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ここ最近のいちばんのショックな出来事といえば…、
近くのものが、ぼややや〜んとぼやけてピントが合わなくなったこと。
疲れかしらんっ…っと思ってたけど、いつまでも、ぼやけっぱなし。
もしやっと、手元を遠く伸ばしてみたらぁ、これがなんとくっきり見える
近視と乱視のダブルパンチで小学3年生から、メガネのお世話になってきたけれど、
とうとうとうとう、遠近両用が必要になってしまうとは。
でも、そうですよねぇ、そういうお年頃ですもんね。 誕生日も迎えたことだしね。
メガネはずして読んではいるけど、かけたりはずしたりで面倒になっちゃって。
大好きな読書まで、億劫になったりして。 なにより目を酷使する仕事なので、
早いところ、メガネつくってこなくっちゃあとは思ってるんだけれど。
私の生きる喜びですからね、読書はっ。
…ということで、感想をちょっとだけでもつづってみようかと。 久々だわぁ。
『 厭世マニュアル 』 阿川 せんり (角川書店)
とびきり若い作家さんの、採れたてほやほ
やな文章を読むのは楽しい。
他人と上手くコミュニケーションがとれずに、 もやもやんっとした鬱屈を抱えてる
生き辛さ満タン22歳の女の子が主人公。
マスクで、顔を半分隠して生きている。
人と目を合わせられず、マスクごしにしか、
もにょもにょと言葉をつぶやけない。
でも、爆発しそうに自意識が充満してて…。
けっこうしんどう内容なのに、ぽんぽんストーリーがコミカルに進むので、
面白く読めた。 せっまいせっまい世界でもがいてて、周りの善意を素直に
受け止めようよと…とおせっかいにも思ってしまった。
マスクが重要なアイテムなんだけど、今のご時勢、マスクしてる人多いからぁ。
どうせなら、黒サンとか、目だし帽くらいにぶっ飛んでても良かったかな。
『 学校の近くの家』 青木 淳悟 (新潮社)
これはもう、表紙絵に惹かれ手にしました。
そうだったよなぁ、小学生のころって、
あの世界が人生の全部だったわけだから。
学校と、家と、先生と、友だちと、家族と。
気が遠くなるくらいずっとずっと続いて
きそうなほどに、絶対で永遠の場所。
読みながら、記憶の彼方に追いやってた
いろんな思い出がよみがえってきた。
校舎の、教室の、運動場のにおいとか、
校庭のポプラ並木とか。 通学路とか。あのころの、大切だった友だちの顔が
浮かんできた。 どうしてるかな。
青木さんの小説は以前にも読んだことあるけれど、不可思議な噛みごたえ。
展開があるようでないようで、退屈なようで、平凡なようでへんてこで。 不思議。
『 彼女に関する十二章 』 中島 京子 (中央公論新社)
やっぱり上手いな、中島さんっ。
60年前のの大ベストセラーエッセイ
伊藤整氏の『女性に関する十二章』を
ベースに、子育てをおえ更年期まっさかり
の女性を主人公として、現代日本社会
とか家庭ってもんを考えてしまいました。
この年頃の女性の心のつぶやき、妄想が、
ユーモアたっぷりでリアルなんだぁ。
おくてだとばかり思ってた息子が、突如
連れてきた恋人との顛末やら。 呑気すぎる夫やら。 パート先に現れる男性、
正体不明の“調整さん”との恋未満とかとかとか。 けっこう内容豊富。
この“調整さん”が、私的にはど真ん中に気になりました。
『 言い訳だらけの人生 』 平 安寿子 (光文社)
『彼女に関する十二章』が、50歳女性が
主人公なら、こちらは男性が主人公。
まさに、“ザ・おじさん小説”なんだけれど、
み〜んな心は少年で慕わしい。
なつかしの徳市じいさんの弔いのために
集まった幼なじみの三人。
それぞれ、壁にぶつかりつつの山あり
谷ありの人生で、戻れるものなら戻りたい、
少年の日々。 ガンダムに心を奪われた
世代には、たまんなくシンパシーを感じるでしょうねぇ。 平さんの小説は、久しぶりだけどさくさくっと読めてしみじみします。
…まだまだ、いっぱん読んでるんだけれど。 またそのうちにUPすることにします。
ではでは。
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祝!久々の復活♪
溜まってるでしょ、本や映画やネタが…(笑).たまに小出しにしないとね.ナイス.
2016/9/19(月) 午後 5:35