あの戦争が終わったのは私が4年生の時でした。 雑音の多いラジオから「玉音放送」が流れてきて 家族が集められて父を筆頭に正座で姿勢を正して聞き入った。 聴きなれない言葉ではありましたが、生き神様が人間の言葉を 正にその時その御口から悲痛にも聴こえる声で話していた。 子供の心にも、ただ事ではない情勢だと伝わった。 呆然と聞き入っていた父が目をうるませていた。 母は子供たちの手をしっかりと握っていた。 皆の心には大きな大きな恐怖と混乱と絶望がうずまいていた。 ご近所で人声が一人二人三人と増えて行った。 真夏のその日、人々の心は凍りついていた。 やがて ひそひそと語られて伝わっていく噂がありました。 鬼か蛇のようなアメリカ兵が今にも空から落下傘で降りてくるぞ! 大人の男は皆殺しだ! 子供の男はキン抜きされる! 女は全員犯される。 女の子は拉致される。 ★★★ 現代ではうそのようなお話ですが、これは真実です。 戦争の後遺症は、このような隠された心的外傷をも引き起こしていました。 現実的にはアメリカ兵は鬼のようでも蛇のようでもありませんでしたが。 汽車の窓からチョコレートやガムをばら撒いて 日本人の子供たちをべっ視されたイメージは拭い去ることができません。 |
戦争はイヤ!
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勝ってうれしい花いちもんめ〜 負けてくやしい花いちもんめ〜 こんな遊び歌がありますが、 勝った陰には必ず負けがあります。 遊びやスポーツでの勝ち負けは楽しい。 でも〜 戦争で勝つということは、いかに沢山の人々の敗北が伴っていることか〜〜 いかに沢山の人々が死んだという事!殺されたのであり、殺したのであり〜〜 一人の戦死者のかげに人生が変わらざるを得なかった家族が いかに沢山あったことか! 「勝ってくるぞと勇ましく〜〜〜 誓って国を出たからにゃ〜〜」 何て、切ない歌でしょうか〜! 昨日は親戚のおにいちゃんが〜!今日は隣のお兄ちゃんが〜〜 涙も見せずに新しい軍服に身をかためて出征していく。 そして、ひっそりと戦死の通知を受け取る若い妻たち〜〜〜 「かならず勝つんだ!天皇陛下が必ず神風を吹かせてくれるんだ!」 (ワタシだけかも知れませんが、天皇陛下は神様なのだと思っていました) 「神の国ニッポンバンザイ」 出征兵士を送るための日の丸の小旗をつくるため 学校の工作の時間はクレヨンで日の丸を塗るばかりだったような〜〜〜 |
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うひょひょ
とち乙女のイチゴの産地しのち...


