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10月15日
大井川鉄道沿線を旅しました。
昨秋に続き、二度目です。
私は気に入った所は何度でも旅したいと思います。 でも、行ったことのない所にも行きたいし、困ったものですね。 地名(じな)駅の近くにある、とても短いトンネルです。 長さ11m、幅5mの自称日本一短いトンネル。
(本当に日本一短い鉄道のトンネルは、全長7.2mの吾妻線 樽沢隧道だそうです。) 昔、大井川鉄道の線路の上を「川根索道」というケーブルが横切っていて、そこから万が一荷物などが落ちても危険がないように、作られたもの。 正式名称は、『川根電力索道用保安隧道』です。 川根索道とは、大正の末期に敷設された、貨物用のケーブル。
昭和13年に大井川鉄道が全線開通して、川根索道はその役目を終えますが、このトンネルは索道と鉄道が共存した短い間の遺物なのです。 トンネルを見ていたら、偶然SLが来ました!
日本の音100選にも登録されている、どこか郷愁を誘う汽笛を響かせて・・・
すぐ横を通り過ぎ、短いトンネルを抜けて力強く走り去りました。
SL、来ないかな?と内心思っていたので、本当に見ることができてラッキーでした。
大井川をさらにさかのぼり、塩郷(しおごう)のつり橋に・・・
これは、大井川に架かる一番長いつり橋で(長さ220m、高さ11m)、愛称・恋金橋(こいかねばし)といいます。
この下を大井川鉄道が通っていて、もちろんSLも通ります。
去年来た時は幼稚園児が大勢いたために渡らなかったので、今回初渡り。
しっかりしたつり橋で、思ったほど怖くはありませんでした。(元々高所恐怖症ではありませんが・・・)
つり橋は、真っ直ぐなので気持ちがいいですね。
小さいけど、形のいい滝でした。
滝から戻ってくると、何とまた、SLが来ました。
慌ててカメラを取り出すも、間に合わず。
辛うじて、ほんのちょっぴり煙が写りました。
この時期、SLは一日2往復走っているそうです。
(午前中下り2本、午後上り2本)
上りの2本を、偶然見ることができました。
千頭を通り過ぎて、接阻湖の湖上にある、「あぷとライン奥大井湖上駅」を遠望。
この山に、次の日登る予定だったので、下見に・・・
なんと、思いのほかきつそう。
ガイドマップには「ハイキング」と書いてあったんだけど、これは「登山」ですね。
更に奥に進みます。
これは井川湖に架かる「井川大橋」
大橋・・・とは名ばかりのつり橋ですが、車で渡れるつり橋です。
去年も渡ったけど、物好きな私は今年も渡りま〜す。
写真なんか写しちゃって、2度目ともなると余裕ですね(^^)v
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静岡県
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接阻峡温泉を後に、静岡県道388号線をさらに奥に進みます。
接阻峡温泉会館を過ぎてすぐのトンネルを抜けると、とても高い橋がありました。
新接阻大橋です。
今まで旅してきたところは、千頭も、寸又峡も、接阻峡も「川根本町」。
しかし、この先にある井川は「静岡市」です。
プレートは「本川根町」となっていますが、中川根町と本川根町が合併して「川根本町」になりました。
ややこしいですね^^
その橋の上から眺めた風景、絶景かな!
高さは一体どれくらいあるんでしょう。さっぱり見当もつきませんが、とにかく高かったです。
あの茶畑のお茶は、「川根茶」か、「静岡茶」か・・・・・
(多分、静岡茶です)
大井川鉄道
井川駅については、
前の記事の写真にも、この看板、少し写ってるんですが、見つかるかな?
何が運航中かというと、渡船です。
今までにも話題に上っていますが、町から離れた井川駅と集落の中心部(井川本村)を結ぶ、無料の渡船。
駅から渡船乗り場のダム堰堤までは、徒歩で数分だそうです。
井川ダム堰堤にある船着き場
井川湖をビューンと走って・・・
左が赤石丸で右が第二聖丸。
乗ってみたかったです。でも、残念ながら時間が合わなかった。
これはもう、リベンジするしかないですね。
渡船については、こちらでご確認ください。
渡船には乗れなかったけど、、こんな面白いことしてきました。
おもしろいというか、スリリングというか、よくやるよ…というか・・・
井川湖の上流に「井川大橋」という吊り橋があります。
その吊り橋、車で渡れると書いてあったので、渡ってきました。
こんな吊り橋です。
ドキドキ・・・・・
でも、楽しい!!
