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ボビー

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1968.6.5、アメリカ希望のロバート・F・ケネディ暗殺。その時・・・

【日付】 平成19年2月24日(土)
【監督】 エミリオ・エステヴェス
【出演】 アンソニー・ホプキンス、ローレンス・フィッシュバーン、ウィリアム・H・メイシー、デミ・ムーア、シャロン・ストーン、イライジャ・ウッド、リンジー・ローハン、アシュトン・カッチャー、クリスチャン・スレイター、ハリー・ベラフォンテ
【評価】 4.0 ★★★★


1968年6月5日、ロサンゼルス・アンバサダーホテル。当時、大統領候補の筆頭と目されていたロバート・F・ケネディ上院議員が暗殺者の凶弾に倒れた。JFKの弟・ロバート(愛称:ボビー)暗殺の現場に居合わせた、22人の人種も年令も職業も異なる宿泊客たち。ロバート・ケネディ暗殺の一日と、このホテルに集っていた22人の運命を描いた群像劇。
(goo)



イメージ 1数十人とういう超豪華キャスティングが話題で、映画の内容はあんまり知らなかったんだけど、アカデミー賞の期待もあるし興味のあった作品。

正直、恥ずかしいはなし、直前にケネディ暗殺事件を扱ったものだとは知ったんだけど、あのパレード中に狙撃された有名なJFK、ジョン・F・ケネディだと思ってたんだよね。
σ(・ω・。)以外にもそう思ってた人いるでしょ?

じゃなくて、今回はその兄の無念を晴らすため大統領選に立候補した弟ロバートの暗殺の話。

JFKがらみのテレビ番組で悲運なケネディ一族の特集として、弟ロバートの暗殺のコトは何となく知ってはいたけど、その詳細や彼がどのような人物かは知らなかった。


イメージ 2泥沼化するベトナム戦争を背景に、弾圧と暴動、貧困の拡大、人種差別と先行きの見えない暗い時代に、圧倒的なスピーチ力とカリスマ性を持って、時代を変えようとし、人々の希望であったボビーの愛称で親しまれるロバート・F・ケネディ

この16年前の出来事を、きれいにタイムスリップしたかのように今現在も起きている。
時代は巡りいつまでも同じ過ちを繰り返し、16年前の一晩を描く事で、現代のアメリカの全てを語っているように思う。


イメージ 3そんな唯一の希望をほぼ勝利が確定した大統領選のその夜に失ってしまった絶望、特にその時アンバサー・ホテルいた人々にとっては一生忘れられない出来事だろう。

ちょうど今話題の黒人候補者バラク・オバマが暗殺されるようなものだろうか?
いや、もっとそれ以上だろう?

どんなに想像しても日本人の俺には想像でしかなくて、政治的に絶望も希望も抱いたことなんてないし、そういう点では感情的に観れなかった。


イメージ 4ストーリー的には政治映画じゃなくて、そのよるホテルにいた様々な人々の人生の瞬間を描く群像劇。

印象としては去年のアカデミー作品賞の「クラッシュ」を思い出した。

一大イベントに全てをかける人や、潜在的にボビーのおかげで時代が変わることを望みいつもどおりそこにいる人、大統領選にはまったく関係のない人、人生の交差点であるホテルという場所で、様々な人生を見せ、ラスト15分の衝撃に全てのそこにいた人々が吸い込まれ行くのは見事。

まったくその事件を知らなくても、その人々へ与えた衝撃が実に伝わってきた。


何のかんの言ってもこのキャスティングでしょ。

イメージ 5真っ先に脚本に賛同して出演を決めたというアンソニー・ホプキンス。彼が最初に出演を決めたからこそ追随していったという。
先日の「世界最速のインディアン」の好演が記憶に新しいが、今回もチョイチョイ出るだけだが、存在感があるね〜。
ボビーの暗殺を聞いたときにアンソニーの演技が素晴らしい!


シャロン・ストーンデミ・ムーアが出てるんだけど、この大御所女優二人が二人っきりで絡む美容室のシーンはなんか迫力があったなぁ。
シャロンは「氷の微笑2」の時より全然老けて見えた。夏木マリみたい^^


イメージ 6ホテルでワケありの結婚式をするちっちゃい夫婦を演じるイライジャ・ウッドリンジー・ローハン
リンジーは結構好きな女優なんだけど、白人さんおステータスなのか肌汚っ!シミだらけですや〜ん(T-T)
今回はしとやかな淑女だけど、やっぱ元気イッパイのティーンっぽい役のがイイな。


先日観たばっかの「守護神」アシュトン・カッチャーが奥さんデミ・ムーアと仲良く出演している。つーても、カラミは一切ないんだけどね。
怪しいヒッピーな薬のバイヤーなんて濃すぎるキャラを演じてるから、「守護神」観てなかったら絶対気づかなかった。


イメージ 7一番好きなエピソードは副料理長のローレンス・フィッシュバーンと熱烈なドジャーズファンの部下フレディ・ロドリゲスジェイコブ・バルガスのだな〜。
そこに厨房マネージャーのクリスチャン・スレーターも交え、みんな仲が悪く嫌ってるようで実は想い合ってるみたいなのが、観ててあったかい気持ちにさせられた。

ラストで巻き添えをくった人々に、前段の各エピソードでなんのかんの色々合っても駆けつけるシーンはちょっとジーンとくるね。


アメリカのその時代や政治的背景を知っていると何十倍も楽しめるんだろうけど、やっぱアメリカ人のための映画。

思ったより政治的に難しく描いていないから、気楽に観れるし、内容を置いておいても、この「We are the world」のようなスーパーキャスティングだけでも観る価値はあるかもね。

最後に、予告やエンディング流れる主題歌「Never Gonna Break My Faith」がショッキングな映画なのに何とも心地よく、また映画の雰囲気によく合っている。
聞きながらこの記事を書いてるんだけど、あぁ〜イイなぁ〜♪

閉じる コメント(21)

やっぱりこっちにするんだったかな 迷ったんですが

2007/2/25(日) 午後 8:29 tkr*21 返信する

観ようか、観まいか、迷っていた作品でした。出演者が豪華なだけなのかなって先入観があったもので・・・。ちなみにくるみはボビーの愛称は弟さんって知っていましたよ。ちょっと興味わきました!

