労働者とともに歩むブログ

労働者に関する法律と労働相談の勉強をしています。

全体表示

[ リスト ]

今日は、雇用保険について、です。

役員は、基本的に労働者ではありません。
ですので、雇用保険の被保険者にはなりません。
しかし、例えば、総務部長と役員を兼務している場合はどうでしょうか?
以下、見ていきます。


雇用保険の被保険者資格は、

 適用事業に雇用される労働者

に認められます。
役員と会社の関係は、

 委任契約

ですので、被保険者として適さないのではないか、とも考えられます。
しかし、総務部長などの、

 労働者としての身分も継続する兼務取締役で労働者的性格の強い者は、

 雇用保険の被保険者資格を失わない

というのが、行政の取扱いです。
やや曖昧な基準ですが、

 労働者(総務部長)としての賃金が役員報酬より多い場合

などがこれに当たると解すべきでしょう。
保険料の算定基礎には賃金だけを含めます。

(「労基旬報」株式会社労働実務 より )


以上、兼務役員の雇用保険について、でした。
多くの会社で、部長職と役員の兼務はおこなわれております。
その際、雇用保険については、上記のように、

 役員報酬 と 労働者としての賃金

を比較し、賃金が多ければ、雇用保険の被保険者となるようです。
雇用保険の被保険者となるか、ならないかは、労働者にとって一大事ですので、分からない点は、

 ハローワーク

に聞いて下さい。
(いつも言っているように、聞くだけなら匿名で大丈夫です。)

では。

 メール、ご意見はこちら : http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P5831352

この記事に

閉じる コメント(3)

使用人兼務役員って、同属会社に多そう?で、法人税の損金扱い等が目当ての殆どダミーかもね?仮装行為して給与の二重取りするモンに安易に雇用保険なんて与えるべきではないと思うな〜。

2007/4/21(土) 午前 1:03 [ sli*156* ] 返信する

顔アイコン

ただ、中には、名だけの役員で、社員として働いている人も結構いるので、このような措置があるのだと思います。

2007/4/21(土) 午前 10:28 [ mak**o_sa*ta ] 返信する

はじめまして。実務だけ12年の免許なし子ですが、私が手続きしたのは2パターンありました。
役員でも、実務をかねているなら証拠があれば(出勤簿等・職種の活動がわかる内容のものならなんでも可能)個人会社社長はだめだそうですが、法人なら社長でも理事長でも、実務を伴う場合は自分で選んでください。と言われました。
理事長の場合、どうみても失業しないので、もったいないから雇用保険からはずしました。社長・役員(現場部長兼務)のときは、登記に載った時にはずし、かわりに退職金を積むような積み立て性の保険に加入していました。資産計上でき、9割が借り入れられるので、べんりっちゃあ便利でしたが、本人達は全くわかってないのが、ぽいんとで。。。(+_+)苦労しました(笑)中小企業によくありますね。

2007/9/23(日) 午前 5:35 mikasoul 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(1)


.


みんなの更新記事