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藤子不二雄A氏の妻との闘病記。 安孫子氏は誰に対しても「氏」を付けて呼ぶそうだが(例:藤本氏、石森氏)、それは友人の大橋巨泉氏によると恥ずかしがり屋でどういえばいいかを誤魔化すためだそうだ。 この本で明らかになったのは、なんと妻の和代さんにまで氏を付けて「和代氏」と呼んでいるそうだ。 内容はその和代氏が右脳の障害で急に左半身不随になり失語症まで併発し、リハビリを通して回復していく様を描いている。 身近にリハビリしたりした人がないので経験はないのだが、読む限り想像以上に大変そうだ。 本人も大変だろうが、周りも大変である。 何故ならば、本人が感情をコントロールできなくなっている場合もあるし、思うように改善されないものだからストレスも溜まる。 周囲は温かく見守れればいいのだけれども、長期間に及ぶし、なかなか「結果」が出ないと本人だけでなく周りの人のやる気にも影響が出る。 この本では、かなり詳細にリハビリの様子であったり、当時の気持ちというのが記録されていると思う。 いつも思うがA氏は、なかなか詳細に記録しておくのが好きなようだ。(『二人で少年漫画ばかり描いてきた』『トキワ荘青春日記』参照) 好調、不調の波が絶え間なく押し寄せてくるし、改善が見られたと思ったら一気に後退したり、本当に忍耐というのが要求されるものだと、しみじみと感じた。 ただ、辛さだけの暗い内容ではなく、所々でA氏の前向きな姿勢であったり、おもしろさもあって、大変なだけの看病の中でも明るさみたいなものがあっていい。 恐らく安孫子氏のパーソナリティによるものだろうけど、本人だけじゃなくて周りまでが具合悪く成っちゃいけないよな。 ちなみに私もよく人に「氏」を付けて呼ぶが、それはゼミやサークルの影響であって、安孫子氏の影響でないことを一応言っておこう。
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読書日記
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2005/4/30(土) 午後 11:23 [ gua*ea* ]
どうも。訪問・コメントありがとうございます。
2005/5/9(月) 午前 11:05 [ びやん ]