時々日記

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ありがとうの温度

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誰でも一度は手をつないだ経験があるのではないでしょうか。よちよち歩きの時、お母さんに手を引かれて。初めて通う学校で、お友達や先生と。友達とケンカした後、仲直りの印に握手を―。そんなさまざまな思い出に共通するのは、人と人とのぬくもりだと思います。革の善しあしは、「五感」で感じ取るもの。これに尽きます。パソコンなどの画面で完全に理解するのは不可能ですし、いくら巧みな言葉を添えても伝え切れないものです。更に、画像にはない革独特の「香り」と「手触り」は、自分で体感してみないと分かりません。その"モノ"の良さというのは、実際に使って初めて気付くことも多いのです。革製品を選ぶ際も、実際に手に持ち、その"モノ"と対話することで生まれる自分の感性と、デザイナーの感性を信じて、色んな"モノ"に「挑戦=冒険」してほしいと思います。


 革は生き物。手にした瞬間から、つやを増すその時まで、手にした人により変わり続けます。美しく変わり続けるには、初めて手をつないだ時のドキドキワクワクした気持ちを持ち続けることも大切なのです。
生まれたばかりのバッグや小物と手をつなぐ。そんな風に、つないだ手のぬくもりが覚えている「ありがとう」の温度を、お店に来てくださる方々へ、少しでも伝えられたら良いなと思います。




「握った手の温もりが覚えている ありがとうの温度」

ずっと前に書いた詩です。
過去記事→「忘れない」

幼い頃に、見たり聞いたりしたもの、味わったり、ほのかな香りとして記憶しているもの・・それらはきっと、言葉にすると一言なのではないかと思います。「ありがとう」の一言。言葉の違いや感覚は、住んでる場所で様々だと思うけれど、言葉にならない思いを伝えられるからこその、人と人との関わりで、同じ時間を過ごした時の空気や、触れあったときの温度感なのではないかな?と。



考え方は人それぞれ違うと思いますが・・私は、そう思います。
祖母から母、母から私、私から娘へ。形ではない宝物を繋げていけると良いな。^^



今回の画像は、新婚数ヶ月の愛らしいご夫婦♡
使ったのは内容に合わせて手元だけだったけど・・正面は、こちら↓♪

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私の「手をつないだ写真撮らせて頂いて良いですか?」という突然のお願いに嫌な顔ひとつせず、快く了承して下さいました。お二人とも笑顔が素敵だし、なによりとってもお似合いです♪いつまでもお幸せに〜
ご協力、本当にありがとうございました★
(*いや〜・・でも、あのおばあちゃんにナンパされるとは思わなかったですね!笑)


彼と彼女が繋いでいる手も、ご両親や兄弟、友達、身近な人達により、優しい温度を知っているはず。
そんなありがとうの温度を、色んな人に伝えていって欲しいな・・と思います。




SOSAKUYA Miyazaki Guest House    Hiro.

自分らしい美しさ

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目標に向かって自分を信じ、黙々と努力を重ね続けることは本当に素晴らしいことですが、そこに到達するためには、想像を絶する苦悩の連続やいくつもの葛藤を繰り返していくものだと思います。
 鞣(なめ)された革を1つのものにするため、重なる部分の革を薄くすることを「漉(す)く」と言います。重ねて縫製した時に、その部分の断面に凹凸があったり、ズレが生じていては、見た目も美しくありませんし、使い込んだ時の手触りも良くありません。均等に薄く漉く作業は熟練の技が必要。老練の職人でさえ神経をとがらせ細心の注意を払いながら行います
また、革を裁断した断面のことを「コバ」と呼びます。縫製した縁部分の仕上げひとつで、出来上がりも違ってきます。素材の魅力を最大限にいかし、デザイナーがおこした形をより美しく再現するため、コバ面を滑らかにし、全体のラインを引き締めます。1つのものを作るには、どの工程も手を抜けないのです。

