ゆうてみよかな

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ホームページを作りました。


「ホームページもブログもなかったので…」。
新書『文豪だって漢詩をよんだ』を刊行した時、読者の方が、出版社にお手紙を送ってくださいました。
今でも、本当にありがたく思っています。その方とは今もおつきあいさせていただいています。
しかし、コンタクトの取りようがないと、あきらめてしまわれる方も多いだろうと思います。

それで、まずはブ拙ブログ「ゆうてみよかな」を作りました。

けれども、ホームページ作成は難しいだろうと試みないで今日にいたりました。

最近は、ホームページをとても簡単に作ることができると知り、拙著『文豪の漢文旅日記』(新典社)の刊行をよい機会と考えて、思い切って作成してみました。

ゆかりのWEB漢文教室」と名付けました。

ちっちゃなページですが、自分の学びの場の一つとしたいと思います。
ご指導のほど、よろしくお願いします。

ご無沙汰しています。映画俳優の高倉健さんがご逝去されました。つらい思いを抱いていらっしゃる方に、次の詩をご紹介いたします。ご冥福をお祈りいたします。

 
「去りぬるを」
ジェームズ・ウィトコム・ライリー/小川二郎訳
 
言えないのです,言いたくないのです,
あのかたが亡くなられたのだと。ちょっと
 お出かけになっただけなのです。
お元気なほほえみをお浮かべになって,お手を振られて,
知らぬ国へ行かれたのです。
 
あのかたがとどまっておられるからには,
その国はどんなにか美しいだろうと,私たちを
 夢見させつつ残して行かれたのです。
そしてあなたがたは――おお,あなたがたは
あのかたが出かけたときの足音と帰ってくるときの
 うれしそうな足音を,狂おしく待ちこがれられ,
 
うつし世のときと同じにあの世でも愛に包まれ,
 いとしまれておられるゆえに,
あのかたのお美しさはそのままとお思いになっている,
またお国の仇にもののふのようたくましい
 打撃を与えなさったように,
あのかたが今もなお忠節でおられると
 お思いなのです。
 
あのかたはお勇ましかっただけでなく,
 おだやかでおやさしい,
いのちの限りこよなく甘美な愛情を,
あのかたは楚々としたものにもおよせになりました。
あのかたのお目にもたぐうべき菫が咲いたときなど。
 
あのかたの手触りは,祈りをされたお口元のように
 敬虔に残っているのです。
かん高く鳴く小さな茶色のつぐみが,
ものまね鳥と同じにあのかたには可愛かったのですもの。
 
またあのかたは雨にぬれて身もだえる蜜蜂を
苦しんでいる人なみにお憐れみになりましたねえ。
あのかたは少しもお変わりでないと考えましょう。
お亡くなりになったのではないのです――
 ちょっとお出かけになっているだけなのです。
 
 
 
AWAY
 
by James Whitcomb Riley
 
I cannot say, and I will not say
That he is dead--. He is just away!
 
With a cheery smile, and a wave of the hand
He has wandered into an unknown land,
 
And left us dreaming how very fair
It needs must be, since he lingers there.
 
And you-- O you, who the wildest yearn
For the old-time step and the glad return--,
 
Think of him faring on, as dear
In the love of There as the love of Here;
 
And loyal still, as he gave the blows
Of his warrior-strength to his country's foes--.
 
Mild and gentle, as he was brave--,
When the sweetest love of his life he gave
 
To simple things--: Where the violets grew
Blue as the eyes they were likened to,
 
The touches of his hands have strayed
As reverently as his lips have prayed:
 
When the little brown thrush that harshly chirred
Was dear to him as the mocking-bird;
 
And he pitied as much as a man in pain
A writhing honey-bee wet with rain--.
 
Think of him still as the same, I say:
He is not dead-- he is just away!
 
