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4月21日 鈴鹿山脈北部の藤原岳(1140m)に、友人と登りました。
前日は雨。夜中にかなり降りました。
朝になっても小雨が降っていたので様子を見て、少し晴れ間が見えた9時ごろ、登山開始。
現在地と書いてあるところから青いルートを登りました。
(8合目から分岐する聖宝寺道は、現在、災害のため通行止めです。)
登山口には立派な休憩所と駐車場、きれいなトイレと、靴洗い場もあってとても便利です。
登山道は、神武神社の鳥居をくぐって行きます。
右端にちょっと見えてるのが、登山届を提出するボックスです。
登山道は、前日の雨でぬかるんでいるかと覚悟していましたが、思ったほどではなく、歩きやすかったです。
日が射してきて、芽吹いたばかりの雑木林がきれいでした。
頂上付近の木々はまだ冬の雰囲気。
雪の多い山なので、杉の木も根元が曲がっています。
こんなにきれいな甲虫を見つけました。
たまたま新品を下ろしたばかりですが、泥がついたきたない軍手で失礼。
3時間近くかかって、藤原山荘に到着。
二階建ての立派な避難小屋があります。
この日はとても風が強かったので、小屋の中でお弁当を食べました。
人気の高い山なので、室内は満員でした。
右の小さい建物はトイレです。
まあ、こんな山の上ですから期待してはいけません。
あるだけでありがたいと思わなくては・・・・・
藤原山荘の前です。
藤原岳は山の半分が鉱山で、山の形が変わるほど石灰岩が採掘されています。
山荘前にも石灰岩が露出していて、カルスト地形が見られます。
山荘でお弁当を食べた後、頂上を目指して歩き始めました。
ここまで来ると急な登りはなく、広々としています。
登山道わきにあった、見事なアセビの花。
20分ほどで頂上に到着。
看板には「展望丘」と書いてあって標高も違いますが、ここが藤原岳の頂上です。
すごい風!
吹き飛ばされそうでした。
影に映った、逆立っている髪の毛で風の強さを表現しようと思ったのですが、伝わったでしょうか?
頂上からの眺めは最高でした。
鉄塔がたくさん立っている養老山地の向こうに広がっているのは、濃尾平野。
名古屋の中心部もこの方向です。
名古屋駅のツインタワーも見えました。
その左の平たい大きなものは、ナゴヤドームではないかと思います。
養老山地のこちら側は三重県です。
これは、伊勢湾の方向です。
知多半島も、うっすらと見えました。
このたおやかなスロープ、昔ここにスキー場があったのです。
本当の話です。
Wikipediaにも書いてあります。
1931年(昭和6年)三岐鉄道三岐線の開業と共に、藤原岳山頂部に藤原スキー場がオープンした。戦時中一時期は途絶えていたが、1953年(昭和28年)2月に再オープンし、スキー場開きには高松宮が招かれた。当時の藤原山荘管理人によると、山荘は食事付きで100人ほどが泊まれ、日曜日など多いときには1,000人ほどのスキーヤーで賑わったという。 実は、私ここで滑ったことがあるのです。
小学校3年か4年くらいだったと思います。
父がスキーが好きで、どこからか子供用のスキー板とスキーブーツを借りてきて、母がテント用の生地でミトン型の手袋を縫って(当時は子供用のスキー用手袋なんてありませんでしたから)、麓から歩いて登ったんですよ。
ロープウェイもケーブルカーもありませんから。
父が家族4人分のスキー板を持って、母が4人分のストックを持って・・・
ゲレンデにはリフトもありませんでした。
昔のお父さんは逞しい。
昔の子供も逞しい。
私のスキー人生の原点がここにあります。・・・ちょっと言い過ぎですけど・・・
藤原岳は花の百名山の一つです。
たくさんの花が咲いていました。
もう遅いかも・・・と、半ばあきらめていたフクジュソウもまだありました。
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登山・ハイキング
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そこからバスに乗り、洞川温泉に向かいました。
バスは、ぐんぐん山道を登って行きます。
カーブの連続で、酔いそうです。
虻トンネルを抜け、わが愛車が停まっている駐車場の横を通り、洞川温泉に到着。
せっかくなので龍泉寺にお詣りしました。
バス停から400mほどの所にあります。 ここ天川村を、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が通っています。
人々は、遥かなる山、豊かな森、清らかな流れなどに信仰の念を抱き、神聖な場所として崇めました。
それが山岳宗教であり、その道を極めるのが修験道で、今も多くの方々が修業のため山に入られるそうです。
龍泉寺は、1300年前役行者(えんのぎょうじゃ)によって開かれたお寺で、修験道の根本道場として今も信仰を集めています。
下の写真、右の方にあるのが「水垢離」するところ。
道中の安全をお願いして、再び遊歩道歩きのスタートです。
なんと、雪が降ってきました!
