キム・スヨン役/シン・ハギュン
元裁判官出身の政治家
「たかが恋愛なのに、なんでこう大変なんだ?」
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ハギュン氏、好きだわ〜〜 
もう、もっともっとこの役者の演技を観てみたいです。
やっぱりこの方の本領は映画作品で堪能しなくちゃね。
『JSA』に『高地戦』いつかきっと観るぞー
 
スヨンは、エリート裁判官から政治家に転向。歯に衣着せぬ物言いが、受けたり攻撃されたりと、はっきり言って党の異端児&お荷物政治家。世の中変えてやろうと思ったけど、もううんざりで、政界から撤退を目論んでいた、のに、ミニョンとの出会いから残留に変更。
認めたくない恋心をもてあましての右往左往ぶりがおかしいのなんのって。。
まあ、ちょっと『ブレイン』のときのオーバーアクション路線が尾を引いてるかなって感じもあり、初めのうちは、観ていてこちらがこっ恥ずかしくなる部分もあったけれど、そういう演出が多かったから余計に感じちゃったのかも。特に序盤のミンジョンさんとの、あの、ハプニングシーンはもう〜、なんだこれは〜どこに目をやればいいのかしら??って感じで~
しかしなんのなんの、真面目なところはさすがのカリスマ=イ・ガンフン@『ブレイン』のハギュン氏らしく、きっちり、ビシッと決め、はじけるところはもぉ〜とことんはじけ、そのメリハリある演じ分けが本当に達者で。
ともするとばかばかしい〜で終わりそうな演出でも
ハギュン氏だと心の底から爆笑させてもらえます。ハギュン氏、演技上手すぎる〜〜
 
ノ・ミニョン役:イ・ミンジョン 緑の正義党新人議員で党代表
イメージ 2
 
ミンジョンさん、イ・ビョンホン氏とは仲睦まじくお過ごしかしら??(笑)
『マイダス』のときの雰囲気とは、こちらはかなり違っていて、元気いっぱい、一生懸命にぶつかっていく革新党党首、まあそのせいでたくさん墓穴も掘るんだけど。
最初は政治家って感じよりもまだまだ学生さん?なイメージがあったけれど、だんだん見慣れて気にならなくなりました(笑)この美貌で、やることがハチャメチャなので、そのギャップに余計に笑わせてもらえます〜。
美貌というと、本当にお美しい。若いときのオリビア・ハッセーさんとお顔の造りが一緒だ〜と横顔を見て感動した私です。
 
イメージ 3左)
ソン・ジュナ役:パク・ヒスン
弁護士でミニョンの首席補佐官。
実はミニョンひと筋♪
 
右)
アン・ヒソン役:ハン・チェア
スヨンとジュナをふたまたかけちゃうお嬢様、政治部の野党担当記者

左)
メン・ズホ役:チャン・クァン
キム・スヨンの首席補佐官
 
右)
キム・サンス役:チン・テヒョン
スヨンの秘書官
 
左)
ムン・ポンシク役:
コン・ヒョンジン
大韓国党議員
 
右)
コ・テリョン役:チョン・ホジン
与党、大韓国党の代表
 
 
感想 ネタバレなし
とにかく、ほんっとに痛快なドラマです。
 
基本はハギュン氏とミンジョンさんのラブライン。
この二人が、与党、野党それぞれの暴れ馬的存在で、慣例慣行になってる政治腐敗を
びしびし正論でたたいては、攻撃されちゃう。
与野党に分かれてるとはいえ主張の根本は一緒、だから結局惹かれあうことに。
 
2人がおこす問題を中心に、物語は政界の裏側を面白おかしく暴き出していて、設定、セリフの端々に突っ込んだジョークが飛び交って、ほんと可笑しい〜〜。
界の実情にかなり辛辣に斬りこんで、ブラックジョークが満載です。
法案を強行成立させるための座り込み(←形だけ〜)に裏工作、国会では愛人とメールをやりとりしたり、秘書官に書かせた原稿を読むだけなのですり替えられても気づかなかったり(笑)
政治家の怠慢、不正、慣れあいの常態化を軽妙かつ鋭い目線でばんばん描いていて、ほんと
笑えます。
 
一方で、現実社会の中で実際に問題視されていることを取り上げ、可笑しいなかにもためになること、考えさせられることもさりげなく含み。。
韓国ならではだな〜と可笑しかったのが、問題をおこすと速攻でネット検索用語のトップにあがってしまったり、動画が流されたりしちゃうこと。
日本よりも相当にネット社会化が進行している韓国の世情がしっかり反映されてて、与野党で検索用語合戦をくりひろげるってのも、有りだよね〜ってうなってしまいました(笑)
 
これを政界の方が見たらどんな感想を持たれるのかしらん。ぜひ聞いてみたいわん
はっはっは、とおおらかに笑い飛ばしつつ、顔がひきつっちゃう方もいらっしゃるのでは
 
ラブラインのほうは、少々きわどい演出やセリフもあって、もちろんコメディ路線なんだけれどお子様にはちょっとよろしくないかも。これはゴールデンタイム向けではないですね。
やっぱりマイナーに、密かに盛り上がって受けるタイプのドラマ、かな。
マイナー好きな私には思いっきり受けましたが〜
 
面白すぎとはいえ、おお、こんな深刻な裏事情があったのね、と驚く伏線も。←ま、韓ドラのお決まり設定ではあったけど(笑)終盤ではシリアスな部分もしっかり。
 
主演二人のラブコメだけでなく、周りのキャラも生き生きしていてほんとに楽しい。
 
ミニョンとお互いに初恋相手の、ソン・ジュナ、物語中、一番まともな人物だけど、真面目ななかにも、ほっとするような抜け部分があって、その不器用さ加減にくすっと笑わせてくれる。
 
