南国マルリーヌの桃色日記

戌年でんがな〜〜熊五郎は14歳になりました・・ハレホレハラヒレ・・・

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南国の夏には珍しく空が少し大人の色のある日、マルリーヌはまたユキちゃんのいる

「ふれあい動物園」に行くことにした。

行く途中に彼女は「無人野菜販売所」に寄った。

・・なぜなら彼女には、ユキちゃんの事とは別に気になることがあったのだ。

それはふれあい動物園に、たった1頭だけいるポニーのこと。

白いたてがみで・・小さいけれどとても可愛い。

マルリーヌは馬の目が大好きなのだが・・そのポニーはなんだかとても疲れた目をしている。

・・それで気になって、ポニーの為にニンジンを一袋買った。

ふれあい動物園に行くと、なぜかその日は誰もお客さんが居なかった。

マルリーヌはホッとした。もともと飼育の人なども見当たらないし。。。

ポニーは遠くに居た。

目があったので、こちらに来るように目配せをすると・・・彼は来た。

ニンジンあげると、それはそれは美味しそうに食べてくれた。

ニンジンは不揃いで小さくて・・だから彼の口にはピッタリ食べやすそうだった。

そうしているちに、他のヤギ達もみんなマルリーヌに気づいて寄ってきた。

ユキちゃんも来た。

ユキちゃんは少し肥って大きくなっていた。マルリーヌはホッとした。

ユキちゃんに餌をあげていると、またしてもブラック・ヤイソンがやって来た。

アゴヒゲに泥がついていた。

そして相変わらずユキちゃんの餌を横取りしようとする。

予想はしていたので、彼女はヤイソンに多めに草を用意していて、それをあげながら合間をみてユキちゃ

んや他のヤギに草をあげた。

相変わらずヤイソンは自分のがあっても他のヤギのを取ろうとする。

・・・とそこに、色は茶色でヤイソンより少し小さめなもののかなり強そうな、やはり大きな角を

もったヤギがやってきた。

二頭は、餌の取り合いで喧嘩を始めた。

角を突き合わせるスゴイ音がして・・あまりの激しさに驚いたが、どちらも頑丈そうだし、

ヤギにはよくありがちなことらしいので、マルリーヌは気にせず、他のヤギ達に草をやった。

ユキちゃんは、とても賢くなっていた。

小さな身体で、他のヤギの間をすり抜けながら上手に餌を食べた。

こちらの動きも敏感に察知し、どのヤギよりも勘がよく要領がよかった。

マルリーヌは彼女の成長に驚き・・そしてとても嬉しかった。

なぜか、離れて暮らす、息子の柴太郎のことを思い出した。

彼のことは、遠くにいても心から離れる事はなく、いつもいつも気になっていた。

ちょうどその時も、彼のことで心配している事があったのだが・・

ユキちゃんを見ていると・・

柴太郎もきっと大丈夫だと思えた。

そしてふと横を見ると・・

ヤイソンたちはまだ喧嘩をしていた。餌を足元に積んだまま・・・


・・バカっぽかった。


でもお陰でみんなに餌がゆきわたった。

マルリーヌは、ふとしゃがみこんで、喧嘩に夢中のヤイソンを下から覗き込んでみた。

ユキちゃんに対してイヤラらしかったヤイソンの「ソレ」をちょっと見てみようと思ったのだ。

でも、黒い毛に隠れて見えなかった。

そして・・・身体のわりにヤイソンの「ソレ」は案外ちっちぇーのではないかと・・マルリーヌは

勝手に決め付けて安心した?!

しかも、ユキちゃんが大きくなったらヤイソンなんか上手くあしらって・・・

案外ユキちゃんのほうが主導権を握るのではないかと彼女には思えた。

そうこうしているうちに、動物達は食べ終えて、小屋へ帰りだした。

ポニーも戻るべく歩き出した。

でもその途中、ポニーがマルリーヌの方を振り向いたと思うと・・・軽く走り出して、

2周だけその辺りを軽やかにまわった。

マルリーヌは、ビックリした。

ポニーが走るのを初めて見たのだ。

颯爽とした姿だった。

驚いて丸くしている彼女の眼を見てポニーは・・・


「オマエも頑張れよ!! チッチキチー。」


・・と言った。

その声を聞いて、初めてマルリーヌは気づいた。

ポニーは彼女より年上だった。。。。

「カワイイなんて思って失礼スマスタ先輩。」

マルリーヌは、心の中で謝った。

そして涙がでた。。。

心配してくれていたのは・・先輩ポニーのほうだった。

その日は、穏やかな気持で車を運転し・・我が家についたマルリーヌ。

彼女が車を降りるとすぐ、犬の熊五郎が・・

「ほぉほぉー、今日は雄馬とお戯れですか??