日本最初の女性外交官山根敏子さん(1921-1956)が飛行機事故で亡くなった時、敏子さんをよく知るアメリカ人の方が、ご両親に送られた詩を、広島大学英文科教授だった小川二郎氏が翻訳されたものです。訳詩は追悼文集『去りぬるを――亡き山根敏子を偲んで』から引用させていただきました。原詩は、AWAY に基づきます。
 
  
山根敏子さんのご経歴など→山根敏子さんについて
 
 
 
 
紅葉が鮮やかになってきました。
大阪の万代池(大阪市住吉区)も紅葉に。→万代池
 
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最後までごらんくださり、ありがとうございます。
 
12月8日、大阪商業大学商業史博物館に行ってきました。ちょっとゆうてみようかなって…。お時間のある方、お付き合いくださいね。
 
 
   
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メタセコイアの紅葉が印象的なキャンパスに、古い校舎を利用した博物館がありました。大阪商業大学商業史博物館です。
 
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 今回の目的は、展覧会「明治黎明期の言論界陸羯南・三宅雪嶺と上方の人々」を拝見して、高木宏治先生のご講演「陸羯南とその周囲」を拝聴することにありました。
 
 
 
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 というブログがあります。
 講演者の高木宏治先生が主筆をつとめる研究会のブログで、活動報告や研究成果の公開をされています。
なぜ、副題に「司馬遼太郎・青木彰」と記してあるのかな?
ナゾでした。
高木先生のお話は、映像を取り入れて、わかりやすい講演だったんです。
で、日ごろの疑問も解きほぐしてくださいました。 
 
司馬遼太郎さんと青木彰さんはともに産経新聞社の記者で、長い時間をかけて友情を育んで来られた間柄だったそうです。
後に、司馬さんは作家としての道を歩まれました。
青木さんは編集局長を経て筑波大学で教鞭をとられ、多くの学生を育てられました。
青木さんは司馬さんがお亡くなりになる時も病院に付き添っていらっしゃったとか。司馬遼太郎記念財団常務理事として、司馬文学顕彰の道筋も作って、ようやく青木さんは永眠されたそうです。
深い友情の物語……
まるで明治期の男のものがたり……?
 
錯覚してしまいます。
 
 
 
青木先生の学生さんたちは各界で活躍されていらっしゃいます。その綺羅星のごとき学生たちの中の一人が高木宏治先生だったのです。
 
司馬さんは生前、青木さんにおっしゃったそうです。
 
「だれか講師をよんできて「陸羯南と新聞『日本』の研究」」というのをやりませんか」
……ってね。
さらにその話を、青木さんは自分の学生たちにおっしゃった。しかし、司馬さんも青木さんも「陸羯南と新聞『日本』の研究」を果たされないまま亡くなってしまわれたのです。
 
このままではいけない!
…ってということで、青木先生の学生さんたちの中から「陸羯南(くがかつなん)研究」が立ち上がってきたということのようです。
 
銀行、テレビ局…などなどそれぞれ職場で激務を抱えていらっしゃるはずなんですが、恩師と恩師の親友の遺志を継ごうと、奮闘していらっしゃる……。凄い!本当に凄い!
 
 
 
高木先生のお話に感銘したことは多々あるのですが、ここでは一々書きません。
自分のことでお恥ずかしいですが…ookini_nekoの研究テーマの一つに、鈴木虎雄の漢詩があります。(→『近代漢詩のアジアとの邂逅』
陸羯南は、鈴木虎雄の義理の父。
そして、新聞『日本』は最初に勤めた勤務先です。
 
「陸羯南と新聞『日本』の研究」」について発言できるようになれたらいいなぁ……虎雄の漢詩という視座から……。
 
そんな壮大なことを、ちょっぴり思ったりしてしまいました。高木先生が「熱い!」方だからでしょう。
 
 
たぶんその「熱い!」が多くの方を呼び寄せるんでしょう。
陸羯南のひ孫にあたる方もいらっしゃいましたし、青森で羯南研究をされている方も、はるばる大阪まで見えられました。
もちろん、青木先生の教え子の方もいらっしゃっていました。
 
 
 
 
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講演会のあとは、青森からいらっしゃった方や陸羯南研究会の皆様方と一緒に、司馬遼太郎記念館へ。
司馬さん、青木さんの思いがつまった場所で、高木先生のご講演の余韻にひたりました。
 