前日まで、ハイビスカスやブーゲンビリアの咲くところにいたのに、そこから直線距離でわずか60km。
標高は約820m。やはりここは寒いのですね。 遊歩道は、ここから下りて行きます。
寒そう!!
何度も潜って餌を探していました。
整備されて歩きやすい道です。
ここは洞川の鬼門に当たるので、災いを集落に入れないように、大聖(だいじょう)大権現をお祀りしています。
(県道21号線)
この門をくぐると、修験道の根本道場である大峯の聖地に足を踏み入れたという気持ちになりますね。
後ろ姿の女性は、今回のハイキングで唯一出会った方です。
バンザ〜イ!!
お疲れ様〜〜〜
洞川温泉からここまで、約3km
その1と合わせて約7.5km。
紅葉がきれいだったらよかったな。
でも、渓谷美も素晴らしく、気持ちのいいハイキングでした。
さて、これから天川村にもう一カ所ある温泉に入って、帰ります。
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12月1日 みたらい渓谷をハイキングしました。
暖かい紀州を旅してきて、奈良県洞川(どろがわ)に入った途端、おお〜〜さぶ!
標高が800m以上あるので、さすがに冷えます。
みたらい遊歩道・・・洞川温泉〜天川川合 約7.5km
片道バスを使って、全部歩こうと思いました。
洞川が上流なので、できれば下り行程になるよう、洞川から歩きだしたい。
しかし、洞川の駐車場は有料です。
(1時間100円ですが・・・)
とりあえずバスの時刻を調べました。
洞川発7:25
天川川合発10:10
洞川発だと駐車場代がいるし、天川川合から歩くのは登りになる。
天川川合発10:10のバスでは遅すぎる・・・・・
そこで私は頭を使いました。
中間地点の「虻トンネル」の東にある駐車場に駐車して、天川川合の方に歩き出す。
天川川合で10:10のバスに乗り、洞川まで行く。
洞川から歩きだして、虻トンネルの駐車場でゴール!
いかがです?
完璧でしょ?
12月1日、実行!
左にあるのが、簡易水洗トイレです。
右に少し見えているのが休憩所。
正面のつり橋を渡って、7:00スタート!
