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旅日記の続きです。
餘部鉄橋を見た後、城崎温泉に行きました。 この温泉は、舒明天皇(在位629年〜641年)の時代に、コウノトリが傷を癒したとの伝説があり、8世紀には温泉が湧出していました。 温泉地としては平安時代には知られていて、1300年以上の歴史があります。 この温泉は七つの外湯があり、浴衣を着て下駄をはいて(城崎温泉の正装だそうです)、外湯巡りをするのがこの温泉街のお楽しみです。 メインストリートの湯の里通りには、射的やスマートボール場もあり、いかにも温泉街といった感じでした。 多くの文豪・文人が訪れた温泉で、城崎というと、志賀直哉の「城崎にて」が思い出されますね。 温泉街のあちこちに文豪の句碑などがあります。 これは、向井去来の碑です。 七つある外湯の一つ、「御所の湯」 ここには入りませんでした。 温泉街の中心部にある橋のたもとにある飲泉所。 ナトリウム−カルシウム−塩化物泉。 少し飲んでみましたが、温泉の味は何とも形容しがたいです。 この「一の湯」に入浴しました。 一応筆頭格の外湯で、江戸時代は「新(あら)湯」と呼ばれていました。 自然の岩盤を利用した洞窟風呂が特色です。 一の湯の夜景。 この橋は、県の景観形成重要建造物に指定されています。 なるほど、風情のある橋です。 これは橋の上から見た大谿(おおたに)川。
川岸に柳が植えられていて、新緑の頃はきれいだろと思います。 大谿川の夜景(上の写真と同じところから) 残念なお知らせです。 Wikipediaに記載されていることを引用します。 すべての源泉は1972年に作られた集中配湯管理施設に集められて、ブレンドされて各旅館や外湯に送られている。 またこの集中配湯管理施設は温泉街全体で循環システムを作っているために、城崎温泉の全ての外湯、旅館が循環風呂を採用している。また、循環の配湯に大量の塩素薬剤投与が行われているため、源泉の特質は全く失われてしまっている。今となっては泉質の良さは城崎温泉には期待することはできない。 しかし、健全な温泉街で、平日にもかかわらずたくさんのお客さんで賑わっていました。 若い人も多く、皆さん外湯巡りを楽しんでいらっしゃるようでした。 |
兵庫県
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兵庫県美方郡香美町香住区(旧・城崎郡香住町)余部(あまるべ)にある、JR西日本山陰本線橋梁(単線鉄道橋)の餘部鉄橋を見てきました。
「餘部駅」は地名「余部」の読みと同じ「あまるべ」ですが、表記は異なる文字「餘部」を使用しています。 理由として、同じ兵庫県内に姫新線の余部(よべ)駅があるため、それと区別するため漢字を変更し「餘部駅」にしたそうです。 現在の橋は二代目です。 初代の橋は1909年(明治42年)12月16日着工、1912年(明治45年)1月13日に完成し、同年3月1日に開通しました。 全長310.59 m、下を流れる長谷川の河床からレール面までの高さ41.45 m。 11基の橋脚、23連の橋桁を持つ鋼製の橋でした。 この画像は、Wikipediaよりお借りしました。
餘部鉄橋というと、列車転落事故を思い出される方もいらっしゃると思います。 1986年(昭和61年)12月28日、香住駅より浜坂駅へ回送中の客車列車とお座敷列車「みやび」の8両が、日本海からの最大風速約33 m/sの突風にあおられ、客車の全車両が台車の一部を残して、橋梁中央部付近より転落。 転落した客車は橋梁の真下にあった水産加工工場と民家を直撃し、工場が全壊、民家が半壊。 6人の方が犠牲になられ、6人の方が重傷を負われました。 まだ事故の記憶も新しい1990年ごろ、ここに行ったことがあります。 工場はなくなっていましたが、慰霊碑、観音像がありました。 この橋も、現在架け替えられました。 2007年3月29日着工、2010年8月11日に切り替え工事が完成し、同年8月12日に開通。総工費30億円。 初代の橋の総工費、331,536円なので、何倍になるんでしょう? 1000倍? 新しい橋が完成しても、古い橋の一部が残されています。 橋脚保存についていろいろな意見があったそうですが、2009年(平成21年)3月に餘部駅寄りの3本の橋脚・桁を残すと発表。 さらにその部分を利用して鉄橋展望台「空の駅」(2012年度予定)として保存活用することや、地域資源の特性に応じた5つのゾーンを設定し、鉄橋記念施設・道の駅・自由広場・水辺公園・散策路などを整備して余部鉄橋の物語を継承していくことや、地域活性化を図る方針を併せて発表したそうです。 現在もまだ、地上部で工事は続いています。 道路わきにあった事故の慰霊碑も観音像も、囲いに覆われていて確認できませんでした。 今後どうなるのか、楽しみです。 因みに、餘部駅は一枚目の写真に写っている山の上にあります。 通勤通学の皆さん、時間に余裕を持ってお家を出てくださいね。 |
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