ほとんどストーカー娘の勘違いお嬢さまヒソンも、憎めないキャラ。
演じているハン・チェアさん、ものすごーくハン・ヘジンさんに似ている〜〜って思うのは
私だけ??思わず姉妹かと思って調べちゃいましたよ。確かにヘジンさんは美人3姉妹で有名らしいけどチェアさんと姉妹ではありませんでした
調べついでに知ったのですが、このミンジョンさんのヒロイン役は初めはハン・ヘジンさんだったのが降板されたのですねぇ。チェアさんとお顔が被るから?…なわけないかな
 
スヨン側近の2人も可笑しかった〜。
メン補佐官、何人もの政治家の間を渡り歩いてるベテラン補佐官さん、ってこんな人もいるかもですねぇ(笑)経験豊富でスヨンを公私に渡ってサポート。おじさんのくせに鋭くて、いろんな工作も上手くてとってもお茶目。
秘書官サンスの抜けぶりも絶秒で、スヨンとのボケ&突っ込みやりとりには、毎度毎度たっぷりと笑わせてもらいました
サンスを演じているチン・テヒョンssi『インス大妃』終盤の燕山君をおどろおどろしくも狂気たっぷりに怪演してドラマを盛り上げていましたが、あのド迫力とはうってかわって愛嬌たっぷりで◎
 
脇の蝶ネクタイ議員=コ・テリョン役のチョン・ホジンssiも光ってたなぁ。
上層部に上手にこきつかわれていっつも矢面に立たされて、馬鹿正直の素が隠せないので
失態ばかり。案外こういうのって若手議員のふつうの姿だったりして(笑)
彼が最後に選んだ道にも〜自分に向いてる道を見つけられてよかったよかった(笑)
地味なところでテリョンの秘書官もちゃっかりしていて最終回では…(笑)
 
ミニョンの叔母&ぶっ飛び姪コンビも楽しかったし〜。
普段、堅い役の多いベテラン俳優さんたちの(チョン・ホジン氏=同伊のお父さん、とか)
コメディセンスも楽しませてもらえて。
 
 
メローすぎの恋愛ものは、基本、苦手なkiokioにぴったりの作品でした。
疲れたときにリピして、元気もらっちゃおうかな(笑)
 
ハギュン氏で遊んでみました。↓もぉ、かわいい〜
 
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史劇好き〜と公言しつつ、なぜか記事は現代ものばかり書いています(汗)
もちろん史劇もしっかり観ています!
観ていると、書きたいな〜と思って
近頃は視聴後にスマホに簡単な感想を入れていて、それが結構たまってるのですが…
いざ記事にするとなると、時間と気合が足りません。
 
『キング Two Hearts』 全20話 KNTV 番組HP→
ハ・ジウォンさんが大好きで、彼女が出ているってだけで観たくなる私です。
加えて『九家の書』で好感度大だったイ・スンギ君との共演、ってことでかる〜い気持ちで
視聴開始しましたが…しっかり嵌りました(笑)お気に入り度は
 
 
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韓国に王室が存続していたら…というと『宮』『マイプリンセス』と被るテーマ。
でも3作の中で、背景・ストーリー展開にいちばん現実味を感じられる作品でした。
とてもよくできたお話だと思います。
 
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画像はKNTVさんからお借りしました
作品紹介
■KIMJONGHAK PRODUCTION 制作 2012年3月〜5月 全20話
 
■演出:イ・ジェギュ、チョン・テユン
■脚本:ホン・ジナ

■ 出演
イ・スンギ 『九家の書』『華麗なる遺産』
ハ・ジウォン 『シークレット・ガーデン』『ファン・ジニ』
チョ・ジョンソク 『最高だ、イ・スンシン』映画『建築学概論』
イ・ユンジ 『ドリームハイ』

■あらすじ(KNTV HPより抜粋)
韓国の国王の弟、イ・ジェハ(イ・スンギ)。国や王座には無関心、自由気ままに暮らすジェハだったが、国王である兄ジェガンに騙され、南北が合同チームを結成する世界将校大会(WOC)に嫌々出 場することに。一方、北では特殊部隊の教官キム・ハンア(ハ・ジウォン)がWOCのメンバーに選ばれる。嫌がるハンアだったが、党の幹部が結婚相手を探すという条件を出し…。 ちゃらちゃらして無神経なジェハと、北でジェハの暗殺方法を教えていたハンアは当然最悪の出会いを果たす。しかし、 トレーニングの期間、なぜか同じ部屋を使うことになった2人。とある下心を持って優しく接するジェハを意識するハンアだったが、ジェハはハンアの恋愛ベタという悩みを仲間たちに言いふらしたあげく、ハンアに「君は女じゃない」と言い放つ…! 時を同じくして、韓国の王室と北の幹部であるハンアの父親の間で2人の縁談が持ち上がっていてーー!!
感想 ネタバレ少々あります。(一部画像はお借りしました)
序盤はとっても笑わせてもらえます。
超軟派なお気楽王子ジェハの自他ともに認めるダメダメぶりにまずは爆笑〜。
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兵役でも私生活でも、王族の身分にどっかりあぐらをかいて好き放題のトラブルメーカーです。
 
