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11日発売の週刊文春に「フィリピン人の骨が千鳥ヶ淵に埋められる?」という記事が
掲載され波紋を呼んでいます。
政府から委託を受けた空援隊の遺骨収集事業が現地の人からお金で遺骨を買ってい
て、その中には日本軍将兵の骨ばかりでなくフィリピン人の骨も含まれている疑いが
あり、戦没者遺族が重大疑念を抱いているといった内容でした。
遺族会の証言を基にした記事とされているようです
が、これに対して空援隊の理事であり、自らジャン
で這遺骨収集をされているアルピニストの野口健さ
んが自らのブログで「悲しすぎる記事〜」と残念な
思いを語っていらっしゃいます。3日間いくつかの
島を回った後、見つけたご遺骨を持ち帰ることがで
きないまま(認めてもらえなかった)空しい気持ちで
マニラに戻ったところ、FAXでこの記事を読まれた
そうです。
「そこでなんとも悲しく空しい知らせは週刊文春の
記事でした。事務所から記事のファックスが送られ
てきましたが、あの記事に怒りと言うよりも虚脱感
に近いのでしょうか、情けなくて、情けなくて心の
中で泣きました。」
この記事を書いた記者は現地取材もせず、もちろん空援隊の取材もせず、戦没者遺族
関係の人たちから聞いたわずかな情報を元に妄想で記事を書いたのでしょうか。まる
でゴシップ雑誌のようです。また、「フィリピン人はお金さえ払えば墓荒らしを行う」
とか、とても侮辱的な内容も書かれており、現地の人たちの温かい協力を得て行われ
ている遺骨収集だということを身にしみて感じている野口さんの気持ちは如何ばかり
でしょう。
私は自らが正しいと思ったことを、たとえ人からそれが奇異に見えたとしても実行で
きる勇気を持った野口健さんが大好きです。そして、あの「諦める」ということをしな
いところも・・・そんな野口さんですから、今回のことで新たに目標ができたと、強
い決意をされていました。
「批判はいいです。人にはそれぞれ与えられた役割があります。批判されるのも私たちの
役割の一つだと自覚しています。全ての人に好かれようと思えば一歩も進めなくなって
しまう。全ての人に好かれようといった感情はとっくに捨てました。アクションを起こ
すという事はそういうことです。
ただ最初から批判ありきの批判はどうなのでしょうか。その行為が果たして社会に対 し貢献することになるのでしょうか。今回の件とは別ですが、暗いニュースを延々と流
し続け、また自分たちの日常の行いはさておき、まるで人を誹謗中傷することが趣味か
のごとく、騒ぐだけ騒いで、飽きたら知らんぷり。雑誌が売れればそれでいいのでしょ
うか。マスコミには社会を明るくする力があれば、またその責任もあるはずです。当て
つけに書いているわけではありません。心からそう願って書いているだけです。
私には新たな目標が出来ました。今回の記事を書いた記者と現場に訪れる事。私の新た
な目標は大平誠さん、あなたと一緒にフィリピンのあのジャングルを歩くことです。私
たちが見てきた世界を一緒に見て頂きたい。一緒に感じて頂きたい。その上で空援隊を
批判されるのならば私は100パーセント満足です。私が好きであった週刊文春を担当
されてきた方ならばその度量はあるはずです。
もうすぐ成田に到着します。明日からは日本での戦いです。フィリピンでは多くのご遺 骨が私たちの迎えを待っています。私たち空援隊は決して諦めません。」
それにしても、至る所へ左翼的な考えの人たちが介入していくのは何故なのでしょう。
海外戦没者の遺族の会しかり、拉致被害者の会にしてもいつの間にか当初の目的、思い
が歪められているような気がしてなりません。必ず、不信、疑念、批判、誹謗中傷、無
念etc.といった方向に流されて行きます。決して建設的な解決へと行かない方向です。
野口健公式ブログ
野口さんのブログで「台湾・高砂義勇隊を巡る旅」という最近の記事がありますが、
これも思わず涙腺がゆるんでしまいました。NHKの人たちにぜひ読んでもらいたいです。
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