スリリングで、滅多にできない体験をしてきました。
湖の上は気持ちよかったです。
三泊四日の、大井川を遡った旅、ようやく完結しました。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
心残りも多々ありますが、楽しい旅でした。
書ききれなかったことも山ほどあります。
しかし、とりあえず一件落着〜〜
オマケです。
これは、井川本村の船着き場前のトイレで・・・
はい、普通はトイレで花火はしません。しかし、なんでわざわざトイレで・・・??? |
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大井川鉄道井川線、またの名をあぷとラインというトロッコ列車は、山また山の中を走ります。
全線25.5kmにトンネル61ヵ所、橋梁55ヵ所。
ほとんど、トンネルの中か橋の上のようですね。
接岨峡温泉の近く、尾盛(おもり)駅と閑蔵(かんぞう)駅の間にある「関の沢鉄橋」を見に行きました。
今は使われなくなった旧道を行くと見られます。
(旧道は、関の沢鉄橋の展望台までしか通行できません。)
日本で営業中の私鉄では橋の高さがもっとも高い鉄橋です。
川底から100m、長さ114m。
時間を合わせて行ったので、ほどなく列車がやってきました。
カメラを連写モードに切り替えて、準備万端整えて撮り逃しのないように緊張して待っていました。
来た来た!
張り切って連写していると、何と、列車は鉄橋の上で停まってしまいました。
そうか・・・観光列車だったね、これは。
サービスのため、鉄橋の上で停まるようです。
もし行かれる方がいらっしゃったら、落ち着いて、いい写真を一枚入魂で写してくださいね。
この駅を選んだ理由は特にありませんが、他の駅もこんな感じではないでしょうか?
小さな待合所が一つあります。交換可能。
こちらが千頭方向
そして、いよいよ終点「井川駅」です。
見るからに山の中、しかし、ここも静岡市なのですよ。
この駅、井川の集落からは数km離れています。
その訳を駅員さんにお尋ねしたら(無人駅ではないのです)
「線路が敷設されたのが昔のことゆえ(と言っても昭和34年ですが・・・)、集落内に騒々しい列車など要らない!と、反対運動があったため」
と。
道路からはこれしか見えず、駅がどこにあるか分かりませんでした。
ここにも野菜を売っていました。
左にカーブした先は終点。
右に分かれている線はダムの関係の貨物線で、現在は使用していないとのこと。
駅と集落が離れているため、ダム湖を利用して渡船があるそうです。
乗船料は、何と、無料!
乗ってみたいです。
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「大井川鉄道井川線」別名「南アルプスあぷとライン」は千頭駅で大井川鉄道本線から分かれて北上してきます。 ⇒ 千頭駅の記事はここです。
寸又峡から下ってきて、大井川鉄道井川線=あぷとラインと合流。
なかなか面白い列車なんですよ。
まず、これはアプト式鉄道です。
アプト式とは何ぞや?