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 一方のハンア、暗殺まで教える特殊部隊級のすご腕軍官だけど、早く結婚したいと見合いを重ねるうぶなキュートさも持ち合わせ
幹部の娘だから生活環境にも恵まれていて、ちゃっかり韓国芸能通だったりします(笑)
初めてのソウルでも、広告スクリーンに大きく映し出される俳優さんに大はしゃぎ。
チョ・インソンだ〜、ヒョンビンだ〜、って←ジウォンさんの共演俳優なのが憎い演出(笑)
 
2人が出会うことになるのが、WOC世界将校大会、ってもちろん架空の大会だと思うけど、それに南北合同チームで出場することになる。
現国王(ジェハの兄)の南北統一にむけた悲願のイベント、なんですが、王がそれを決意したのが若い頃に父王と一緒にベルリンの壁の崩壊をテレビで観て…ってのも現実的。
 
この王様、演じているのがなんとイ・ソンミン氏〜。
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イメージ 7まさかこの方がこんなに気品のある王様を演じられるとは
意外な発見でした(失礼〜笑)
お肌もきれいでびっくり。うっすら化粧も似合ってて、何とも上品な王様ぶり。
今まで観てきたあんな役、こんな役のイメージとは大違い 
(最近書いた記事『私の心が聞こえる?』でも♪)
ほんっと、芸達者なソンミン氏です。
 
 
 
さて、前半は主役二人が南北関係を超えてロイヤルカップルへと発展するまでが、劇的かつダイナミックに展開。
軟派なジェハだけど、自分が情けないヤツだってことを実はちゃんと自覚してるし、次男として出しゃばらないように自分を抑えてきた心の痛みも持っていて、やり始めたことはやり遂げる意思の強さも人並み以上に持っている。
そんなジェハに初めはうんざりしながら段々と魅了されていく、ハンアはじめ南北チームの面々。
メンバーそれぞれ面白いんだけど、特に光っていたのが、やがてジェハの右腕となる、国王秘書室長の息子、ウン・シギョン。
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演じるチョ・ジョンソクssiがこれまたぴったり〜。イメージ 9
超!堅物、原則主義の鑑のようにまっすぐの軍人で、なのにギター片手に歌うのがめちゃくちゃ上手だったりする、
そのギャップが素敵(笑)
ジョンソクssi、ミュージカル界のトップスターというだけあって、演技も歌もさすがの実力でした。
 
 
このシギョンの父、王室秘書室長を名優イ・スンジェ氏が演じてらっしゃいます。
イメージ 10
 
この役回りはなんだかほとんど『マイプリンセス』と同じ設定で。なんとなくもったいないような気もしましたが、マイプリよりもさらに屈折した部分も実は持っている物語の重要なキーパーソン。やはりスンジェ氏だからこその重みのある役どころでした。
 
韓国王室の豪華絢爛なセットも見ものです。『宮』の上をいってます。
 
日本の天皇家の慎ましい上品さとはかなり趣が違っていて、西洋風のど派手さ満載。どうせやるならとことん豪華にしましょうって感じで、力入ってます。
おでかけのたびに黒塗り車が連なりSPが取り囲む図は、大統領ものでも有りだけど、さすがに肩章ふさふさがついた制服制帽の近衛兵は、王室ものならではの演出ですね。バッキンガム宮殿の衛兵を彷彿させて笑えちゃうけど、体を鍛えた韓国俳優さんたちが着ると似合ってしまうんですね〜。まあ、ちとKPOP歌手の衣装?って感じがしなくもないけど(笑)
 
笑いどころはキャラだけでなく、南北それぞれの描き方にもたっぷり。
もっとも、こっちはかなりブラックなおもしろさです。
 
基本は南北統一という夢、悲願、だから真面目に描いたらとても重いテーマ。
でもお堅いシリアスものではないので、笑って流しながら楽しめちゃいます。
 
今現在の、南北の有り方、それぞれの持つ誤解と理解が、セリフや設定に随所に盛り込まれています。街の様子や着るものの違いなど視覚的な部分だけでなく、考え方の違い、言葉の違い、時代感覚の違いなどなど、現実感があるのがより笑いを誘う。
お互いに「分裂が趣味な民族だ」なんてののしっちゃう自虐ギャクも入ってたり。
加えて、両国をとりまくアメリカ、中国、ロシア各国の力関係や思惑なども混ぜ込まれていて
国際社会の中での韓国の立場、その理想と現実が、コメディラインの中で半分自嘲気味?に皮肉交じりな目線も加えつつ、しっかり語られているのが高得点でした。
い〜ろんな意味でお勉強になります。
 
WOCをきっかけに、 南北幹部が何度も国境線を行ったり来たり。両国軍が守るゲートが物々しく開閉される様子にも分断のリアリティがたっぷり。
 
板門店ツアーに20代のころに参加した私、JSAの有名な水色の建物を見ると心がざわざわします。あのとき身をもって感じた緊張感は未だに忘れられません。
板門店の様子はかなり本格的だったけれど、まさか本当にあの建物で撮影したとは考えにくいので、あれはやっぱりセットなのかなぁ。
空港でも韓国側と北朝鮮側に分かれるシーンがあって、この線を超えると向こう側、ってさりげなく描いているなかに、分断の現実をあらためて教えられた気持ちになって、胸が痛みました。

軍事訓練の様子は、さすが本物っぽくて迫力あります。WOC、最強チームが米国ってのも笑えるけどリアルだし、その米国と対戦することになってしまい国益をとるか勝負をとるかで内部紛糾ってのもなるほどね〜と納得。軍役がない日本だから、こういう軍絡みの展開にはご縁がなくて興味津々でした。
 