 飾り立てたものよりも、内面からあふれでるような「美しさ」があるものは、派手さこそないけれど、本当に愛すべきもので、時を経るごとに自分自身の手になじんでいく素直さがあります。一目では分かりにくいですが、それは「自分らしさ」を創り出す始まりなのかもしれません。



バッグを1つの絵画に例えると、コバ面は、絵画を引き立てる額縁のようなものです。画像を見て分かる通り、「良いモノ」は、細工が見えないように細工してある。良いものだ!と誇張し過ぎない。控えめで、自然な美しさがあります。

時々、自分でも小物を作ったりするのだけど、個人的に一番手間がかかるのと思うのが「漉く」作業。均等な厚みに仕上げるには、指先はもちろん、足先にまで神経を使うのです。

あなたの持っているバッグだって、ひとつひとつのパーツを組み合わせ&縫い合わせ、様々な行程を経て出来上がっています。もし「これは良いものだった(高かった!)」と言うバッグや小物があれば、細部をじーっと見てみるのも良いかもしれません。本体とハンドルを繋ぐ部分が滑らかなラインで整っているか、コバ面に塗られたコバ剤が均等にのっているか、等。そうして、眺めながら磨いてあげる事で、愛着も増すと思います。

革は生き物です。愛犬を毎日お散歩に連れて行くのと同じように、毎日の言葉かけ(使う事)で素材は必ず応えてくれます。


*この記事は、頑張る受験生を応援したくて書きました。
「自分に負けないで!やれるだけの事を精一杯出し尽くせ!未来は君にかかってる!頑張れー!」



画像左のトートバッグは、革にスクリーン転写し、布みたいな柔らかな模様を描いたもの。横にあるのは、名刺ケース。どちらも細部まで丁寧な仕上げが施されています。



生き方の加工法

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「ガンバレ!ガンバレ!負けるな!負けるな!」
 亡くなった祖母は、落ち込んだ私に理由を聞くこともせず、手を大きく振りながらいつも応援してくれました。私が社会人になってからも、祖母が寝たきりになってからも、ずっと。変わらずそう言い続けてくれたことは、年を重ねるごとに胸の奥深く刻まれていくように思います。
 数ある革製品の中でも、「ヌメ革」と呼ばれるものは、植物性のタンニンで時間をかけなめされ、表面加工をほとんど施さずに仕上げたもの。革独特の素朴な匂いと人肌にも似た自然な手触りが心地良いものです。ナチュラルな分、デリケートなうえ傷つきやすく、使い方次第では痛むことも…。傷がついたまま放置すると、その傷は消えることなく残るのですが、人の手で触れ使うことで、傷は目立たなくなり、素材全体には、使い始めからは想像もできない、美しい色つやを増すのです。深みを帯びた素材には、小さな傷さえ美しく写るもの。傷つくことを恐れず、使うことで深みを増す―。人も革製品もそれが何よりの「加工法」なのかもしれません。
 新しく大人の仲間入りをする新成人は、革に例えるとナチュラルなヌメ革。大きな夢をいっぱい描きながら、良い艶(つや)を増していってほしいと願っています。


子供の頃、時々遊びにきてくれていた祖母は、私が「また来て!」とせがむと、その度に「また遊びにきたいけど、次に会うのは多分ばあちゃんの葬式やね。」等と言って、私たち兄弟ををビビらせては笑っていました。そして更に・・「ほら!Hiroちゃん、ばあちゃんの足は半分棺桶に入ってるやろ?」と言い、元気いっぱい片足を踏ん張って見せてくれました。笑

自分の事を構わず、周りの人にありったけの愛情を注ぎ続けて、みんなから愛されてた。
本を読むのが大好きで、好奇心旺盛で、誰かの為に生きるのを生き甲斐としていたばあちゃんは、私にとって人生の師です。どんな事があっても「きつい」とか「つらい」等という言葉は口にせず、人の事ばかり心配してた。
亡くなる少し前に、初めて「痛い」と口走った時には、みんなが驚いたものです。