簡単に言うと、歯車を使って急勾配を登る仕組み。
レールの間と車体の下にある歯車を噛み合わせて、ずり下がらないようにして登って行くのです。
日本で使われているのは、現在ここだけで、1000分の90という鉄道では日本一の急勾配を登って行きます。
とは言うものの、残念ながら実物を見ることはできませんでした。
長島ダムによってできた接阻(せっそ)湖の上に駅があるんです。
因みに「ひらんだ」は、「平田」と書きます。
二つの橋の間に駅があります。
橋の名前は、二つ合わせてレインボーブリッジ。
あら、どこかで聞いたような・・・ でも、東京のレインボーブリッジとは関係ありません。
この駅、上から見るだけじゃないんですよ。
実際に、線路の横を歩いて駅まで行けるんです。
歩いて行けないようでは、駅ではありませんものね。
行ったところで、ホームの他にはレイクコテージ奥大井という休憩舎の他何もないのですが・・・
(でも、この高低差を上り下りするんですから、かなり大変です。)
線路の左の、フェンスで区切られたところが歩道です。
ここを歩いて行くのですよ。
なんだかワクワクします。
こんな面白い駅、他にないですよね。
ホームに着きました。
時刻表を見ると、間もなく千頭から列車がやって来るはず。
せっかくだから待ちましょうと思っていたら、なんと、予定より5分早く到着しました。
お客さんが降りてきました。
車掌さんも降りてきて、観光案内のサービス付です。
乗客は、すべてと言っていいほど観光客ばかりなので、サービスのためにこの駅で5分間停車するそうです。
車掌さんにお聞きしたところ、今年の初めまで小学生が通学に使ったそうですが、今はバス通学になってしまい、寂しくなったと・・・
残念ですね。
停車中に車内を見せていただきました。
座席は3列の可愛い列車です。
ホームの上にある休憩舎から見下ろしたところです。
ダム湖の向こう側右の方に見える白い橋のようなものは、ダム建設によって架け替えられる前の旧線の橋。
見づらいけど、小さい三角屋根の付いた塔がハッピーベルという、云わばお約束のような幸せの鐘。
列車出発より一足先に、線路脇の遊歩道を歩きだしました。
すぐ横を列車が走って行きます。大迫力!
しかし、速度はゆっくりなので恐怖感はありません。
さようなら〜〜〜
ボンボヤージ
列車を見送って、接阻峡温泉に向かい、時間があったので「接岨峡温泉駅」を見に行きました。
そうしたら、何と!見送った列車が停まっていました。(当たり前ですよね)
先ほどの車掌さんもいらっしゃいます。(これも、当たり前ですね)
追っかけしたみたいでなんだか恥ずかしいな。
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寸又峡の温泉街の先、一般車両進入禁止の所から、寸又峡プロムナードコースは始まります。
かつて、大井川鉄道井川線の沢間駅から分かれて、寸又峡の山奥まで森林鉄道が続いていました。
主にその跡を利用して整備した遊歩道です。
その横にあったのが、大間駅の駅舎。
ここを歩いて行きます。
以前は森林鉄道のトンネルでした。
冬になると寸又川の上流から、天子の鬼の風(龍神の風)と言われる冷たい風が吹き抜け、この風に当たると風邪をひく・・・ではなくて、無病息災がかなえられるそうです。
交通安全に気を付けてくださいね。
工事の方は、こんなトロッコで現場に・・・
ここから、ダムの堰堤まで相当の高低差があります。
小さなトロッコで、怖そうです。
気を付けて行ってらっしゃ〜い。
高所恐怖症の人には無理ですね、これは・・・
このダムは大間ダム、ダム湖の名前はチンダル湖。
チンダル湖に架かる「夢のつり橋」
高さ8m、長さ90m
この吊り橋の真ん中で、エメラルドグリーンの湖面に向かって恋が実ることを祈ると叶うという言い伝えがあるそうです。
しかし、この日の湖面は白濁していました。
私の恋は実らないようですね。
調子に乗ってつり橋を渡ると、その先には304段の階段が待っています。
こんな看板に応援されて、頑張って登りました。
日ごろの運動不足を悔やみつつ・・・
上から見た夢のつり橋
ようやく階段を登り切り、尾崎坂展望台に行きました。
ここにもかつて森林鉄道の駅「尾崎坂駅」がありました。
昭和6年に部分開通して、昭和43年に廃止されるまで37年間、地域の人と物資の輸送に大きく貢献してきました。
当初は電源開発、その後木材搬出の役目を担ってきましたが、時にはお嫁さんや急病人、観光客もこの鉄道に乗ったそうです。
森林鉄道はここを走っていました。
約80mの高さがあり、切り立ったV字谷を見下ろすと、目がくらみそう。
でも、絶景!
この飛龍橋がプロムナードコースの一番奥で、ここからゲートまで戻り、そのまま下れば温泉街に帰ります。
グリーンシャワーロードは、ゲートから左に入って、外森山を巻くように川沿いに下ります。
ここも森林鉄道の跡なので、傾斜は緩やかで歩きやすい道です。
寸又峡の三つのコースを全部歩いて、途中でお昼を食べて、いろいろ遊んで、4時間くらい。
ようやく駐車場に戻ってきました。
「美女づくりの湯」という町営露天風呂もあるのですが、私には(今さら)必要ないので入りませんでした。
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