 
大阪も12月に入り寒くなっているのですが、河内小阪だけは妙にアツイ日になっていたように思います。
高木先生、ありがとうございました。
 
高木先生について詳しく知りたい方は、次の新聞記事もご参照くださいね。 
 
展覧会「明治黎明期の言論界―陸羯南・三宅雪嶺と上方の人々―」は12月21日まで。
原敬の書など掛軸が中心ですが、陸家にあった、家紋入り桐のタンスも展示されています。お近くの方、ふらっとお尋ねください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ご高覧くださり、ありがとうございました。
コメント欄、トラックバックは閉じています。ご容赦くださいね。

『深夜音楽』読了

 
 
『深夜音楽』、読了しました。ちょっとゆうてみようかなっ……。お時間がありましたら、おつきあいくださいね。
 
 
 
 
 
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ページを繰るたびに違う匂いがしてくる。
沈丁花の匂い、唐揚げの匂い、死体の異臭、年を取った人間の放つ加齢の匂い……。
匂いが迫ってきて、疲れて来た。
あぁ読み終わったって思った。
はっきり言って読後感は爽快ではない。
 
短編小説は好きな方だと思う。
芥川龍之介、村上春樹、江國香織、莫言、李碧華、王蒙、蔡智恒……日本語作家の本も中国語作家の本も読んで来た。
結末の意外さにうなることも多々ある。
設定の奇想天外さに目を丸くすることもある。
楽しい。壷の中の小宇宙をみるような、愉快な体験と思っている。
 
『深夜音楽』を読み終わって、小さい頃によく見た夢を思い出した。
 
たったひとりで列車に乗って遠くの町――瀬戸内の小さな町に行く。
駅の改札口に、祖母が迎えてくれる予定になっている。
夢は駅に到着するところからはじまる。
駅舎にはギリシャ神殿のようなエンタシスの柱が立ち並んでいて、暗い。
私は改札口に向かっているはずなのだが、行きつかない。
迷ったかと思って、違う通路を歩く。大きな鉄格子の扉にぶつかる。
あ、違う。これは駅の改札口に行く道ではない。
また、別の通路を行く。
でも、また同じことが起きる。
繰り返し繰り返し同じことが続き…。
「あぁぁぁぁぁぁ」…
で、目が覚めるのだ。
祖母の優しい顔は浮かんでいるのに、その人のもとにはたどりつかない…。
 
 
 
 
著者の術中にはまっているとも言えるだろう。
現実と幻想のあいだを行き来する登場人物たちに何篇も触れていると、読者自身が妄想の世界に近づいてしまう。そのせいだろう、井戸の底に落としてしまって普段忘れていたような古層の記憶が甦ってしまった。。。。
 
 
読後にそうなるような仕掛けが、『深夜音楽』の中に施されていたのかもしれない。
 
怖い本だ。
 
 
『深夜音楽』は、ホラーと言っていいんじゃないかと思う。
爽快な気分を読後に味わうことが出来ない。
 
しかし、読後の爽快さだけを、読後の醍醐味とするのは人生のソンシツであろう。
さまざまな形で、感情が揺さぶられること、それ自体が愉悦なのだから。
 
 
 
 
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京都・豊国神社のイチョウ。
光をうけて、輝きを増していた。
秋の愉悦。。。
 
 
 
 
『深夜音楽』、森岡久元著、澪標。
ISBN978-4-86078-249-8 
本体1600+
 
 
 
 
 
 
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
申し訳ありませんが、お返事が大変遅くなった経緯があるため、コメント欄・トラックバック機能は閉じています。ご容赦ください。
 
 
先日、講演会のことお伝えしました。実は…なんとぉ…ってこと、ちょっとゆうてみようかなって。お時間があればおつきあいくださいね。
 
実は11月の講演会は、シリーズ「近代日本人と漢詩」の第一弾なのです。
第二弾、第三弾は公開講座として開催します。
一回きりのご参加大歓迎。   
『文豪だって漢詩をよんだ』のような、ライトでノリのいいお話をしたいと思っています。
500円なのでお気軽にお越しくださいね。
 