さて、物語にはお決まりの悪役が登場しますが、これが常軌を逸した、世界100以上の企業を傘下に持つ化け物のような極悪人。
劣等感の塊から王家に逆恨みして、金で世界を手に入れ、自分こそが王だとのたまう狂人です。各国政府や要人に裏金をばらまき武器は売るはテロはおこすは。やりたい放題です。
同じ韓国人でありながら、とにかく王室一家を貶めることに生きがいを感じ、商売に不利益をもたらす両国和平をとことん妨害、この悪人の設定にもブラックな含みが感じられます。
演じているユン・ジェムン氏がまた、適役〜。
ジョン・マイヤーってまったく似合わない名前なんだけど(笑)韓国名はキム・ボング。 
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なんかこういう、ちょっと変人タイプ?の悪人がものすごくお似合いですね。『根の深い木』でも『マイダス』でも。
 
このボング率いるクラブMが、なんと現国王夫妻を暗殺してしまう辺りから、中盤〜終盤とコメディ路線から一転、どんどんシリアス度がアップしていきます。
 
兄の死で突然王位に就くことになるジェハ。未熟で力のないクズだった彼が、ハンアや側近たちとクラブMに立ち向かっていくことになる。
利害関係のずれから、南北の関係は改善したり悪化したり。そのたびに翻弄されつつ、却って互いへの想いを募らせていく国王ジェハとハンア。
 
イ・スンギくん、『九家の書』でも魅せてくれたけど、クズからまっとうに立ち直り、さらには王としての威厳を身に着けていく成長過程がとても上手で、今回の王様役にも魅了されました。
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そしてやっぱり、ハ・ジウォンさんが素晴らしい〜〜
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ますます大好きになりました。安定したアクションシーンのダイナミックさ、かっこよさ、
韓国女優さんのなかで彼女の右に出る方はいないのでは〜。
彼女を初めて見たのは『茶母タモ』。見事なアクションと殺陣に圧倒され、続く『ファン・ジニ』では優雅で凛とした伝説の妓生を熱演。『バリでの出来事』『シークレットガーデン』で愉しませてくれたキュートさはこちらの作品でも健在で、目下視聴中の『奇皇后』ではもう、アクション、剣術、たおやかな美しさと、魅力全開。豪華な衣装も優雅に着こなし、ほんとすごい女優さんだわ〜とほれぼれしてます。
 
さてさて、クラブMとの対決が苛烈化していく終盤はかなり深刻な状況設定で、膝を正すまではいかなくても、こちらも笑ってはいられない真面目な心境になって観ました。
 
アメリカが北を攻撃すると宣告、それなら北はソウルを攻撃するというところまで事態は切迫。対する韓国はデフコン2(アメリカ国防省の戦争準備体制。5から1まで。1が最高。キューバ危機時で2だったとか。Wikipediaより)を発令するまでに。ひょっとしたら起こり得るかもしれない危機を映画並みのリアルさで描いていて、も〜どうなるんだと釘づけ。
その戦争危機を回避するために決死の覚悟で作戦を決行するジェハと側近たち。
右腕シギョンがね〜、もう…涙…。クラブMにはもと英軍出身の女性テロリストがいて、これがまた狂人でシギョンにひどいことを〜〜。
 
そうそう、このシギョンと、イ・ユンジさん演じるジェハ妹の王女とのロマンスもすごくよかった〜。韓国でも絶賛のお二人だったようで。
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イ・ユンジさんといえば、『宮』でも皇女役。『大王世宗』の昭憲王后の熱演は印象的で、一方『19歳の純情』ではハチャメチャお嬢様。『大風水』では有名な高麗ウ王を産むパニャ、と演技幅広い女優さんです。今回の王女さまも登場シーンではまさかのロックシンガーで登場!ハデキラ衣装でマイクを抱えて熱唱する姿にびっくりでした〜。
このハデ好みの高慢な王女さまが、兄王の暗殺の過程で無残な犠牲をこうむることになり。。
自分とは正反対の堅物軍人シギョンとの心の触れ合いと、彼の支えで悲惨な境遇を乗り越えて自信を取り戻していく姿に笑いと涙をもらいました。

中盤、王となったジェハが、兄の敵と知ったボングに挑戦状を送り付けるのですが、この演出がよかった。
私(ジェハ)に有ってお前に無い物はなにか教えてやろうと。まんまとジェハの心理作戦にはまってしまうボング、我慢できずにビデオレター開封に挑戦してやっとの思いでパスワードを見つけて開封するんですが、この答えに、う〜むなるほどとうなってしまった私でした。
答えを明かしちゃうと未視聴の方には面白くないですから伏せますが〜。。
これってこのドラマのテーマに通じているのよねぇとやっぱり感心してしまいます。
 
ネタバレすれすれで語っちゃいますが。。ジェハ曰く
自分には力はなくても、無条件に受け入れて支えてくれる家族や恋人や友人、仲間がいる。
それこそが自分の力であり武器だ、と。
どれだけお金や武力暴力をもってしても、人の絆には勝てない、人の絆こそが最高の力なんだよね、ということでしょう。深いです。
 
そうそう、大妃さまにユン・ヨジョンさん。この方も『私の心が聞こえる?』
から一転、高貴な役柄をビシッと決めてらっしゃってさすがでした〜。
 
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最終話は、感動的にしめくくられて涙しました。
ドラマを創った制作陣の思い、支持した韓国視聴者のかたたちの気持ちが伝わってきて。
世界で唯一、分断されたままの国である自分たち民族の悲劇、統一の悲願、韓国には王室はないが、現実にこういうことがおこったらどんなにいいだろうか、って願いが透けて見えてきて、泣けました。
 