この渓谷は紅葉の名所ですが、見ごろはとっくの昔に過ぎていました。
しかし、美しい渓谷は変わりません。
左上の滝は「光の滝」
滑り落ちるような美しい滝でした。
滝の周りを美しい紅葉が取り巻いている様子を想像しながら歩きました。
ここで一旦国道309号線に出ます。
国道沿いに、食堂・休憩所・トイレ・自販機があります。
上まで上がって行くと、正面の山が見渡せます。
紅葉に時期はきっと素晴らしいのだと思いますが、冬枯れの風景は寂しいものでした。
苔むした切り株に乗った栗のイガ。
背の高い方、頭上注意です。
ここにも、台風の爪痕が・・・
よかった。
せっかく行ったんだから、少しは紅葉も見ないとね・・・
村で唯一の信号機があります。
正面がJAで、右に駐在所、さらに右に天川川合のバス停と観光案内所があります。
ここから、10:10発の洞川温泉行のバスに乗ります。
時間があったので特産品直売所「てん」に行ったら、10:00オープンでした。
バスに乗り遅れるといけないので、買い物はあきらめました。
トンネル横の駐車場から天川川合まで、約4.5km。
しばらくバスに揺られて、洞川温泉から遊歩道歩き、再スタートです。
・・・・・・・・・・続く
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三重県と奈良県の県境にある高見山に、11月16日に奈良県側から登りました。
三重県松阪市から国道166号線高見峠を越えて、奈良県東吉野村平野の村営たかすみ温泉に駐車。
駐車場は広く、外にトイレもあり、便利です。
紅葉の美しい、山間の村でした。
昨夜は小雨が降り、山からは霧が立ち上っていました。
登山口は、来た道を国道166号線方向に少し戻った所にある簡易郵便局の前の道を左に下りた所です。
この写真は、下山後に撮ったので逆光ですが、右の大きな木のある所が簡易郵便局で、左の小窓のある家の手前で左折。
7:30出発
登山道はよく整備されています。
整備され過ぎて、ずっと階段が設置されています。
階段を設置された努力は認めますが、歩きづらくて却って疲れますよね。
まあ、いろいろ事情もあるんでしょうが・・・
高見杉に到着。
樹齢700年の巨大な杉です。
鳥居と避難小屋があります。
階段がなくなって、気持ちのいい道。
雑木林に日が差して、落ち葉を踏みしめて歩きます。
こんな道がいいですね。
9:50
小峠(ことうげ)への分岐点。
現在、小峠から杉谷へは行けますが、小峠〜大峠は、林道・登山道共に不通です。
この先、いくつかの巨岩があります。
10:17 国見岩・・・神武天皇がここから宇陀の地を眺め、第一回目の軍事評定をした所。
10:19 息子岩・・・約100m下にある岩に小石を投げて、命中すれば男の子が生まれる。
10:23 揺ぎ岩・・・「多武峰 大職冠 藤原鎌足公」と三度唱えればこの岩が揺らぎだした。
など、おもしろい言い伝えがあります。
そうこうしているうちに、何と!雪!!
全く予想外でした。 昨夜の小雨は、山では雪になってたんですね。
山で会った人の話によると、昨日、役場の人も雪は確認していないとのことなので、多分初雪です。
どんどん雪は増えて行きます。
どうです?本当に雪でしょう?
10:40、笛吹き岩の所に来た時にはかなり積もっていました。
さらに登って行くと、霧氷もありました。
冬になると、霧氷で有名な高見山ですが、今の時期に雪と霧氷が見られるとは・・・
下に見える山の紅葉もとてもきれい。
雪と霧氷と紅葉のコラボ。
うれしい想定外でした。
11:00 山頂に到着。
屋上は展望台になっている避難小屋があります。
標高1248.9mの山頂には、高見神社があります。
ときに、修験者も訪れる、信仰の山です。
山頂から北の方角に見えるのは、宇陀・曽爾(うだ・そに)の山々。
南側には、大峰・台高(おおみね・だいこう)の峰々。
360度のパノラマが広がります。
カップ麺とおにぎり、バナナ、大福を食べて、雪に触って(雪も食べて)、下山です。
高くなった陽が木々に当たり、とても暖かそうで美しかったです。
切り倒された丸太から、水蒸気が上がっていました。
木漏れ日の美しい山道を下って、14:30、下山しました。
この後は、もちろんたかすみ温泉で入浴します。 |
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10月29日、三重県菰野(こもの)町の御在所岳に登りました。
御在所岳は登山道が何本もありますが、ポピュラーな、中道から登り、裏道を下るルートを採ることにしました。
中道登山口の近くに駐車して、6:55登山開始。
いきなりこんな階段をよじ登ります。
続いて、ザラザラと崩れやすい風化した花こう岩の登山道を登ります。
この山は、建設当時東洋一と言われた「御在所ロープウェイ」で登ることもできます。
登山者は、ロープウェイのお客さんに対して、いわれのない優越感を持っています。
ロープウェイのお客さんは、登山者に対して「よ〜やるわ!ご苦労さん」と、憐みの念を抱いています。
二つの感情が交錯する現場がここなのですが、肝心のロープウェイはまだ動いていませんでした。
ここで、手を振ってやろうと思っていたのに・・・・・ 残念でした。
(7:50)
そんなこんなで、「負われ石(おばれいし)」に到着。(8:00)
4合目標高800mです。
ここまで約1時間。
巨大な岩です。
二つの岩の隙間を、一般的なサイズの人なら通れます。
私は、もちろん通れます!
