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あはは・・・!
昔のお話をすると〜一抹の悲しさと、滑稽さと、懐かしさと、現代の豊かさへの批判の気持ちが
こもってしまいます。そんな気持ちを乗り越えて書いていきます。
水遊び!
夏休み!子供達の遊びは、いつの時代も水遊びが人気です。もっとも今では温水プールなど
贅沢なものがありますが〜〜〜
昔の昔、昭和21年頃
私たち、3人の仲良しグループがありました。よっちゃん、てっちゃん みっちゃん です。
お婆ちゃんが金切り声で〜「奥の池へ遊びにいっちゃあダメじゃぞ!」 と云う声を無視して
毎日、毎日、かよい続けた池での水遊び〜 泳ぎと云うと、それは犬かき泳ぎとバタ足!
3人は小学5年生。だ〜〜れも居ない、人気のない森の奥の池へ〜〜
池の樋がある側は、勾配が45度はある赤土を固めたものなので、行きません!
直径は約70メートルと100メートルあまりの手頃な大きさの池でした。
あたりを見回しても〜山の小動物と小鳥たちと、飛んでいる昆虫たち〜〜〜
3人は、慣れた動作で〜洋服をくるりと脱いで、立木の枝に掛ける。
もちろん、一糸まとわないで!
一番に池に足をいれるのは勇気がいります。何故かというと〜 真っ黒な背中に真っ赤な
毒々しい腹をちらつかせて逃げていくイモリを追っ払う役目だから〜〜
3人とも栄養失調のあばら骨〜そしてつるんとした痩せたお腹とおしり!
「キャー冷たい!」「キャーキャーあはは、あはは」笑い声が山にこだまする。
岩陰に隠してある自分たちで作ったただの木ぎれを集めて蔓でしばった筏を持ち出す。
3にんが筏につかまってバタバタと足でこぐと、筏はかる〜く動いて池の中心に出る。
それからが、面白いのだ!
筏から勢いをつけて手を放し〜垂直に池の水の深くまで潜る。
息を止めて深くもぐって〜(底はとても深くて〜何処まであるのか見た人はいない)
水底から上を見る!深い青色のあたりは薄気味悪く神秘的で〜 真上は明るいそれは美しい
形容できないほどの神秘的な美しさ。 水を通して見る光と自分の呼吸が出している細かい
シャボン玉のようなアブク!・・・・・ザバッ!と水面に出ると、
新しい空気を吸い込む楽しさとうれしさと、安堵感と、達成感!
こんな危ない遊びに魅了されていた3人の女の子でした。(親は知らない〜)
唇が紫色になるまで遊んで〜冷たく濡れたからだに衣服を着て、何食わぬ顔で帰っていたっけ!
森の奥の池の水は緑色で〜冷たかった! ニンフってあんなところに住んで居るのだろうな〜!
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