またまたなが〜い記事になってしまいました。
最後までお読みくださりありがとうございました。
 
王室ラブロマンスかぁ、って軽い気持ちでスルーするにはもったいない、笑いや胸キュン以上に色々と真に迫った現実感を、とても上手に伝えてくれる作品でした。
おすすめです♪
観終わってからかなり経ちます。書きかけ記事をアップです。
とても心に残るお話で、私のなかでは名作の一本となりました
お気に入り度は+0.5
お決まりの復讐もあるし、ラブロマンスもあるけれど、物語の中心は家族愛。
殿堂入りの『天地人チョンジイン』(記事書いてませんが)にも似た優しい視点が心地よいドラマでした
 
この物語のなかには、血はつながっていなくても、いたわり合い深い情を持つ親子、兄弟がいる。一方で血がつながった本来の親子のはずなのに、それを否定したり認めない関係がある。
 
家族って何だろうって改めて考えさせられました
家族って単なる血のつながりだけではない。一緒にご飯を食べ一緒に眠り、一緒に笑ったり泣いたりしながら、同じ空気を吸い、同じ思い出を共有して人生を紡いでいく。
喧嘩しても反目しても、離れていても無条件にお互いを受け入れ合える、そういう関係が家族、といえるのかもしれません。
『私の心が聞こえる?』全30話 衛星劇場 番組HP→ 衛星劇場HPKNTVHP

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画像はKNTVさんからお借りしました

作品紹介
■MBC制作:2011年4月2日〜2011年7月10日 全30話
 
■出演
キム・ジェウォン:『ファン・ジニ』『ワンダフル・ライフ』
ファン・ジョンウム:『ジャイアント』『エデンの東』
ナムグン・ミン:『セレブの誕生』
コ・ジュニ:『キツネちゃん、何しているの? 』
イ・ギュハン:『私の名前はキム・サムスン』
 
■演出
キム・サンホ
『紅の魂〜私の中のあなた〜』『香丹伝』『ファンタスティック・カップル』『シークレット・カップル』
 
■脚本
ムン・ヒジョン
『ラストスキャンダル』『あなた、笑って』『天国の樹』
ストーリー(前半は衛星劇場さんからの抜粋、後半はkiokioが補足しました)
『少女ウリは、貧しいながらも、聴覚障害を持つ母ミスクの愛情をたっぷりと受け、明るく元気に毎日をすごしていた。ある日、ミスクと知能障害者ヨンギュとの結婚が決まりウリは喜ぶ。
ヨンギュには、秀才だが、障害を持つ父親と貧しい家族を疎ましく思う息子、マルがいた。自分の兄となったマルのことが好きになったウリは、毎日マルに話しかけ、マルも次第に心を開いていく、
そんなある日、ピアニストを夢見るウリが学校に忍び込んでピアノを弾いていると、同じく家を抜け出して学校に忍び込んだウギョン財閥会長の孫ドンジュと出会う。
ドンジュにピアノを教えてもらい、仲良くなるウリとドンジュ。
しかし悲劇は起こってしまう。
ドンジュは、義理の父親でウギョン財閥社長の座を狙うチェ・ジンチョルが、ドンジュの祖父であるウギョン財閥のテ会長を殺害する現場を目撃し、衝撃で2階のベランダから転落。その時頭を打った事が原因で聴覚を失ってしまう。
一方ウリはウギョンの工場火災で最愛の母を亡くし…。
マルは、父にかけられた冤罪を晴らすためドンジュの母、テ会長の一人娘であるテ夫人に
父を救って欲しいと訴える。夫ジンチョルへの復讐を誓うテ夫人は、マルを受け入れる代わりに、聴覚のない息子ドンジュを支えさせるため、兄という名目でチャン・ジュナという別人として育てることにする。
父ヨンギュと祖母と共に、突然失踪してしまったマルの帰りを待ちながら、家族の絆を深めていくウリ。
成長して再会するウリとドンジュ、そしてジュナと名を変えたマル。
マルを兄なのではないかと疑うウリは、耳の障害を隠して後継者の立場を守りながら義父への復讐を進めるドンジュと心を通わせ、一方ジュナとなったマルは、ドンジュを支えながら、テ夫人との約束を守るため、今も自分を待つ家族との縁を切ろうと心を閉ざす。
ドンジュの障害の真実、ジュナ=マルの真相、テ夫人が隠していたジュナの出生の秘密と、さまざまな問題が絡まり合いほどけていくなかで、壊れかけた家族の絆が少しずつ再生していく…』
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↑KNTV HPよりお借りしました
感想(ネタバレ含みます)
冒頭、貧しいけれど優秀な少年マルと家族の様子が描かれます。
家族を恥ずかしく疎ましく思うマルは反抗的だけど、おばあさんと知的障害を持つ父、この二人がとってもあったかいそんな二人に育てられているマルだから、出世欲ギラギラな激しいタイプではなくて。心の奥では家族として2人を受け入れていることが感じられる。
おばあさんは口が悪いし、ヨンギュはズレていて笑いを誘うけれど、愛がいっぱい伝わってくる、ほんとうこの二人が最高でした
イメージ 3大きな赤いタライを持ったおばあさん。楽しそうに歌いながら自転車を走らせるヨンギュ。
この二人、実は血がつながっていない。
そしてマルも、おばあさんには実の孫だけど、父ヨンギュとは赤の他人。でもその事実を知らないマル…。
どうして障害のある子をおばあさんが育ててきたかは終盤に明らかになるのですが、それがこの物語のテーマの鍵でもある。その設定に名作映画『エレファントマン』を思い出してしまった私でした。
 
