政策の窓を開けようinNY

.ニューヨークからアメリカと日本の今を発信します。

全体表示

[ リスト ]

どうなる?キューバ


カストロに振り回された2006年だった…
筆者をはじめ中南米を担当する海外の記者たちは、この社会主義最後のカリスマの安否情報に振り回された一年だった。

世界にとってキューバとは、小国でありながら大国アメリカを敵に回し、革命・カリブ・ラテン…とロマンチズムをかきたてて止まない稀有な存在だ。
もっともアメリカにとっては、地理的にも思想的にもこれほど目障りな存在はないだろうが。

カストロは7月に手術で入院して以来、弟ラウル氏に議長職を「暫定」委譲したままだ。
たまに声明や映像が公開されるだけで、06年は反米国際社会の桧舞台だった非同盟諸国会議や、国内の最重要イベントであった革命記念式典にも姿を見せなかった。

12月に入りカストロを診断したスペインの医師が「がんではない」と公表したものの、もはやカストロが議長職に復帰すると思っている関係者はどこにもいないだろう。
07年のXデーに向け、すでに世界中のメディアが動き出しているのだ。

06年カストロの安否を巡って右往左往した同志(!?)・時事通信サンパウロ支局の市川氏は、「お加減いかが、カストロ議長」として、今後のキューバ情勢をこう読んでいる。

「事が人の生き死ににかかわることゆえ、軽々に言えないが、筆者はラウル氏が「フィデルに代わることができるのは共産党だけだ」と最近繰り返し発言している事実、数年前から周到に準備されていたとみられる権力分散委譲がこれまでのところスムーズにいっており、国民にも好意的に受け入れられている事実、また、同議長の再学習キャンペーンが進められていることなどから、同議長の完全復帰はないと考えている。
 キューバは近くカストロ議長の引退宣言を受け、予定通り共産党の集団指導体制に移行。その後は米国のさらなる露骨な介入により、数年後に体制の選択を迫られる。そのようなシナリオが妥当か。」

ラウル氏を中心とした共産党の集団指導体制への移行までは、現状予測出来うるシナリオだろう。
キューバ国民と国家にとっては、もっともソフトランディングといえるシナリオだ。

しかし、中東で大失策を演じているアメリカが、次はキューバで同様のことを行えば、反米左翼の巣窟と化している中南米諸国が黙っているだろうか?
中東、北東アジアに続く第三の弾薬庫が出来上がってしまう可能性さえ否定できない。

最後に市川氏はこう締めくくる。
「ただ、個人的には、あれほどのキャラクターを持った人物を亡くすのは惜しい、長生きしてほしいと願っているのだが…。」

まったく同感である。
カストロ亡き後の反米の旗手がベネズエラのチャべス大統領では、ちょっと役者が違うのである。

閉じる コメント(5)

顔アイコン

私はラテン人のカストロ評価は次の3点あると考えます。1、カストロを支持し熱烈な反米の闘志と考える。2、まったく興味がない、今時社会主義などと言う頭を疑う。3、カストロは中南米のガンで暗殺すればいい。これがラテン人の本音です、この3点はそれぞれラテンの社会的な階層を意味しており階層の中でも意見が分かれているのです。そして3点に共通しているのは反米でありながらアメリカ的な生活をエンジョイしたいという勝手な欲望です。

2007/1/1(月) 午前 9:01 lamerfontene

顔アイコン

日本人にとってラテンは一種の憧れでもあり自分の生活と直接は関係がないので野次馬気分です。でも中南米に人々にとってはカストロの存在と思想は直接生活に結びつく影響があるので政治的にとらえがちです。ラテン人は自分自身を揶揄するのが大好きでカストロはしばしば登場します、そしてジョークの種にして楽しんでいますが半分は本気でもあるのです。私自身が中南米の生活が長く家族もいるので日本の人とは違うとらえかたで見ているのかもしれません。

2007/1/1(月) 午前 9:15 lamerfontene

顔アイコン

ラテン人のカストロジョークって面白そうですね。どんなものがあるんでしょう。 ちなみにキューバのことを「偶像崇拝なき社会主義国」と絶賛した作家さんがいましたが、あれは違いますね。確かに北朝鮮みたいなものは無いですが、学校に行けばどの教室にもカストロとゲバラの写真や絵はありましたね。

2007/1/1(月) 午前 10:59 [ スズキ ]

顔アイコン

キューバが米国の従属国歌にならないか大変懸念しています。キューバはフィデル主導の社会主義国のほうが良いですよ。北朝鮮くらいの国土をしていながら米国に近いのに自分の信念を貫いたカストロには反共の私でも評価できる人物だと考えてます。キューバは社会主義国が良いのです。ラテンアメリカのように資源を食い尽くされる前にキューバ国民も気づいてほしいです。

2007/1/1(月) 午前 11:44 [ lk:98p¥:p ]

顔アイコン

チャベスのクーデタ見ると分かりますが、米国は世界から手を引く代わりにラテンアメリカ諸国を従属国家にしようとしています。ベネズエラは良い選択をしました。そしてボリビアもエクアドルも。あの地域は社会主義国になったほうが良いと思います。チェ・ゲハラが死んでしまい残念ですが、共産主義者が増えると良いと思います。

2007/1/1(月) 午前 11:49 [ ;;お;おp ]

開く トラックバック(1)


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事