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脳内暴走がやっと一段落して、やれやれホッとした〜〜と思った瞬間「片手落ち!!」と、何やら聞こえたような…「え〜っ?片手落ち?何の話?」もうしばらくは何も考えたくない私・・・ 「あれ↑」とまたもや… 「あれって、ああアレね〜」と、脳内暴走マラソンはまだまだ続いてしまったのです。
「片手落ち」な「あれ」とは「東洋的マインドの原型、西洋的マインドの原型」の話をしておいて、仏教に触れないのは片手落ちということなんでしょう。専門家ではないので、難しい理論は書けないけれど、日本の多くの専門家と言われる学者やお坊さんが、学問としてしか仏教を捉えていない ― つまり「死んだら何もない」という唯物思想と捉えている ― のは、仏教的にもその他の世界宗教的にも「罪」に当たるのではないかと思っている。天国的でないことを「思った」だけでも罪と言われる信仰の世界において、仏教を唯物思想に落としめた罪は、まぁ縁起の理法で言えば「自分で播いた種は自分で刈り取って下さい!」ということにしておいて、「東洋的マインド」に戻ってみる。 東洋は「東洋vs西洋」と捉えた場合は、トルコからアジア全域を指すし、イスラム圏を外した、つまり仏教、ヒンドゥーの行き渡っている地域を指す場合は宗教的見地から捉えているのだろう。日本では最近やっと「トルコもアジア」という認識が一般的にもなってきたが、「東洋」というとやっぱり東アジアとして認識しているのだろう。ちなみに、中国は中華思想の国だから、中国より東の国、つまり日本が「東洋」で朝鮮半島は「北洋」の国になるらしい。 世界の国々の人々がオリエンタルなものを捉える時には、必ず仏教的な神秘思想やヒンドゥー的なものを意識しているはずだから、昨日書いた、もともと漢字ができたときには「心」を表すものがなかった、というのが「東洋マインド」で終わってしまったら、自然崇拝は良いとしても、目に見えるものが大切というのが「東洋マインド」になってしまうから、やはりまずいということになる。「心」の付く字が出始めたのが3000年前だったが、孔子様でさえあまり使っていなかったということや、仏教が起きたのが2600年位前、中国に伝わったのが紀元前後の漢とか三国時代なので、本格的に「心」の付く字が活躍したのはその頃からではないかと思われる。(ヒンドゥー的な文化はもっと前から入っているだろう)ここでやっと「東洋マインド」と呼びたいものになってくるのではないだろうか。奇しくもキリスト教と同時期だ。「心」の教えと神秘を説く仏教が伝わったお陰で「心」が付く漢字がデビューできたのだ、きっと… 日本へは始皇帝に追われて、山東半島から十万人以上の人々が稲作文明を携えて渡ってきたという説もあるので、紀元前220年頃、弥生時代には漢字も伝わっている可能性が高いのではないだろうか。また、あちこちの遺跡から「貨泉」という西暦14年頃の「新」−前漢後−の貨幣が見つかっているし、紀元57年、朝貢した倭の奴国王が光武帝から「漢倭奴国王」の金印を下賜されていることからも、紀元前後には漢字はもう普通に使われていたのだろう。ありがたいことに、「心」の付いた字が活躍し始めてからだ… そして、仏教も公伝(国家間の私的な交渉として伝えられる→Wiki)以前に当然伝えられていただろう。 こうして考えていたら、西から東へ、東へと日本へ様々なものや思想が伝わり、洗練され今に至っている様子が走馬灯のように浮かんでくる。アジアの西の端の国々は親日感が強いというが、その思いの中には、「何千年もかけて日本に伝わっていったすばらしいものを、どうか完成させて世界のために役立てて欲しい、還元して欲しい… 必ずそうしてくれると信じている…」という期待感も相当あるような気がする。何とか今の状況を脱出しないと、その期待には応えられそうにもないが… それにしても漢民族のDNAは容易に「心」の付かない文字の時代へと戻れるようだ。中華人民共和国はいろいろな民族の人たちが集まっているわけだが、中国語(漢語)の名前を強制させられ、民族の言葉の使用を禁じられ、民族の信仰を取り上げられ、漢人化させられている。それはどんなに屈辱的で、悲しいことか … 民主党政府は分かっているのだろうか、中国政府は中国の領土を増やすというより、漢人化された人、漢人を増やそうと思っているだろうことを … それとも、もう分からないほど…? あぁ やっと脳内妄想暴走マラソンがゴールしたみたい。三日間お付き合いくださったみなさま、ありがとうございます。 |
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心を意識したのは3000年ほど前、いったい何がどうなって、
この概念が登場したのかしら?と思います。
それにしても脳内暴走っていうのはいいですね。
eva様は知識・教養がとても豊富なので面白いです。
2012/3/27(火) 午前 5:28 [ -- ]
hanakoさん いつも優しいコメントありがとうございます。
>いったい何がどうなって、この概念が登場したのかしら?と思います。
本当にそう思います。誰か研究している人はいると思うので、また探してみたいと思っています。
hanakoさんのブログもとても面白いです!!
2012/3/27(火) 午後 6:41 [ eva ]