「えっ?日本人も漢詩を作ったのですか?」
そうなのです。漢詩は中国が起源ですが、東アジアで広く親しまれてきた文芸です。
「鷗外も漱石も作ったのですか?」
文豪が作っていただけではありません。女性漢詩人もいたのです。
文化勲章を受章した“最後の漢詩人”鈴木虎雄の没後50年目の今年、漢詩を糸口に、
日本の近代――父母、祖父母、曾祖父母の時代を、改めて考えてみませんか。
 
(1)講演会
・テーマ 「文豪だって漢詩をよんだ」―鷗外・漱石の時代
・講師   yuan_ww
・日時  平成251116日(土)午後2時〜4時
(受付午後1時半〜)
・会場  たかつガーデン  2F鈴蘭の間
(大阪市天王寺区東高津町7-11 TEL06-6768-3911)
アクセス:近鉄上本町駅・地下鉄谷町9丁目駅から徒歩5分
・費用  500円(但し 学生は無料)
・主催  奈良女子大学同窓会佐保会大阪支部
*佐保会員以外の方も大歓迎です。
・申し込み 事前予約をお願いします。→佐保会大阪支部
 
 
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(2)講座第1回目(長堀塾)
・テーマ「 近代日本人と漢詩―龍之介の時代」
・講師 yuan_ww
日時 平成26118日(土)午後2時〜4時
・会場 大阪支部事務所 長堀ルーム
〒大阪市中央区南船場Ⅰ-4-16 アツミビル602
 アクセス:地下鉄堺筋線・鶴見緑地線長堀橋駅①番出口より徒歩4
・開場   午後1時半から 
・費用  各回 500円(但し 学生は無料)
・主催  奈良女子大学同窓会佐保会大阪支部
*佐保会員以外の方も大歓迎です。
・申し込み 事前予約をお願いします。→佐保会大阪支部
 
 
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(3)講座第2回目(長堀塾)
・テーマ「近代日本人と漢詩―女性の場合」
・講師 yuan_ww
日時 平成2628日(土)午後2時〜4
・会場 大阪支部事務所 長堀ルーム
〒大阪市中央区南船場Ⅰ-4-16 アツミビル602
 アクセス:地下鉄堺筋線・鶴見緑地線長堀橋駅①番出口より徒歩4
・開場   午後1時半から 
・費用  各回 500円(但し 学生は無料)
・主催  奈良女子大学同窓会佐保会大阪支部
*佐保会員以外の方も大歓迎です。
・申し込み 事前予約をお願いします。→佐保会大阪支部
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で、シリーズ「近代日本人と漢詩」のご案内で終わっちゃう前に、最近撮った画像をUPいたしましょう。
 
 
 
 
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じょうずに撮れてなくてスミマセンが、これ、話題のK大マグロです。
全身トロで有名になった、完全養殖のクロマグロ。
もっもちろん!レプリカ。
 
正門近くの定位置にいるんですけど、時々ふらっといなくなるんです。
昨日、ようやく謎が判明。
 
「あの、時々さぼってるんでしょうか?」
「え?出張に出るんですよ。」
「出張?」
「大ホールでイベントする時に、出かけて行くんです」
「オープンキャンパスとか?」
「ま、そういうことです」
「学外には出ないんですか?」
「とっても大きいでしょう。ホールが精一杯。学外には出ませんね」
 
 
なるほど、この子は、生きたマグロ君、マグロちゃんたちと違って、卒業証書はもらえないみたいです。
 
ずっと留年……ってこと?
 
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半身しかありませんし…。
 
だからいいのかも…?!
 
この子は、このままだから、良いのかもしれません。
 
 
 
“卒業生”のマグロたちに会いたい(?)方は、
グランフロント大阪ナレッジキャピタル6階へ。
銀座でも会える(?)ようになるそうです。。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・。; ++;。・・。; ++;。・・。; ++;。・・。; ++;。・・。; ++;。・・
 
御高覧くださり、どうもありがとうございました。
 
 

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