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3にゃん兄弟の長男にゃんこが家出ちう。帰ってこ〜〜い (´;ω;`)

王様の耳はロバの耳

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ワタシの仕事は介護保険の認定調査員。
わずか一時間という限られた時間に、ご本人とそのご家族にお逢いして話を聞く。
その時だけの関わり。どんなにその後が気になっても私たちが認定結果を知ることはできないし、関わることもできない。関わってはいけない。
秘密保持の原則からもちろん口外してはいけない。
基本的に申請者は介護に困っている方なので辛い話が多い。
仕事として事例として対処処理しなくてはいけないけれど
どこかに吐き出さなければど〜にもこ〜にも辛いことがある。
反対に心温まるエピソードに、どこかに書き残したいことも。
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駅構内で吐血し倒れていたところを、ホームレス支援のNPOが発見、救急車で搬送。
一時は心肺停止状態に陥るが、なんとか一命を取り留め人工呼吸器を装着して生命を維持。
結核菌が発見されて転院。

厳重に隔離された結核病棟。
手指を消毒し、特製のマスクを装着して病室に入る。
心肺停止時の影響で低酸素脳症を発症。
発話がなく意思疎通が困難。
鼻腔栄養のチューブ抜去防止に両手にはミトンがはめられている。
自力では寝返りもできず体位交換おむつ全介助。
転落防止にベッド柵四方はカバーで厳重におおわれている。

介護への抵抗が激しくすべての介助は職員数名でなければ対応できない。
入院中に病院が生活保護を申請。
結核菌も陰性となり、秋には退院が迫っているが行き先が決まらず
病院のソーシャルワーカーは頭を抱えている。

どこで間違えたのか。
関わった人たちは最善を尽くしている。
Bさんの人間としての幸せのためにはどうすればよかったんだろう。

Bさんのためにかかった莫大な医療費保護費はすべて税金で賄われている。
その一割でも最初に、ホームレス自立支援に使われていれば・・
と締めくくるのは結果論で無責任で愚かしいことだ。
Bさんに関わった人すべてが、どうすべきだったのか考えることから
何かが変わればいいと思うしかない。

・「ウサギからよい免疫抗体を得る方法」の一つとして
 「よい抗体を作ってくれよ」とウサギに頼むとよい」とアメリカの免疫学マニュアルにある。
  サルの実験でも「すまない」と思いつつ注射するのとそうでないのとではサルの反応が違うと聞く。
・「効きますように。副作用がでませんように」と
  心の中で呟きながら処方箋を渡す時には、何かが受けてに伝わり、ひいては薬の効き目にも影響する
  のではないか と私は本気で思っている。
  薬は、その作用に心身が「賛成」するかどうかで効力が違ってくることが少なくないと
  私は信じている。
  ※誰に宛てて祈るわけでもない、ただ希う。
 
 
先日、職場で回覧された「福祉職場職員のメンタルヘルス」と題された資料の一文。

気に入ってコピー。仕事鞄に入れておくことに。
一軒調査ごとに、ただ希う。いい方向に向きますように。ご本人に家族に安寧な時が訪れますように。
同様に病気の母を友人を希う。
そこに自分の欲が微塵もなければ、無力な祈りではないと私も信じる。

「私は人間を信じる」ってタムドクも言ってたし。
ん?ちょっと違うか。

一年半ほど前から口数が少なくなり、仕事に支障が出始め受診。
仕事を辞めて一日中寝室で横になって過ごす。
身体的には全く支障はないが、短期記憶低下が著しく直前のことも忘れる。
家族の顔と名前も理解できているのか不明。
妻がフルタイムで働きながら一家を支えている。
高校生の長女と中学生の長男。
新築の家。絵にかいたような幸せな一家。二年前までは。
失認、失行、失禁、放尿・・信じられない夫、父の姿。
若い一家の家長の病状に、家族は強いストレスを受けている。
妻子共に、胃腸障害から始まった体調不良、長男は安定剤なしでは一日を過ごせない。
おじゃまします と玄関に入った時から、妻は怒ったような表情をしていた。
ぶっきらぼうな話し方。
口数も少ない。
介護保険制度に不満のある方なのかな。(時々いらっしゃる)
自己の不幸な現状に憤り、怒りの矛先を向けているのか?と思って話を聞いていた。
話が子どものことの及ぶと、少し黙った後、目の端に涙がにじんだ。
崩れそうになるのを必死で堪えていたんだ。
Aさんは私が訪室すると、バッと起きて真剣な表情で質問に答えようとしてださる。
今の季節はなんですか?
朝食は何を食べましたか?
お名前を教えてください。
辛そうに「わからないです」と答える彼に、次の質問ができなくなる。
こんなにキツイ調査はしばらくぶりだった。
帰宅しても何度も思い出す。
若年性認知症者の受け皿はほとんどない。
担当するケアマネは認知症家族の会を知ってるだろうか。
一年に一回、若年性認知症患者家族の集いと講演があることを知ってくれてればいいが。
どうか優秀なケアマネが担当しますように。

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