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政府は昨日12日、「地球温暖化対策基本法案」を閣議決定しましたが、経団連等の経
済3団体は「十分な議論や情報開示がなされないまま決定したのは極めて残念」と反発
を強めています。

鳩山首相は「2020年までに温暖化ガス25%削減(1990年比)」の主張を通していますが、
昨年12月にコペンハーゲンで行われた気候変動枠組条約会議(COP15)を目前にして、
クライメートゲート事件(地球温暖化データにねつ造疑惑)も起こっており、世界中で
議論の的になっているにも関わらず、納得のいく議論、説明もないまま強行するのはど
うなんでしょうか。そして、国連って一体どういう組織なんでしょう…少なくとも教科
書で習ったものとは違うような…

地球温暖化仮説の前提となっているCO2排出量と気温上昇の関係についての書籍を何冊
かチェックしてみましたが(パラパラ読みですが)推進派の出しているデータはとても
スパンの短い年数での温度変化を対象としていているのは仕方のないことかもしれません。
まあ地球の歴史からみれば、小学生の夏休みの自由研究で「家の庭で測った毎日の温度」
みたいな感じでしょうか。地球にとっての一夏くらいのデータで断言できるものなので
しょうか。懐疑派の学者もたくさんいるようですが、論文や報告書は無視されて人の目
につかないようにされているかのようです。

丸山茂徳さんの書かれた『「地球温暖化論」に騙されるな!』(講談社)は推進派、懐疑
派両方の学説が、敢えてどちらにも傾かないよう(気持ちは反対派かもしれません(笑))
たくさん紹介されていて面白く読ませていただきましたので、以下、書籍の紹介文を転
載します。

*******
あなたは地球が最近、寒冷化しているのを知っているだろうか。今年初め、世界の主要
な4気候観測機関が、2007年に地表の平均気温が約0.6〜0.7度下がったと発表した。
これは年間としては記録史上最大の低下であり、その後も続いている。環境省はこれを
アノマリー(変則現象)だとして無視しているが、著者はこれは今後はじまる地球寒冷
化の前兆だとする。 

そもそも地球が単調に温暖化しているという証拠はない。1970年ごろまでは平均気温は
下がり続け、「21世紀には氷河期が来る」と予言する科学者もいた。著者は、東京工業
大学の「理学流動機構」のモデルをもとにして、今後、地球は寒冷化すると予測する。
その最大の原因は、太陽活動(黒点数)の低下である。地球上のすべてのエネルギーは
太陽から来ているのだから、そのエネルギーが少しでも減れば、地球の気候は大きな影
響を受ける。次に影響の大きいのは水蒸気(雲)で、宇宙線が強まると雲が増えて地表
温度が下がる。

これは、ふだんメディアの報じる予測とは逆である。こうした報道のほとんどは、国連
のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)のデータをもとにしているが、これはそもそ
もデータのとり方が間違っている、と著者は指摘する。IPCCは政府間パネルなので、各
国の顔を立てて、各地でいろいろな方法で観測されたばらばらのデータを単純に集計し
ているのだ。そうすると単調に地表の気温全体が上がっているように見えるが、詳細に
みると、地表温度の上昇のあとでCO2(二酸化炭素)が上がっている。IPCCのいうCO2増
加→気温上昇という因果関係とは逆に、気温上昇によってCO2が増えているのだ。 

その気温上昇の原因の大部分は太陽活動や宇宙線などの天体活動で、大気中に0.03%し
か含まれていないCO2の影響はほとんど無視できる。したがって、巨額のコストをかけて
その排出量を削減しても、温暖化を数年先延ばしする程度の効果しかない。実際には、
こうした太陽系の環境には一定の循環があり、20世紀は太陽活動が活発になる時期だった。
太陽活動の循環は、2000年ごろをピークとして、低下局面に入っているので、今後は地球
の寒冷化についての対策が必要だ、と著者は提言する。温暖化よりも寒冷化のほうがはる
かに恐い。 

温暖化によってハリケーンなどの異常気象が増えるという話がよくあるが、これはIPCC
も否定している。他方、今年初め、中国から中央アジアにかけて平年より6℃以上低い寒
波が襲い、1ヶ月で100人以上が凍死した。著者の予測するように、今後5℃近い寒冷化
がおこるとすると、地球が氷河期に入り、ロシアはほとんど住めなくなり、4世紀ごろ起
きたような民族大移動が起こるだろう。少なくとも今の段階で、何兆ドルもかけて世界
中の国が温暖化対策をすべきだというコンセンサスは科学者にはない。特に今は、食糧
危機で数億人が餓死の危機に瀕している。洞爺湖サミットでは、100年先の天気の問題よ
りも目の前の飢えた子供の問題を討議すべきだ。

*丸山茂徳 講演CD 地球温暖化問題と21世紀の気候変動予測
http://www.power-lecture.com/koushi_ma/2009/maruyama-shigenori09-01-03.html

*********
参考
温暖化懐疑派サイト
http://globaleconomicanalysis.blogspot.com/2009/11/hackers-prove-global-warming-is-scam.html
YOMIURI ONLINE「懐疑派と議論 本格化」
http://www.yomiuri.co.jp/eco/ondan/on090223_01.htm
時事ドットコム 温暖化懐疑派の声拒絶を=対策前進求める−国連総長
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201002/2010022500105
・YOMIURI ONLINE「温暖化」米で懐疑論…政府間パネル失策続き
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20100307-OYT1T00271.htm

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