上の記事のように、なんでもバッグや革に例えてしまうのは・・職業病です。笑
けれど、自分が携わっているモノの中に生き方を見出せる事は、生きていく上で「大きな力=生き甲斐」になると思います。
見過ごしてしまいそうな道路脇の小さな草花、誰の目にも触れないようなゴミに近い欠片など、どんなものでもそこに在るのは必ず意味があって、そう成るべくして形になったのだと思うんです。一枚の落ち葉に「美」を感じ、捨てられたモノに捨てた人の未来が写るように、モノに命を吹き込めるのは、人だけなのだから。


1つの区切りを自分の中で決めるのであれば、月日の長さよりも、心に響いた言葉や、人と人との繋がり。小さな事の積み重ね。そしてなにより、その時間分の重さだと思います。成人式を何回迎えても・・自立出来ずに依存し続けている人もいるし、未成年でもドキッとするくらい自立した人もいる。色々ですね。
そして、どんな日でも、一日を終えると言う事は、自分の人生を一日分消化したと言う事。少しでも良い一日を送れるように、人生の背景となる人たちへの感謝の気持ちと、関われると言う喜びを、いつも心に留めていたいですね。

読んで下さってありがとうございます。



SOSAKUYA Miyazaki Guest House   Hiro.



Lucky color

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 新しい年を「新しいもの」で迎えられるのは、
とても気持ちのいいことです。新春には、「春財布=張る財布」といって、新しいお財布を選ぶ方も多くいらっしゃいます。ほとんど毎日手にするものだからこそ、それぞれのこだわりを大事にしたいですよね。
まずは、形。ここ数年は、折りタイプよりも、長財布が人気です。
そして、お札を大事にするという意味で、「曲げない」で真っすぐ入るもの、そしてカード類がたくさん収納できるものが好まれる傾向です。
 そして次は色。好きな色を選ぶのはもちろん、ラッキーカラーにこだわる方も多いように思います。ちなみに、2014年の幸運の色は「ピンク・ゴールド・キャメル」なのだとか。
 人間関係や恋愛・結婚・子宝の運気アップがピンク。金運・仕事・才能発揮の運気を上げるのがゴールド。キャメルは信頼と安心の家庭運を上げると言われます。そのほかにもブルー・イエローなども幸運をもたらすなどと言われています。
 しかし、私は本当に運気を上げるには、自分が良いと思うものを強く信じることが大切だと思っています。ブレない気持ちで、ひとつひとつのモノを大切にしていれば、全ての運は無理だとしても、心の中は「ラッキー」になれるのではないでしょうか。
 好きな色やお気に入りのモノに触れているだけで、「自分らしさ」を楽しめるのではないかと思うのです。



そもそも。
私自身、ラッキーカラーが何であろうと、その時に「これ!」と思ったものを選ぶようにしています。悩む事は殆どしないです。その時の自分が、好きかキライかで決めます。
今年のラッキーカラーでもあるゴールドもキライじゃないのですが、どちらかと言うと・・シルバーの方が好き。ピンクもキライではないけど、ハッとするような赤が好き。(似合うかどうかは別として)
もう1つのラッキーカラー・キャメルは、以前から好きでよく持っていたけれど、実際のところ・・・家庭運が上がったのはキャメル持たなくなってからだし。笑

要は、ラッキーだと思ったり感じたりする色は、自分の心で決めれば良いと思います。ただ1つ言えるのは、一色に拘りすぎたり留まりすぎたりしない事。いろんな色に「挑戦する」ことだと思うのです。沢山の色に触れる事で、感覚も感性も磨かれるのだから。