2007/2/25(日) 午後 8:35 くるみ 返信する

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こんにちは。私も最初はJFKの方だと思ってました(^^;この演説ホントに今のアメリカにピッタリですね。今度の大統領選の演説と言われても信じちゃいそうです。

2007/2/25(日) 午後 11:55 Yang 返信する

あぁ〜恋chanんトコ行かないんだぁ〜めちゃイイ作品じゃないけど、それなりに楽しめるヨ。イイよね〜この曲♪

2007/2/27(火) 午後 0:37 ハイダウェイ 返信する

TKRさん♪めちゃイイわけじゃないけど、何と迷ったんでしょうか・・・

2007/2/27(火) 午後 0:38 ハイダウェイ 返信する

くるみさん♪確かにオールスター映画ってハズレることも多いけど、脚本に賛同した連中が低ギャラでもイイから出演したいって逆路線だから割とうまくいってた気がする

2007/2/27(火) 午後 0:40 ハイダウェイ 返信する

Yangさん♪ですよね〜やっぱケネディ=JFKだと日本人は思っちゃいますよね^^;風刺映画としてもおもしろいですね

2007/2/27(火) 午後 0:41 ハイダウェイ 返信する

キャストも豪華だし、題材的にも惹かれたのですが、個人的にはいまひとつ感じるものがありませんでした。

2007/3/3(土) 午後 4:05 [ つっぱり太郎 ] 返信する

つっぱり太郎さん♪自然と賛同して集まった豪華キャストに注目していました。イマイチみたいでしたね〜。めちゃイイってわけじゃないけど、雰囲気が好きカモ♪

2007/3/3(土) 午後 8:46 ハイダウェイ 返信する

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私も厨房でのエピソードは好きです。とっても温かいものがありましたよね。しかし彼らのストーリーが最後にあのような形で集結するとは・・映画として上手くまとまっていたなぁ、と思います。ボビーの暗殺事件そのものより、彼を支持する人々に焦点が当ててあるところが面白いしいいですよね!TBありがとう〜上手く行ってよかったです。(^O^)

2007/3/6(火) 午前 6:51 choro 返信する

Choroねぇ♪凄惨な事件なのに周りから描く事でどこかハートウォーミングな作品になりましたね。素晴らしい観点だと思います。豪華すぎるキャストにも振り回されてなかったし。

2007/3/6(火) 午前 11:28 ハイダウェイ 返信する

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こんにちは! 事件を客観的に捉え決して事件の悲惨さを前面に押し出そうとしないさいりげない構成が素晴らしいと思いました☆

2007/3/10(土) 午前 10:03 かず 返信する

かずさん♪おっしゃる通りデスね!悲惨な実話なのにどこか心あたたまるカンジですもんね〜

2007/3/10(土) 午後 8:28 ハイダウェイ 返信する

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ボビーの最後のスピーチを聞きながら結局40年近くたっても目指すところは変わらないのね、あまり進化しなかったってことね…と思ってしまいました。ニクソンじゃなくてボビーが大統領になったら違う歴史になったかもですね(ヒツジ)

2007/3/23(金) 午後 2:12 ひつこじ 返信する

ひつじこさん♪まさにそれが伝えたかったのでしょうね。あのスピーチを聞くとまるで今の時代の世界を言っているかのようでした。

2007/3/23(金) 午後 11:02 ハイダウェイ 返信する

ボビー本人の様子よりもあの時あの場所にいた人たちの描写をすることで、よりボビーの影響力を実感することができた気がします。アメリカの60年代を授業で叩き込まれた私としては、授業で習ったことを映像で観ているような気分でした。
TBお返しさせて下さいね♪

2007/10/4(木) 午後 10:15 ゆき 返信する

ゆきさん♪結局、最後までボビー自身は映らなかったってのが、面白くて印象的でした。へぇ〜、近代アメリカ史に詳しいんだね!σ(・ω・。)なんて、全然チンプンカンプン┐( ̄ー ̄)┌

2007/11/7(水) 午後 10:40 ハイダウェイ 返信する

やっと観れました♪ キング牧師が殺されたあとのアメリカって混乱のきわみだったんですよねえ。。その後の期待の星であるボビーまで暗殺。。
当時の人たちの思い、生活が浮き彫りにされたようなところが垣間見れてよかったです^^もちろん音楽もね〜♪
トラバさせて下さいませ。

2007/11/8(木) 午前 8:29 恋 返信する

さすが、恋chan♪時代背景や、歴史に詳しいねぇ〜(σ・∀・)σ
難しいコトは分からんけど、心の底から突き上げられる変な気持ちになったよ。。。

2007/11/8(木) 午後 10:49 ハイダウェイ 返信する

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劇場で見逃してしまったのでDVDで見ました。
群像劇は好きなのですが、登場人物が多すぎて途中まで映画に
入りきれなかったのですが、後半がぜん面白くなりました。
そうですね。68年近辺はアメリカは動乱の時代だったのですね。
日本の方がのほほ〜んとしていたかもしれません。
TBさせてくださいね.

2007/12/9(日) 午後 10:41 car*ou*he*ak 返信する

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