書きつづけるのが才能です

書きつづけて、死ねばいいんです。(駒田信二)

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上は、ジョン・コリア作「ゴダィヴァ夫人」1898年頃の作品
 
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上は、コヴェントリーにあるゴダィヴァ夫人の像

 四季庵だより№72 GODIVAのシンボルマーク
 
 先日、鹿児島市のデパートの食品売り場で、ふとGODIVAのチョコレートのケースを覗いて、「あれっ!?」
と立ち止まってしまいました。長いこと見慣れた印象的なシンボルマークが変わっているのです。
 GODIVAの伝説については、駒田節子夫人との愉しい会話の思い出として「まくた」に書いたこともあるので、
シンボルマークにもなんとなく思いいれがあるのです。
 
 前のはゴチャゴチャした細かい線の画像で、商品についているマークは小さくて、私のような老眼のものは、拡大
鏡で見てやっと、高い羽飾りの帽子を被った髪の長い女が飾りのある鞍をつけた馬に乗っていて、裸の脚が二本
出ているから、なるほど伝説のゴダィヴァ(英国ではGODIVAをこのように発音する)夫人の像だとわかりました。
 
 新しいのはシンプルでシャープな線の、馬も裸馬、女も帽子はなく長い髪が体を半ば覆ってはいるけれど、はっきり全裸とわかり脚は1本、ということは馬に跨っている。うーん…。
 
 前の方が古い歴史のロマンの香りがあつていいような気がするけれど、なぜ変えたのだろう。売り場の人に聞いて
みたら、変えた理由はわかりませんという。前の方がいいのにねと私が言うと、そうですねえ、でも、新しい方も馬が
かっこいいですよと言う。なるほど、今の時代にはこちらの方が受けるのかも。
 
 グーグルで検索してみたら、シンボルマークの変更についてはわかりませんでしたが、「ウィキペディア」にゴダィヴァ
夫人のドキッとするようなリアルな画像が出てきました。銅像も初めて見ました。
 

 GODIVAの伝説
 
 11世紀のイングランド、領主の圧政に苦しんでいる領民を見かねた領主の妻ゴダイヴァは、度々夫を諌めた。妻の要請にうんざりした領主は、彼女を諦めさせるため「お前が一糸纏わぬ裸で馬に乗って城下を巡回するなら、お前の願いを叶えてやろう」と応えた。ところが彼女は、ほんとうに全裸で馬に乗り城下を巡回した。
 領民たちはゴダィヴァ夫人の心と勇気に感じ入り、当日は戸や窓を閉めて屋内に引き篭もり見ないようにした。しかし一人だけ仕立て屋のトムという男がこっそり覗き見をし、彼は罰が当たって失明した。(ピーピング・トム)領主は妻との約束を守り、圧政を改めたという。

 ベルギーの高級チョコレートメーカー「ゴディバ」の社名とシンボルマークは、ゴダィヴァ夫人に由来しているのです。
 
 欧米では、増税反対のために街頭抗議デモを行う場合、ゴダィヴァ夫人の故事にならい、スキンカラーのボデイスーツをまとった女性が、白馬に跨り練り歩くパフォーマンスを行うことがあるそうです。
 
 ノースロップ・グラマンf−14トムキャット戦闘機の偵察機バージョン(偵察ポッドを搭載)は、ニックネームがピーピング・トムである、というのも面白いですね。
 
 6月4日   四季庵山姥   芳ヶ野 玲子
 

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