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http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php横山秀夫の文庫版最新作。 疲れも感じさせず、一気に読んでしまった。・・・こんな時間になっちゃったが(^^ゞ あらすじ・イントロ 阪神大震災の当日、N県警本部長椎野は、不思議な警電をとる。警察関係者しかかけられない、独自の回線をもつ警電。電話口には確かに人の息遣いは感じるものの、一言も発しない。 同日朝、警務課長・不破義仁前日より姿を消している事が判明する。 誰からも人望の厚い警察幹部の失踪。。 蒸発か?事件か?なぜいなくなったのか? 目をかけていた者、尊敬していた者、慕っていた者、それぞれキャリア組、純キャリア組、たたき上げ、それぞれの県警幹部同士の思惑がぶつかり交差する。 相変わらず横山秀夫の作品は、いろいろ思惑の伏線を張りつつ、 最後にそれを回収していくのがうまい。 N県警幹部。。つまり本部長、警務部長、警備部長、刑事部長、生活安全部長、交通部長、それぞれが失踪事件に対し様々な思惑を張り巡らし独自の操作・行動を取る。 同時に様々な伏線も自然に張られていく。。。 そして、それぞれ有力な線に絞られていき、最後に一気に解決に向かっていく。 こういう作品は、一気にその世界に入るのだから、堪能する場合は一気に読まなきゃいけないんだろうなぁ。 ちょっと今回は、不破の奥さんが一気にネタばらしにはしったので、複線は回収されたというより、一気に解消=消えていった、という感じの方が強いのが、残念といえば残念。 しかも、最初の捜査段階で、夫婦の寝室までちゃんと調べろよと突っ込みをいれたい!!! そうしてれば何も問題なかったのに。。 ちなみに、読んでて気持ち悪い奴だと感じたのが生活安全部長の倉本。 周りから物静かな奴だと思われているのに、実は電話魔でおしゃべりで、仕事もせずおしゃべりばかり、幹部の奥様たちとそれぞれ「関係」を持っていたりする。 こんな奴が、警察内部で物静かな男と判断されるとはとうてい思えないのだが。。。バレそうじゃん。 まぁいいが。 これは単なる捜査・刑事主体の警察小説ではなく、まさしく横山秀夫らしい作品だった。
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読書日記
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