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※mixiより引越し記事
作品のテーマとしては安心出来るものへの回帰が謳われていると思う。
最後のシーン、雨の中を車で進んでいる場面は、その後の展開が先に出てきていて、観ている側としては結末の残酷さを知っているのだが、何と安らかに描かれていることだろうか。光の中を進んでいくその描写は、音楽の穏やかさとも相まって、神々しくもあった。
例えば"安心出来るものへの回帰"という点では「おもひでぽろぽろ」「北の国から」なんかも同系統であろうか。
両者の類似性は、ともに農村へ回帰しているという点だけでなく、周りを取り巻く人間の温かさにもそれは言えている。
もちろん前者が”追われた後の行き着く先”としての農村であり、後者は予め望んで農村にいたのであり、後のそこに安心出来る場所を”発見”するという、違いはあるのだが。。
しかしトマッシュ役のダニエルJルイスはいいなぁ。結構はまり役っぽいのだが。。。最初は女と接しているときのニヤついた顔が結構鼻についていたのだが、テレーザから「妬いたの?結婚して!」って言われているときの表情はすごくいい。そのうちニヤつき顔も特徴的に見え、「またトマッシュは・・・」って感じに見られるようになった。
蛇足ながら、失業したトマッシュが窓ふきをしているときに、キレイにした窓からプラハの城がみえるシーンはとても良い構図で感心した。いいカメラマンだ。
余談だが、当時は本当に知識人が失業して窓ふきとかをやっていたそうだ。医師→窓ふき職人、は極端な感じもするが、実話っぽい真実味がそこにはある。
以下、映画批評空間より引用
The Unbearable Lightness of Being
製作総指揮 バーティル・オールソン
製作 ソウル・ゼインツ
監督 フィリップ・カウフマン
脚本 ジャン・クロード・カリエール
原作 ミラン・クンデラ
撮影 スヴェン・ニクヴィスト
音楽 レオシュ・ヤナーチェク
出演 ダニエル・デイ・ルイス / ジュリエット・ビノシュ / レナ・オリン
あらすじ
チェコスロバキア・プラハに暮らすトマシュ(ダニエル・デイ・ルイス)は自由奔放な女性関係を持つ外科医である。アーティストのサビーナ(レナ・オリン)とは肉体関係があるがお互いに愛しあっているわけではない。そんなトマシュは、ある日往診に出かけた街で、テレーザ(ジュリエット・ビノシュ)という若い女性と出会う。やがて仕事を探しにプラハへ出てきたテレーザは、トマシュと同棲を始めるが、トマシュは後に彼女と婚約した後もサビーナとの関係は続いていた。しかし、1968年に起こったソ連軍侵攻・「プラハの春」がそんな彼らの運命を大きく変えていくことになる…。
http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=12
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初めまして。下のお写真は監督さんですか?やっぱりこの映画もう一度観てみようと改めて思いました。(再度観てから記事にすればよかったと後悔してます・・ほとんど印象に残ってなくて・・。トラバありがとうございます)
2005/4/15(金) 午前 7:04 [ Bice (ビーチェ) ]
いきなりトラックバックしてすみません。感想を参考にしたのと、そもそもやってみたかったものですから(苦笑)下の写真は原作者、ミラン・クンデラ本人です。雰囲気が映画ともマッチしてたんで(当然か!?)使っちゃいました。
2005/4/16(土) 午後 2:39 [ びやん ]