オブジェのような登山道を進み・・・
はるか行く手の御在所岳山頂を望み・・・
(5合目850m)
そんなこんなで「地蔵岩」に到着。(8:20)
どうして岩が上に乗ったのか?落ちそうで落ちない不思議な岩です。
いつからこの形を保っているのか分かりませんが、岩が落ちないので受験のお守りにもなっているそうです。
あの岩のすぐ下まで行けますよ。
さて、ここが一番の難所。(8:30)
6合目900mのキレットです。
上から見ると、キャ〜怖い!でも、しっかりした鎖が付いているので、ゆっくり行けば大丈夫です。
ここを下りてきたんだな・・・と満足感を覚えた一瞬でした。
ここは8合目1100m。(9:20)
紅葉もきれいです。
この時期、里ではまだまだ紅葉には早いのですが、さすが御在所岳、頂上に近づくにつれだんだん色づいてきました。
ここからはあと一息。
土の道になってしばらく行くと小さい階段があり、急に舗装道路に出ます。
山頂付近は広く、遊歩道が整備されているのです。
(9:45 ここまで2時間50分)
登山道から遊歩道に出たすぐの所にある「富士見台」からの眺め。
尖った山は「鈴鹿の槍」と称される「鎌ヶ岳」。
ロープウェイのゴンドラの上に見える丸い岩が、「大黒岩」
同じく、富士見台から来し方を・・・
遠くは伊勢湾で、市街地は菰野町、四日市市方面です。
山に囲まれた一角は、湯の山温泉。
稜線に、負われ石や地蔵岩を見ることができました。
富士見台から山頂までは、遊歩道を20分ほど歩きます。
重い食料や水を持ってきたけど、実は、山頂にはレストランや自販機もあります。
もちろんトイレも・・・
安心感のある山です。
どうしようもなくなったらロープウェイで下りればいいし・・・
御在所岳山頂です。
標高1211.95m。
この先にもう一カ所、ピークがあります。
ここにも「御在所岳」と書いてあるけど、「望湖台」とも書いてありました。
琵琶湖が見えるんですよ。
この日は、お天気はよかったけど、琵琶湖は見えるような見えないような・・・・・
山頂からのパノラマ写真をご覧ください。
中央の尖った山が「鎌ヶ岳」 左の山が「雲母(きらら)峰」
帰りは、裏道を下りました。
11:40下山開始。
約20分で国見峠。そこから右に下ると裏道です。
12:30 ロッククライミングで有名な藤内(とうない)壁の威容が見えてきました。
ここを登る人がいるんですね。
13:10
「兎の耳」と言われる岩。二つの岩が尖がって、ウサギの耳みたい。
裏道は災害により登山道が変わっていました。
ゴロゴロの河原を歩くのですが、ルートを示す赤い丸が付いていました。
13:30
藤内(とうない)小屋に到着。
ここには有料トイレがあります。(100円)
ここからもう少しあるのですが、藤内小屋まで来ると「帰ってきた!」という気持ちになります。
14:15 下山。
ここから車まで、約20分の車道歩き。
これが辛い。
トンネルを通り、ロープウェイの下をくぐって、重い脚を引きずりとぼとぼと・・・
山靴では、舗装道路は歩きづらいのです。
ここでロープウェイに向かって手を振っても見えないし・・・・・
ふ〜、疲れた。
でも充実した一日でした。 |