 だいたいオマエ、一家の主婦が家事もサボッってナニしちょっつや??」

・・と言った。

でもその日のマルリーヌは、そんな熊五郎がたまらなくいとおしくて、その長い鼻筋にキスをした。

彼女は、熊五郎の長い鼻筋が大好きなのだ。
 

そしてその時ふと彼女は、今は亡き彼女の母「勤子」が生きている時・・・

熊五郎との別れ際にいつも、

「熊ちゃん、マルちゃんをよろしくね。熊ちゃんマルちゃんを頼むで。」

と言い聞かせていた・・


勤子の声を聴いたような気がした。。。




(しっかりせーよwマルリーヌ! )


チッチキチー。





つづく。。。

閉じる コメント(12)

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感動した。泣けた。心配してるつもりが、実は心配されている。連鎖、思い思われの思いやり、お互い様・・・いろいろな言葉が頭をよぎりました。人は支え合って生きているんだよね。あ、動物たちとも、ね。
勤子さんの声、私にも聞こえた様な気がしたよ・・・。

2009/8/6(木) 午後 1:20 ローズ

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ローズしゃん・・泣いてくれたなんて・・スマンコ。

ホント人は支えあって・・だね。

ワタシャー動物でもなんでも、甘えられるモンには甘えるで〜ダラリンコ。。

2009/8/6(木) 午後 1:26 まみ

こんにちわ。
最近ミスドにいつ行っても必ず居る、韓国ナマリで話す3人組み。
一人は五十ガラミの女性、
二人は六十すぎの男性二人。
そして二人の男性は、いつもその女性を取り合うかの様に声を荒げてカタコトの口喧嘩をしている。
なんだかヤイソンの化身じゃ無いかと思えてきました。
ちなみに、
小さな体でカワイイ顔のユキちゃんが
夜はあっちの方をハードにリードしてる絵に
グッと来た。

2009/8/6(木) 午後 2:16 ほおずき

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ほずちゃんこんにちわ。
ミスドの3人組アツイなwww爆!
いつもそんなオモロイ場面に遭遇できるほずちゃんwナンカすごいな(笑

私も、その絵を想像してワクワクw
ヤギの絵文字まであるんや?!・・

2009/8/6(木) 午後 2:24 まみ

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マルちゃんってワンタン麺みたいwww
失礼‥笑

シンミリしようと思ったら、またもやほず兵衛にやられた感∵ゞ(≧ε≦o)ぶっ

2009/8/6(木) 午後 3:55 ぉ花☆くみ

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♪る〜るるるるる〜るぅ〜
多くのヤイソンに囲まれて暮らす柴ちゃん。
異郷の大人の色のある空の下でニンジン攻撃ウホウホ!

そうして、家族の有り難味を感じつつ、…強くなるのよね
♪り〜りりりりぃ〜

2009/8/6(木) 午後 7:57 うんこ太郎

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道化っぽい文章の中に人を引きつけ心を打つものがありますね
ファイトマルリーヌ

2009/8/6(木) 午後 8:03 ひろし

ポニーがなぐさめてくれたんだ。人情紙の如しのこの時代になんと心温まるお話だろう。思いやり、思いやる心って大切だなあ!

ユキちゃんもたくましく生きていて安心。
彼女が太ったのが、ヤイソンのやや子を宿したからではないことを祈りますよ。

2009/8/7(金) 午前 10:22 カッパッパ

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お花姉さんマルちゃん・・無性に食べたくなったでw

私もヤイソンの化身想像してジワジワくる〜笑

2009/8/7(金) 午後 2:22 まみ

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タケ様・・・そんなこと言われるとまた不安が増してきたわ・・

でもそれも乗り越えなければイケナイさだめ??

るぅ・・るぅるるる。。。

2009/8/7(金) 午後 2:24 まみ

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ひろしさん、応援ありがとうございます!

ファイト!ってヒサビサに聞いた気がしますが、力でますね^^

2009/8/7(金) 午後 2:27 まみ

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酒さん、ポニー見てたらなんだか競馬場に行ってみたくなりました。
競輪じゃないけどご指導お願いします^^

酒さんは好きな人のやや子宿してないですよね?!
ナンカ最近酒さんは、好きな人の子なら生めるような気がしてきた。。。

2009/8/7(金) 午後 2:31 まみ


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