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mixi日記より引越し記事
図書館でNHKスペシャルのビデオ鑑賞。相対性理論が特殊から一般になる過程がよくわかっておもしろい。今回だいぶ謎が解けた。
それまで当然のように考えられてきたエーテルの存在に疑問符を投げかけ、ニュートン以来の時間が一定であるという前提を疑って新しい原則(光の方が不変であるという原則)をうち立てる話は、仲間たちとの議論をまじえてとてもスリリングに展開された(翔ぶ)。
更に、光の速度が不変であるという仮定を導き出し、絶対の法則とする事(特殊)。重力がかかっていることと、上に引っ張られていることは同じであるという事。ともすれば互いに矛盾してしまうこの二つの前提に悩み、そして両方を矛盾無く成り立たせようと思考実験をし、考え抜いたところがおもしろかった。
どういう事かというと、光が重力で曲げられた場合、光の外延と内側では速度が違うという事になる。これではアインシュタイン自身が独創性をもって導き出した最初の前提、「光速度不変の原則」を自ら否定することになってしまう。この難問に対して彼はやはり最初の思考実験の初心に立ち返り、空間がねじ曲げられた結果、光自身はまっすぐ進んでいるはずで、曲がって見えるのは空間のゆがみで外からそう見えるだけだと結論付ける。地球儀で考えてみても、二次元的に側面をみて一直線に進んだ距離よりも、実際の球はカーブして進んだ方が近い。これは進んでいる方にしてみれば一番近い距離なのであるが、地球儀を外から見る方にしてみれば曲がって遠回りなように見える。彼はあまりに質量の大きな物体(惑星)などによる空間のゆがみにより、ゆがんで見えるだけであり、2つの前提は矛盾がないものだとまとめ上げた(一般)。
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