ヨンギュ役:チョン・ボソク氏 この方がもぉ〜全編通して素晴らしかったです!
イメージ 4ヨンギュの一途でまじめで一生懸命な姿にたくさん心を洗われました。
世間では当たり前で通っていることに素朴に疑問を抱き、納得いく答えを見つけようとする真摯な姿に、見習うべきことがあるな〜と考えさせられました。
ボソク氏、同時視聴始めていた『武神』ではカリスマなチェ・ウを迫力で演じてらっしゃり、そのギャップというか演じ分けに驚嘆でした〜
 
イメージ 5おばあさん役:ユン・ヨジョンさん
いじわるお母さん役のイメージもあるけれど『棚ぼたのあなた』と同じく、なんか憎めません(笑)
悪態をつくシーンが多いのですが、本当は心から皆を大事に思っていて。。
真っ赤な大きなタライを抱えて交番の隅っこで眠りこけてる図がとっても可愛らしくて忘れられません。
 
 
ここに絡んでくる少女ウリの設定が変わってます。
お母さんは聴覚障害者。戸籍登録されていないので、名前もないし小学校にも行けない、とても悲惨な境遇なのに、この少女は天真爛漫で明るくて、却ってこちらのほうが元気をもらえる。不思議なパワーを持っています。
このウリのお母さん=ナ・ミスク:キム・ヨジンさん。
イメージ 6『チャングム』『イ・サン』でおなじみです。
心優しい聴覚障害の母、なのが後半では彼女に瓜二つながら正反対の強烈な女性で再登場。このキャラが爆笑もので
どちらも個性的な女性を魅力的に演じてらっしゃいました。
 イメージ 7
 
 
 
 
 
血のつながらないおばあさんとヨンギュ、ヨンギュとマル。ここにミスクさんと娘ウリが加わり、新たな家族の誕生です。
 
しかし火事が起こりミスクさんは亡くなる。マルは義理の母の彼女が自分のために逃げ遅れたことを知り、さらに父が火事を起こしたとあらぬ嫌疑をかけられて、家族に黙ってテ夫人のもとに助けを乞いに行きます。
このことがマルの人生を大きく狂わせてしまいます。
 
もう一人の主役ドンジュ、これまたありがちな財閥の御曹司ですが(笑)優等生のお坊ちゃま、ではなく型にはまらない自由気質。だからウリともすぐに打ち解け心を通わせることができる。しかし、義理の父の蛮行を目撃して事故に遭い、聴力を失ってしまう。
 
現実を受け入れられないドンジュは、言葉を話すことも拒否してしまう。そんな息子を叱咤激励してなんとか話させようとする母・テ夫人の凄まじい執念が…すごかったです。
根底には自分と父を裏切った夫への復讐があって、そのためには息子ドンジュが万全の態勢で
なければならない、健常者として育てなければいけないって思いもあったとはいえ…
聴力を無くした息子の弱気を一切認めず、あなたは話せる、あなたは出来る、それができないなら一緒に死のうと崖まで引きずっていくシーンはもう、絶句ものの迫力でした。
手話を習うという方法もあったのに甘えを許さない。そこには息子を立ち直らせるための鬼母の想いもあったわけで。。私だったら…絶対にできないと思います〜
 
さて。主役陣です。
イメージ 8ドンジュ役=キム・ジェウォンssi
『ファン・ジニ』での悲しい役どころが心に残っています。
ドンジュは上に書いた通り、母の執念に打たれ、障害を隠したまま祖父の会社を取り戻すため後継者となる道を選びます。
彼はいわば、母親の復讐心の盾として苦行を強いられている。
愛する母のために想像を絶する努力で嘘で身を固めながら、義父に挑まなければならない悲壮な人生。なのにそれを表に出さず、いつも優しい微笑を浮かべ飄々としている姿に、余計に哀しみを感じました。
口元だけを見て人の話を理解するというのは手話とはまた違い、口話(読唇術)というそうだけど、凄い技術ですね本当にできるのかと半信半疑だったけど、ラストのほうでウリが手話を習うシーンで、講師の方が読唇術を実際に使っていることを明かしていました。彼女は本物なんでしょうね。説得力がありました。
 
イメージ 9ウリ=ファン・ジョンウムちゃん
 
逆境にいても底抜けに明るく前向き。こういう彼女の魅力は義理の親子となるヨンギュの魅力と重なります。
二人揃うと最強の前向き思考(笑)
イメージ 14ウリはやがて、ドンジュの耳のことに気が付きます。それは母が聴覚障害者だったからで。
(実はヨンギュは初めから気づいていたっていうのも凄いですけどね)
 
いつも優しく明るいドンジュがどんなにつらい現実を抱えていたのかを知り、彼の心の支えとなっていきます。
 
イメージ 10マル=ジュナ:ナムグン・ミンssi
知的で穏やかで少し寂しげな佇まいがぴったりでした。
明日から始まる史劇『亀巖ホ・ジュン』ではあのユ・ドジを演じるんですよね〜今からとっても楽しみです
マル=ジュナの人生も悲壮です。貧しく、障害のある親が恥ずかしくいつも反抗的だった少年。
それでもウリがなついていたのは彼の本当は優しい心根をちゃんと見抜いていたからで…疎んでいたはずの父のために、ドンジュ母に泣いてすがったマルにはその本心が表れていました。
でもその父が本当の父ではないとは知らない。
ドンジュ母は復讐のために、事実を知っていながら隠して、ジュナという別人に仕立て上げて利用します。彼自身にもまた、貧しさから救われて自分の才知に見合った道を歩めるという代償を得られるのなら、家族を捨ててもいいという打算もあって。
そういう罪の意識の懺悔のために、別人の人生、ドンジュの補佐という立場を受け入れたんでしょうね。
 