色に限らず、人生は冒険。
年齢?そんなの関係ない。
大切なのは、自らが自分に対しての偏見や人の目を気にする事を止める勇気を持つ事。
凝り固まった「殻」から抜け出して、もっと楽しく、もっと自由に楽しめれば良い♪と思います。^^
いつからだって、変われるし、いくつになってもステキに輝けるんですから★



*画像手前/michiamo(ミキアモ)L型長財布&折り財布(箔加工・ラム革エナメル)
 画像奥 /たとかーふ(naniwaya)L型長財布(革友禅染めに部分エナメル)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



創作屋 宮崎ゲストハウス 
SOSAKUYA Miyazaki Guest House

年明け恒例
★スタートセール★
1月10日(金曜日)am11:00 START!

MAP 

積み重ねる砂粒

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音も無く流れる砂時計。その最後の砂が細いガラス管を流れる時間だけは特別早く感じます。年の瀬も、そのようなものでしょうか。

 「時間の流れ」をコンセプトに掲げ、モノ創りをしているデザイナーさんがいます。伝統を重んじ、新しいモノを創り出すその感性は素晴らしいものだと思います。革製品と言うのは「生き物」であって、自ら動くことは無くてもしっかりと呼吸しています。そして温もりのある人の手によって「いかされる」―。手間を惜しまず、ゆっくりと時間をかけて形にすることこそが、形を変えたモノへの敬意だと思います。

 その他にも、伝統の京友禅で染め上げられた革を圧縮し、ステンドグラスのようにする加工や、「ガルーシャ」と呼ばれる「エイ革」のザラついた表面を、ヤスリのような工具で磨き上げ、宝石のような輝きを導き出す加工法があります。完成したひとつひとつが気高く優雅なそれらの見た目とは裏腹に、どちらも粘り強い忍耐力を要する大変な作業です。

 一つの良いモノが生まれるためには、生き物の命を預かった人たち(作り手)が、見える部分をいかすための見えない部分への繊細なこだわりと、モノに対する深い敬意と愛情があります。売り手としての私は、それらに関わった人々の感謝の気持ちを、手にする人に、きちんと伝える義務があるのだと思っています。

 自分の心の中に積み上がった砂粒に感謝しつつ、新年は、気持ちも新たに砂時計を逆さまにし、新しい一粒を少しずつ積み上げられたら良いな、と思います。





この一年で良かった事。

悲しい事、辛い事、どうしようもない出来事があると言う現実、それらを自分なりに受け入れる事が出来た事。
好きな事を精一杯やりぬけた事。
自分が死んでも形に残るモノを創れた事。
自分の仕事に対する考えを言葉にして残せた事。
感情のまま流されるのではなくて、立ち止まれる勇気を持てた事。
しょーもない話、どうでも良いような出来事から、沢山の閃きをもらえた事。
子供達がみんな可愛くてたまらない事。
どんな時にも、毎日笑顔で過ごせた事。



以前の自分は、ゴウゴウと流れゆく滝みたいだった。

色んな経験をして、それなりに・・苦労?・・みたいな出来事も起こって、食事が喉を通らない事も、全く笑えない日々もあった。 ただ泣くだけの1日もあった。歯を食いしばりすぎて血が滲むような悔しい思い、惨めな思いもいっぱいした。
(こう書くと・・「うっそ〜!見えな〜い!」と思う人が多いかもしれませんが。笑)

けれど、それらの事は全て「砂粒」。
見た目には分からないけど、自分の中に少しずつしっかり積み上がっていく。
どんな辛い事だって、繰り返せる事を喜べるようにならなければ、人は変われないし進めない。そう信じています。
そして・・・一年分の砂山は、心の中に固く積み上がっているのだから、空っぽにして思い切り逆さまにする勇気を持って生きていきたいな。と思います。

逆境こそがチャンスを掴む最高のジャンプ台だと信じて★ 


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今年一年、本当にありがとうございました。
良いお年をお迎え下さい。




創作屋 宮崎 Guest House Hiro.




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