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どっちが先かは正確にはわからない、もしかしたらノベライゼーション(映画の小説化)かも知れないけど、まあ原作なんでしょうな。「 MASH 」(1968年)は、1970年に映画化され、カンヌ映画祭でグランプリを受賞した。 再読するのに解説を読んで知ったのだが、これは反戦ユーモア小説という記憶と、映画の中であの俳優(名前失念、下の写真で右から3人目)をカッチョイイなと思ってたら、やはり小説でも主人公格だったなということ。まあ、レンタル屋に行けば必ずあるだろうから、必見ですな。笑います。 舞台は1950年に始まった朝鮮戦争、米軍および英軍や国連軍は韓国軍に味方して、北朝鮮(中国が援助)と戦っていた。この戦争は、ヘリコプターが救助や救難で威力を発揮し……関係ない話だな。 そうでなくて、この戦争における「移動野戦外科病院」略して『 MASH 』が本当の主人公であり、そこでの破天荒な若者たち(医者)の行いを素材として、(あははは)戦争の空しさを訴えている。あははは、やっぱ紋切り型の文章なんて書くのが馬鹿らしい。やめやめ……。 一生懸命に、運び込まれる重症者の応急手術をし、命を取り止めて、後遺症が残っても、ベルトコンベヤのようにどんどん送り込まれる新しい負傷者。肉体だけでなく神経も疲労し、どうにもならない空しさに似た狂気が、馬鹿げた行為に狂喜を見出す。どうにもならない悲惨に対して、人間は笑うことでしか対抗できない、というセオリーの証明でもあるな。 デューク伯爵・フォレストが左から3人目だったと思う、ホークアイくせ者・ピアースが右から3人目のはず。この2人を中心にした沼野郎グループが、いろんなオバカサン(ジョーク)を繰り広げる。 ビデオも面白いが書籍も笑える、読書もイイけどビデオ視聴もイイ! 沼野郎のジョークで、色っぽくやられたのが、このホーリハン少佐。付いたあだ名が「ホット・リップス」なんだが、シャワーの最中に四方の壁が倒れて行ってみんなの前でスッポンポンを晒すことになる。 そんなに苛められても、後で、他の部隊との対抗フットボール戦ではチアリーダーみたいなことをやってたようで、遺恨は残ってない。 特徴的なのは、いわゆる悪役が出てこないこと。力も無いくせに威張り散らすような、気に喰わないヤツはいるのだが、そいつらに対するオフザケの徹底していること、笑います。 まあ、随所随所でワラカス映画なんだけど、ほぼ原作に沿っているのね。つまり、書籍のほうも気持ちいいテンポで笑わせてくれる。 ※映画の続編はできなかったが、小説のほうでは続いている。帰国したデュークとホークアイなど沼野郎たちは、民間の医療分野でまた一緒になる。狂気はトーンダウンするものの、「狂喜のお祭り」はまだ続く。
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映画見た見た!!テーマソングも良かった「自殺に苦痛はない」ってやつ。
2005/9/23(金) 午前 11:22
おおお、映画音楽までは覚えてなかった。でも、ニューシネマの範疇に入るのだから、カッチョエエ音楽だったろうな。ツタヤに行くべえかな。
2005/9/23(金) 午前 11:46
おやまあ、モンモンの人ですね。でも、前からあんな感じのサイトでしたっけ、行ってみてビックリ。隠し記事に興味ムンムンなのです。
2005/9/29(木) 午後 5:08 [ bonbi ]
M*A*S*Hは映画の続編はされてないけど、アメリカではテレビドラマ化されてしばらく続いたらしいです。あと、日本でも放送されたけど「dr.マッキンタイア」というドラマもあった。それから、ホークアイ役のドナルド・サザーランドは演技派で有名で、キーファー・サザーランドのお父さんですね。
2011/12/20(火) 午前 8:21 [ 今更ですが ]