韓ドラではおきまりの復讐設定ではあったけれど、このドラマが秀逸だったのは、たとえ発端がどうであれ、登場人物たちが本当の家族としての愛情を育てていったこと。
 
ジュナとドンジュ。
テ夫人の復讐心が元凶でどちらも哀しい人生を背負っているけれど、2人は実の兄弟のようにしっかりと心の絆を結んでいて。一緒に眠ったりふざけて遊ぶシーンには愛が溢れていました。
元凶となったテ夫人もまた、夫への恨みから利用したジュナではあったけれど、実の息子のように愛情を注ぐ。単に利用しただけではなく、ジュナを想う気持ちが本物だったことに終盤ではちゃんとつながっていくのが観ていて嬉しかったです。
 
後半、真実を知ったジュナが怒りのため暴走します。このままいくと、ありきたりな復讐もので終わっちゃうかとヒヤヒヤしましたが、そうはならなかったのが本当によかった!
冷酷に見せていてもジュナのスマホにはちゃんと「お母さん」と登録したまま残してありました。彼もまた心の中ではドンジュ母を実の母と慕い続けていたことが分かり、それもまた嬉しかった!
成長しても顔を見れば絶対にマルと分かる、というヨンギュが描いた似顔絵も、自室にこっそり貼ってあるのにもじ〜んとしました。
 
終盤は感動の涙をたっぷり流しました。
ドンジュの危機を知ったとたん、ジュナがそれまでの仮面を取り去り、蒼白になって「兄さんが来たぞ!」と叫びながら火の中に飛び込むシーンにもう、号泣〜
 
一番無力だったはずのヨンギュがジンチョルのところに乗り込み、これまでのひどい仕打ちの数々に怒りを爆発させてジンチョルを圧倒し
「それでもマル(ジュナ)を育ててくれてありがとうと言わなきゃいけないんだ!ありがとう」と泣きながら感謝するシーンにまた号泣〜。健常者が身勝手に物事を解釈していくのと違って、ヨンギュは純粋な良心に照らし合わせ、善悪を判断して行動する。きれいなままの心根の見事さ、強さに感動したシーンでした。
 
その後のジュナと皆との和解に泣け(やっとマルにご飯を食べてもらえたヨンギュ〜)
おばあさんの亡くなるシーンに泣け…。
 
ラストは皆が寄り添い楽しく食卓を囲むシーンで締めくくられます。
一緒にご飯を食べられる、って家族の最高の幸せなのかもしれませんね。
 
本当にたくさん感動をもらえた作品でした。
イメージ 11あ、
チェ・マルリ@世宗=イ・ソンミン氏も最高だった〜
 
 
イメージ 12
 
イメージ 13
長〜い文章をお読みくださりありがとうございました。
優しい感動をもらえる良作だと思います☆

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先月の先行放映に続いて、いよいよ本放送開始しました。
『追跡者(チェイサー)』全16話 KNTV 番組HP→KNTV追跡者
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■2012年 SBS 5月〜7月
■出演 ソン・ヒョンジュ キム・サンジュン
■PD イ・ヒョンジク
■演出 チョ・ナムグク「完璧な恋人に出会う方法」「ガラスの城」
    チョ・ヨングァン「49日」
■脚本 パク・ギョンス
■受賞 2012年SBS演技大賞(ソン・ヒョンジュ)ほか7冠
    百想芸術大賞2013 TV部門作品賞、男性最優秀演技賞(同上)、脚本賞
    第40回韓国放送大賞 中短編ドラマ作品賞、作家賞、演技者賞
 
■企画意図(KNTV HPより引用しました)
《17歳の少女の死。ある者には野望の実現のために隠ぺいが必要な煩わらしい事件だったが、一人の父親には人生が崩壊した瞬間だった。娘のため世間と対決する父親の物語。
江北署刑事のぺク・ホンソクは誠実に生きてきた。だが、つましいながらも明るい家庭は娘の死で瓦解してしまった。法に見放された娘の死、息を引き取る前に父は娘の手を握って約束した。絶対に犯人を捕まえると。あらゆる銃口が自分に向けられても、断じて屈しないと。冷たい土の中に娘を葬って、娘との約束を果たすために、父親は立ち上がった。
世の中に踏みにじってもいい夢はない。巨大な夢を持った者たちは当然とばかりに、貧しい者たちの些細な夢を踏みにじる。そんな暴挙が許されていいはずはない。小さすぎて口に出すのも恥ずかしいが、切実で貴重な夢。ふっと吹いただけで消えてしまいそうな小さな夢を守るため、毎日を必死に生きている全ての父親たちに、このドラマを捧げる。
基本に忠実なドラマ作り。ドラマの基本はストーリーであり、感動であり、人間を描くことにある。不完全さを奇抜さで包み隠し、未熟さを新しさと喧伝する昨今。トレンドという虚像に惑わされて、一番大切な「基本」を忘れているのではないだろうか。お恥ずかしい軽薄さを自省して、初心に帰って、人の心模様を一句一句きちんと書き綴りたい。》
4話までの視聴感想(ネタバレなし)と人物紹介       (各画像はお借りしました)
企画意図で色字にした部分「ドラマの基本はストーリー、感動、人間を描くこと」
まさしく、これを真正面から突きつけられて、文字通り食い入るように観ています。
4話まで観て、毎回、泣いてます。
まあ、人並み以上に涙腺の弱い私ですが、ほろり、なんて軽い誘われ涙じゃありません。
もう、胸が苦しくなる、抑えるに抑えられない、嗚咽泣き。
同じ、10代の娘を持つ親としての共感、哀しみを超えた怒り、やるせなさ…。
そんなものが一気にどーっと胸に迫ってくるんです。。
こういう泣かされ方、『漢城別曲ー正』を思い出します。
平気で弱い者を踏みつける、持てるひとびとの残酷さ。
本来、悪を裁き、正しい者を助けるためにあるはずの法が
いとも簡単に、強い者に都合よく形をすりかえられていく。
鮮やかなまでに、余りに無情なそのなりゆきに
主人公とともに驚愕し、憤り、悔し涙にむせぶ、そんな感じです。
 
