蹴球記

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「私は誇りに思う。今日の選手たち --特に前半の-- は、長い監督歴の中で最高の出来だった。」
by アレックス・ファーガソン 
Juve-ManU ChampionsLeague 99 semi-final second match(youtube)


これは、98-99年シーズン --あの有名な、マンUが3冠を達成したシーズン-- の欧州チャンピオンズリーグの準決勝で、ユヴェントスと戦ったマンチェスターユナイテッドが大逆転劇を制したことについて、ファーガソン監督が、残したコメントである。


この試合は、まずユーヴェのFWインザーギが、前半20を待たずして2点を先制したところから波乱となった。

通常の試合であれば2-0というのは完勝スコアである。

しかも前半の早々に達してしまっているのは、鉄壁の守りである「あの」カテナチオを象徴したようなユヴェントスである。ほとんどの人が始まってすぐに試合が決まってしまったものだと思ったようだ。


しかしこの時のマンUは、ここからがすごかった。


ノックアウト式のトーナメント戦のため、失うものはもう何もない、といったように吹っ切れて攻め込んだ結果、前半の残り時間で、2点追いついてしまった。これで2-2である。

後半は、勢いに乗るマンUと、そうはさせまいとするユーヴェの逆襲で、攻守入り乱れての激戦となった。

最終的には、マンUが追加点を決めて決勝に駒を進めたものの(一般にはこの決勝戦のほうが有名だが、試合としては単調だと思う)、単純な逆転劇ではなく、途中で「目覚めた」ユーヴェのカウンターなどもあり、とてもスペクタクルのある試合であった。


自分としては、マンUはかなり好きじゃないチームなのだが、今まで見てきた試合でのベスト1は、悔しいがこの試合だといわざるを得ない。(興味のある方は上記youtube等で試合の雰囲気だけでもいかがでしょう)



さて、話は2007年にもどって、
今日の試合を見ていて、思わずこのマンチェスターの試合を思い出してしまった。
スコアも試合展開も違うけれども、圧倒的に不利な状況を耐え抜き、好機を活かし、そして逃げ切る。

近年の対戦成績で完全に分の悪い相手に、しかも一人少ない(最終的には二人も足りない)状況で、プレッシャーをかけて、得点チャンスを生み出し、それをものにし、そして最後は効果的な選手交代で勝ち抜いた。


いや〜しかし鹿島が吹っ切れたときって、相変わらず勝負強いね。
次節の最終節は、今度がまた伝統的に分が悪い、清水エスパレスとホームでの対戦。

試合前は、「浦和に勝てれば満足だよ」的な気分だったのだが、
ここまで来たら、エスパレスにも勝って、シーズンを終わってほしい。

浦和の結果は、とりあえず気にせずに、で行きたいと思う。
一サポーターとしては、今日の試合で今シーズンはだいぶ満足しているけれども、
「最終節も勝って、それで運がよければ、優勝もしたい」という気分で行きたいと思う。


週末はいろいろと大変になりそうだ。

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