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知的障碍関連のお仕事の話です。
具合が悪ければ、薬を飲んだり、休養したり、医者にいったりするのは
ごく普通の感覚だと思いますが、
経済的に余裕がない(本来あるはずだけど、そもそもつかい方が良くないために医療費がでない)
とか、なんとなくはじめての場所で何をされるのか不安だったり、で
「医者にいく」というところに結びつくのが、一番後回しになることがあります。
そうするととりあえず薬局で薬を買ってきたりするんですが
軽い風邪くらいなら何とかなっても、
根本的にどこが悪いのかを診てもらわないと直りが悪かったりする。
でも、大丈夫だろうという判断(危機感が低い)
面倒だな、という気持ち(重要性の認識が低い)
話などうまく対応できるか心配(プライド)
などという色々な気持ちが医者に行くことを押さえてしまう。
これらの色々な気持ちは
人によって全然違うので
心配してもらいたい願望が強い人だと逆に医者に行き過ぎることもある。
難しいなと思うのは(プライドの部分)で
受診に同行しても
自分でやろうとする
わかったふりで返事をしてしまう
などという人に、
「そういう対応は、逆に自分のためにならないから
こういう対応が良いんだよ、今は知らないかもしれないけどこれから覚えていこう」
ということを伝えていくのが大変で気を遣う。
長く自己流でやってきてしまった人は特に大変。
頭ごなしに、良かれと思って押し付けるのは逆効果。
まずは自己流を認めてあげながら、更なるレベルアップをすることが
今のあなたには必要だということを説いていく。
関係ができてくると、時にはガツンと伝えて「ハッ」とすることで気がついてもらうことも
やっている。慣れてくるということは(こちらは仕事なのでともかく)
相手は気が抜けてくることが多いから・・・
適度な緊張感を保たないと、本人のためになる支援ができない。
違うということを指摘されると、
初めはすごく気まずい表情をしていた人も
否定したわけではない、ということがわかると信頼してくれる。
このさじ加減については相手によっての繊細な見極めが必要で
障害程度区分や何かではとても伝えきれない職人の業だと思ってしまう部分です。
正直5年くらい向き合って働いてみないと技は磨けない、と思いますが
離職率の高い職業なんですよね。(仕事の大変さと給料の安さからでしょうね)
難しいところです。
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