初回冒頭、誰をも寄せ付けない、鬼神のような「怒れる一人の父親」が
銃を手に法廷に乗り込みます。まずはこの導入部分の迫力がすごい。
いったいなぜこんなことになったのか、彼はなぜこれほど無謀で孤独な戦いに
飛び込むことになってしまったのか。
でも法をおかしているはずの彼のほうが「正義」であることだけは、しっかり伝わってくる。
演じる主人公ペク・ホンソク=ソン・ヒョンジュ氏の気迫に圧倒される冒頭です。
 
ヒョンジュ氏、この作品で各賞を総なめにしていますね〜。
イメージ 3
打たれるばかりではなく、孤独でも無謀でも、娘の無念を晴らし
潔白を証明できるのは、父親である自分しかいないという信念のもとに立ち続けようとするホンソク。
文句なしにかっこいいです。
ところで「完璧な恋人に出会う方法」の演出家さんが
制作陣の一人なんですね〜。ヒョンジュ氏、完璧な〜でもいい味だしてました。田舎者でぱっとしない、見た目はまったくいいとこなしのおじさんだけど善良で真心を絵にかいたようないい人で。
最後は美女=キム・ソンリョンさんと結ばれますがイメージ 4
 
そのソンリョンさん、今回の共演では敵方です。
それも娘を死に追いやった犯人の一人です。
彼女は財閥ソ会長の長女。
夫との間は冷え切り、若い恋人を作っては遊び…
そして事件をおこします。
 
 
 
 
ソンリョンさんの夫、次期大統領選に出馬して、結果的にホンソクの前に
立ちはだかることになる大物カン・ドンユン=キム・サンジュン氏
イメージ 5「宮」ではジフンssiの亡父の皇太子、でもあんまり覚えてません〜。
それより「正祖暗殺ミステリー8日」の正祖役のほうが私には印象深い。とてもニヒルな王様役。渋くて素敵でした〜。
そして大作の「光宗大王」
こちら、実は録りだめしたまま、まだ開封できてないのですが。。
サンジュン氏の光宗、きっと観はじめたら止まらないだろう〜な(笑)
 
このドラマでは、妻の父、ソ会長と敵対。妻の事件を自分の出馬のために
もみ消すことで、ホンソクにとっては権力の壁という敵になっていくのですが
彼自身の生い立ち、ソ会長をはじめとする財閥一族との敵対構図が明らかになるにつれ
単なる悪党ではなく、彼なりの理論正論もあるようにも思われ。
今のところはまだまだ、彼の思惑には見えない部分が多いです。
 
ホンソクを支える強力班チームの班長と後輩刑事が
イメージ 6カン・シニル氏 イメージ 7パク・ヒョジュssi
 
シニル氏も好きな俳優さんの一人です
「復活」「国家が呼ぶ」「プレジデント」「相棒チャクペ」「天地人」…
今見ている「武神」にも。人情味のある好人物がぴったりです。
ヒョジュちゃんは「幻の王女チャミョンゴ」にも出てましたが、
なんだか見慣れたコンビだな〜と思っていたら「国家が呼ぶ」でシニル氏と
共演してたのでした〜。いい息の合い方です(笑)
 
イメージ 8
リュ・スンスssi=チェ検事
ホンソク娘の事件の担当検事。
法曹界の権力抗争では負け組、のようで。彼がもともと持っている
正義感が、ホンソクをこの先守ってくれるのではと期待してます。
「ありがとうございます」「根の深い木」では集賢殿学士。
 
 
 
 
イメージ 9コ・ジュニssi=ソ会長次女ジウォン
放送記者としてホンソク娘事件に関わっていきます。
ソ一族でありながら、ホンソク側の視点を知り助けることに。
この先の彼女、父や姉の所業を知ってどう変わっていくのか。
興味津々です。スンスssiとのやりとりからすると恋愛発展もあるのかな?
「私の心が聞こえる?」のお嬢様役も溌剌としていました。 
 
 
イメージ 10チャン・シニョンssi=ドンユンの秘書室長ヘラ
いつもドンユンの隣にぴったりついてる美人参謀。
彼女も得体がしれない感じです。ドンユンには女性としても惹かれている、
のかと読んでますが、どうでしょう…
「いばらの花」衛劇で始まるようですが、観る予定はないです…
 
 
 
 
本放送は毎週金曜、2話ずつ。前評判通りの、見応えある人間ドラマ。
イメージ 2
 
この先もホンソクの心に寄り添って、のめりこみながら視聴することと思います

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